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第五話
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おとこは、おんなが身につけていた襤褸布のような下着を剥ぎ取った。
雲に隠れていた月が輝く姿をさらけ出すように、おんなは白い肌を余す所なくおとこの目にさらす。
おとこは、その官能的な美しさに息をのむ。
そして、おんなの芳しい薫りを放つ身体は甘やかに欲情しているようにみえた。
胸にある白き双丘の亜麻色をした蕾は、固く尖り愛撫を待ち望んでいるようだ。
おとこは触手の愛撫に目を眩ませながら、おんなの双丘にある蕾へと舌をのばす。
おんなは熱い吐息を放ち、喘いだ。
おとこは双丘を両手で掴むと、熱く尖った蕾を強く吸う。
おんなは身悶えをしながら、おとこの頭を掻き抱く。
おとこは、そのままぬらぬらと濡れたように輝くおんなの肌に舌を這わせていった。
ゆらゆらとおんなの身体は揺れ、触手となった髪がおとこの黒衣を割って下半身へと伸びてゆく。
おとこは赤い触手の愛撫がもたらす快楽に震えながら、おんなの太腿に手をかけた。
下腹をなぞったおとこの舌は、さらにおんなの鼠径部へと下ってゆく。
おんなの下半身には毛がなく、下腹の花弁は剥き出しのまめ濡れそぼっている。
そこから放たれる芳醇な薫りは、おとこの思考を麻痺させるように扇情的だ。
おとこは花弁に舌を這わせ、おんなが甘やかな呻きをあげるのをきく。
おとこは舌を動かしおんなに官能の唄を歌わせる。
花弁の奥にある口からは絶えず蜜が溢れ続け、愛撫を求めながら喘ぐように動いていた。
おとこは指で花弁をひらき、快楽を求めて震える花芯を剥き出しにする。
熱く尖った花芯は愛撫を求め、はち切れそうに膨らむ。
おとこはそこに舌を這わせ、おんなにさらなる唄を歌わせた。
おんなの歌声に応えるように触手たちがおことの下半身奥深くへと忍び込む。
そして剥き出しにしたおとこの中心に、そっと巻き付いていく。
おとこは触手が熱く屹立した自身の中心にもたらす快感に、思わず声をあげた。
おとこは触手に促されるままに、自身の中心をおんなの花弁へ押し当てる。
花弁は独立した生き物のように蠢きながら、おとこの中心を深く呑み込んでいった。
おんなのあげる甘やかな呻きを聞きながら、おとこも自身の中心からもたらされる深い快楽に声をあげる。
おとこは色々なおんなを、抱いてきた。
売笑婦もいれば、時には高貴な地位にあるおんなも抱いたし、女傑というべき勇猛なおんなも抱いたことがある。
おんなの身体は千差万別で、抱き心地も当然異なった。
時には、快楽を高める麻薬の煙を吸いながら身体を重ねることもあったのだが。
おとこは今飲み込まれようとしている快楽とは、無縁であったと思う。
それは輝く快楽の光がつくる渦の向こうに、死の暗闇がみえるような咬合であった。
まさに今自分は奥深いところまで剥き出しにされ、余す所なく蹂躙されつつ快楽を味わっている。
それは、この後に待つ死の昏い闇があってこその深い快楽であると思う。
おとこはその深き昏さに、ぞっとするほど魅了されていた。
おとこは剥き出しとなった死の放つ暗黒の光に、目を眩ませている。
おとこはおんなの唇を求め、その顔を掴む。
おんなの瞳が、目に入った。
水晶のように輝くその瞳は、虹色に輝く。
おとこは自分の脳裏に、カレイドスコープがごとき光の文様が描き出されるのを感じる。
それは複雑かつ精妙な回路を構築しているようで、おとこの頭の中で何かが高速で差動した。
かちりと。
なにかが噛み合う感じを味合うと同時に、おとこの意識は昏き闇の中へと呑み込まれていった。
雲に隠れていた月が輝く姿をさらけ出すように、おんなは白い肌を余す所なくおとこの目にさらす。
おとこは、その官能的な美しさに息をのむ。
そして、おんなの芳しい薫りを放つ身体は甘やかに欲情しているようにみえた。
胸にある白き双丘の亜麻色をした蕾は、固く尖り愛撫を待ち望んでいるようだ。
おとこは触手の愛撫に目を眩ませながら、おんなの双丘にある蕾へと舌をのばす。
おんなは熱い吐息を放ち、喘いだ。
おとこは双丘を両手で掴むと、熱く尖った蕾を強く吸う。
おんなは身悶えをしながら、おとこの頭を掻き抱く。
おとこは、そのままぬらぬらと濡れたように輝くおんなの肌に舌を這わせていった。
ゆらゆらとおんなの身体は揺れ、触手となった髪がおとこの黒衣を割って下半身へと伸びてゆく。
おとこは赤い触手の愛撫がもたらす快楽に震えながら、おんなの太腿に手をかけた。
下腹をなぞったおとこの舌は、さらにおんなの鼠径部へと下ってゆく。
おんなの下半身には毛がなく、下腹の花弁は剥き出しのまめ濡れそぼっている。
そこから放たれる芳醇な薫りは、おとこの思考を麻痺させるように扇情的だ。
おとこは花弁に舌を這わせ、おんなが甘やかな呻きをあげるのをきく。
おとこは舌を動かしおんなに官能の唄を歌わせる。
花弁の奥にある口からは絶えず蜜が溢れ続け、愛撫を求めながら喘ぐように動いていた。
おとこは指で花弁をひらき、快楽を求めて震える花芯を剥き出しにする。
熱く尖った花芯は愛撫を求め、はち切れそうに膨らむ。
おとこはそこに舌を這わせ、おんなにさらなる唄を歌わせた。
おんなの歌声に応えるように触手たちがおことの下半身奥深くへと忍び込む。
そして剥き出しにしたおとこの中心に、そっと巻き付いていく。
おとこは触手が熱く屹立した自身の中心にもたらす快感に、思わず声をあげた。
おとこは触手に促されるままに、自身の中心をおんなの花弁へ押し当てる。
花弁は独立した生き物のように蠢きながら、おとこの中心を深く呑み込んでいった。
おんなのあげる甘やかな呻きを聞きながら、おとこも自身の中心からもたらされる深い快楽に声をあげる。
おとこは色々なおんなを、抱いてきた。
売笑婦もいれば、時には高貴な地位にあるおんなも抱いたし、女傑というべき勇猛なおんなも抱いたことがある。
おんなの身体は千差万別で、抱き心地も当然異なった。
時には、快楽を高める麻薬の煙を吸いながら身体を重ねることもあったのだが。
おとこは今飲み込まれようとしている快楽とは、無縁であったと思う。
それは輝く快楽の光がつくる渦の向こうに、死の暗闇がみえるような咬合であった。
まさに今自分は奥深いところまで剥き出しにされ、余す所なく蹂躙されつつ快楽を味わっている。
それは、この後に待つ死の昏い闇があってこその深い快楽であると思う。
おとこはその深き昏さに、ぞっとするほど魅了されていた。
おとこは剥き出しとなった死の放つ暗黒の光に、目を眩ませている。
おとこはおんなの唇を求め、その顔を掴む。
おんなの瞳が、目に入った。
水晶のように輝くその瞳は、虹色に輝く。
おとこは自分の脳裏に、カレイドスコープがごとき光の文様が描き出されるのを感じる。
それは複雑かつ精妙な回路を構築しているようで、おとこの頭の中で何かが高速で差動した。
かちりと。
なにかが噛み合う感じを味合うと同時に、おとこの意識は昏き闇の中へと呑み込まれていった。
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