ふたりのかりすま

シキ

文字の大きさ
5 / 5
第一章

第5話

しおりを挟む
夕方
カイネ「アルト!薪探してきて!」
アルト「薪?用意してあったような?」
カイネ「足りない場合も考えられるじゃん!」
アルト「どんだけやるんだよキャンプファイヤー。そしたら一緒に行こうよ。」
カイネ「虫が苦手なの知ってるでしょ?薪探しは虫がいるかもだし。それに好きでしょ薪割り笑」
アルト「.........こいつ……。」
〈アルト薪に探しに森を散策〉
アルト「結構ないもんだな。良さそうな木が。」
カスミ「アル。私も一緒に探すよ。」
※カスミ・ウォード:アルトの幼なじみ。物静か。
アルト「おお!びっくりした!居たのか!?カスミ。」
カスミ「うん。薪集めよう。」
アルト「そうだな。集めてさっさと帰ろう……ん?なんの音?」
〈沿岸部の方から「ドドドドド!!」の騒音がなる〉
カスミ「アル!!!沿岸に戦艦が止まってる!!」
アルト「訓練!?ここからじゃよく見えない。」
カスミ「アル!これ!」
〈カスミが双眼鏡渡す〉
アルト「準備いいな!サンキュー!」
〈アルト双眼鏡から沿岸を見る〉
カスミ「訓練?」
アルト「いや、違う!!従斗だ!従斗が攻めてきた!」
カスミ「え!?そんなわけ。ここに来るには大天南部通らないと行けないでしょ?」
アルト「それは分からないけど。とにかくあれは従斗だ!軍服や戦艦なんか授業で教わったものと同じ!」
カスミ「なんで……」
アルト「マチダとクマノ軍に連絡しよう!ここで従斗軍が攻めてきたこと知ったことはでかい!」
カスミ「うん……。」
〈アルトがトランシーバーでマチダとクマノ軍に連絡する〉
アルト「マチダには山小屋待機するよう伝えた。クマノ軍には伝えたけど学生が言っていることだからまともに取り合ってくれなかった……」
カスミ「アル!!戦艦が続々と……。」
〈アルトがカスミの双眼鏡を奪う〉
アルト「なんていう数だよ……。」
〈沿岸には数十台の軍艦が止まっており、従斗軍は約3000人以上いることが容易に想定された〉
アルト「このままじゃクマノは従斗に占領される。クマノ軍の動きも遅い……。俺らでどうにかしよう。」
カスミ「どうするつもり?」
アルト「中から攻めよう。俺らにはトランシーバがある!これを利用して従斗軍を中から崩壊させる。」
カスミ「……わかった!」
アルト「まずは武器を作ろう。竹槍とか簡単なものしか作れないけど。」
〈アルトとカスミが武器を作る〉
アルト「よし!竹槍と弓矢ができたな。」
カスミ「うん。」
アルト「沿岸まで下山して、従斗軍に近づこう。」

場面代わって、ここは従斗軍代7分隊
リ・セイ「お前ら!俺らの役割は何か分かってるな!?」
※リ・セイ:従斗軍代7分隊隊長。
分隊員一同「はい!」
リ・セイ「俺らの役割は所謂『 ケツ持ち』だ!つまり我々の後ろは誰もいない!気を引き締めろ!」
分隊員一同「はい!」
リ・セイ「正直!1番後ろだから出番ない!凄い楽な仕事なのに。めっちゃやった感がある最高な仕事だ!気を引き締めろ!」
チョウ・モウ「隊長!心の声漏れてます!」
※チョウ・モウ:代7分隊副隊長。
リ・セイ「え!?ちょ、え!?……オホン!今のは無し!」
分隊員一同「はい!」
リ・セイ「持ち場につけ!」
分隊員一同「はい!」
分隊員A「隊長!ご報告が!」
リ・セイ「なんだ!?」
分隊員A「左後方の森付近でかざかざと音が聞こえます。おそらく何かの動物かと思いますが確認してきてよろしいでしょうか?」
リ・セイ「うむ!少しでもリスクがあると感じた場合はすぐに潰すべきだ!確認頼む!」
分隊員A「はい!行ってきます!」
リ・セイ「何かあったら、すぐ報告するように!」
分隊員A「隊長の許可がおりた!行くぞ!」
分隊員B「はい!」
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

入れ替わり夫婦

廣瀬純七
ファンタジー
モニターで送られてきた性別交換クリームで入れ替わった新婚夫婦の話

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

サイレント・サブマリン ―虚構の海―

来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。 科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。 電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。 小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。 「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」 しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。 謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か—— そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。 記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える—— これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。 【全17話完結】

処理中です...