ヴァルキリーブレイブ

長留裕平

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第二十一章「別惑星の魔王」

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ノームと契約したタクト達は闇の魔王を倒すために修行をしていた
タクト「兄貴、俺に剣の技を教えてくれ」
フリーク「そうだな必殺技天龍剣を教えよう」
そう言うとフリークは剣を構えて技を繰り出した
すると、衝撃波と共に周りの木々が倒れていった
タクト「よーし俺もやってみるぞ!天龍剣!!」
しかし技が繰り出されることはなかった
フリーク「コツがいるんだなこれが、剣にマナを集中させる必要があるマナをコントロールする所から始まるかな」
タクトはしばらくマナを剣に集中させる練習をした
タクト「できた…!!」
フリーク「どうやらマナをコントロールすることができたようだな」
タクト「天龍剣!!」
タクトが技を放つと光の龍が現れ木々を倒して行った
フリーク「よし、上出来だ」
一方でリゼとシャルロッタは魔術の訓練をしていた
リゼ「地獄の業火の炎よ焼き尽くせ!ファイアージャッジメント!」
シャルロッタ「水の精霊よ、力を貸して!ウォータージャッジメント!」
二つの魔術がぶつかり合い爆発が起きた
リゼ「だいぶ威力が上がってきたわね上出来じゃないかしら」
タクト「そろそろ闇の魔王に再挑戦するか」
タクト達は合流して飛空艇に乗っていった
魔王城へと向かって行き到着して降りて行った
タクト「いよいよだ…精霊と契約して修行を積み重ねた成果見せてやる!」
魔王城の奥へと進んで行った
城の内部の最奥まで辿り着き闇の魔王のいる所まで着いた
闇の魔王「ほう…お前たちはまた挑戦しに来たのか何度やっても同じだがな」
タクト「やってみないとわからないぜ?」
そう言うとタクト闇の魔王向かって行き技を放った
タクト「天龍剣!!」
ドラゴンが現れ、闇の魔王に攻撃を加えた
闇の魔王「こ、この技は…」
闇の魔王に致命傷を与えた
闇の魔王「なるほど…修行を積んできたようだな」
リゼ「残念だけどこれで止めよファイアージャッジメント!!」
シャルロッタ「ウォータージャッジメント!」
魔術で闇の魔王に止めを刺し闇の魔王を倒した
闇の魔王「まさかここまでやるとはな…しかしこれで終わりではない別の惑星の魔王がお前を待ってるぞ!ふはは!!」
そう言うと闇の魔王は消えていった
タクト「終わった…これで地球の平和は守られた」
リゼ「別の惑星の魔王って何かしらね」
タクト「その時が来たら戦えばいいさ」
タクト達はギルドのあるイセリアへと帰っていった
アルベルト「おお、帰って来たかどうやら闇の魔王を倒したみたいだな」
タクト「何とか倒しましたよ」
アルベルト「帰ってきて早速で申し訳ないが、お前らには宇宙に上がって別惑星の魔王を倒してもらう」
タクト「どうやって上がるんですか??」
アルベルト「イセリアで宇宙船を打ち上げる予定だそれに乗ってもらう」
タクト「分かりました…しかしもう少し考える時間をください…」
宿屋でしばらく考えたタクト達は宇宙に上がる決心をした
タクト「行きます!!行かせてください!」
アルベルト「そうか…決心が着いたかそれでは向かって貰おう」
タクト達は宇宙船に乗り、宇宙へと上がっていった
打ち上げは成功し、宇宙空間を宇宙船で彷徨っていた
操縦士「魔王がいる惑星セプトンはもうすぐです」
リゼ「もう一週間くらいたったわね…早くしてよね」
惑星セプトンへと着き着陸した
タクト「よっしゃ着いた!魔王覚悟してろよ」
よく見ると、黒い雲が上にある城のような場所があった
タクト「あっちだな!よしいくぜ」
タクト達は城へと向かって行った
城に着くと魔物がわらわらと沸いていた
リゼ「ここは私に任せて!ファイアージャッジメント!」
リゼが魔術を放つと魔物は消え去った
リゼ「魔王城へ侵入するわよ」
タクト「よしいくぜ!!!」
魔王城へと入ると全く人の気配がなかった
タクト「あれ?おかしいなここにいるはずだろ??」
リゼ「中を進んで行きましょ」
魔王城の中を探索し、魔王がいる部屋へと辿り着いた
魔王「我が名は魔王エリゴール!!よくぞここまで来た」
タクト「お前!!なんで他の手下がいねえんだ!!」
魔王「仲間がいないからだ!!言わせんな恥ずかしい!!」
シャルロッタ「可哀そう…」
魔王「戦うのか??戦うならばかかってこい!!」
タクト「仲間がいないからといって手加減はしねえぞ!!いでよヴァルキリー!!」
タクトはヴァルキリーを召喚した
魔王「それは…精霊!!」
タクト「いけヴァルキリー!やつをぶったおせ!」
魔王「精霊相手じゃ仕方ない本気を出させて貰う」
そう言うと魔王はドラゴンへと変身した
リゼ「ドラゴン!?」
魔王「ドラゴンになった私に叶うものか!」
魔王が灼熱の炎を出してヴァルキリーを倒した
タクト「そんな…俺のヴァルキリーが敵わないなんて…」
すると突然天から声が聞こえて来た
天の声「タクトよ…今こそ思い出すのだ勇者の記憶を」
タクト「勇者の記憶…!」
タクトは前世の記憶を思い出した
タクト「俺は勇者だったのか…」
魔王「その光は…勇者の証…!!」
タクト「本気を出せて貰うぜ!!エターナルブレード!!」
タクトの攻撃が決まり、魔王を倒した
魔王「そんな…バカなこの私が…」
タクト「おとといきやがれてんだ」
リゼ「やったわねタクトこれで地球の平和も守られたわ」
シャルロッタ「さすがタクトさんです」
こうして魔王を倒して地球いや宇宙の平和は守られたのであった
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