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帰ってまいりました
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そんな感じで私としてはかなり満足な帰りのバスだったわけですが
「…なっなにこれぇ~…」
帰ってきたら…
うちの寮の隣にすごーく大きな家が建っております…
こっこんなもの三日前まではたってなかったよぉー
「あれ?あっお隣さんのお嬢さんが帰ってきたのかな?」
おっお嬢さん…
「ゴメンね?驚いたかな?」
なんだか優しそうな感じの人
「どうも、隣に引っ越してきた稲川です」
??
イナガワ??
…ノゾム
「のっ望くんの家?!」
「望様を知っておられるのですか」
やっやっぱり
てか
「望様…?」
「ええ、わたくし、望様の教育係を一任されております憂戸 (ゆうべ) です」
きょ教育係!!
はっ初めて格差ってものを知った気がする…
「あなた様は?」
「へっ?あっえーと、隣の寮に住んでます、望くんのともだ…「彼女」
へ?!
私が後ろを振り向くと…
「のぞむ…
……多部君?!」
なっなんで?!こうゆー場面って普通は望くんが来るよね?!
大体多部君の家こっちじゃないし
「…彼女…
ああ、あなた様はこの方の彼女様ですか!」
ちち違いますー!
誤解された!
すると憂戸さんは腕時計を確認し
「もうこんな時間だ、すみませんが失礼します」
と言ってさってしまった
待って…
これってもしや誤解されたまま?!
「どどどうすんの多部君?!」
「え?ああ、別いんじゃね?」
なっなんでこんなに人事のように…
「あのねぇ、もっと真剣に考えてよ」
これはお互い困ることかもだし
「……真剣だよ」
え?
「真剣に…俺の彼女が
侑梨川だったらって…」
多部くん…
「…ゴメン、でもこれは決められたことなの…ずっと前から…決まってたことなの」
どうして私は1人しかいないんだろう、私がもう1人いたら
多部くんは、辛くならないのに
「だっだから、調子いいかもしれないけど…」
多部くんが嫌ならいいよ
「…ずっと、友達でいて!」
めいっぱいな笑顔でそう言ったの
「……うん、でも親友な!」
多部くんがはにかんだ笑顔で嬉しそうに言うから
気づかなかった
辛いって気持ちがもっと込み上げてたことに
「…なっなにこれぇ~…」
帰ってきたら…
うちの寮の隣にすごーく大きな家が建っております…
こっこんなもの三日前まではたってなかったよぉー
「あれ?あっお隣さんのお嬢さんが帰ってきたのかな?」
おっお嬢さん…
「ゴメンね?驚いたかな?」
なんだか優しそうな感じの人
「どうも、隣に引っ越してきた稲川です」
??
イナガワ??
…ノゾム
「のっ望くんの家?!」
「望様を知っておられるのですか」
やっやっぱり
てか
「望様…?」
「ええ、わたくし、望様の教育係を一任されております憂戸 (ゆうべ) です」
きょ教育係!!
はっ初めて格差ってものを知った気がする…
「あなた様は?」
「へっ?あっえーと、隣の寮に住んでます、望くんのともだ…「彼女」
へ?!
私が後ろを振り向くと…
「のぞむ…
……多部君?!」
なっなんで?!こうゆー場面って普通は望くんが来るよね?!
大体多部君の家こっちじゃないし
「…彼女…
ああ、あなた様はこの方の彼女様ですか!」
ちち違いますー!
誤解された!
すると憂戸さんは腕時計を確認し
「もうこんな時間だ、すみませんが失礼します」
と言ってさってしまった
待って…
これってもしや誤解されたまま?!
「どどどうすんの多部君?!」
「え?ああ、別いんじゃね?」
なっなんでこんなに人事のように…
「あのねぇ、もっと真剣に考えてよ」
これはお互い困ることかもだし
「……真剣だよ」
え?
「真剣に…俺の彼女が
侑梨川だったらって…」
多部くん…
「…ゴメン、でもこれは決められたことなの…ずっと前から…決まってたことなの」
どうして私は1人しかいないんだろう、私がもう1人いたら
多部くんは、辛くならないのに
「だっだから、調子いいかもしれないけど…」
多部くんが嫌ならいいよ
「…ずっと、友達でいて!」
めいっぱいな笑顔でそう言ったの
「……うん、でも親友な!」
多部くんがはにかんだ笑顔で嬉しそうに言うから
気づかなかった
辛いって気持ちがもっと込み上げてたことに
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