裏切りの公爵令嬢は処刑台で笑う

千 遊雲

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英雄の番犬は美しい金の毛並みをしていた

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 月が綺麗だった。

 最近寒くなってきたから、遠くの空までよく見通せる。



 王城に忍び込んだダリアの元へ向かっていたはずの銀髪の騎士、ギナンは明るく夜空を照らす月を見上げ、意図せずに懐かしい気持ちになり、少し考えてからそうかと思いついた。



 ―――そうだ、セルディナと出会った日もこんな綺麗な月が見えていた。



 英雄と今はそう呼ばれる人にギナンが出会ったのは冬のある日のことだった。

 寒くて寒くて、世界を白に染め上げる雪を恨んだことを覚えている。

 けれどもその寒さとは裏腹に、ギナンの体は燃え上がるように熱くて…ギナンはセルディナと出会ったあの時、死にかけていたのだ。











「クッソ…こんなとこで…あんなやつらを守って死ぬのかよ。」



 悪態をつくギナンが倒れていたのは隣国、ヴィンベリー国との国境付近。

 隣国からの不法侵入者を迎え撃てとのことで、ギナンは出兵を命じられた。

 …というのは建前で、本当は貴族を守る為の動く盾と言うのが真実であった。




 アルクレト国には三種類の兵がある。

 一つ目は危険から守られ、指示を出す貴族兵。

 二つ目は剣や盾を持ち戦う、一般兵。

 三つ目は貴族兵からの指示でしか行動されることを許されない、魔法を使用し戦う魔物兵。




 ギナンはその三つ目、命などあってないように扱われる、魔物兵だった。

 魔物兵になりたいと、ギナンが望んだことはただの一度もない。

 だがしかし、“魔力がある”。ただそれだけでギナンは魔物兵になることを強行された。




 アルクレト国において、魔物には自由などないのだから。




 しかし、しかしそれでも、魔力があるというだけで捕らえられ。
 奴隷契約を強行され、兵士として戦線に出され、貴族に迫った凶刃に身を盾にして守れと命じられ。
 体に刃が刺さったまま不法侵入者と戦わせられ。
 最後に敵を切り捨てたら、今度は自分が捨て置かれるなど…誰が想像できるだろうか。

 ずっと、生まれてからずっと、魔力があるからと虐げられてきたギナンでさえ、そんなこと考えなかった。


「本当…クソみたいな世界、だな」


 悪態をつく声も小さくなり、ギナンは置いて行かれた場所から立ち上がることもできずにいた。

 辺りにはギナンが倒した人と、ギナン自身が流した血が真っ白な雪の上に広がって、鉄の匂いを漂わせていた。

 日が沈み、暗くなってもなお降り続く雪はギナンの体へも降り積もり、痛みを訴える体を容赦なく冷やす。

 気を抜けば意識を失ってしまいそうな感覚に顔をしかめながら、ギナンは死ぬのかと考えていた。



 思い出すのはギナンを置いていく際の、貴族と一般兵の事。

 血まみれになったギナンを、貴族の豚のような見目の男は汚いものを見るような目で見た。

 置いていくぞと言った貴族の言葉に、一般兵は目を見開いていた。

 去りゆく最後までギナンのことを何度も振り返って見ては、申し訳なさそうにする奴もいた。



 …助けてくれとは言いたくなかった。

 誰も助けてなんてくれないのに、誰に助けを求めたって救いの手など伸ばされやしないのに、ならばいっそ、助けてくれなんて言いたくなど無かった。

 最後まで希望なんて持たず、恨んで恨んで、死んでしまいたかった。



 だから、血の匂いに誘われた狼がギナンの周りを取り囲んだ時、やっと死ねるのかと思った。

 魔力は貴族を助けて、その後に無茶な戦い方をしたせいで底をついているし、体だって血が流れすぎて動かない。

 どうしたって生き延びる術など無かった。



 十分頑張った。

 クソみたいな世界で。



 唸りをあげて狼が近付いてくる。

 抵抗する力なんて一欠片も残っていないギナンに、体を低くして警戒しながら、一歩一歩。

 距離が近くなり、灰色の毛並みを持つ狼の荒い息遣いがギナンにまで届くようだった。

 鈍色の瞳に、地面に横たわるギナンの姿が映っていた。

 狼が歯を剥き出す。

 茶色い汚れが白い牙に付いていた。

 スローモーションのように流れるその風景を何処か他人事の様に見ていた。



 クソみたいな世界。

 生きていたって良い事なんて何一つない。

 苦しいばかりで…だけど…。



 朝、日に照らされる、木々の間の散歩道は暖かくて。

 何でもない道に生えている花は、強く上を向いていて。

 今でさえ、見上げた夜空には星々が輝き、世界を美しく彩り続ける。



「死にたくねぇ、なんて…今更…」



 浮かんできた今更すぎる想いに、ギナンは口の端を上げた。



 思っていたより自分は、このクソみたいな世界を愛していたらしい。

 だけど次は…もしもまた生を受けるとしたら次は魔力なんて、魔法なんて無い世界で、人以外のものになりてぇなぁ。



 迫りくる狼を前に、ギナンは目を閉じた。



 刹那、聞こえてきたのは、こんな危険すぎる国境になど居る筈などない、女の声だった。



「ロキ!居たわ!」



 綺麗な声だった。

 天使というものがいるのなら、そんな声をしているのではないかと思ってしまうぐらいには。




 思わずギナンが目を開けば、目の前に居た狼が“爆発”した。

 パン、と大きな音を立て爆発した狼の血がギナンに降り注ぐ…ように見えたのは一瞬で、実際のギナンは目に入った狼の血のせいで視界を失ってしまった。

 先程のものより大きな爆発音が、ギナンの周りから幾つも聞こえてくる。

 滲む涙を擦りながら、ギナンが体に降りかかった生暖かい液体や獣特有の匂いに顔をしかめていれば、サクサクと雪を踏む足音が近付いてきた。

 足音はギナンのすぐ近くで止まった。




「間に合ってよかったわ。大丈夫かしら?」




 聞こえてきたのは、先程の声と同じもののようだった。

 痛む瞳で見上げれば、そこには茶色い髪の女がいた。

 血まみれの雪を綺麗な靴で踏みしめて、女はボロボロのギナンに手を差し出した。



「ここで死ぬのと、この手を取って私のものになるの、貴方はどっちを選ぶ?」



 日に焼けたこともなさそうな、傷一つない手をした女を、貴族か相当の身分を持つものだろうとギナンは考えた。

 後ろには女を守るように立つ金髪の男がおり、その男もまた貴族の着るような上等な服を着ていたが、男の金色の瞳が狼を捉える度に起こる爆風に、その体が魔力を宿していることを悟った。

 生き延びるには女の手を取るしかなく、けれど手を取ってしまえばその後に待つのは身の破滅か…。

 ギナンは精々強がって笑みを浮かべた。


「…ハッ、悪魔の選択肢かよ。」


「あら、捨て置かれて死にそうな方がいると聞いて、態々来てあげたのよ?天使の救済の間違いでしょう?」


 吐き捨てれば、女は綺麗な笑顔で笑った。

 ギナンが嫌いな、貴族の笑みだった。


「何で、魔物兵何かのために?」


「あら?魔物だって人間よ?ただ魔力を持って生まれただけの、私と変わらない。それを誰かが魔物と名付けただけのこと。私はそう思うわ。」


「…そんなの、お前以外誰も思わねぇよ。」


「そうかしら。でも…あと十年もすれば、それがこの国の常識になるわ。」


「まさか。」


 人以下…いや、下手したら家畜以下に扱われる魔物が、人と同じだなんて馬鹿なことを、とギナンは思った。

 それを信じるには世界はギナンに、魔物にとって辛すぎたから。

 けれど女はいいえ、と言った。


「いいえ、それがこの国の行く末よ。私が…マクバーレン公爵家第一子、セルディナ・マクバーレンがそうあることを望み、動いている。これはもう変えられることのない運命よ?」


 そう、セルディナ・マクバーレンと名乗りを上げた女は貴族に相応しい、感情の一欠片も見せない完璧な笑みで、貴族らしく傲慢な言い方で、人間らしくないことを言った。


「それがお前の目的か?」


「そう。悪いかしら?」


「魔物おれに都合が良すぎる。」


「だから天使の救済と言ったでしょう?」


 信じられずにいたギナンを前に、セルディナは楽しそうに笑って、血に汚れた雪に膝を折り曲げた。

 倒れているギナンに顔を近付けて行くセルディナに、その後ろに立つ男の気配が鋭いものになる。

 セルディナは警戒を強める男には聞こえない程度の声で、ギナンに囁いた。


「愛する人が、魔物だからと見殺しにされるこの世界を、私は受け入れられないだけよ。」


 耳元で囁かれたその言葉に、ギナンが何事か返そうと口を開きかけた時、セルディナの腕が引かれた。


「…セルディナ様、危険なことはおやめください。」


 ロキ、とセルディナの口が動いた。

 白い頬が薄紅色に色付いた。

 茶色い瞳は明らかにその男しか映していなかった。



 それは、セルディナの言った“愛する人”が誰なのかを雄弁に物語っていた。

 ギナンはそれを見て、何だと思った。

 散々警戒をして、人が人を裏切り人ならざるものに付く、その理由が呆気ないほど単純なもので、張り詰めていた気持ちが一気に気の抜けたものへと変わっていく。

 それと同時に、ものすごく可笑しな気分になった。


「ハハ…まさか、長年の歴史を、そんな事で覆しちまおうってか?」


「そうよ。悪い?」


「これだから貴族様って奴は…自分勝手でどうしようもねぇな。」


 笑いながらそう言えば、セルディナはそうねと笑った。

 貴族らしくない、崩れた笑みだった。


「で?そんな貴族様の誘いに、貴方は乗るかしら?」


「乗らなきゃここで凍死だろ。仕方ねぇから乗ってやらあ。」


 そうしてギナンはセルディナの手を、血にまみれた手で掴み取った。

 月が綺麗な夜だった。













「俺は、世界を変えたら、セルディナとロキは結婚するもんだと思ってたけどな。」



 ギナンは懐かしい思い出に浸りながら、呟いた。

 周りは蜂の巣を突いたように騒がしいけれど、ギナンはダリアが大きな問題を起こすとは考えていなかった。

何故なら…何故ならダリアは、セルディナが国の常識を覆した後に、魔物の力を失い、他国から絶好の侵略のチャンスと思われたこの国を、セルディナが眠る地であるからというだけで守り続けてきたのだから。


「…セルディナ、俺ァお前が居た時より、ずっとずっと強くなってる筈なのになぁ。…お前が居た時よりも、今のほうがお前に縋りたくなっちまうんだよなぁ。」


 それほど、ギナンにとってセルディナは強い希望ひかりだった。


「お前が生きててくれれば…なんて、何度思ったって仕方ねぇのにな。」


 前代国王が老死し、革命を起こすとセルディナが告げたあの日のことを、ギナンはまるで昨日のことのように覚えている。

 何度も後悔をして、何度も何度も考えてしまう。

 …どんなに悔やんだって、時間は戻らないというのに。



「…あの時、どう動いてれば、幸せな結末になったんだろうな。」



 ギナンにはその答えは分からない。

 ギナンが知っているのは、革命に賛同した多くの魔物達を囮として、セルディナとロキがたった二人で王城に侵入し、そうして見事城の何処かに保存されていた魔物支配の契約書とやらを破棄したこと。

 けれど、セルディナだけが捕らえられ、反逆者として処刑をされてしまった。

 一人無事に帰ってきたロキが、捕らえられたことはセルディナの意思だと言い、セルディナもまた、処刑台の上でギナン達に助けを求めなかった。

 ギナンは今でもセルディナが、処刑台で誰に向けるでもなく呟いた言葉を、鮮明に覚えている。





『笑って。これは、ハッピーエンドよ?』





 セルディナが何を思ってそう言ったのか、ギナンには分からない。

 けれど、セルディナの死によって、セルディナについていた魔物の多くはこの国を去った。

 ロキもまた、ここには居ない。



「…こんなの、ぜってえハッピーエンドなんかじゃねぇ。」



 ギナンは夜空を見上げ、月を一瞥すると再び歩き始めた。

 それは月をが綺麗だからであって、決して零れ落ちそうになる涙を堪えるためなんかではない。

 ギナンは貴族なんか、嫌いなのだから。

 …勝手に救い、勝手に置いていった、貴族なんて大嫌いなのだから。










 パリンと結界の割れる音がした。

 アルクレト王国国王、アルシア・アルクレトは書類にサインをしていた手を止めて窓の外を見た。

 魔力を持たないアルシアには、暗闇にいつもと同じ風景があるようにしか見えないけれど、結界が割れる音は耳に残っている。

 恐らく暫くしたら“結界が破られた”と伝える伝令の者が来るだろう。

 それと…鬼神のように怒っているであろう、赤い髪の侵入者も。



 ―――だからあのような本は出すなと言ったのだが。



 アルシアは重いため息を吐くが、どうしようもない。

 国王だというのに、国の重役共を止められなかったアルシアにも責はあるのだ。



「全く…余は国を乱さないと誓ったのだぞ。」



 目を瞑れば、記憶の中の友が頬を膨らませて怒るような気すらする。

 最も、友だと思っていたのは、アルシアだけかもしれないけれど。

 彼女は何時だって、金髪の彼しか見ていなかったから。



 懐かしい記憶に引っ張られそうになり、アルシアはゆっくりと左右に首を振った。

 ふわりと長い黒髪が耳から落ちる。



 ―――自分は一国の王である。

 心の揺らぎを表に出してはいけない。



 今一度窓から外を見れば、大きな月が夜空に浮かんでいた。

 金色の輝きが暗闇を照らす様は、まるでアルシアの記憶に残る彼女のよう。

 アルシアが処刑をした彼女は、アルシアのぽっかりと空いた心を照らす存在であっただなんて…今更どの口が言えよう。



「セルディナ…そなたの居ないこれを余は、“幸せ”と思わなくてはいけないのだから」





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