ヴァルキリーブレイブ

長留裕平

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第二十章「ガルディア」

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イフィリアへ戻り、酒場へ向かって行った
タクト「あのすいませんここから近くの町ってありますか?」
おじさん「そうだなガルディアという町がここから東にあるぞ」
タクト「その近くに精霊がいたりしますか?」
おじさん「そうだなぁそんな噂も聞いたことがあるな」
タクト「ありがとうございますそれでは行ってみます」
タクト達はイフィリアを出て東にあるガルディアへと向かって行った
ガルディアに到着すると駅などがあった
タクト「ここから別の所に行けそうだな」
リゼ「情報を集めましょここにはギルドがあるみたいだわ」
ギルドに入り、ギルドの受付の人に話しかけた
タクト「すみませんこの近くに精霊がいる場所はありますか?」
受付の人「近くに灼熱の山がありますねそこに精霊がいて町を守っているという噂は聞いたことがあります精霊を探すクエストもあるので受けてみますか?」
タクト「はい、受けてみます」
タクト達はクエストを受けて灼熱の山へと向かって行った
灼熱の山に辿り着いたが灼熱の山というだけあってかなりの暑さだった
リゼ「ここには1時間くらいしかいられないわねそれまでに精霊を見つけないと」
シャルロッタ「ウンディーネの加護を受けたら長くいられるかも?」
リゼ「そうかもね!ウンディーネ出してみてよ」
シャルロッタ「いでよ!ウンディーネ!!」
ウンディーネを召喚し、水の加護を受けた
青い玉のようなものに包まれて暑さから身を守った
リゼ「これなら大丈夫そうね」
水の加護を受けながら灼熱の山を登って行った
頂上まで辿り着くと精霊が現れた
フリーク「あれはサラマンダーだな」
サラマンダーが炎を出して威嚇していた
タクト「よし、あいつを倒して契約しよう」
サラマンダーとの戦いが始まった
サラマンダー「ファイアーイノセント!!」
サラマンダーの攻撃が飛んできたが咄嗟に避けた
タクト「いでよ!!ヴァルキリー!」
タクトがヴァルキリーを召喚した
ヴァルキリー「ヴァルキリーソード!!」
ヴァルキリーの攻撃が決まり、サラマンダーに致命傷を与えた
フリーク「止めは俺に任せろ」
フリーク「ジャスティスソード!」
フリークが見事にサラマンダーに止めを刺した
サラマンダー「お前たち強い契約する」
フリーク「今回は俺に契約させてくれ!精霊を全く持ってないんだ」
タクト「わかった、今回は兄さんが契約をしてくれ」
フリーク「よしそれじゃあ契約するぞサラマンダーよ俺に力を貸してくれ」
フリークがそう言うとサラマンダーはフリークの精霊石に取り込まれていった
タクト「イフィリアに戻って次の精霊の場所の情報を集めに行こう」
タクト達は灼熱の山から脱出し、イフィリアへと戻っていった
イフィリアに着いてから冒険者ギルドに入っていった
受付の人「サラマンダーとの契約おめでとうございます報酬の1万Gです」
タクトは報酬を受け取った
タクト「別の精霊の情報などはありますか?」
受付の人「そうですね、別の大陸に船で行くことになりますがノームがいますね」
リゼ「それは一体どこなのよ!」
受付の人「ファンダム大陸ですここから船で行けます」
リゼ「分かったわ!それじゃあいきましょタクト!」
タクト達はクエストを受けてイフィリアの船に乗りファンダム大陸へと向かって行った
ファンダム大陸に辿り着いた
リゼ「ここがファンダムね!」
シャルロッタ「まずは酒場で情報を集めよう!」
タクト「そうだな精霊の情報が集まるかも知れない」
タクト達は情報を集めるために酒場へと向かって行った
酒場に入りおじさんと話していた
おじさん「おい知ってるか、ここの近くにあるドワーフの洞窟にはノームがいるってな」タクト「ドワーフの洞窟ですか」
おじさん「おうよでもドワーフの証を持ってないと中には入れないぜ」
タクト「ドワーフの証は何処で手に入りますか?」
おじさん「俺が持ってる、どうだ欲しいか?」
タクト「欲しいです!」
おじさん「なら俺と飲み比べをしようじゃないか勝ったらドワーフの証をやる」
タクト「やります!」
おじさん「じゃあいくぞ」
そう言うと酒が用意され、飲み比べが始まった
タクトは酒を一気に飲みおじさんより早く酒を飲み終わった
タクト「勝った…!」
おじさん「降参だぼうずこれをやろう」
そういうとおじさんはドワーフの証をくれた
タクト「これでドワーフの洞窟に入れるのか」
リゼ「よかったわねタクト」
シャルロッタ「私あんなにお酒飲めないです…」
フリーク「やるじゃねえかタクト流石俺の弟だ。それじゃあドワーフの洞窟に向かうとするか」
ファンダムを出て、ドワーフの洞窟に向かって行った
ドワーフの洞窟に辿り着くとドワーフが入口にいた
ドワーフ「ここから先はドワーフの証を持ってる者しか入ることはできん」
タクト「はい、ドワーフの証です」
ドワーフ「確かにドワーフの証だな通っていいぞ」
ドワーフの洞窟の一番奥まで進むとノームが現れた
ノーム「むむむ、もしかして人間がこんなとこまで来たのか」
シャルロッタ「私と契約してほしいの」
ノーム「ならば、力を示すがいい」
ノームとの戦いが始まった
ノーム「アースクエイク!!」
ノームの魔法が決まり、タクト達にダメージを与えた
タクト「クッ…このままでは全滅してしまう」
リゼ「精霊には精霊で勝負よ!いでよイフリート!!」
リゼ「地獄の業火で焼き尽くせ!ファイアージャッジメント!」
イフリートによる炎の魔法が発動しノームを焼き尽くした
ノーム「イフリートを召喚できるなんてやるじゃないか契約しよう」
シャルロッタ「私が契約するわ!」
シャルロッタはノームと契約し、召喚できるようになった
ノーム「よろしくね!シャルロッタ!」
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