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15 時計塔の記憶*
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以前のゲームでは時計塔の中ではなく建物の外側を登っていた。グラの引っ掛かりを頼りに本来ならば想定されていない上下移動をしたのだ。
あの尖ったてっぺんに、仮想現実空間で登る度胸はさすがにない。
「死ぬだろ。だろ?」
「今のところ空を飛ぶのは未実装です」
落ちたら死ぬじゃん。
死んでも女神像に戻ってくるんだろうけど、蜘蛛の攻撃を盾で受ければ全身がしびれる様な衝撃を受けたのに、痛みはどれほどなのか。まともに攻撃を食らい転がったオレは重さを感じもしたけれど、落下だって同じだろう。むしろ、それ以上に。
なんせ時計塔は、高く高くそびえている。下には入り口がありドアもついていない。勝手に入れるようだった。
「行けることまで登ろうぜ」
一人分の通路しかないだろうと思った中は、思ったよりも広かった。なんだったら小さい部屋くらいの広さはある。観光スポット扱いなのかきれいに掃除されていて、余裕をもって登ることができた。
上のほうからは光が差し込み、内部を明るく照らしている。スクエアのステンドグラスの青色がそのまま空を映しているようだし、ひたすら天へと突き抜けた空間をぐるぐると回るように歩むのは夢の中に入っていくみたいだった。
ゲームの中で飛び降り自殺のお試しをする気はない。観光で十分。
コツコツと靴音が響く。一段一段上がる階段。細長い窓からたまに外を見て、登ってきたのを確認した。
町は広いが果てはある。時計塔からはそれが見えた。
ふう、と息を吐き、登り切った時計塔の窓によりかかった。人が落ちないように柵があるが外は見えている。
キノコがいる森が街の外に広がっているのも見えた。街にはせいぜい3階建ての建物しかない。城は傾斜の上にあるから別だけど、時計塔からは遮るものがなかった。
「この真上に時計?」
「うん。時間を知らせる鐘も鳴るよ」
登り着いたのはそれこそ小さな部屋のように開けた空間。更なる上には時計があり、だけどもそこへの道は閉ざされている。
「あのゲーム楽器演奏できたじゃん。時計塔に登ってやってたなぁ。普通にしてたら下からは見えないからさ」
「知ってる」
「仁も登った?」
「登ってないよ。けど、アキラがやってたのは知ってる」
仁は目を細め、あの時を思い出すようにして話す。
「建物にどうやって登るんだろうって思ったけど、あの時はまだチャットもおぼつかなくてね。あの町に行く度にまたいないかなって探してた。でもいなくて、拠点が次の町になってもたまに戻ったりして……」
「完全に想い人じゃん」
オレの言葉に仁は笑った。
「その後狩場で死んでるときに、蘇生してくれた人がまさかのその人だったんだよね。その後手伝ってもらって」
「オレの話?」
「そうだよ。それで、アキラと同じギルドに入りたいって言ったんだ」
時計塔から見下ろす町並み。人は小さく、誰も上を見上げようとはしない。街にはたくさん人がいるのに、ここにいるのはオレたちだけ。
蘇生をきっかけとしてだったか記憶にはないが、記録にはある。仁に補助魔法をかけてモンスタートレインしながら次の町を目指したんだ。あそこで死んだら前の町に戻ってしまうから、仁はそれでオレに感謝したのかもしれない。
些細なことで人の記憶に残る。オレもそうだった。
オレはレベル上げに熱心ではなかったから、仁を手伝っていればすぐにレベルは追いつかれた。仁は課金もしていたし、時間だけを使っていた当時学生のオレとは違う。
それでも仁が――ゲーム内のJINが、いつもオレを頼りにしてくれるのが嬉しかった。どのゲームにも似たような形で存在していたカップルシステムだって、効率以上に、仲がいいやつがいるという証明のようで嬉しかった。
いつも見た目は可愛い女の子アバターだけどリアルのオレは可愛くない。それでも、選ばれた気がした。
「結構覚えてるなぁ。もう、何年前だ? まさか10年経った?」
「そうだね、何年かな。ここまで来るの長かったなぁ」
仁はゲーム開発にずっと携わっているんだろうか。こうして自分のものを形作る前に、色んなゲームで学んだんだろう。
「さて、武器は明日だけど何かクエストしに行く?」
「あー……なぁ、お風呂入りたい。というより洗濯したい」
オレの可愛い服が汚れている。美少女は常に清潔でいなければ。
「なら家に行こう」
ぽいと脱いだ服を洗濯機に入れ、風呂を借りる。当然一人で入る予定だったが、仁と二人で入ることになった。
「今更恥ずかしがることもない」と仁が言うもんだから、前回を思い出しそりゃそうかと納得した。
そして前回があるんだから、二回目があるのだって自然だった。
「にぁ」
可愛らしく鳴くように声を漏らした。
風呂場の鏡に映った美少女は、浴槽の中で仁の頭に顔を埋めるようにして身をよじる。その膝で足を開かれ、彼に跨ったオレは不安定な体勢をどうにかしようと捕まるしかない。
当然のようにお尻を伝い敏感なところに触れてくる指。すりすりと入れる前にひだや穴を確かめられ、恥ずかしいような期待しているような混ぜこぜの感情を胸に抱く。
「あっ」
ぬ、と入ってきた指につい、鏡の中の美少女が喘ぐ。
一緒に水が入ってくるんじゃないかって心配をして、でもそんなこと少しも考えてなさそうな指に遊ばれる。
抵抗はなかった。心も、体も。
「なぁ、痛みとかないようにしてあるの? これ」
オレの作ったこの体がえっちに慣れ切っている、なんてことはないはず。
「うん。してある」
「だからかぁ」
きっと生身の女の子ならこんな簡単にはいかない。だけどここはゲームだから、そういうのを楽しむためなら優しい設定で構わない。
おかげでオレは簡単に気持ちよくなれて、自分のような、だけども自分ではない可愛い女の子を見ることができた。
仁はゆっくりと指を動かしながら、美少女にキスをしてくれる。温まって赤くなった唇にも、やわらかな胸にも、そっと啄むようにキスをしてくれる。「気持ちいい」って素直に言えば、反応するところを更に刺激してくれる。
「ぅにゃー」って気持ちよくて声が漏れてる。頭がふわふわする。湯船のお湯じゃなくて、自分の中が濡れていることがわかる。何の摩擦も感じさせないように、仁の指を受け入れる。
だから、少し興味があった。
「入れたく、なんない?」
指先で探るお湯の底。仁の体。
「そりゃあ」
「しない?」
「……ベッドに行こうか」
良いのか悪いのか、仁の言葉ではオレにはわからなかった。
見た目が美少女でも中身オレだしなぁって思って、だけど仁だって勃ってるし平気だろとも思った。
風呂から上がり、自動的に身につけられた下着姿のままベッドに向かう。洗濯は終わっていたけれど服を着ろとは言われず、手を引かれた。
"初めて"に痛みはなかった。痛みがないってわかってるのに、仁はオレの顔を見て大丈夫かと確認をする。オレはそれを頭を振って肯定するだけで、声に出せなかった。
開かれた足で自分よりも大きな体を挟み、抱きしめるように緩やかに動く仁を感じた。初めての経験と感覚は幸福感を与えてくれる。なんだか満たされるようで、それが気持ちよさを加速させた。
「これわざと絞めてるの?」
「んなことしてない。できるわけない」
「ずいぶん……」
男としての経験もないのに、女の子になってうまくやれるわけもない。だけどこの体の反射を仁が喜んでくれるならそれがいい。
「奥まで入ってるのわかる?」
「んっ」
それはわかる。多分これ以上先はない。見えなくてもそう感じる。
ぎゅっと仁に掴まる手に力を込めて、奥を軽く叩くように押し付けられる快楽に身をゆだねた。指よりも大きくて長い仁のちんこは、美少女アキラを気持ちよくさせてくれる。それに、なんだかぴったりと合う気がする。初めてだから相性なんてものはわからないけど、離したくないって体が思っている。
「アキラ」
仁がオレの名前を呼ぶ。オレの、私の、名前。
「アキラ可愛い」
私のことを可愛いという。
「アキラの中すごく気持ちいいよ。ギュって締ってる」
私の体で喜んで、気持ちよくなってくれる。
同じ気持ちになっている。
可愛い声で仁の名前を呼んだ。
可愛い声で気持ちがいいって何度も言った。
涙目になって、言葉にならない喘ぎが漏れた。
開かれた体はどこも痛くなくて、ただ体から溢れるほどの快楽だけに満ちていた。
あの尖ったてっぺんに、仮想現実空間で登る度胸はさすがにない。
「死ぬだろ。だろ?」
「今のところ空を飛ぶのは未実装です」
落ちたら死ぬじゃん。
死んでも女神像に戻ってくるんだろうけど、蜘蛛の攻撃を盾で受ければ全身がしびれる様な衝撃を受けたのに、痛みはどれほどなのか。まともに攻撃を食らい転がったオレは重さを感じもしたけれど、落下だって同じだろう。むしろ、それ以上に。
なんせ時計塔は、高く高くそびえている。下には入り口がありドアもついていない。勝手に入れるようだった。
「行けることまで登ろうぜ」
一人分の通路しかないだろうと思った中は、思ったよりも広かった。なんだったら小さい部屋くらいの広さはある。観光スポット扱いなのかきれいに掃除されていて、余裕をもって登ることができた。
上のほうからは光が差し込み、内部を明るく照らしている。スクエアのステンドグラスの青色がそのまま空を映しているようだし、ひたすら天へと突き抜けた空間をぐるぐると回るように歩むのは夢の中に入っていくみたいだった。
ゲームの中で飛び降り自殺のお試しをする気はない。観光で十分。
コツコツと靴音が響く。一段一段上がる階段。細長い窓からたまに外を見て、登ってきたのを確認した。
町は広いが果てはある。時計塔からはそれが見えた。
ふう、と息を吐き、登り切った時計塔の窓によりかかった。人が落ちないように柵があるが外は見えている。
キノコがいる森が街の外に広がっているのも見えた。街にはせいぜい3階建ての建物しかない。城は傾斜の上にあるから別だけど、時計塔からは遮るものがなかった。
「この真上に時計?」
「うん。時間を知らせる鐘も鳴るよ」
登り着いたのはそれこそ小さな部屋のように開けた空間。更なる上には時計があり、だけどもそこへの道は閉ざされている。
「あのゲーム楽器演奏できたじゃん。時計塔に登ってやってたなぁ。普通にしてたら下からは見えないからさ」
「知ってる」
「仁も登った?」
「登ってないよ。けど、アキラがやってたのは知ってる」
仁は目を細め、あの時を思い出すようにして話す。
「建物にどうやって登るんだろうって思ったけど、あの時はまだチャットもおぼつかなくてね。あの町に行く度にまたいないかなって探してた。でもいなくて、拠点が次の町になってもたまに戻ったりして……」
「完全に想い人じゃん」
オレの言葉に仁は笑った。
「その後狩場で死んでるときに、蘇生してくれた人がまさかのその人だったんだよね。その後手伝ってもらって」
「オレの話?」
「そうだよ。それで、アキラと同じギルドに入りたいって言ったんだ」
時計塔から見下ろす町並み。人は小さく、誰も上を見上げようとはしない。街にはたくさん人がいるのに、ここにいるのはオレたちだけ。
蘇生をきっかけとしてだったか記憶にはないが、記録にはある。仁に補助魔法をかけてモンスタートレインしながら次の町を目指したんだ。あそこで死んだら前の町に戻ってしまうから、仁はそれでオレに感謝したのかもしれない。
些細なことで人の記憶に残る。オレもそうだった。
オレはレベル上げに熱心ではなかったから、仁を手伝っていればすぐにレベルは追いつかれた。仁は課金もしていたし、時間だけを使っていた当時学生のオレとは違う。
それでも仁が――ゲーム内のJINが、いつもオレを頼りにしてくれるのが嬉しかった。どのゲームにも似たような形で存在していたカップルシステムだって、効率以上に、仲がいいやつがいるという証明のようで嬉しかった。
いつも見た目は可愛い女の子アバターだけどリアルのオレは可愛くない。それでも、選ばれた気がした。
「結構覚えてるなぁ。もう、何年前だ? まさか10年経った?」
「そうだね、何年かな。ここまで来るの長かったなぁ」
仁はゲーム開発にずっと携わっているんだろうか。こうして自分のものを形作る前に、色んなゲームで学んだんだろう。
「さて、武器は明日だけど何かクエストしに行く?」
「あー……なぁ、お風呂入りたい。というより洗濯したい」
オレの可愛い服が汚れている。美少女は常に清潔でいなければ。
「なら家に行こう」
ぽいと脱いだ服を洗濯機に入れ、風呂を借りる。当然一人で入る予定だったが、仁と二人で入ることになった。
「今更恥ずかしがることもない」と仁が言うもんだから、前回を思い出しそりゃそうかと納得した。
そして前回があるんだから、二回目があるのだって自然だった。
「にぁ」
可愛らしく鳴くように声を漏らした。
風呂場の鏡に映った美少女は、浴槽の中で仁の頭に顔を埋めるようにして身をよじる。その膝で足を開かれ、彼に跨ったオレは不安定な体勢をどうにかしようと捕まるしかない。
当然のようにお尻を伝い敏感なところに触れてくる指。すりすりと入れる前にひだや穴を確かめられ、恥ずかしいような期待しているような混ぜこぜの感情を胸に抱く。
「あっ」
ぬ、と入ってきた指につい、鏡の中の美少女が喘ぐ。
一緒に水が入ってくるんじゃないかって心配をして、でもそんなこと少しも考えてなさそうな指に遊ばれる。
抵抗はなかった。心も、体も。
「なぁ、痛みとかないようにしてあるの? これ」
オレの作ったこの体がえっちに慣れ切っている、なんてことはないはず。
「うん。してある」
「だからかぁ」
きっと生身の女の子ならこんな簡単にはいかない。だけどここはゲームだから、そういうのを楽しむためなら優しい設定で構わない。
おかげでオレは簡単に気持ちよくなれて、自分のような、だけども自分ではない可愛い女の子を見ることができた。
仁はゆっくりと指を動かしながら、美少女にキスをしてくれる。温まって赤くなった唇にも、やわらかな胸にも、そっと啄むようにキスをしてくれる。「気持ちいい」って素直に言えば、反応するところを更に刺激してくれる。
「ぅにゃー」って気持ちよくて声が漏れてる。頭がふわふわする。湯船のお湯じゃなくて、自分の中が濡れていることがわかる。何の摩擦も感じさせないように、仁の指を受け入れる。
だから、少し興味があった。
「入れたく、なんない?」
指先で探るお湯の底。仁の体。
「そりゃあ」
「しない?」
「……ベッドに行こうか」
良いのか悪いのか、仁の言葉ではオレにはわからなかった。
見た目が美少女でも中身オレだしなぁって思って、だけど仁だって勃ってるし平気だろとも思った。
風呂から上がり、自動的に身につけられた下着姿のままベッドに向かう。洗濯は終わっていたけれど服を着ろとは言われず、手を引かれた。
"初めて"に痛みはなかった。痛みがないってわかってるのに、仁はオレの顔を見て大丈夫かと確認をする。オレはそれを頭を振って肯定するだけで、声に出せなかった。
開かれた足で自分よりも大きな体を挟み、抱きしめるように緩やかに動く仁を感じた。初めての経験と感覚は幸福感を与えてくれる。なんだか満たされるようで、それが気持ちよさを加速させた。
「これわざと絞めてるの?」
「んなことしてない。できるわけない」
「ずいぶん……」
男としての経験もないのに、女の子になってうまくやれるわけもない。だけどこの体の反射を仁が喜んでくれるならそれがいい。
「奥まで入ってるのわかる?」
「んっ」
それはわかる。多分これ以上先はない。見えなくてもそう感じる。
ぎゅっと仁に掴まる手に力を込めて、奥を軽く叩くように押し付けられる快楽に身をゆだねた。指よりも大きくて長い仁のちんこは、美少女アキラを気持ちよくさせてくれる。それに、なんだかぴったりと合う気がする。初めてだから相性なんてものはわからないけど、離したくないって体が思っている。
「アキラ」
仁がオレの名前を呼ぶ。オレの、私の、名前。
「アキラ可愛い」
私のことを可愛いという。
「アキラの中すごく気持ちいいよ。ギュって締ってる」
私の体で喜んで、気持ちよくなってくれる。
同じ気持ちになっている。
可愛い声で仁の名前を呼んだ。
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