馬鹿過ぎて世界を救う異世界俺TUEEE ~考える前に殴ったら、全話ギャグになりました~

あああの書

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第4話 魔王、会議するが意味がない

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その頃、魔王城。

黒くてデカくて無駄に荘厳な会議室に、
魔王と幹部たちが集まっていた。

重苦しい空気。
真面目な顔。
なのに全員、目の下にクマ。

◆ 魔王、現状を確認する

魔王「……まず報告だ」

部下A「はい。
第七軍団、消息不明です」

魔王「理由は?」

部下A「……殴られたとのことです」

魔王「具体的に」

部下A「勇者に」

魔王「どんな勇者だ」

部下A「……考えていない勇者です」

魔王「最悪だな」

◆ 会議、開始3秒で詰む

魔王「次に、嘆きの奈落ダンジョン」

部下B「消滅しました」

魔王「攻略?」

部下B「いえ、地形ごと」

魔王「ダンジョンって壊れるのか?」

部下B「通常は壊れません」

魔王「通常じゃないのが来たな」

◆ 対策を考える(無駄)

軍師「では罠を――」

魔王「考えない相手に罠は効くか?」

軍師「……効きません」

魔王「魔法は?」

軍師「魔力ゼロです」

魔王「話し合いは?」

軍師「話を聞きません」

魔王「……詰んでない?」

部屋、沈黙。

◆ 常識的な意見、即却下される

部下C「い、いっそ無視しては?」

魔王「無視した結果どうなった?」

部下C「四天王が殴られました」

魔王「だよな」

◆ 魔王、震える真実に気づく

魔王「待て……
その勇者、作戦を立てていない……
未来を考えていない……」

軍師「はい」

魔王「つまり――」

全員、ゴクリ。

魔王「行動予測が不可能」

軍師「はい」

魔王「……一番戦ってはいけないタイプだ」

◆ 一方その頃、勇者サイド

俺たちは王都へ向かって歩いていた。

エリナ「王都では礼儀を――」

「腹減った」

エリナ「聞いてください!!!」

女神『王城では絶対に暴れないでください』

「城、殴ったらどうなる?」

女神『絶対ダメ!!!』

「わかった」

エリナ&女神「「ほんとに!?」」

◆ 魔王、最終判断を下す

魔王城。

魔王「……よし」

部下たち、身構える。

魔王「会わない」

部下「え?」

魔王「会ったら殴られる」

軍師「賢明です!」

魔王「距離を取れ。
近づくな。
刺激するな」

部下「了解しました!」

◆ その直後

伝令が駆け込んでくる。

伝令「魔王様!!
勇者が王都に入りました!!」

魔王「……何もしてないだろうな?」

伝令「それが……」

◆ 王都の現状(要約)

・城門 → 半壊
・騎士団 → 混乱
・噴水 → 逆さ
・理由 →「道、間違えた」

◆ 魔王、頭を抱える

魔王「……接触前でこれか……」

軍師「はい」

魔王「世界、守れるかな……」

軍師「魔王様が一番被害者です」

◆ 結論

この世界で唯一、
勇者を恐れている存在――
それが魔王だった。

一方俺は思っていた。

「城、でけぇな」

エリナ「嫌な予感しかしません!!!」

女神『お願いだから考えて!!!』

俺「考えるって何?」
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