12 / 32
メンヘラ当事者が周りにいる方へ
第12話 10グラムの重りで人は死ぬ
しおりを挟む
「10グラムの重りで人は死ぬ」
タイトルにもあるこの言葉を聞いて「そんなバカな話があるわけないだろ」と思うかもしれません。ですが、これはお本当の話です。
メンタルに何かしらのトラブルが起きると日常の本当にささいな、本人以外は誰も気にも留めないような内容、例えば「あいさつしたのに返事がなかった」とか「同僚がなんとなく嫌そうな顔でこっちを見てる気がする」といった内容でも重荷になります。
具体的に仕事で失敗した内容があるとより大きな重荷になるでしょう。
例えそれが1日10グラム足される重りだったとしても1年経てば3,65キログラム、3年経てば約10キロ、10年経てばおよそ36キログラムにまで重しは増えます。
そして重くて重くて仕方なくて限界を超えてしまったら、もう死ぬ以外に道がなくなってしまうんです。
しかもメンタルをこじらせてしまうと重りを追加する機会が1日に3回や5回に増えたり、1回につき30グラムや50グラム追加されるといったことになります。
普通なら死ぬというのは生きることよりもはるかにハードルが高くて思いつきもしないものだと言われています。
しかしメンタルをやられると「生きる事が死ぬ事よりもしんどくて苦しい」となってしまって、最終的に死を選ぶ、というか『選ばざるを得なくなる』のだと思います。
「死にたい」のではなく「生きることが苦しすぎて苦しすぎて死ぬよりもきついから生きるよりも楽な死を『選ばざるを得ない』」というのが本音だと思います。
この『選ばざるを得ない』というのが結構重要で、本当の事を言えば誰だって死にたくは無いのです。重度のうつ病でベッドから動けずに「その場で漏らしてしまう」人ですら、です。
ですが「生きることが死ぬことよりもきつい」くらいに追い詰められてしまうと、死を『選ばざるを得ない』と考えるようになってしまいます。
本音を言えば死にたくはない。でもその『選びたくない死』を『選ばざるを得ない』ほど追い詰められている人がいるというのをどうか忘れないでください。
勤め先の会社のストレスで死んでしまう人というのは典型的なこのケースに当てはまるもので、
「積み重なった重荷があまりにも重すぎて手放すには死ぬしかない」と思って自殺を実行してしまう、というのがあるでしょう。
本当は自殺しなくても解決する方法はいくらでもあるのですが「勤勉で真面目な正しい日本人像」から外れると
「死ぬよりも苦しい、生きている事こそ地獄と思える目に遭うのでは?」とか「1度逃げるともう2度と這い上がれなくなるのでは?」
という恐怖で会社を辞めることが出来ずに、代わりに人生を辞めてしまうのでしょう。
会社を辞めるよりも人生を辞めるのを選んだ方が幸せになれるのだと思ってしまうほど認知が歪んでいるのです。
特に日本は同調圧力が高くて、他人と比べて劣ることも優れていることも許されないので「正しい日本人像」から外れる位なら死んだほうが良い。と思う人も多いでしょう。
これは声を大にして言いたいのですが、会社を辞めても次はあります。実際私は2度会社をクビになり1度バックレました(そこはブラック企業でしたが)が、それでも現在別の仕事で普通に働いています。
なので死ぬくらいなら会社辞めましょう。
会社を辞めても次はあります。ですが「死んだら次はもうない」のです。「死んだらやり直しは効かない」んです。「死んだけどまた生き返ればいいや」は絶対にないのですから。
詳しい話は後で述べますが「死んだらやり直しは効かない」んです。「死んじゃったけどまた生き返ればいいや」だけは現在の医療技術ではどうしてもできないんです。
【次回予告】
現代科学においては苦労や苦痛を数値化出来ない以上「その程度でつらいというな! 俺の方がもっとつらいんだぞ!」という類の言葉は単に言った本人のストレス解消にしかならず、根本的な問題解決にはならないでしょう。そんなお話。
第13話 「自分の基準で他人のつらさを測るな」
タイトルにもあるこの言葉を聞いて「そんなバカな話があるわけないだろ」と思うかもしれません。ですが、これはお本当の話です。
メンタルに何かしらのトラブルが起きると日常の本当にささいな、本人以外は誰も気にも留めないような内容、例えば「あいさつしたのに返事がなかった」とか「同僚がなんとなく嫌そうな顔でこっちを見てる気がする」といった内容でも重荷になります。
具体的に仕事で失敗した内容があるとより大きな重荷になるでしょう。
例えそれが1日10グラム足される重りだったとしても1年経てば3,65キログラム、3年経てば約10キロ、10年経てばおよそ36キログラムにまで重しは増えます。
そして重くて重くて仕方なくて限界を超えてしまったら、もう死ぬ以外に道がなくなってしまうんです。
しかもメンタルをこじらせてしまうと重りを追加する機会が1日に3回や5回に増えたり、1回につき30グラムや50グラム追加されるといったことになります。
普通なら死ぬというのは生きることよりもはるかにハードルが高くて思いつきもしないものだと言われています。
しかしメンタルをやられると「生きる事が死ぬ事よりもしんどくて苦しい」となってしまって、最終的に死を選ぶ、というか『選ばざるを得なくなる』のだと思います。
「死にたい」のではなく「生きることが苦しすぎて苦しすぎて死ぬよりもきついから生きるよりも楽な死を『選ばざるを得ない』」というのが本音だと思います。
この『選ばざるを得ない』というのが結構重要で、本当の事を言えば誰だって死にたくは無いのです。重度のうつ病でベッドから動けずに「その場で漏らしてしまう」人ですら、です。
ですが「生きることが死ぬことよりもきつい」くらいに追い詰められてしまうと、死を『選ばざるを得ない』と考えるようになってしまいます。
本音を言えば死にたくはない。でもその『選びたくない死』を『選ばざるを得ない』ほど追い詰められている人がいるというのをどうか忘れないでください。
勤め先の会社のストレスで死んでしまう人というのは典型的なこのケースに当てはまるもので、
「積み重なった重荷があまりにも重すぎて手放すには死ぬしかない」と思って自殺を実行してしまう、というのがあるでしょう。
本当は自殺しなくても解決する方法はいくらでもあるのですが「勤勉で真面目な正しい日本人像」から外れると
「死ぬよりも苦しい、生きている事こそ地獄と思える目に遭うのでは?」とか「1度逃げるともう2度と這い上がれなくなるのでは?」
という恐怖で会社を辞めることが出来ずに、代わりに人生を辞めてしまうのでしょう。
会社を辞めるよりも人生を辞めるのを選んだ方が幸せになれるのだと思ってしまうほど認知が歪んでいるのです。
特に日本は同調圧力が高くて、他人と比べて劣ることも優れていることも許されないので「正しい日本人像」から外れる位なら死んだほうが良い。と思う人も多いでしょう。
これは声を大にして言いたいのですが、会社を辞めても次はあります。実際私は2度会社をクビになり1度バックレました(そこはブラック企業でしたが)が、それでも現在別の仕事で普通に働いています。
なので死ぬくらいなら会社辞めましょう。
会社を辞めても次はあります。ですが「死んだら次はもうない」のです。「死んだらやり直しは効かない」んです。「死んだけどまた生き返ればいいや」は絶対にないのですから。
詳しい話は後で述べますが「死んだらやり直しは効かない」んです。「死んじゃったけどまた生き返ればいいや」だけは現在の医療技術ではどうしてもできないんです。
【次回予告】
現代科学においては苦労や苦痛を数値化出来ない以上「その程度でつらいというな! 俺の方がもっとつらいんだぞ!」という類の言葉は単に言った本人のストレス解消にしかならず、根本的な問題解決にはならないでしょう。そんなお話。
第13話 「自分の基準で他人のつらさを測るな」
1
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる