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ストーカー上等!
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しおりを挟むケモノみたいに腰を大きくピストンさせては私の身体を離さないように強く後ろから抱きしめた。
離さない、というよりは逃げないように固定されてるかのごとく私は全く身動きができなかった。
それが求められているように感じてしまって、快楽から逃げることもできずただ類くんに身を任せるしかなくて。
「ぁ、やっ…、る、いくん……っ、そこ、だめ……ッ、きもちい…いっ」
この体勢は類くんの顔が見えない。
枕に突っ伏したまま気持ち良さだけを感じてて、類くんの荒い息遣いだけが耳元で響く。
「ふ、あ……っ、る、いくん……ッ、きもち、いい……っ?」
「……ああ」
声が聞けるだけで嬉しかった。
余裕のない声が愛おしく思える。
類くんの、私に触れる時の触り方がなんだか優しく思えた。
やってる事は割と乱暴なのに、身体を撫でる手のひらは優しくて困ってしまう。
「も、……っ、いい…?っ、イっても、んっ、いい……っ?」
「…待って、あとちょっと」
うわ、ほんとに声だけでイきかけてしまう。
集中してるのか、彼は私を後ろから抱き潰したまま私の片脚を横に上げて、寝バックでさらに突き上げてきた。
奥にズンズンと当たって気持ち良すぎて、私も耐えられなくて身体をよじって逃げようとする。
「ぃ、……っ、い、く……っ、イき、た……っん、んっぅ……」
「ん……」
彼は私の髪をかき分けて耳を甘噛みした。
舌でふちを這って、ちゅ、と軽く吸って。
腰は乱暴に私を突き挿して奥で果てたみたい。
それと同時に私もビクビクと身体が震えてお腹の下側がきゅううっと締まった。
類くんは緩くまた腰を動かしてて、トンットンッ、と奥をノックしてくる。
「だめ……っ、ちょっと、待ってって……ほんと、もう息が……」
そう私が言うと彼はずるりと唐突に抜いて、やっと終わった…と私がそのまま腑抜けた状態で寝そべっていたら、傍らでピリッと何かを破く音が聞こえた。
なんだろう…とぼんやり思いながら目を閉じていると、おもむろに肩を掴まれ今度はまた仰向けに起こされる。
……ん?え?なにこれ?
「ちょ、ちょーっと待って…。何してるの類くん」
「挿れようとしてる」
「………バッ…!待って!何で?!さっきあんなにめちゃくちゃに腰振ってたくせに……っ」
とりあえず逃げようとする私の腰を、彼は当たり前だけどがっちり捕まえて離さない。
何よりその股間にそびえ立つ、未だに凛々しい彼のモノが今までの戦を無かったもののように思わせた。
「わかった、一回休憩挟もう?それにもうすぐお互いバイトの時間だし…」
「だから、すぐ終わらせるって」
と、ギャ!とこっちが言うより早くズプンと綺麗に収まってしまう彼のソレ。
私の下半身は今ズブズブだから入っちゃうかもしれないけど!
この圧迫感と内臓突き上げてくる感じは全然慣れないんだってばぁ!
応援ありがとうございます!
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