科学×魔法で世界最強! 〜高校生科学者は異世界魔法を科学で進化させるようです〜

難波一

文字の大きさ
150 / 151

第151話 エリナとルクレウス

しおりを挟む
 ──10年前。エリナ・ヴァイスハルト、9歳──

 その日のノーザリアの空は、どこまでも澄んでいて、青というより白に近い色をしていました。

 私、エリナ・ヴァイスハルトは、窓辺からその空を見上げながら、心臓がドキドキ鳴るのを両手で押さえていました。

 明日は、武闘大会。少年の部といっても、ノーザリア全土から腕に覚えのある子供たちが集まる一大行事。しかも私は——

 「ヴァイスハルト家の代表として出るんだもん。絶対に、負けられない」

 自分に言い聞かせるように、そう呟きました。

 「その意気だ、エリナ」

 ふいに、背後から父の声がしました。振り返ると、父——ロイ・ヴァイスハルトが優しい目で私を見ていました。
 赤い軍装のような上着に身を包んで、堂々とした姿。私の、ずっと目標だった人。

 「明日は、全力を尽くしてきなさい。勝っても、負けてもいい。だが、誇りは……誇りだけは、忘れてはならない」

 「……うん。うん、分かってる」

 私は小さく頷いて、でも思わずぎゅっと拳を握ります。

 勝っても、負けてもいい?

 そんなの、私は——嫌だ。

 私は、勝ちたい。
 “エリナ”としてじゃない。“ヴァイスハルト家”の誇りとして、勝ちたい。

 そうじゃなきゃ、意味がない。

 小さな私には、家族が、そしてヴァイスハルトの名が何より大事でした。
 私は——その名前が、好きだった。だから、背負いたかった。

 「お父様、明日は……必ず、勝ってきます」

 「ふふ……そうか。じゃあ、約束しよう。勝ったら、あの新しい剣をプレゼントしてやる。銀の細工の入った、あれが気に入ってたんだろう?」

 「……えっ、本当!? やった!」

 私は思わず飛び跳ねました。そんな私に、母が呆れたように笑いながら近づいてきます。

 「もう、あなたたち。女の子が戦ばっかりなんて、ほんとにこの家の子ねぇ」

 母はそう言って、私の髪を撫でてくれました。その手はあたたかくて、ふわふわしてて、ほんのり香水の匂いがして——

 私は、その夜、一度も眠れませんでした。

 剣のことを考えて、勝った後のことを考えて、お父様とお母様に笑ってもらうことを想像して——何度も、枕に顔を埋めて転がりました。

 勝つんだ。明日、きっと——


 武闘大会の会場は、子どもが飲み込まれてしまいそうなほど、大きくて、眩しかった記憶があります。

 観客の声、剣が交わる音、太鼓のような足音。全部がごちゃごちゃしてて、でも不思議と怖くはありませんでした。

 私は、控え室の隅っこで、自分の剣を布で磨いていた。明るい光の中でも、この剣だけは静かに凛としているようで——

 「やあ、君が……エリナ・ヴァイスハルト嬢かな?」

 声をかけられたのは、その時でした。

 顔を上げると、そこにいたのは、一人の少年。

 金の髪。水色の瞳。白と青の装飾が施された軍装風の上着。年齢は私より少し上、たぶん十一歳くらい。
 だけど、背筋の伸ばし方も、言葉の選び方も、どこか“大人びて”いました。

 「……はい。あなたは……?」

 「ルクレウス・ノーザリア。ノーザリア王国、第一王子だよ」

 え……?

 一瞬だけ、心臓が止まりかけました。

 “王子”……。
 噂には聞いていた。剣の天才。王国の未来。大会の最有力候補。

 でも、目の前にいる彼は——その噂とは少し違っていました。

 笑ってる。にこやかに。でも、何かが変。

 笑ってるのに、目が笑ってない。
 声はやさしいのに、心がこっちを見ていない。

 「明日の試合、楽しみにしているよ。僕も全力で戦わせてもらうから」

 「……はい。私も、全力で」

 私は自然に答えたけれど、その瞬間、背中にゾワッと寒気が走りました。

 この人は——何かが違う。

 たとえば、花が咲いてると思ったら、触ったら針があったみたいな。
 たとえば、あたたかい水に見えて、でもその奥には氷の塊が沈んでるみたいな。

 私の剣は、敵を斬るためにある。だけど、目の前の彼は——違う。

 「じゃあ、明日、いい勝負をしよう」

 笑って、ルクレウス王子は背を向けて歩いていきました。

 私はその背中を見ながら、なぜか、ひとつも足音が聞こえなかったことを、不思議に思っていまひた。


 ◇◆◇


 あの夜の空は、まるで水墨画のように、どこまでも薄暗くて冷たかったのです。

わたくしは、控え室の片隅で、父様に手を握られながら、試合の順番を待っていました。

「エリナ、お前は誇り高きヴァイスハルト家の娘だ。だが、勝ち負けにこだわる必要はない。何よりも——全力を尽くしてきなさい」

父様の手は、いつも大きくて、あたたかくて、安心できる匂いがしました。

「うん、頑張るね、父様!」

胸がドキドキしていたけど、わたくしは胸を張って、父様に微笑み返しました。

けれど——そのあと。

控え室から一人、トイレに行こうとしたわたくしに、ひとりの男の人が声をかけてきました。

「お嬢さん。少し、いいかな?」

 金の髪を撫でつけた、細身の貴族でした。第一王子派のひとり。名前までは覚えていません。

 彼はわたくしの前にかがみこみ、小さな笑みを浮かべながら、優しげな声で言いました。

「君のご活躍、評判だよ。ヴァイスハルト家のご息女にして、剣の天才……ふふ、素晴らしい。だがね、明日はルクレウス殿下との決勝戦だ。分かるね?」

「……はい。分かってます」

わたくしが答えると、彼は一層にこやかに笑いました。

「なら話が早い。殿下は王族、ノーザリアの未来を背負うお方だ。君の力を否定する気はないが、“貴族”として、賢明な選択をしてくれることを願っている」

その言葉の意味を、わたくしはすぐに理解しました。

「……負けろってこと?」

彼は何も答えず、ただ立ち上がって、微笑のまま立ち去っていきました。

後に残ったのは、冷たい風と、じんわりと震える指先だけ。

わたくしは——それでも決めていました。

父様が言ってくれた言葉を。

「全力を尽くしてきなさい」

だから、絶対に、手は抜かない。あのルクレウス王子が相手でも、剣を曲げたりしない。

それが、わたくしの誇り。

……ヴァイスハルトの名に懸けて。


 ◇◆◇


決勝戦の舞台は、朝焼けに染まった闘技場。

観客席はいっぱいで、空には王家の紋章が描かれた旗がなびいていました。

目の前に立つのは、ルクレウス・ノーザリア殿下。

あのときと同じ、あたたかな笑みを浮かべて、わたくしを見ていました。

「来てくれて、ありがとう。エリナ嬢」

「……わたくし、全力で行きますわ」

「うん。僕もだよ」

言葉に偽りはなかった——けれど。

(やっぱり……どこか、分からない)

戦いが始まる直前でさえ、ルクレウスの笑顔の裏にある「本心」が見えなかったのです。

木剣がぶつかる音が、何度も響きました。

何十合も斬り結び、どちらも譲らない戦い。

彼の剣は綺麗で、無駄がなく、速く、力強く……だけど、どこか「薄い」気がしました。

そう、まるで——誰かに「見せる」ための剣みたいな。

わたくしは、ただがむしゃらに、父様の言葉を思い出しながら戦いました。

膝が震えても、腕が痺れても、何度でも立ち上がって——

そして最後、わたくしの木剣が、ルクレウスの胸元に軽く触れました。

「……一本! 勝者、エリナ=ヴァイスハルト!」

歓声と、拍手。

ルクレウスは倒れていませんでした。ただ、微笑んだまま、木剣を鞘に収めて、わたくしに小さく頷きました。

「強いね、君は」

その言葉に、わたくしは——少しだけ、胸が痛みました。


 ◇◆◇


数日後。

わたくしと父様と母様は、表彰式を終えて馬車で屋敷へ戻る途中でした。

父様が笑って言いました。

「よくやったな、エリナ。あのルクレウス殿下に勝つとは、正直驚いたぞ」

「ふふ……父様の言葉通り、全力を尽くしたもの」

「エリナ、今日は町に着いたら新しい剣を見に行きましょうね」

「うん! それなら、もっと強くなれる剣がいいな!」

その会話が、最後になりました。

突然、馬車が止まりました。

車外から、何人もの足音と、怒号。そして——剣戟の音。

「エリナ、伏せていろ!」

父様の声と共に、母様がわたくしを抱きかかえた瞬間、馬車の扉が破られました。

仮面をつけた男たちが、鋭い刃を手に、怒声を上げながら馬車に突入してきました。

父様が剣を抜いて迎え撃ちました。母様が、わたくしを庇いながら、叫びました。

「逃げなさい……エリナ!!」

……それから、先の記憶があまりありません。

 後から聞いた話では、駆け付けた冒険者の皆様が、私を賊から救って下さったのだとか。

 気がついたときには、血まみれの馬車の中で、ひとりだけ、泣きながら父様と母様の手を握っていました。


──確証はありませんでした。ですが、わたくしの中で、ひとつの結論だけが、静かに、残っていました。

——わたくしがルクレウス王子に勝ったから。

それが、全ての始まりだったのだと。

──あの時、わたくしが、別の選択をしていたら。

父と母は死なずに済んだのかも知れない。

今でもそんな思いが、どうしても胸の奥に消えず残っているのです。



──────────────────



──沈黙が、降りた。

 控え室に満ちていた魔導灯の淡い光が、エリナの横顔をそっと照らしている。

 語り終えたばかりの彼女は、膝の上で組んだ両手をきつく握りしめていた。

 声の震えは抑えたつもりだったが、話し終えた今、背筋の奥がわずかに痺れるように疼いていた。

数秒。
誰も何も言わなかった。

だがその沈黙は、重苦しいものではない。
静かに、慎重に──彼女の言葉を受け止めるための、“尊重”の沈黙だった。

「……お前とルクレウスの間に何かあるのは、うっすら気付いてはいたけどよ」

一番に口を開いたのは、ミィシャだった。
彼女らしくない、しんと落ち着いた声。

普段なら「うそだろ!」とか「信じられねぇ!」とか、もっと感情の赴くままに言葉を投げるはずなのに、
今は、ただそっと、手をそばに伸ばしていた。

「……エリナ。ひとりで、ずっと……そんなことを抱えてたのかよ」

その手がエリナの背に触れる。あたたかかった。

「……ありがとな、話してくれて」

 ミィシャのその言葉に、エリナの瞳がふるりと揺れる。

「こっちこそ、ありがとう、ミィシャ。ライネルにも今度ちゃんとお話しするつもりですわ。」

 エリナは泣かなかった。泣きたくはなかった。
それでも、張りつめていたものが少しずつほどけていくのが、自分でも分かった。

「……私、ずっと信じたかったのかも知れません。あのときの勝利が……ちゃんと意味のあるものだったって」

そう呟く彼女に、今度はカリムが静かに頷く。

「……貴殿は誇るべきだ、エリナ・ヴァイスハルト」

声は低く、まっすぐだった。

「その勝利は、誰に強いられたものでもなく。己の矜持に従って掴んだものだ。……それは、剣士として、何よりも尊い」

彼の言葉には、打算も慰めもなかった。
ただ剣を生きる者としての、揺るがぬ敬意だけが宿っていた。

エリナは、ぽつりと笑う。

「……ありがとう、カリムさん。そう言ってもらえると、少しだけ……救われた気がしますわ」


すると──


「……で、本当にそれ、ルクレウスが関与してたって確証、あるのか?」

静かに口を開いたのは、やはり迅だった。

ずっと黙って話を聞いていた彼は、椅子の背にもたれたまま、組んでいた腕を解いてゆっくりと前かがみになる。

その黒曜石のような瞳が、真っ直ぐにエリナを見つめていた。

「……いや、責めるつもりはねぇよ。お前がそう感じてるのも、今まで一人で背負ってきたことも、ちゃんと伝わった」

その言葉に、エリナは一瞬だけまばたきをする。

「でもな、エリナ。俺は……当事者じゃないし、事の全貌も知らねぇ。
お前がルクレウスに勝ったことが原因だったかもしれねぇし、そうじゃないのかもしれねぇ。
あの時、お前の勝利に“感情的にキレた誰か”が、勝手に動いた可能性だってある」

声音に熱はない。ただ淡々と、事実としての可能性を並べていく迅。
だがその眼差しは、どこまでも真剣だった。

「……だから、間違いなくひとつ言える事があるとしたら。お前が今まで『全部自分のせい』って思い込んできたその重荷……全部、お前一人で抱え込む必要はねぇってことだ。エリナは、何も悪くねぇよ。」

その声が、不思議なほど優しく感じた。

「世界ってのはもっと雑で、不条理で、非合理的で、時々くだらねぇくらい人間くせぇんだよ。
なのに全部自分が悪い、なんて言ってたら──お前みたいな、ちゃんと剣を握って立ってる奴が先に壊れちまうだろ。」

静寂が、控え室に落ちる。

エリナは、小さく息を吸った。
何かが、胸の奥で音を立てて崩れた気がした。

「……迅様、それは……優しすぎますわ」

声がかすれる。視界がほんの少し、にじむ。

「優しいっていうか……お前、ちゃんと戦ったんだろ?」

そう言って、迅はふっと笑う。

「お前は……その時、“勝ち”を選んだ。
誰に媚びるでもなく、誇りを選んだ。……それだけで十分だろ。カッコつけじゃなく、俺はそう思ってるぜ。」

 気づけば、エリナの目尻には涙が一粒、こぼれていた。
 慌てて袖でぬぐいながら、顔を背けようとする。だが——

「……やっぱりずるいですわね、貴方は」

「ん?」

「……そんな顔して、そんな風に言われたら……誰だって、ちょっとは心が動きますわ」

頬が、ほんのりと赤くなる。

 ミィシャがこっそりニヤニヤしながらカリムと目を合わせているのに、エリナは気づかなかった。

でも、いい。

胸のどこかがふっと軽くなった気がして、久しぶりに深く息が吸えたから。

エリナは、笑う。静かに、柔らかく。

「……ありがとう、迅様」

それは、過去と、今と、そしてこれからを踏みしめるための——一歩だった。


同時に──


「続いての試合は、第二試合ッ! ルクレウス・ノーザリア選手と、バルドル・ノルダート選手の登場です!」

魔導スピーカーが控え室にアナウンスを響かせる。

ピリ、と空気が変わった。

席を外していた善鬼が、タイミングを見計らって戻ってくる。

「……お、ちょうど始まりますか。いやぁ、さっきの話……全部聞いたらあきませんよね? ちょっとだけ、耳が勝手に聞いてしまったような……」

「……聞いてたんですのね」

「すんません……でも、誰にも言わへんよ。」

ミィシャが苦笑して、ぺちんと善鬼の背中を叩く。

「とにかく! あのバカ王子がどんな戦いを見せるか、ちゃんと見届けねーとな!」

カリムが静かに頷き、迅は観戦モニターの前へと向かう。

そしてエリナもまた、胸の奥に張りついた痛みをそのままに、立ち上がった。

あの男が、今、どんな剣を振るうのか──

目を背けずに見る。それが、今の自分にできること。

風のように、控え室の空気が動いた。

過去は、すでに終わった。

でも。

その続きは、これから始まるのだ。

──エリナの物語の、“第2章”が。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~

あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。 彼は気づいたら異世界にいた。 その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。 科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜

あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」 貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。 しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった! 失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する! 辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。 これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!

間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。 間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。 多分不具合だとおもう。 召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。 そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます ◇ 四巻が販売されました! 今日から四巻の範囲がレンタルとなります 書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます 追加場面もあります よろしくお願いします! 一応191話で終わりとなります 最後まで見ていただきありがとうございました コミカライズもスタートしています 毎月最初の金曜日に更新です お楽しみください!

スキル『レベル1固定』は最強チートだけど、俺はステータスウィンドウで無双する

うーぱー
ファンタジー
アーサーはハズレスキル『レベル1固定』を授かったため、家を追放されてしまう。 そして、ショック死してしまう。 その体に転成した主人公は、とりあえず、目の前にいた弟を腹パンざまぁ。 屋敷を逃げ出すのであった――。 ハズレスキル扱いされるが『レベル1固定』は他人のレベルを1に落とせるから、ツヨツヨだった。 スキルを活かしてアーサーは大活躍する……はず。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~

いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。 他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。 「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。 しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。 1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化! 自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働! 「転移者が世界を良くする?」 「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」 追放された少年の第2の人生が、始まる――! ※本作品は他サイト様でも掲載中です。

【村スキル】で始まる異世界ファンタジー 目指せスローライフ!

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前は村田 歩(ムラタアユム) 目を覚ますとそこは石畳の町だった 異世界の中世ヨーロッパの街並み 僕はすぐにステータスを確認できるか声を上げた 案の定この世界はステータスのある世界 村スキルというもの以外は平凡なステータス 終わったと思ったら村スキルがスタートする

異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる

名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。

処理中です...