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5.チュートリアル〜機体登録
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「出来たんだー。どれどれ?」
「で、そっちは?」
俺は夏希のスマホ画面を覗き込む。
ソコにあるのは紅い機体~RD-32。左肩にはオリジナルシールド。背にはオリジナルライフルがある。右手に持つのはBDK12で左手には?これは?KATANA?確かに格闘武器しか装備出来なかったけど。レア武器だけど、またマニアックだなぁ。
左肩のパーソナルマークは翼を持つ白馬。
機体はExcellent ‼︎ だけど総合評価はSuper fine。そうか。レア機体だけどオプションスロットがかなり少ないんだ。火力向上のオプションしか付けていない。
「じゃ、明日トール達とクラン登録だな。腹減ったしメシにしよ」
「うん、待ってて」
皿にカレーを盛り付ける夏希。
エプロン姿だから殆ど新妻だな。
「うん、やっぱ、美味い」
夏希母譲りの料理の腕は、最早神業。時間無いから市販のルー使うけど、夏希はスパイスを組み合わせて出汁とって、オリジナルカレーを作れる。俺好みに辛口で作ったカレーなんて「世界一」って素直に言えたし。
惚気ていいかな。
その時の夏希の会心の笑みは、最高に可愛いかったんだ。…言ってないけど。
食べ終わった後、流石に洗い物までさせる訳にはいかないから夏希を帰らせて皿洗い。と言っても洗浄機に入れるだけ。
分かるよね?
何せ、左手マネキンと変わらない。片手で出来る事等たかがしれてる。夏希は「別に洗い物位」って言うけどね。
尤も、夏希、風呂洗って沸かしてくれていた。
風呂から上がった後、またスマホを手にゲーム起動。組み上げた機体の動作確認。バトルフィールドを市街地に選択すると模擬戦モードで運営のサンプル機体相手にバトルしてみる。
敢えて同型機でバトル。武装も同じをチョイス。
それでも威力は勿論、命中率や防御力も段違いになってる。流石Perfect ‼︎ 評価。
それにしてもZa-98とは言い得て妙だなぁ。
翌日。
学校、昼休み。
俺と夏希はトールに機体を組み上げた事を報告する。
「RD-32か。中型重量級高機動タイプ。中々レアな機体じゃん。で、星宮は…、は?Za-98?あ、いや、でも」
トールはどうやら俺の機体が持つ武器に疑問符を付けたみたいだ。
「ビーム主体かい?それにB r X-1なんて直ぐにジェネレーターがパンクするんじゃ?」
「燃費重視に組んでる。そこは大丈夫。それにメイン武器はSG-18の方。後、アキラでいいよ」
「そっか。じゃ、俺もトールで」
「勿論僕もショータで。燃費重視…。ちょっと信じられないな」
「な、大会スケジュール見たけど、先ずは新人戦にエントリーのつもりでいるから」
「リョーカイした。頼むよ、アキラ。新人戦なら俺達はもうエントリー出来ない」
トールもショータもゲームアプリ配信スタート時から参加してるって聞いた。コツコツ大会に参加してソコソコの勝率。ランクはNって聞いた。
今の俺と夏希はランクBg、でN、B、A、Sと続く。
Bgランカーとして大会に挑み、勝ち点ポイントを稼ぐ。そのランキング上位20名がランクアップしてNランカーへ上がる。
コレ、逆も真なり。
NランカーがBgへ落ちる事はないけど、Bランカーの下位ランキング20名がNランカーへ落ちる事にはなってる。Bgは登録して間もないオーナーばかりだから、ランクダウン者がいるのは不公平って事らしい。
だからSランカーって雲の上の奴らだよね。
ゲームのトップ15名がSの人達。1位はシードされていてどの月の大会も2勝20ポイントをはなっから獲得してる。
現1位は『ジン』。
機体は中量級中型機の傑作GD-02『サンダーボルト』。
挑めるのはいつの事やら。
それよりも先ずは初戦。その前に機体登録。そしてクラン結成、登録。
これで、酒場の噂話に個室が出来た。やり取りやり易くなった。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
初戦勝って酒場の個室に入ると、トール、ショータ、夏希からのお祝いメッセージが届いてた。
「やるね。圧勝じゃん」
「Za-98の性能とは思えないよ、アキラ。ホントに凄い組み上げしたんだね」
「やったねー、アキラ。決勝はアタシ達で」
そう言う夏希も初戦突破してたんだな。
俺は大会記録配信画面で夏希の『ペガサス』を探す。
「どれどれ?」
「で、そっちは?」
俺は夏希のスマホ画面を覗き込む。
ソコにあるのは紅い機体~RD-32。左肩にはオリジナルシールド。背にはオリジナルライフルがある。右手に持つのはBDK12で左手には?これは?KATANA?確かに格闘武器しか装備出来なかったけど。レア武器だけど、またマニアックだなぁ。
左肩のパーソナルマークは翼を持つ白馬。
機体はExcellent ‼︎ だけど総合評価はSuper fine。そうか。レア機体だけどオプションスロットがかなり少ないんだ。火力向上のオプションしか付けていない。
「じゃ、明日トール達とクラン登録だな。腹減ったしメシにしよ」
「うん、待ってて」
皿にカレーを盛り付ける夏希。
エプロン姿だから殆ど新妻だな。
「うん、やっぱ、美味い」
夏希母譲りの料理の腕は、最早神業。時間無いから市販のルー使うけど、夏希はスパイスを組み合わせて出汁とって、オリジナルカレーを作れる。俺好みに辛口で作ったカレーなんて「世界一」って素直に言えたし。
惚気ていいかな。
その時の夏希の会心の笑みは、最高に可愛いかったんだ。…言ってないけど。
食べ終わった後、流石に洗い物までさせる訳にはいかないから夏希を帰らせて皿洗い。と言っても洗浄機に入れるだけ。
分かるよね?
何せ、左手マネキンと変わらない。片手で出来る事等たかがしれてる。夏希は「別に洗い物位」って言うけどね。
尤も、夏希、風呂洗って沸かしてくれていた。
風呂から上がった後、またスマホを手にゲーム起動。組み上げた機体の動作確認。バトルフィールドを市街地に選択すると模擬戦モードで運営のサンプル機体相手にバトルしてみる。
敢えて同型機でバトル。武装も同じをチョイス。
それでも威力は勿論、命中率や防御力も段違いになってる。流石Perfect ‼︎ 評価。
それにしてもZa-98とは言い得て妙だなぁ。
翌日。
学校、昼休み。
俺と夏希はトールに機体を組み上げた事を報告する。
「RD-32か。中型重量級高機動タイプ。中々レアな機体じゃん。で、星宮は…、は?Za-98?あ、いや、でも」
トールはどうやら俺の機体が持つ武器に疑問符を付けたみたいだ。
「ビーム主体かい?それにB r X-1なんて直ぐにジェネレーターがパンクするんじゃ?」
「燃費重視に組んでる。そこは大丈夫。それにメイン武器はSG-18の方。後、アキラでいいよ」
「そっか。じゃ、俺もトールで」
「勿論僕もショータで。燃費重視…。ちょっと信じられないな」
「な、大会スケジュール見たけど、先ずは新人戦にエントリーのつもりでいるから」
「リョーカイした。頼むよ、アキラ。新人戦なら俺達はもうエントリー出来ない」
トールもショータもゲームアプリ配信スタート時から参加してるって聞いた。コツコツ大会に参加してソコソコの勝率。ランクはNって聞いた。
今の俺と夏希はランクBg、でN、B、A、Sと続く。
Bgランカーとして大会に挑み、勝ち点ポイントを稼ぐ。そのランキング上位20名がランクアップしてNランカーへ上がる。
コレ、逆も真なり。
NランカーがBgへ落ちる事はないけど、Bランカーの下位ランキング20名がNランカーへ落ちる事にはなってる。Bgは登録して間もないオーナーばかりだから、ランクダウン者がいるのは不公平って事らしい。
だからSランカーって雲の上の奴らだよね。
ゲームのトップ15名がSの人達。1位はシードされていてどの月の大会も2勝20ポイントをはなっから獲得してる。
現1位は『ジン』。
機体は中量級中型機の傑作GD-02『サンダーボルト』。
挑めるのはいつの事やら。
それよりも先ずは初戦。その前に機体登録。そしてクラン結成、登録。
これで、酒場の噂話に個室が出来た。やり取りやり易くなった。
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初戦勝って酒場の個室に入ると、トール、ショータ、夏希からのお祝いメッセージが届いてた。
「やるね。圧勝じゃん」
「Za-98の性能とは思えないよ、アキラ。ホントに凄い組み上げしたんだね」
「やったねー、アキラ。決勝はアタシ達で」
そう言う夏希も初戦突破してたんだな。
俺は大会記録配信画面で夏希の『ペガサス』を探す。
「どれどれ?」
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