あの夜、あなたがくれた大切な宝物~御曹司はどうしようもないくらい愛おしく狂おしく愛を囁く~

けいこ

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突然の対面に胸を熱くして

1

『は~い。みんな今日はおうちの人と一緒にたくさん遊びましょう』


1年に1度の保育園での「夏祭り」の日。


先生達で作った手作りの遊びに、子ども達は興奮してる。


女の子も男の子も浴衣や甚平を着て、どうしようもないくらい可愛い。


女の子は今どきのフリフリがたくさんついたピンク系の洋服みたいな浴衣、髪の毛も可愛く結ってもらったりしてる子が多くて本当にお人形さんみたい。


雪都も…


おじいちゃんに今日の日のためにプレゼントしてもらった甚平を着て参加してる。


弥生と理久先生との飲み会に行った夜に、わざわざ雪都と一緒にお店に買いに行ってくれたんだって。


お父さんに、雪都の甚平姿の写真を送ったら「可愛い、可愛い」って、ものすごく喜んでくれて。


おじいちゃんにとって、孫って…そんなに可愛いものなんだなって思った。


雪都を大切にしてくれるお父さんには感謝しかない。


今日は仕事で参加出来ないけど、お父さんには写真や動画をたくさん撮って見せてあげるって約束してる。


夏祭りは保育園でも一大イベントだから、先生達も総出で参加、みんな気合いが入ってる。


おもちゃの金魚すくい、ヨーヨー釣りや輪投げ、くじ引きなどの屋台、簡単なボーリング、などなどたくさんの遊びを用意した。


写真係、子ども達と一緒に遊んだりする係、お店の係などを、先生達みんなでそれぞれ役割を決めて取り組む。


普段は仕事で忙しい御家族の方達も参加して、子ども達と楽しげに遊ぶ姿を見てると、こちらの気持ちまで自然に温かくなる。


子どもの目線にまで下がり、一緒にヨーヨー釣りをして「頑張れ、頑張れ」って声をかけてあげてるお父さん。


顔をほっぺに近づけ、ピースして写真に写る母娘。


おもちゃのボーリングを立てるのを手伝ってくれるお父さん、まだ並べ終わってないのにボールを投げるたいちゃん。


孫の遊ぶ姿に手を叩いて喜ぶおばあちゃん。


家族っていいなって思える瞬間だ。
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