終わらない転生

第1章〜底辺への転生〜

第0話

朝の光で俺は目を覚ました。
「おはよう父さん、母さん。」
「…。」
だが、返事が返ってくる事は無く、何時もの事の為、
俺は食事の準備の為に表の通りに出て
ゴミ箱を漁ったり、通りにいる人の
物を盗んで食事を手に入れる。
たった一つの腐ったパンをかけて
殴り合ったりしていた。
途中しくじって捕まったが、
今日は十数回殴るぐらいで勘弁してもらえた、ラッキーだ。
こんな事を昼もして、
日が暮れて来たら近くに流れている川に行き体を洗う。
そして、
「おやすみ父さん、母さん。」
「…。」
まぁ、返事が返ってくる事もなく、
俺は寝る。



ーーーーーーコレが、異世界へ転生した俺の今の生活だった。