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配達バッグの使い方
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「本当にそんなことが可能なのかね?」
心配するアルフォンスさん。
「また早く美味しいもの食べられるように、さっさと問題片付けてちゃってよね」
焼き鳥にかぶりついてるポロポロ。
「店長、わたし信じてます! 店長ならできるって」
手を合わせて祈るポーシャ。
「うちのみんなもタケシさんを信じています」
いてもたってもいられず見にきた院長。
「後のことは任せてくださいね!」
シックスと、銀狐族たち。族長や新婚夫婦もいる。
「俺、この仕事が無事に終わったら結婚するんだ」
最後はもちろん俺のセリフで締め……って痛いな!
サエちゃんに思いっきり頭を叩かれた。
「バカなこと言ってないで……というか、相手もいないでしょうが? ほら、苦しんだり困ってるマジリハのみんなのために、ちゃちゃっとやっちゃってね」
うん、緊張もとれた。
すーっと吸い込み、はーっと吐き出す。
いきます!
「マジリハ湖の水と生き物と魔力に汚染されている全てのもの、配達バッグに入れ!」
水面に手を触れ、大きな声で叫ぶ。
本当は触る必要も声を出す必要もないんだけどそこは様式美というか気持ちの問題だ。
いつも通り。食材や食器を収納する時となにも変わらなかった。
ちゃぷんという水音ひとつ聞こえることなく、マジリハ湖だった場所はマジリハ湖跡になった。
集まったみんなも、声ひとつ出せないみたいだ。
さすがにサエちゃんは慣れているせいか普段とあまり変わらない様子だけどね。
そうです。
マジリハ湖の水、全部抜いちゃいました。
湖底の藻や草ま収納してしまったから汚れひとつない。
「シックス、頼む」
「あ、はい! それじゃあ皆さん、いきますよ!」
シックスの号令に合わせて銀狐族が神通力を解放していく。
すると晴れ渡っていた空がだんだんと雨雲に……天気雨の時のような白い雨雲だけど……覆われ、やがて雨が降り始める。
「はー。凄いなこりゃ」
シックスたちが天候を操れるというのは聞いてはいたけど、実際に見るまでは本当にそんなことできるのかって不安もあったんだ。
だけど、これは本当に凄い。
ちなみに水魔法で再び水を満たす方法も考えたけど、今回の騒動の原因が魔力だということで忌避反応が強いかと思って見送ることになった。
「キュアアアアーーッッ」
「あ、みそらちゃん!?」
ポーシャの隣で事態を見守っていたみそらが空高く飛び上がり、雲に向かって蒼い光を放つ。
「あれは……雲が収束してるのか?」
みそらの不思議な光を受けた雨雲がマジリハ湖の上のみに集まり、集中的に雨を降らせていく。
なるほど。これなら確かに早く貯まりそうだ。
「グルルル」
クリスはみそらの活躍が誇らしいかのように胸を張る。仲良しでなによりだよ。
さてと。湖に水が再び満たされるまでに俺にはやることがある。
配達バッグ収納された大量の水の中から今回の原因……マジリハ湖に大量の魔力を持たせた元凶を探さないとな。
心配するアルフォンスさん。
「また早く美味しいもの食べられるように、さっさと問題片付けてちゃってよね」
焼き鳥にかぶりついてるポロポロ。
「店長、わたし信じてます! 店長ならできるって」
手を合わせて祈るポーシャ。
「うちのみんなもタケシさんを信じています」
いてもたってもいられず見にきた院長。
「後のことは任せてくださいね!」
シックスと、銀狐族たち。族長や新婚夫婦もいる。
「俺、この仕事が無事に終わったら結婚するんだ」
最後はもちろん俺のセリフで締め……って痛いな!
サエちゃんに思いっきり頭を叩かれた。
「バカなこと言ってないで……というか、相手もいないでしょうが? ほら、苦しんだり困ってるマジリハのみんなのために、ちゃちゃっとやっちゃってね」
うん、緊張もとれた。
すーっと吸い込み、はーっと吐き出す。
いきます!
「マジリハ湖の水と生き物と魔力に汚染されている全てのもの、配達バッグに入れ!」
水面に手を触れ、大きな声で叫ぶ。
本当は触る必要も声を出す必要もないんだけどそこは様式美というか気持ちの問題だ。
いつも通り。食材や食器を収納する時となにも変わらなかった。
ちゃぷんという水音ひとつ聞こえることなく、マジリハ湖だった場所はマジリハ湖跡になった。
集まったみんなも、声ひとつ出せないみたいだ。
さすがにサエちゃんは慣れているせいか普段とあまり変わらない様子だけどね。
そうです。
マジリハ湖の水、全部抜いちゃいました。
湖底の藻や草ま収納してしまったから汚れひとつない。
「シックス、頼む」
「あ、はい! それじゃあ皆さん、いきますよ!」
シックスの号令に合わせて銀狐族が神通力を解放していく。
すると晴れ渡っていた空がだんだんと雨雲に……天気雨の時のような白い雨雲だけど……覆われ、やがて雨が降り始める。
「はー。凄いなこりゃ」
シックスたちが天候を操れるというのは聞いてはいたけど、実際に見るまでは本当にそんなことできるのかって不安もあったんだ。
だけど、これは本当に凄い。
ちなみに水魔法で再び水を満たす方法も考えたけど、今回の騒動の原因が魔力だということで忌避反応が強いかと思って見送ることになった。
「キュアアアアーーッッ」
「あ、みそらちゃん!?」
ポーシャの隣で事態を見守っていたみそらが空高く飛び上がり、雲に向かって蒼い光を放つ。
「あれは……雲が収束してるのか?」
みそらの不思議な光を受けた雨雲がマジリハ湖の上のみに集まり、集中的に雨を降らせていく。
なるほど。これなら確かに早く貯まりそうだ。
「グルルル」
クリスはみそらの活躍が誇らしいかのように胸を張る。仲良しでなによりだよ。
さてと。湖に水が再び満たされるまでに俺にはやることがある。
配達バッグ収納された大量の水の中から今回の原因……マジリハ湖に大量の魔力を持たせた元凶を探さないとな。
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