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でもやっぱり気になるので、
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「帰りましょう!帰る方法はあります!」
そう言う少年に対して私の返事は
「えっ…少し探検したい…」
さすがにその返答に驚いたのかぽかんと口を開けて
「な、何言ってるんですか!?この世界は魔法使いが沢山居て危険なんですよ!?今すぐ帰らないと」
「いやでも少しくらい探検した」
「何を言ってるんですかぁぁ!!!」
と大騒ぎする少年がコホンと咳払いをし
「俺は頼明縁志!雷鳳学園中等部2年!軽音部!んでこっちは」
と白髪のまるでお人形のような女の子を突き出して
「…正条院黒葉…、雷鳳学園中等部2年…剣道部」
「雷鳳学園って事は…同じ学園!?」
「やっぱりそうなんだな!靴箱で見た気がしたんだ!」
「わ、私は高等部2年、安藤優花、帰宅部よ。」
「安藤先輩ッスね…とりあえずここから遠い場所に行きましょう!とにかく俺達の存在がバレたらまずいんです!今は黒葉の魔法で何とか時とめてますけども…」
「待って、時を止めるってどういうこと…?」
「黒葉はこの世界の魔法使いが俺達の世界に逃げ出した奴の家系の子供なんです!とにかく行きますよ先輩!」
と私の手を引っ張り森の中に走って行く、黒葉という少年は動くことはなくただそこに立ち止まっている。
「まって!?黒葉って子置いてってるわよ!?」
「あいつは別にやることがあるんです!今はとりあえず異世界人が居ることを隠さなくちゃ!」
「ええっでも私異世界人って言っちゃったよ!?」
「なぁぁにいってるんですかせんぱぁぁい!!!」
と走って会話してたらガコンとまた音が鳴って鳥や風が動き出した。すると急に縁志が立ち止まり
「これくらい遠くに行けば大丈夫でしょう…」
と言い私にペットボトルを渡した
「これ、元の世界で買った水です。まだ飲んでないので飲んでください。疲れてると思うので」
と言うので私はその水を一口飲み、
「黒葉って…時の魔女?」
と聞いた
「いや、僕は時の魔女じゃないよ。」
と後ろから返事が帰って来た。歩いてやってきた黒葉は急いできたのか乱れた白髪を整えていた。
「どちらかと言うと僕は時の魔導師だね…まだ魔法は使えなかったけど、」
「こっちの世界に来て刀を手に入れたら魔法が使えるようになったもんな!ありがとな黒葉!」
と笑顔で黒葉の元に走り抱きしめている。
「あー…えっと…」
「これがデフォルトだから気にしないで…それで時の魔女は僕のお母さん。」
「お母さんが時の魔女………ひぇっ」
「まぁそれなりの歳だよ、とにかく僕達は元の世界に帰らないといけない…けど」
「けど?」
「けど…どうしたんだ黒葉?」
「魔力が……切れた…」
と黒葉は地面に倒れ込んだ。
「…うーん、これはさっきの2人に助けてもらうしかないみたいですね先輩…」
「そう…みたいね…優花でいいわよ、」
そして私達は元の場所へ縁志は黒葉を背負いながら歩いていった。
━━━━━━━━━━━━━━━
「因みに…重くないの?」
「正直めちゃくちゃ軽くて驚いてます。今度飯でも奢ります。」
そう言う少年に対して私の返事は
「えっ…少し探検したい…」
さすがにその返答に驚いたのかぽかんと口を開けて
「な、何言ってるんですか!?この世界は魔法使いが沢山居て危険なんですよ!?今すぐ帰らないと」
「いやでも少しくらい探検した」
「何を言ってるんですかぁぁ!!!」
と大騒ぎする少年がコホンと咳払いをし
「俺は頼明縁志!雷鳳学園中等部2年!軽音部!んでこっちは」
と白髪のまるでお人形のような女の子を突き出して
「…正条院黒葉…、雷鳳学園中等部2年…剣道部」
「雷鳳学園って事は…同じ学園!?」
「やっぱりそうなんだな!靴箱で見た気がしたんだ!」
「わ、私は高等部2年、安藤優花、帰宅部よ。」
「安藤先輩ッスね…とりあえずここから遠い場所に行きましょう!とにかく俺達の存在がバレたらまずいんです!今は黒葉の魔法で何とか時とめてますけども…」
「待って、時を止めるってどういうこと…?」
「黒葉はこの世界の魔法使いが俺達の世界に逃げ出した奴の家系の子供なんです!とにかく行きますよ先輩!」
と私の手を引っ張り森の中に走って行く、黒葉という少年は動くことはなくただそこに立ち止まっている。
「まって!?黒葉って子置いてってるわよ!?」
「あいつは別にやることがあるんです!今はとりあえず異世界人が居ることを隠さなくちゃ!」
「ええっでも私異世界人って言っちゃったよ!?」
「なぁぁにいってるんですかせんぱぁぁい!!!」
と走って会話してたらガコンとまた音が鳴って鳥や風が動き出した。すると急に縁志が立ち止まり
「これくらい遠くに行けば大丈夫でしょう…」
と言い私にペットボトルを渡した
「これ、元の世界で買った水です。まだ飲んでないので飲んでください。疲れてると思うので」
と言うので私はその水を一口飲み、
「黒葉って…時の魔女?」
と聞いた
「いや、僕は時の魔女じゃないよ。」
と後ろから返事が帰って来た。歩いてやってきた黒葉は急いできたのか乱れた白髪を整えていた。
「どちらかと言うと僕は時の魔導師だね…まだ魔法は使えなかったけど、」
「こっちの世界に来て刀を手に入れたら魔法が使えるようになったもんな!ありがとな黒葉!」
と笑顔で黒葉の元に走り抱きしめている。
「あー…えっと…」
「これがデフォルトだから気にしないで…それで時の魔女は僕のお母さん。」
「お母さんが時の魔女………ひぇっ」
「まぁそれなりの歳だよ、とにかく僕達は元の世界に帰らないといけない…けど」
「けど?」
「けど…どうしたんだ黒葉?」
「魔力が……切れた…」
と黒葉は地面に倒れ込んだ。
「…うーん、これはさっきの2人に助けてもらうしかないみたいですね先輩…」
「そう…みたいね…優花でいいわよ、」
そして私達は元の場所へ縁志は黒葉を背負いながら歩いていった。
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「因みに…重くないの?」
「正直めちゃくちゃ軽くて驚いてます。今度飯でも奢ります。」
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