詩集「セカンドムーヴメント」第1小節

緋熊熊五郎

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007 旅立ちの前に

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007 旅立ちの前に

「旅立ちの前に」
ロマンスグレーにはならなかったけれどいつしか白髪混じりになって
寄せては返す波のように平凡な日々の暮らしが退屈になって
大冒険がしたくなった
これから何かとてもよいことが次々に起きるという期待感
その出来事によって今の自分がさらに高みに行くという高揚感
それらが仕組まれ見守られ自分が生かされているという多幸感
来年に向けて走り出したけれどどこに向かってどのようになり
自分が何になるのかまだよく分からない
でも果てしなき幸福感に包まれている
(opus007)
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