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祭りの後
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「終わったあー!」
「凄いお客さんいっぱい来たねー」
「疲れましたけど、皆さんとても満足していただけたようでわたし嬉しいです」
オレたちは、パーティーの最後のお客さんが帰った大広間で疲れたからだをほぐしながら歓声をあげていた。
周りでは、オレたち以外にもメイドさんたちや使用人さんたちがようやく緊張から解放されたかのようにホッとした表情で片付けを初めていた。
「さ、わたしたちも片付けちゃいましょう」
「わたし、食器の回収をしてきますね」
パーティー中はメイドさんたちが食器の回収をしてくれていたけど、それでもいくらかはテーブルの上に置かれたままなっているからね。伯爵に売る約束をしてある以上、きちんと全部回収しないとだよね。
みんなでテキパキと片付けていく。といっても配達バックや偽装用のクーラーボックスに仕舞っていくだけだからあっという間にキレイになっていく。
「はい、サエちゃん、ポーシャ、来た時よりもキレイにして帰ろうねー」
「「はーい」」
……よしっ。これくらいでいいかな。
片付けもほぼ終わった。
残ったのはドラゴンとフェニックスの氷像だけ。
貴族たちの中には最初はこれが氷だとは分からなかった人もいたみたい。
オルシャー伯爵や使用人さんたちに氷の像だと教えられて、相当驚いてたのはこれを用意した身としてはやったぜって気分になる。
こんど、彫ってくれたホテルの職人さんにも大好評だったって教えてあげよう。
「皆さん、今日はありがとうございました。おかげさまで、皆様にも大変満足していただけましたわ」
「あ、エリシャさんお疲れ様でした。お見送りはもう終わったんですか?」
「ええ。先ほど最後のお客様がお帰りになりました」
「そうでしたか。……あ」
「どうされました?」
「そういえばまだまだ誕生日と成人のお祝いを言っていなかったなと。あらためてエリシャさん、成人おめでとうございます。パーティーでも、特に輝いていましたよ」
「あら、ありがとうございます。ふふふ、タケシさんはお口が上手ですね」
「エリシャさん、お誕生日おめでとうございます」
「お、おめでとうございますエリシャ様」
「ありがとうございますサエさん、ポーシャ」
何気ない動作のひとつひとつがキレイなんだよなー。
今もキレイだけど、きっと将来は絶世の美女とか傾国の美女とかそんなふうになるんだろうなあ。
それでイケメンと結ばれてその子供も当然2人のハイブリッドで……くそ、旦那になる人が羨ましいぞ。
「それでタケシさん。実は私と父から、今回お約束していた報酬以外にもお礼があるのですが」
「え? いやいや、約束の分だけで充分ですよ」
かき氷代の金貨3枚だけでもいいくらいなのに、ガラスの器の購入金ということで半端ないお金を貰うことになっているからね。人間、欲をかいちゃろくなことにならんのよ。
「それは困ったね。実は、今回のパーティーはきみたちのおかげで今後もだいぶ話題になりそうでね。わたしも他の貴族たちに対してだいぶ優位に立てそうなんだよ。となれば、話題の中心であるきみたちにはきちんとした報酬を渡さないと、我が家の恥になってしまうんだが……タケシくん、きみはわたしに恥をかかせるつもりかね?」
「は、伯爵!」
まったく、毎回この人はいきなりどこかから現れて人を驚かさないと気が済まないのかね? しかもしれっと脅迫してきてるし。
「しかし、そうは言っても」
「あの、タケシさん」
「なんです、エリシャさん」
「実は我がオルシャー家には代々秘伝の魔法があるのです。私も15歳になり、その魔法が使えるようになりました。そこで、私と父からのお礼として、とっておきの贈り物をさせていただきたいんですの」
「凄いお客さんいっぱい来たねー」
「疲れましたけど、皆さんとても満足していただけたようでわたし嬉しいです」
オレたちは、パーティーの最後のお客さんが帰った大広間で疲れたからだをほぐしながら歓声をあげていた。
周りでは、オレたち以外にもメイドさんたちや使用人さんたちがようやく緊張から解放されたかのようにホッとした表情で片付けを初めていた。
「さ、わたしたちも片付けちゃいましょう」
「わたし、食器の回収をしてきますね」
パーティー中はメイドさんたちが食器の回収をしてくれていたけど、それでもいくらかはテーブルの上に置かれたままなっているからね。伯爵に売る約束をしてある以上、きちんと全部回収しないとだよね。
みんなでテキパキと片付けていく。といっても配達バックや偽装用のクーラーボックスに仕舞っていくだけだからあっという間にキレイになっていく。
「はい、サエちゃん、ポーシャ、来た時よりもキレイにして帰ろうねー」
「「はーい」」
……よしっ。これくらいでいいかな。
片付けもほぼ終わった。
残ったのはドラゴンとフェニックスの氷像だけ。
貴族たちの中には最初はこれが氷だとは分からなかった人もいたみたい。
オルシャー伯爵や使用人さんたちに氷の像だと教えられて、相当驚いてたのはこれを用意した身としてはやったぜって気分になる。
こんど、彫ってくれたホテルの職人さんにも大好評だったって教えてあげよう。
「皆さん、今日はありがとうございました。おかげさまで、皆様にも大変満足していただけましたわ」
「あ、エリシャさんお疲れ様でした。お見送りはもう終わったんですか?」
「ええ。先ほど最後のお客様がお帰りになりました」
「そうでしたか。……あ」
「どうされました?」
「そういえばまだまだ誕生日と成人のお祝いを言っていなかったなと。あらためてエリシャさん、成人おめでとうございます。パーティーでも、特に輝いていましたよ」
「あら、ありがとうございます。ふふふ、タケシさんはお口が上手ですね」
「エリシャさん、お誕生日おめでとうございます」
「お、おめでとうございますエリシャ様」
「ありがとうございますサエさん、ポーシャ」
何気ない動作のひとつひとつがキレイなんだよなー。
今もキレイだけど、きっと将来は絶世の美女とか傾国の美女とかそんなふうになるんだろうなあ。
それでイケメンと結ばれてその子供も当然2人のハイブリッドで……くそ、旦那になる人が羨ましいぞ。
「それでタケシさん。実は私と父から、今回お約束していた報酬以外にもお礼があるのですが」
「え? いやいや、約束の分だけで充分ですよ」
かき氷代の金貨3枚だけでもいいくらいなのに、ガラスの器の購入金ということで半端ないお金を貰うことになっているからね。人間、欲をかいちゃろくなことにならんのよ。
「それは困ったね。実は、今回のパーティーはきみたちのおかげで今後もだいぶ話題になりそうでね。わたしも他の貴族たちに対してだいぶ優位に立てそうなんだよ。となれば、話題の中心であるきみたちにはきちんとした報酬を渡さないと、我が家の恥になってしまうんだが……タケシくん、きみはわたしに恥をかかせるつもりかね?」
「は、伯爵!」
まったく、毎回この人はいきなりどこかから現れて人を驚かさないと気が済まないのかね? しかもしれっと脅迫してきてるし。
「しかし、そうは言っても」
「あの、タケシさん」
「なんです、エリシャさん」
「実は我がオルシャー家には代々秘伝の魔法があるのです。私も15歳になり、その魔法が使えるようになりました。そこで、私と父からのお礼として、とっておきの贈り物をさせていただきたいんですの」
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