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ハズレスキル「会話」は実はダンジョンと会話して仲良くなれる最強スキルでした
第1話 伝説の冒険者と同じスキルを持つ者
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「なぜあなたはこれほどまでの財を築いたのにまだダンジョンに潜るのですか?」
「私はダンジョンに愛されているからだ。時々会いに行かなくてはへそを曲げるんでな」
世界最難関の迷宮「神界へと続く迷宮」を史上初めて踏破した伝説の冒険者、ギウ=ミューシャが晩年に遺した言葉だ。
彼の名声、持ち帰った財宝の数々は人類の歴史に大いに光輝く1ページとして刻み込まれている。
そしてそれらは「俺も続け!」と言わんばかりに大勢の模倣者を生み出す。名声を得るため、財を成すため、無限に魔物と財宝を産みだし続ける迷宮は今日も人を飲み込み続けている。
「こんなマズい飯が食えると思ってんのかボケぇ!」
そんな掃いて捨てるほどいる冒険者パーティの中の一つ、自称勇者が率いるパーティのメンバーという名の雑用係であるボイドが作った根菜類とキノコのスープを勇者であるパーティリーダーが彼目がけてぶちまける。
ヤケドしない程度にはぬるくなっていたのは幸いだ。
「リーダーの言うとおりだ。こんなマズい飯で働かせようなんて常識を疑うぜ」
「こんなの人間が食べる料理じゃないね。豚のエサもいいとこよ。アンタは『会話』なんていう何の使い道も無いスキル持ちなのを拾ってやっただけでも私たちに泣いて感謝すべきなのに酷くない? 傷ついたわよ」
パーティメンバーの女戦士や僧侶もリーダーである勇者と同じような事をする。
今日パーティに加入したボイドが産まれつき持っていたスキルは「会話」と言うもの。会話なら誰でも出来るし異国の言葉を訳せる「翻訳」スキルでもない。到底実戦、いや日常においてさえ使えそうなスキルには見えないハズレスキルだ。
そんな彼が作ったスープは決してマズいわけではない。むしろ世間一般からすれば十分美味い部類には入るだろう。だが彼のパーティメンバーがそろいもそろって弱者をいたぶるのが何よりも快感であるがゆえにわざとそう言っているのだ。
翌日……パーティメンバーの荷物を抱えてボイドはメンバーの後をたどる。
「もたついてんじゃねえぞ! オラッ! 歩け!」
勇者がボイドを蹴飛ばして歩かせる。
「全く、これからダンジョンに入るっていうのに頼りないわねぇ。そんなんで伝説の冒険者ギウ=ミューシャみたいになりたいなんてよく言えるね」
女戦士が呆れながらハアッ。とため息をつく。3人のレベルはようやく2ケタという程度で特別凄いというわけではなく、偉そうに威張り散らすほど高くはない。それはボイドには絶対秘密だ。
「!? お、オイ! まさか!」
パーティ一行がダンジョンに入るなり僧侶はその姿を見ておびえだす。
頭からヤギのような角が生え、胴体はもちろん両手足の筋肉がとてもよく発達した肢体、背中にはコウモリの翼がついた、その姿かたちは人によく似てはいるが明らかに人にあらざる存在……デーモンがそこにいたからだ。
今のパーティからしたら到底かなわない格上の相手。しかも不幸なことに視線が合ってしまった。
デーモンは侵入者を探知すると地面を凄まじい脚力で強く蹴り反動で勇者に飛びつくように急速接近し、魔力でコーティングされた拳で思いっきりぶん殴る。
勇者の鎧は衝撃で大きくひしゃげ、身体は放たれた矢のように吹っ飛び入口の階段に突き刺さるように叩きつけられる。戦闘続行不可能になる程の大けがだ。
「に、逃げろおおおおおおおおお!!!!!」
僧侶が叫び、脱兎のごとく退散する。ボイドも逃げようとするが……
「何すんだよ!」
「アンタは私たちが逃げる時間を稼ぎなさい! 能無しはそういう事でしか役立てないでしょ!」
女戦士はそう言ってボイドを蹴飛ばしデーモンの前にその身をさらさせる。
彼の目の前には、自分の背を軽く上回る巨体の化け物。彼に向けてその拳が振り下ろされようとした、まさにその瞬間! デーモンはまるで煙のように消えてしまった。
「……? 何だ? 消えた、のか?」
「……大丈夫?」
「女の『声』」が聞こえてくる。いや声というよりは『頭の中に直接流される意識』とでもいうべき挿入物だ。
(……? 誰だ?)
ボイドは周りを見回すが、誰もいない。直後「彼女」は答える。
「私はあなたがいる迷宮そのものよ。魔物を自在に配置できるからそれを使って配置を解除したの」
「!? ええ!? 迷宮だと!?」
彼は驚愕する。まさか迷宮そのものに自我があってこうして会話ができるだなんて、たとえ真実だとしてもまともに話を聞いてくれないような狂言に聞こえるだろう。
だがこうして自分以外は誰もいない場所、それに『声』とは言うが耳から聞こえるようなものではなく『頭の中に直接流される意識』とでもいうべき物。普通の人間の成せる業ではない。
「で、でも何で迷宮と会話ができるんだ!?」
「あなたには「会話」スキルがあるじゃない」
「ええ!? じゃ、じゃあ会話スキルって、まさか迷宮と会話できるスキルだったのか!? でも何で今まで黙ってたんだ!?」
「だって、他の人がいる時にやったらみんな勘違いしちゃうし、あなたの能力に気づいて一方的に利用されるかもしれないじゃない。それは嫌なのよ」
「は、はぁ……ってことはまさかギウ=ミューシャが「私はダンジョンに愛されている」って言ってたのは?」
「そうよ。あなたと同じ「会話」スキルを持ってたそうよ。私には会いに来てくれなかったけどね。まぁ良いわ。会えて話が出来た記念にこれあげるわ」
彼女がそう言うとボイドの目の前に突如、手品師がボールやトランプのカードを出すかのように宝箱がパッと現れた。
開けて中身を取り出してみると稲妻のような見た目の弓が出てきた。見たことも無い武器だ……詳しい事は鑑定しないと分からないだろうが状態はいい品だった。
「そう言えばダンジョンって無限に財宝が出てくるけど何でなの?」
「やってくる冒険者の身体や魂ならいくらでもあるでしょ? そこから財宝だけでなく魔物も作ってるし、迷宮の拡張にも使われるわ」
「……」
ってことは財宝は冒険者の死体を加工したものって事か。あまり聞きたくはなかったな、と思ったのは言うまでもない。
【次回予告】
迷宮と会話ができるという超特殊スキル持ちだったボイド。新しい武器を手に入れその名が広がり始めようとしていた。
第2話 「地上戦」
「私はダンジョンに愛されているからだ。時々会いに行かなくてはへそを曲げるんでな」
世界最難関の迷宮「神界へと続く迷宮」を史上初めて踏破した伝説の冒険者、ギウ=ミューシャが晩年に遺した言葉だ。
彼の名声、持ち帰った財宝の数々は人類の歴史に大いに光輝く1ページとして刻み込まれている。
そしてそれらは「俺も続け!」と言わんばかりに大勢の模倣者を生み出す。名声を得るため、財を成すため、無限に魔物と財宝を産みだし続ける迷宮は今日も人を飲み込み続けている。
「こんなマズい飯が食えると思ってんのかボケぇ!」
そんな掃いて捨てるほどいる冒険者パーティの中の一つ、自称勇者が率いるパーティのメンバーという名の雑用係であるボイドが作った根菜類とキノコのスープを勇者であるパーティリーダーが彼目がけてぶちまける。
ヤケドしない程度にはぬるくなっていたのは幸いだ。
「リーダーの言うとおりだ。こんなマズい飯で働かせようなんて常識を疑うぜ」
「こんなの人間が食べる料理じゃないね。豚のエサもいいとこよ。アンタは『会話』なんていう何の使い道も無いスキル持ちなのを拾ってやっただけでも私たちに泣いて感謝すべきなのに酷くない? 傷ついたわよ」
パーティメンバーの女戦士や僧侶もリーダーである勇者と同じような事をする。
今日パーティに加入したボイドが産まれつき持っていたスキルは「会話」と言うもの。会話なら誰でも出来るし異国の言葉を訳せる「翻訳」スキルでもない。到底実戦、いや日常においてさえ使えそうなスキルには見えないハズレスキルだ。
そんな彼が作ったスープは決してマズいわけではない。むしろ世間一般からすれば十分美味い部類には入るだろう。だが彼のパーティメンバーがそろいもそろって弱者をいたぶるのが何よりも快感であるがゆえにわざとそう言っているのだ。
翌日……パーティメンバーの荷物を抱えてボイドはメンバーの後をたどる。
「もたついてんじゃねえぞ! オラッ! 歩け!」
勇者がボイドを蹴飛ばして歩かせる。
「全く、これからダンジョンに入るっていうのに頼りないわねぇ。そんなんで伝説の冒険者ギウ=ミューシャみたいになりたいなんてよく言えるね」
女戦士が呆れながらハアッ。とため息をつく。3人のレベルはようやく2ケタという程度で特別凄いというわけではなく、偉そうに威張り散らすほど高くはない。それはボイドには絶対秘密だ。
「!? お、オイ! まさか!」
パーティ一行がダンジョンに入るなり僧侶はその姿を見ておびえだす。
頭からヤギのような角が生え、胴体はもちろん両手足の筋肉がとてもよく発達した肢体、背中にはコウモリの翼がついた、その姿かたちは人によく似てはいるが明らかに人にあらざる存在……デーモンがそこにいたからだ。
今のパーティからしたら到底かなわない格上の相手。しかも不幸なことに視線が合ってしまった。
デーモンは侵入者を探知すると地面を凄まじい脚力で強く蹴り反動で勇者に飛びつくように急速接近し、魔力でコーティングされた拳で思いっきりぶん殴る。
勇者の鎧は衝撃で大きくひしゃげ、身体は放たれた矢のように吹っ飛び入口の階段に突き刺さるように叩きつけられる。戦闘続行不可能になる程の大けがだ。
「に、逃げろおおおおおおおおお!!!!!」
僧侶が叫び、脱兎のごとく退散する。ボイドも逃げようとするが……
「何すんだよ!」
「アンタは私たちが逃げる時間を稼ぎなさい! 能無しはそういう事でしか役立てないでしょ!」
女戦士はそう言ってボイドを蹴飛ばしデーモンの前にその身をさらさせる。
彼の目の前には、自分の背を軽く上回る巨体の化け物。彼に向けてその拳が振り下ろされようとした、まさにその瞬間! デーモンはまるで煙のように消えてしまった。
「……? 何だ? 消えた、のか?」
「……大丈夫?」
「女の『声』」が聞こえてくる。いや声というよりは『頭の中に直接流される意識』とでもいうべき挿入物だ。
(……? 誰だ?)
ボイドは周りを見回すが、誰もいない。直後「彼女」は答える。
「私はあなたがいる迷宮そのものよ。魔物を自在に配置できるからそれを使って配置を解除したの」
「!? ええ!? 迷宮だと!?」
彼は驚愕する。まさか迷宮そのものに自我があってこうして会話ができるだなんて、たとえ真実だとしてもまともに話を聞いてくれないような狂言に聞こえるだろう。
だがこうして自分以外は誰もいない場所、それに『声』とは言うが耳から聞こえるようなものではなく『頭の中に直接流される意識』とでもいうべき物。普通の人間の成せる業ではない。
「で、でも何で迷宮と会話ができるんだ!?」
「あなたには「会話」スキルがあるじゃない」
「ええ!? じゃ、じゃあ会話スキルって、まさか迷宮と会話できるスキルだったのか!? でも何で今まで黙ってたんだ!?」
「だって、他の人がいる時にやったらみんな勘違いしちゃうし、あなたの能力に気づいて一方的に利用されるかもしれないじゃない。それは嫌なのよ」
「は、はぁ……ってことはまさかギウ=ミューシャが「私はダンジョンに愛されている」って言ってたのは?」
「そうよ。あなたと同じ「会話」スキルを持ってたそうよ。私には会いに来てくれなかったけどね。まぁ良いわ。会えて話が出来た記念にこれあげるわ」
彼女がそう言うとボイドの目の前に突如、手品師がボールやトランプのカードを出すかのように宝箱がパッと現れた。
開けて中身を取り出してみると稲妻のような見た目の弓が出てきた。見たことも無い武器だ……詳しい事は鑑定しないと分からないだろうが状態はいい品だった。
「そう言えばダンジョンって無限に財宝が出てくるけど何でなの?」
「やってくる冒険者の身体や魂ならいくらでもあるでしょ? そこから財宝だけでなく魔物も作ってるし、迷宮の拡張にも使われるわ」
「……」
ってことは財宝は冒険者の死体を加工したものって事か。あまり聞きたくはなかったな、と思ったのは言うまでもない。
【次回予告】
迷宮と会話ができるという超特殊スキル持ちだったボイド。新しい武器を手に入れその名が広がり始めようとしていた。
第2話 「地上戦」
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