不幸続きの俺は人を辞めることになりました!

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番外編 時女神によるリベラル講座☆

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ス「さあ、始まりましたよ!私のコーナー。時女神によるリベラル講座☆のお時間です!」

ヤ「突然どうした?というか、ここはどこだよ?!俺は確か部屋にいた筈だが?!」

ス「いい質問ですね。共演者のヤマト君!」

ヤ「誰が共演者だ!」

ス「はい、ツッコミありがとー」

ヤ「テキトーだなぁ!!」

ス「すいませんね~。あまり時間も無いんで進めます」

ス「このコーナーは簡単に言うとタイトル通りですね。リベラルに関する事についてレクチャーしていきます」

ス「初回は世界の設定ですが、そのあとは登場人物の設定が主になると思いますよ」

ヤ「ねぇ?何?世界の設定って?登場人物の設定とか俺たちが話すもんなの?」

ス「安心したまえヤマトくん。ここでの会話は基本的には物語に反映されない。仮に物語に必要な知識をここで得たとしても、リベラルに戻ったらその知識は消去される。だから物語についてのメタい話とかしてもOKなのだ!」

ヤ「そうなの?それじゃあ俺も気にしない方向で行くわ」

ス「うむうむ、そうしてくれたまえ!それとこの会話は天界で行われてまーす」

ス「それでは早速始めるよ!」

ヤ「因みに、ここの回は普段とは違う形式になります」


『リベラルとは?』

ス「魔法が発達した世界よ!」

ヤ「そんな事わかるわ!!もっと詳しく話せよ」

ス「ジョークよ、ジョーク!女神ジョーク!」

ヤ「そういうのいいから早く進めようぜ?女神様?」

ス「はい、進めさせて頂きます」

ス「リベラルという世界には八つの大陸が存在します。今ヤマト達が居るところは中央に位置する大陸ですね、名前や特色などは物語内で話すのでここでは話しません」

ス「この八つの大陸は現在、友好関係にありますね。この世界では地球とは違い、大陸間の移動も結構簡単に行われますから、平和な世界だと思いますよ」

ヤ「大陸間の移動って言ってしまえば海外旅行みたいなもんか?」

ス「そう捉えてもらって構わないと思います。あ、もちろんの事、飛行機はないですよ!」

ヤ「だろうね。そういえば文明についてはどうなってんの?こっちに来てから電子機器なんかは一切見てないけど」

ス「ヤマトは地球で一時期、錬金術が容認されていた事をご存知ですか?」

ヤ「なんとなくは知ってるけど詳しくは知らない」

ス「じゃあ一応簡単に説明しますね。先ず前提として錬金術には二つの意味合いがあるんですよ、一つは狭義的な意味合いの錬金術、もう一つは広義的な錬金術。この二つの錬金術の違いが恐らく魔法と科学の別れめではないかと考察してる人間もいますね」

ス「先ず狭義的な錬金術についてですが、これは卑金属から貴金属を作り出すという事なんです。卑金属って言うのは金・銀以外の金属の事ですね。それでこの錬金術っていうのは現代における化学なんですよ」

ス「次に広義的な錬金術についてですが、これは人間の肉体や魂にまで範囲が及ぶものですね。人体の再錬成や蘇生に関することが主です。これについては神からしてみれば成功するはずのない事案ですね。なんせ私達がそんな事許しませんから」

ス「ただ、この広義的な錬金術は命に関わることではなく、空気中の分子から剣を作り出そうとかなら成功する確率があるんですよ。仮に地球の錬金術師がこちらを成功させてた場合、発展したのは魔法ですね」

ス「要するに、リベラルでは科学・化学が発達したのではなく、魔法が発達したという事ですよ。なので電子機器は生まれてません」

ヤ「それじゃあ、あの世界では科学が進歩する事はないのか?」

ス「そんな事はないですよ、なんせ人間達は知らぬ間に科学的な要素を使ってますから」

ヤ「そうなの?」

ス「いい例としてはこの間の召喚の魔法陣です」

ス「あれは魔法陣の模様を召喚に必要な物に置き換えてるだけですからね。水素と酸素で水!みたいな感じですよ」

ヤ「じゃあ、あれは魔法じゃないって事?」

ス「そうですね、あれは魔法というよりは魔術ですから。魔法と科学は全くの別物ですけど、魔術と科学は似た者同士ですから」

ヤ「・・・・・・この知識本当に持って帰っちゃダメ?」

ス「ダメです。文明が壊れるんで」

ス「それと大陸の一つに科学という概念に近づきつつある国もありますから、そのうち科学も少しずつ発展するんじゃないですか?」

ス「ただ、限度はあります」

ヤ「限度?それってどういう事だ?」

ス「魔法と科学が肩を並べる事はないという事ですね」

ヤ「どうしてもどちらかが劣るのか・・・」

ス「そうです。魔法というのは言って仕舞えば人間の起こす奇跡の事象ですから、科学の様に起こりうる全ての事象に意味がある、みたいな考えとは両立できません。だから現代の地球では昔の様に予言や占いが当たらないんですよ」

ス「宝くじが当たって、何で私に当たったんだろ?確率はどれくらい?くじの券はどこから発送されているんだろう?なんて事は考えませんよね?魔法も同じですよ、私達神様からの恵みくらいな考えでいいんです」

ヤ「要するに魔法は信仰心が必要でそこに疑ってかかる様ではそのうち魔法の力も弱くなるってことか?」

ス「はい!確かそうです。これに関しては私よりもお姉ちゃん達が詳しいのでこれ以上は話せません!もしかすると間違った事を言ってる可能性もあるので・・」

ヤ「自信ないのかよ・・それと一つ気になったんだけど、リベラルにおいてお前達神様の立ち位置はどんなもんなの?」

ス「私達神様がいないと魔法が発動しない訳ですから、かなり重要な立ち位置だと思いますよ!」

ヤ「なるほどねえ、確かに重要だわ」

ス「ついでにリベラルには各属性の神様と創造神様がいらっしゃいますね、他にも下級の神がちらほらいたりします。もちろん私達三姉妹もリベラルの神ですね」

ヤ「でも、お前達は地球でも有名だったよな?」

ス「神様は兼業が基本です」

ヤ「そうなんだ。職員不足なんだな」

ス「神様は補充が効かないですから、いつでも不足してますよ」

ス「あ、最後にリベラルには関係ない事なんですけど」

ヤ「どうしたんだ?」

ス「ヤマトの身体能力は下級の神くらいと言いましたけど、リベラルは割と神レベルの人間がたくさんいるんで、注意してくださいね!フレアなんかもそうですから」

ヤ「随分と身近な所にいるなあ・・怒らせない様に気をつけよ」

ス「そうですよ!ヤマトもなんだかんだ言って転生生活楽しんでますから。まだまだ死ねないですよね、人間なんか辞めてやるとか言ってた癖に」

ヤ「お前・・・知っててやったのか?」

ス「もちろん♪神様ですから!」

ス「それに初めて顔を合わせた時この子にはもう一回別の世界で良い人生を歩んでもらいたいなぁって思ったんですよ!何故か」

ヤ「・・・・そいつはどうも」

ス「素直にありがとうって言えば良いのに♪」

ス「とりあえず今回の時女神のリベラル講座☆はここまででーす!次回からは登場人物について話していくのでよろしくー!」

ヤ「次回といってもこれは不定期で開催されるものなんで何話先になるかはわかりません」

ス「 第2回目だけは一応決めてて、十話の後に開催したいと思ってまーす」

ス・ヤ「「それでは、次回もよろしくお願いしまーす!」」




ヤ「そう言えばここで身体能力の注意を受けても意味ないんだけど」

ス「そう言えばそうだったね!現世でも覚えてたら伝えるよ」

ヤ「覚えてたらじゃなくてメモにでも書いて絶対伝えろよ!!」
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