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第二部
罰として望んだこと
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ティオと話をした後は随分気持ちが軽くなった。あの時は怒りや悲しみ、不安が心に根を下ろして大きく育とうとしていたけれど、直に理由を聞いたことでその木がそれ以上育つことはなかった。もちろん不信やわだかまりは小さな棘のように残っていて、次に何かあったら今度は止めることが出来ないほど大きく育つかもしれない。そうならないでほしいと願う。好きになればなるほど裏切られた時の反動は大きくなるから。
ヴォルフ様の私室の居間でお戻りになるのを待った。以前は落ち着かなかった暗い空間も今ではすっかり馴染んで私の居間よりも落ち着く。既に夜も更け、ロッテとザーラも下がって久しい。ろうそくの灯りが作った影が揺れる。それが何だかヴォルフ様のように思えた。
十一の時に心を壊したヴォルフ様。感情を失ったことでゾルガーの影に取り立てられ、この家の後継に指名されるまでの二年を過ごしたらしい。そこは詳しく聞いていないからわからないわ。聞いていいのかわからないから聞けずにいた。ヴォルフ様も昔のことはあまり覚えていないと仰っていたし、聞かれたくないのだろうと思っていたから。
でも、もうそんなことを言っていられない。これからどうなるのか想像も付かない。開けてはいけない扉を開けてしまったのかもしれないのに、浅ましくもそのきっかけが自分であることを嬉しく思う自分がいる。もしヴォルフ様がティオの弟のようになってしまったら? それを思うと離れた方がいいと思うのに、もう一人の私は離れたくないと我を通そうとする。恋心とは厄介なのね。こんなにも相反する感情が生まれるなんて思わなかったわ……
身体が浮いているような感覚に意識がすっと上がってきた。馴染みのある香りに包まれ温かくて固いものを頬に感じる。
「……ヴォルフ、様?」
この浮遊感には覚えがある。ヴォルフ様を待っているうちにソファで眠ってしまった時に感じたもの。直ぐに背に柔らかい感触を感じ、ベッドに下ろされたのだとわかる。
「……ありがとう、ございます」
深く眠っていたのかまだ頭がはっきり覚醒してこないけれど、来てくれたことに安堵する。避けられるかもしれないと思ったから。離れ難くて腕に手をかけると真上から見下ろされた。燭台の灯りのお陰で微かにお顔が見えるけれど、表情はいつも通り。そのことに何故か安心する。
「寝ろ。まだ朝は遠い」
「嫌です」
まだ眠りたくないわ。話がしたくて待っていたのだから。それをヴォルフ様もわかっていたのか、小さなため息が耳に届いた。不快に思われたかしら? 嫌われたくないけれどこれはヴォルフ様に関わることだから許してほしい。身を起こそうとするとヴォルフ様が背に手を添えて支えてくれた。ベッドの上に座るとヴォルフ様は端に腰を下ろした。
「少しお話を」
「ああ」
ヴォルフ様はもう一度避妊薬のことを謝ってこられた。ティオにも散々絞られたのでしょうね。彼にはヴォルフ様も頭が上がらないもの。
「どんな理由があろうとも無断でやったのは俺の咎だ。お前には俺を罰する理由がある」
「罰?」
まさかそんな言葉が出てくるとは思わなかったわ。私がヴォルフ様を罰するって……二、三発殴らなきゃ気が済まないとは思ったけれど、どう考えても私の手の方が危険だから止めたのだけど……
「お前の気のすむようにしてくれていい。離縁を望むなら従うし、その際は慰謝料も払おう。ガウス家の負債を肩代わり出来るだけの額は用意するし、お前が望むなら相応の縁談も用意しよう」
「そんなものは望みませんわ」
離縁も考えたわ。ヴォルフ様のためにそうした方がいいのかもしれないとも思ったから。でも、ヴォルフ様と離れるなんて、別の女性にこの手が触れるなんて、その方が耐え難い。
「それなら……私のお願いを聞いて下さい」
「俺に出来ることなら」
言質は取ったわ、だったらいいわよね。
「ではまずは一つ目。私がいいと言うまでは私以外の妻を迎えないで下さい」
「元よりそのつもりだ」
はっきり言って下さったことに喜びが身体に沁み込んでいく。それだけでも十分だと思えるなんて私って独占欲が強かったのね。でも、今回はそれで終われない。
「それから領邸の医師を呼んで頂けますか? ティオの弟を治療した医師の弟子に当たる方です。領地で心を病んだ騎士の治療に当たっていると伺いました。その者から話を聞きたいのです」
「それは必要なことか?」
「必要だと思うからお願いしています。出来ませんか?」
「……わかった」
暗にさっきの言葉を示すと躊躇いながらも頷いてくれた。
「あと、ゾルガーの影でヴォルフ様をよく知る方も」
「影を?」
「はい。ヴォルフ様の心の傷を癒す手掛かりになりそうな方を。ヴォルフ様の影の頃を知る方がいいです」
こちらもわかったと言って下さると思ったけれど返事がなかった。もしかして都合が悪いかしら? でも、私も譲れないわ。
「……彼らは当主以外の前に姿を現さない」
「だったら衝立越しでも構いません。彼らの協力が必要なのです」
ヴォルフ様が不安定になった時に裏で動いて貰わなければいけないかもしれないもの。ヴォルフ様の不調を世間に知られないためにも協力は不可欠だわ。影は当主に従うのでしょう? だったら何とかしてほしい。これはヴォルフ様を守るためだもの。影だって協力してくれるはず。
「最後に、暫く閨は遠慮させていただきます」
返事がないけれど拒否する言葉を聞きたくなくて次の条件に移った。
「閨を? 子がほしかったのではないのか?」
「もちろんその気持ちは今でもありますが……避妊薬の話を聞いた時、私は凄く傷つきました」
「……ティオにもそう言われた」
「はい。心臓に細い針を何本も突き立てられたような感じがしました。今まで生きていた中であんなに心が痛いと感じたことはありませんでした。」
大袈裟ではなく本当にあの時はそんな感じがしたわ。誰よりも信じていただけに涙も出なかった。あの時感じた絶望は今思い出してもまだ痛みを起こす。
「…………そうか……それほどの苦痛だったのか……」
ヴォルフ様は噛みしめるようにそう仰った。こんな風に私の感情を想像しようとしてくれるのは初めてではないかしら? いえ、私もこんなに具体的に伝えたのは初めてだけど。
「わかった。お前の受けた苦しみは即死するほどのものだったのだな」
「……え?」
即死って……そこまでではないけれど……ちょっと大袈裟過ぎない? もしかして……言葉通り受け取られたの?
「わかった。お前が望むまで控えよう」
「……ありがとうございます」
訂正すべきかとも思ったけれど、勘違いでもそのまま通すことにしたわ。実際それくらいショックだったのだから。ヴォルフ様には大袈裟なくらいでないと伝わらないかもしれないし。
「側にいるのが嫌なら自室で休むか?」
「いえ、眠るのはここがいいです」
「だが……」
「その間、ヴォルフ様が他の女性の下に行くかもしれないと思うと安心して眠れません」
「そんなことはしない」
「そう仰られても今の私にはそれを信じ切ることが出来ません」
疑いたくないけれどきっと自室では気になって眠れないわ。それに離れたくない。閨が嫌なわけではないけれど、今はその気になれないだけ。
「わかった。お前の望むように」
「ありがとうございます」
まさかこうもすんなり認めて下さるとは思わなかったわ。特に影のことは断られる可能性も考えたけれど何も仰らないのなら大丈夫よね。私が身を倒すとヴォルフ様もその横に並んだ。閨はしなくても側にいるだけで満たされるわ。固くて太い腕にそっと手を添える。この力強い腕も好き。そっと頬を寄せると私のやりやすいように体勢を変えて下さったわ。拒まれないことが嬉しくて頬が緩む。この人は私のもの。この幸せを他の人に譲れないわ。この先がどんなに困難でも離れたくないもの。
ヴォルフ様の私室の居間でお戻りになるのを待った。以前は落ち着かなかった暗い空間も今ではすっかり馴染んで私の居間よりも落ち着く。既に夜も更け、ロッテとザーラも下がって久しい。ろうそくの灯りが作った影が揺れる。それが何だかヴォルフ様のように思えた。
十一の時に心を壊したヴォルフ様。感情を失ったことでゾルガーの影に取り立てられ、この家の後継に指名されるまでの二年を過ごしたらしい。そこは詳しく聞いていないからわからないわ。聞いていいのかわからないから聞けずにいた。ヴォルフ様も昔のことはあまり覚えていないと仰っていたし、聞かれたくないのだろうと思っていたから。
でも、もうそんなことを言っていられない。これからどうなるのか想像も付かない。開けてはいけない扉を開けてしまったのかもしれないのに、浅ましくもそのきっかけが自分であることを嬉しく思う自分がいる。もしヴォルフ様がティオの弟のようになってしまったら? それを思うと離れた方がいいと思うのに、もう一人の私は離れたくないと我を通そうとする。恋心とは厄介なのね。こんなにも相反する感情が生まれるなんて思わなかったわ……
身体が浮いているような感覚に意識がすっと上がってきた。馴染みのある香りに包まれ温かくて固いものを頬に感じる。
「……ヴォルフ、様?」
この浮遊感には覚えがある。ヴォルフ様を待っているうちにソファで眠ってしまった時に感じたもの。直ぐに背に柔らかい感触を感じ、ベッドに下ろされたのだとわかる。
「……ありがとう、ございます」
深く眠っていたのかまだ頭がはっきり覚醒してこないけれど、来てくれたことに安堵する。避けられるかもしれないと思ったから。離れ難くて腕に手をかけると真上から見下ろされた。燭台の灯りのお陰で微かにお顔が見えるけれど、表情はいつも通り。そのことに何故か安心する。
「寝ろ。まだ朝は遠い」
「嫌です」
まだ眠りたくないわ。話がしたくて待っていたのだから。それをヴォルフ様もわかっていたのか、小さなため息が耳に届いた。不快に思われたかしら? 嫌われたくないけれどこれはヴォルフ様に関わることだから許してほしい。身を起こそうとするとヴォルフ様が背に手を添えて支えてくれた。ベッドの上に座るとヴォルフ様は端に腰を下ろした。
「少しお話を」
「ああ」
ヴォルフ様はもう一度避妊薬のことを謝ってこられた。ティオにも散々絞られたのでしょうね。彼にはヴォルフ様も頭が上がらないもの。
「どんな理由があろうとも無断でやったのは俺の咎だ。お前には俺を罰する理由がある」
「罰?」
まさかそんな言葉が出てくるとは思わなかったわ。私がヴォルフ様を罰するって……二、三発殴らなきゃ気が済まないとは思ったけれど、どう考えても私の手の方が危険だから止めたのだけど……
「お前の気のすむようにしてくれていい。離縁を望むなら従うし、その際は慰謝料も払おう。ガウス家の負債を肩代わり出来るだけの額は用意するし、お前が望むなら相応の縁談も用意しよう」
「そんなものは望みませんわ」
離縁も考えたわ。ヴォルフ様のためにそうした方がいいのかもしれないとも思ったから。でも、ヴォルフ様と離れるなんて、別の女性にこの手が触れるなんて、その方が耐え難い。
「それなら……私のお願いを聞いて下さい」
「俺に出来ることなら」
言質は取ったわ、だったらいいわよね。
「ではまずは一つ目。私がいいと言うまでは私以外の妻を迎えないで下さい」
「元よりそのつもりだ」
はっきり言って下さったことに喜びが身体に沁み込んでいく。それだけでも十分だと思えるなんて私って独占欲が強かったのね。でも、今回はそれで終われない。
「それから領邸の医師を呼んで頂けますか? ティオの弟を治療した医師の弟子に当たる方です。領地で心を病んだ騎士の治療に当たっていると伺いました。その者から話を聞きたいのです」
「それは必要なことか?」
「必要だと思うからお願いしています。出来ませんか?」
「……わかった」
暗にさっきの言葉を示すと躊躇いながらも頷いてくれた。
「あと、ゾルガーの影でヴォルフ様をよく知る方も」
「影を?」
「はい。ヴォルフ様の心の傷を癒す手掛かりになりそうな方を。ヴォルフ様の影の頃を知る方がいいです」
こちらもわかったと言って下さると思ったけれど返事がなかった。もしかして都合が悪いかしら? でも、私も譲れないわ。
「……彼らは当主以外の前に姿を現さない」
「だったら衝立越しでも構いません。彼らの協力が必要なのです」
ヴォルフ様が不安定になった時に裏で動いて貰わなければいけないかもしれないもの。ヴォルフ様の不調を世間に知られないためにも協力は不可欠だわ。影は当主に従うのでしょう? だったら何とかしてほしい。これはヴォルフ様を守るためだもの。影だって協力してくれるはず。
「最後に、暫く閨は遠慮させていただきます」
返事がないけれど拒否する言葉を聞きたくなくて次の条件に移った。
「閨を? 子がほしかったのではないのか?」
「もちろんその気持ちは今でもありますが……避妊薬の話を聞いた時、私は凄く傷つきました」
「……ティオにもそう言われた」
「はい。心臓に細い針を何本も突き立てられたような感じがしました。今まで生きていた中であんなに心が痛いと感じたことはありませんでした。」
大袈裟ではなく本当にあの時はそんな感じがしたわ。誰よりも信じていただけに涙も出なかった。あの時感じた絶望は今思い出してもまだ痛みを起こす。
「…………そうか……それほどの苦痛だったのか……」
ヴォルフ様は噛みしめるようにそう仰った。こんな風に私の感情を想像しようとしてくれるのは初めてではないかしら? いえ、私もこんなに具体的に伝えたのは初めてだけど。
「わかった。お前の受けた苦しみは即死するほどのものだったのだな」
「……え?」
即死って……そこまでではないけれど……ちょっと大袈裟過ぎない? もしかして……言葉通り受け取られたの?
「わかった。お前が望むまで控えよう」
「……ありがとうございます」
訂正すべきかとも思ったけれど、勘違いでもそのまま通すことにしたわ。実際それくらいショックだったのだから。ヴォルフ様には大袈裟なくらいでないと伝わらないかもしれないし。
「側にいるのが嫌なら自室で休むか?」
「いえ、眠るのはここがいいです」
「だが……」
「その間、ヴォルフ様が他の女性の下に行くかもしれないと思うと安心して眠れません」
「そんなことはしない」
「そう仰られても今の私にはそれを信じ切ることが出来ません」
疑いたくないけれどきっと自室では気になって眠れないわ。それに離れたくない。閨が嫌なわけではないけれど、今はその気になれないだけ。
「わかった。お前の望むように」
「ありがとうございます」
まさかこうもすんなり認めて下さるとは思わなかったわ。特に影のことは断られる可能性も考えたけれど何も仰らないのなら大丈夫よね。私が身を倒すとヴォルフ様もその横に並んだ。閨はしなくても側にいるだけで満たされるわ。固くて太い腕にそっと手を添える。この力強い腕も好き。そっと頬を寄せると私のやりやすいように体勢を変えて下さったわ。拒まれないことが嬉しくて頬が緩む。この人は私のもの。この幸せを他の人に譲れないわ。この先がどんなに困難でも離れたくないもの。
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