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悪魔召喚と聖女召還
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セレン様の言葉に、私は言いようのない不安に襲われました。それは王太子殿下も同じだったでしょうか。殿下もまた、苦虫を噛み潰したような表情をなさっています。
「王太子殿下は私が悪魔だとお考えで?」
「いや、それはない」
「殿下はそうお考えでも、そう思わない者も多そうですね」
「…すまない」
殿下が謝られたと言う事は、そんな風に考えている人が多いと言う事なのでしょう。確かに結界は目に見えるものではないので、聖女や聖力など存在しないという人も一定数います。彼らにとっては聖女や神殿は詐欺師と同じで、その様な者を有難がるのはおかしいとも。聖力が弱くなっているので、結界も万全とは言えず、時折魔獣が侵入する事もあるので尚更です。
「それで?この国は私を悪魔だと言って処分するおつもりか?」
「そんな事はさせない!一方的に呼び出して、こちらの望みとは違うからと言って悪魔だなどと、愚の骨頂だ」
「そう言って頂けるのは有難いが…殿下がそう思ってもそれが通るわけでもありますまい。陛下はどうお考えなのです?」
その質問はある意味当然のものでした。いくら王太子殿下がセレン様寄りのお立場を取られても、陛下が否を唱えれば殿下も陛下に反抗してまでセレン様の庇う事など出来ないでしょう。最悪殿下も悪魔に魅入られたとして、廃嫡されてしまいます。
「陛下は…父上は、セザールが悪魔召喚をしたとは認めないでしょう。そんな事になれば王家への信頼が失墜してしまう。だから、何があってもセレン殿を悪魔だとは仰らないだろう。だが…」
「何か問題でも?」
「陛下は…もう一度聖女を召喚しようとお考えなのだ」
「…ほう」
「そんな…」
王太子殿下の言葉に、セレン様は一呼吸おいてからそう仰いましたが、私は驚いて思わず声が出てしまいました。そんな…一度失敗しているのにまた同じ事を繰り返すおつもりなのでしょうか…
「それはまた、どういう風の吹き回しで?」
「…陛下は、ご自身が立ち会えなかったのを残念に思われて…それで、もう一度聖女の召還をするのもありではないかと。聖女召還など夢物語だと思っていたが、実際に出来てしまったので、だったらと…」
「また同じ失敗をするかもしれないのに?」
「それが…もう一度召喚の儀を調べ直して、次は正しい聖女召還をすると仰って…」
「まぁ、術式を見せて貰えれば、私も少しは助言できるだろうが…そこは無理なんだろう?」
「申しわけない」
「まぁ、信用されていないのだから仕方ないね。この国の事に口を出す気はないから好きにしてくれればいいが…私は成功しない確率の方が高いと思う。それは知っておいて欲しい」
「やはり、そう思われるか。だが…正直、私も成功するとは思えないんだ」
王太子殿下はそう仰って、気まずそうに私をご覧になりました。何でしょうか?気になりましたが、殿下はそれ以上何かを仰ることはありませんでした。最も、殿下が出来る事は今のところ何もないそうです。殿下はセレン様に、身の安全は殿下の名において保証する、何も心配しないで欲しいと重ねて仰ると、王宮へお戻りになりました。
「セレン様…本当に大丈夫なのでしょうか?」
「何?ルネは不安?」
「え、ええ…その、今までの事を思うと…」
「そうだね。ルネがそう思うのは当然だろう。それに…」
そう言ってセレン様が言葉を切って私をじっと見つめられました。何と言いますか、そんな風に見られると居心地が悪いです。
「召喚の儀には、またルネの聖力を使う気なのだろうな」
「私の…ですか?」
「ああ、まだ代わりの聖女も見つかっていないのだろう?それに、信用していない私の力を借りたいとも思わないだろう。だとしたら、ルネしか頼るしかないだろう?」
「まさか…」
「残念ながら、そうなるだろうね」
そう言われてやっと、私は王太子殿下の気まずそうな表情の理由を理解しました。あんな事があり、聖女の地位を下りた私にまた聖力を求める事への罪悪感だったのですね。確かにあの術は物凄く力を奪われましたから。
「ルネの負担を減らすためにも、聖力を増やした方がいいんだろうけど…」
「え?」
「私の魔力の中和で少しは増えているだろうけど…ただ触れ合うだけじゃ、微々たるものだからね」
「そうなのですか?」
毎日くっ付いて過ごしているし、あれからずっと体調もいいので、聖力を頂いているのかと思っていましたが…そうではなかったのですね。
「私の世界でも魔力の受け渡しはするけど…基本的には夫婦とか恋人同士くらいしかしないんだ」
「はぁ…それはどうして…」
「魔力の受け渡しの媒体は体液なんだよ」
「体液…ですか?えっと…汗とか涙とか?」
「う~ん、汗や涙は排泄物と同じだからね。あまり魔力を含まないんだ」
「だとしたら…血、とかですか?」
「まぁ、血もそうだね。後は唾液なんかもそう。そして吸収がいいのは皮膚よりも粘膜なんだ。だから口付けなんかがよく行われるかな」
「口付け…」
何と言うか、あまりにも突拍子もなくて、思わずおうむ返ししてしまいました。体液と粘膜が直ぐには結び付きませんでしたが、それって…キ、キスって事では…
「ふふ、ルネ。顔が真っ赤だよ」
「…ふぇ、ぁ…」
「ルネとの魔力の相性は問題ないし…試してみるかい?」
そう言って微笑んだセレン様は、何とも表現のしようのない甘さと艶めかしさを放っていて、私は変な声を上げるしか出来ませんでした。そんな風に言われてもどう反応していいのかわからず、かと言って視線を逸らす事も出来ませんでした。
「王太子殿下は私が悪魔だとお考えで?」
「いや、それはない」
「殿下はそうお考えでも、そう思わない者も多そうですね」
「…すまない」
殿下が謝られたと言う事は、そんな風に考えている人が多いと言う事なのでしょう。確かに結界は目に見えるものではないので、聖女や聖力など存在しないという人も一定数います。彼らにとっては聖女や神殿は詐欺師と同じで、その様な者を有難がるのはおかしいとも。聖力が弱くなっているので、結界も万全とは言えず、時折魔獣が侵入する事もあるので尚更です。
「それで?この国は私を悪魔だと言って処分するおつもりか?」
「そんな事はさせない!一方的に呼び出して、こちらの望みとは違うからと言って悪魔だなどと、愚の骨頂だ」
「そう言って頂けるのは有難いが…殿下がそう思ってもそれが通るわけでもありますまい。陛下はどうお考えなのです?」
その質問はある意味当然のものでした。いくら王太子殿下がセレン様寄りのお立場を取られても、陛下が否を唱えれば殿下も陛下に反抗してまでセレン様の庇う事など出来ないでしょう。最悪殿下も悪魔に魅入られたとして、廃嫡されてしまいます。
「陛下は…父上は、セザールが悪魔召喚をしたとは認めないでしょう。そんな事になれば王家への信頼が失墜してしまう。だから、何があってもセレン殿を悪魔だとは仰らないだろう。だが…」
「何か問題でも?」
「陛下は…もう一度聖女を召喚しようとお考えなのだ」
「…ほう」
「そんな…」
王太子殿下の言葉に、セレン様は一呼吸おいてからそう仰いましたが、私は驚いて思わず声が出てしまいました。そんな…一度失敗しているのにまた同じ事を繰り返すおつもりなのでしょうか…
「それはまた、どういう風の吹き回しで?」
「…陛下は、ご自身が立ち会えなかったのを残念に思われて…それで、もう一度聖女の召還をするのもありではないかと。聖女召還など夢物語だと思っていたが、実際に出来てしまったので、だったらと…」
「また同じ失敗をするかもしれないのに?」
「それが…もう一度召喚の儀を調べ直して、次は正しい聖女召還をすると仰って…」
「まぁ、術式を見せて貰えれば、私も少しは助言できるだろうが…そこは無理なんだろう?」
「申しわけない」
「まぁ、信用されていないのだから仕方ないね。この国の事に口を出す気はないから好きにしてくれればいいが…私は成功しない確率の方が高いと思う。それは知っておいて欲しい」
「やはり、そう思われるか。だが…正直、私も成功するとは思えないんだ」
王太子殿下はそう仰って、気まずそうに私をご覧になりました。何でしょうか?気になりましたが、殿下はそれ以上何かを仰ることはありませんでした。最も、殿下が出来る事は今のところ何もないそうです。殿下はセレン様に、身の安全は殿下の名において保証する、何も心配しないで欲しいと重ねて仰ると、王宮へお戻りになりました。
「セレン様…本当に大丈夫なのでしょうか?」
「何?ルネは不安?」
「え、ええ…その、今までの事を思うと…」
「そうだね。ルネがそう思うのは当然だろう。それに…」
そう言ってセレン様が言葉を切って私をじっと見つめられました。何と言いますか、そんな風に見られると居心地が悪いです。
「召喚の儀には、またルネの聖力を使う気なのだろうな」
「私の…ですか?」
「ああ、まだ代わりの聖女も見つかっていないのだろう?それに、信用していない私の力を借りたいとも思わないだろう。だとしたら、ルネしか頼るしかないだろう?」
「まさか…」
「残念ながら、そうなるだろうね」
そう言われてやっと、私は王太子殿下の気まずそうな表情の理由を理解しました。あんな事があり、聖女の地位を下りた私にまた聖力を求める事への罪悪感だったのですね。確かにあの術は物凄く力を奪われましたから。
「ルネの負担を減らすためにも、聖力を増やした方がいいんだろうけど…」
「え?」
「私の魔力の中和で少しは増えているだろうけど…ただ触れ合うだけじゃ、微々たるものだからね」
「そうなのですか?」
毎日くっ付いて過ごしているし、あれからずっと体調もいいので、聖力を頂いているのかと思っていましたが…そうではなかったのですね。
「私の世界でも魔力の受け渡しはするけど…基本的には夫婦とか恋人同士くらいしかしないんだ」
「はぁ…それはどうして…」
「魔力の受け渡しの媒体は体液なんだよ」
「体液…ですか?えっと…汗とか涙とか?」
「う~ん、汗や涙は排泄物と同じだからね。あまり魔力を含まないんだ」
「だとしたら…血、とかですか?」
「まぁ、血もそうだね。後は唾液なんかもそう。そして吸収がいいのは皮膚よりも粘膜なんだ。だから口付けなんかがよく行われるかな」
「口付け…」
何と言うか、あまりにも突拍子もなくて、思わずおうむ返ししてしまいました。体液と粘膜が直ぐには結び付きませんでしたが、それって…キ、キスって事では…
「ふふ、ルネ。顔が真っ赤だよ」
「…ふぇ、ぁ…」
「ルネとの魔力の相性は問題ないし…試してみるかい?」
そう言って微笑んだセレン様は、何とも表現のしようのない甘さと艶めかしさを放っていて、私は変な声を上げるしか出来ませんでした。そんな風に言われてもどう反応していいのかわからず、かと言って視線を逸らす事も出来ませんでした。
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