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第十二話 集結
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リベラルに来てから一ヶ月が経過した。
クラスの環境にも慣れ始め、こちらの常識についても少しずつ覚えてきた。
今は教室で地理の授業を受けており、その内容は梅雨についてだった。
現在、セントロ大陸は梅雨のシーズンに入っている為、授業の内容にぴったりなのだろう。
しかし、俺は戦闘学と魔法学以外は殆ど興味がない為、窓の外を見つめ、考え事をしていた。
(スクルドの奴が言ってる事が本当に正しいのなら俺達兄妹はまた危険な目に合うかもしれない・・)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ユウナとの再会から翌日、俺はどうしても気になる事があったのでスクルドを呼び出した。
「どうしたの?ヤマトから呼び出すなんて珍しいね♪」
「悪い、どうしても聞きたい事があってな」
「いいのいいの♪私はヤマトの使い魔だからね☆それで、何が聞きたいの?」
「俺とユウナの年齢についてだ。何で俺達は同い年になってるんだ?地球にいた頃は二つ違ってた筈だけど・・・」
「あ~、その事ね!それはね~神界にいた時の時間の長さの違いだよ♪」
「神界にいた時の長さの違い?俺ってそんなに時間掛かってたの?」
「いやいや、普通の人に比べたらユウナもヤマトも早かったよ♪でもね、ユウナは割とすんなりリベラルに飛ばせたけど、ヤマトは少し手続きに手こずってね、それでちょうど年が一緒になっちゃったって訳なのよ☆」
「成る程ね・・俺の手続きに手こずったのはやっぱり俺に関する情報が無かったから?」
「まぁ、その通りだね。そう言えばヤマトの情報に関する事で一つだけわかった事があるの」
「わかった事?何がわかったんだ?」
「あのね・・もしかすると何だけど、ヤマトの情報が無くなってたのは他の神が私の立場を奪いたいから情報を消したんじゃなくて・・ヤマト本人を狙ってやった事かもしれないの」
「・・・俺を狙って?」
「ヤマトの周りについて調べ始めてからわかった事なんだけどね、本当はユウナもヤマトの両親も普通に80歳以上まで生きる予定だったの。でもね、その情報も消去されてるの・・ヤマトが神界に来るまでは残っていたのに」
「それは、ユウナが予定通りに生きる事が出来なかったから消去されたって事じゃないのか?」
「それは無いわ、仮にそうだとしたらヤマトの問題だって起きないわよ。そもそも、人の生涯の記録は簡単に消せるものでもないし・・」
スクルドの表情は普段の様な明るい表情ではなく、恐怖の感情を抱いてしまうほど怒りに満ちていた。
「それに・・ヤマトが殺される原因になったトラックの運転手について調べたのだけど、これもまた一切情報が無いのよ」
「俺に関する全ての情報を消した訳か・・確かに俺狙いだって思わない方が不自然だな」
「そう、だからヤマトには気をつけてリベラルの生活を楽しんで欲しいの♪と言っても、何をどう気をつければいいか分からないと思うから、今は力をつけてね☆」
「そうだな、俺はまだ自分の力について全て知ってる訳でも無いし、それにまだ魔法もあんまり覚えてないからな」
「そうそう☆それに今回は一応私もいるから♪少しは役に立つと思うよ♪」
「ああ、頼りにしてるよ」
「任せて☆マイマスター」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(スクルドはああは言ってたけどあいつも多忙みたいだからな・・やっぱり早く力をつけないと)
「それじゃあ今日の授業はここまでだから。来週は実戦演習で授業ないからな~」
考え事をしている間に授業が終わった様だ。
それよりも、先生の話の中に聞き慣れない言葉があった気がする。
「なぁ、アレク?実戦演習って何だ?」
「実戦演習ってのはクラスの近い奴ら8人でチームを組んでギルドのクエストに挑戦する行事だよ!」
「というと、俺は強制的にSクラスの7人と一緒か」
「それと俺だな!」
「マジ?アレクってSクラスだったの?」
「いや、俺はAクラスだけど、戦闘能力はSクラスに近いらしいからな。こういう時は大体Sに行く。その代わり学力はA以下だ!」
「なるほど、じゃあ勉強出来たらSクラスなのか?」
「おう、その通りだ!」
「じゃあ頑張れよ」
「頑張りたいけど椅子に座るとどういう訳か眠くなるんだよなぁ・・」
それは頑張ろうとしてないだけだよ。
俺がアレクに眠くならなくなる方法を教えようとしているとジン先生が教室に入ってきた。
「はーい、お喋りはそこまでだ。これから来週の実戦演習の班分けすっから今すぐ席に座れ」
ジン先生の号令と共に立っていた生徒は一気に席に着く。
毎度思うが、このクラスのこういった纏まりは凄いと思う。
これが恐怖に支配されていなければの話だが。
「えーと、取り敢えずアレだ・・Sの連中とアレクはもう班で話し合ってろ。誰が班長でリストのどのクエスト受けるか決まったら俺に言いに来いよ」
「な!俺の言った通りだろ?」
「本当だったのか・・」
「疑ってたのかよ!!」
「兄さん・・アレクさんは・・実力は確かだよ・・実力は」
「ユウナが言うなら本当なんだな」
「ねぇ?何で『実力は』の部分強調したの?」
それは自分がよく知ってると思うのだけど・・
さっき自分で言ってたし。
「アレク様、それはアレク様が阿呆だからですよ」
「リリア、ストレートに言い過ぎじゃないかな?」
「いえ、ルナ様。アレク様はストレートに言わないと分かりません。阿呆なので」
「そうなの?アレク君?」
「俺に確認を取るなよ・・」
リリアが容赦無いのは知ってたけど、ルナの天然な部分も見ようによっては容赦無く見えるな。
「もぉ~!アレクの話は良いよ!それよりもナナとノノはヤマト君とお話がしたいの!」
「うんうん・・アレクはいい・・」
そう言って近づいて来たのは対照的な双子の姉妹、
ナナとノノだった。
二人は顔や体格はそっくりなのだが、性格が全くと言うほど似ておらず。
ナナは無邪気で自由奔放、ノノは落ち着いていて、大人びている。
また、属性も光と闇という対照的な属性を扱う。
「ねぇねぇ!ヤマト君!今回の実戦演習早く終わったら遊びに行こうよ!」
「遊び・・いこ?」
ナナは俺の袖を引っ張りながら、ノノは小首を傾げながら、俺と遊びに行く予定を立てようとしてるのだが、その隣でユウナが物凄いオーラを纏っていた。
「・・・・・私だって・・まだ遊びに連れてって貰ってない」
「じっ、実戦演習って早く終わったら自由なの?」
「一応、自由ですけど。私達が受けるのはSクラスのクエストですからそんなに早く終わるでしょうか?」
「大丈夫じゃない?何たって今年はSクラスが7人もいて、尚且つ、うちにはブレスを素手で消せる男がいるんだから」
「いやいや、魔法はあんまし使えないぞ?エリサ」
「男なら拳で語れ!ってね」
「それは溶岩龍だけで満足だよ」
エリサ・バーンナックル
名字の通り、フレアさんの妹で俺達と同じSクラス
フレアさん同様、炎属性の使い手でかなりの実力者。かなり頭が良く、姉とは違い徐々に相手を弱らせて倒すのが彼女の戦闘スタイルらしい。
「でも良いわね。遊びに行くのは賛成よ!何せ、今回のクエストを見る限り殆どが遠方よ、ただクエストをクリアして帰ってくるのは勿体無いわ」
「でしょ!でしょ!エリサもこう言ってるから良いでしょ?ヤマト君!」
「おねがい・・ヤマトくん」
「俺は別に良いんだけど・・っていうかなんで俺に聞くんだ?」
「え?だってヤマト君がリーダーでしょ?」
「うんうん・・」
「俺がリーダー?!どうして??」
「妥当じゃないかしら?ね?ルナ」
「はい!私もそう思いますよ!リリアもユウナちゃんもそう思うでしょ?」
「ええ、この中ならヤマト様が一番かと」
「・・兄さんで異論なし」
「俺もヤマトでいいと思うぜ!」
「それじゃあ、私、先生に伝えて来ますね!」
「ち、ちょっと待とうぜ!皆んな冷静に考えよう。俺はまだこの行事のシステムとか理解してないんだけど?!そんな奴にリーダー任せるのは怖くない?」
俺は必死に皆んなに訴えかける。
俺にリーダーは無理だと言うことを。
「大丈夫、大丈夫!ルナがサポートしてくれるし、私もいるんだから心配ないわ!」
「なら、ルナかエリサがやれば」
「私達はサブリーダーよ、リーダーのサポートに徹するわ。それにもうルナが伝えに行ったわ」
こうして俺はリーダーになる事が確定した。
果たして俺に怪物と称されるSクラスの面々を纏める事は出来るのだろうか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ーー帰り道
「それにしても、何で俺をリーダーに推したの?」
「・・・兄さんはあの中で一番周りを見てる」
「私も似たような理由ですね!」
「同じく」
「「「後は、私に他のSクラスを纏めるのは無理」」」
「やっぱり自分がやりたくなかっただけかよ!!」
クラスの環境にも慣れ始め、こちらの常識についても少しずつ覚えてきた。
今は教室で地理の授業を受けており、その内容は梅雨についてだった。
現在、セントロ大陸は梅雨のシーズンに入っている為、授業の内容にぴったりなのだろう。
しかし、俺は戦闘学と魔法学以外は殆ど興味がない為、窓の外を見つめ、考え事をしていた。
(スクルドの奴が言ってる事が本当に正しいのなら俺達兄妹はまた危険な目に合うかもしれない・・)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ユウナとの再会から翌日、俺はどうしても気になる事があったのでスクルドを呼び出した。
「どうしたの?ヤマトから呼び出すなんて珍しいね♪」
「悪い、どうしても聞きたい事があってな」
「いいのいいの♪私はヤマトの使い魔だからね☆それで、何が聞きたいの?」
「俺とユウナの年齢についてだ。何で俺達は同い年になってるんだ?地球にいた頃は二つ違ってた筈だけど・・・」
「あ~、その事ね!それはね~神界にいた時の時間の長さの違いだよ♪」
「神界にいた時の長さの違い?俺ってそんなに時間掛かってたの?」
「いやいや、普通の人に比べたらユウナもヤマトも早かったよ♪でもね、ユウナは割とすんなりリベラルに飛ばせたけど、ヤマトは少し手続きに手こずってね、それでちょうど年が一緒になっちゃったって訳なのよ☆」
「成る程ね・・俺の手続きに手こずったのはやっぱり俺に関する情報が無かったから?」
「まぁ、その通りだね。そう言えばヤマトの情報に関する事で一つだけわかった事があるの」
「わかった事?何がわかったんだ?」
「あのね・・もしかすると何だけど、ヤマトの情報が無くなってたのは他の神が私の立場を奪いたいから情報を消したんじゃなくて・・ヤマト本人を狙ってやった事かもしれないの」
「・・・俺を狙って?」
「ヤマトの周りについて調べ始めてからわかった事なんだけどね、本当はユウナもヤマトの両親も普通に80歳以上まで生きる予定だったの。でもね、その情報も消去されてるの・・ヤマトが神界に来るまでは残っていたのに」
「それは、ユウナが予定通りに生きる事が出来なかったから消去されたって事じゃないのか?」
「それは無いわ、仮にそうだとしたらヤマトの問題だって起きないわよ。そもそも、人の生涯の記録は簡単に消せるものでもないし・・」
スクルドの表情は普段の様な明るい表情ではなく、恐怖の感情を抱いてしまうほど怒りに満ちていた。
「それに・・ヤマトが殺される原因になったトラックの運転手について調べたのだけど、これもまた一切情報が無いのよ」
「俺に関する全ての情報を消した訳か・・確かに俺狙いだって思わない方が不自然だな」
「そう、だからヤマトには気をつけてリベラルの生活を楽しんで欲しいの♪と言っても、何をどう気をつければいいか分からないと思うから、今は力をつけてね☆」
「そうだな、俺はまだ自分の力について全て知ってる訳でも無いし、それにまだ魔法もあんまり覚えてないからな」
「そうそう☆それに今回は一応私もいるから♪少しは役に立つと思うよ♪」
「ああ、頼りにしてるよ」
「任せて☆マイマスター」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(スクルドはああは言ってたけどあいつも多忙みたいだからな・・やっぱり早く力をつけないと)
「それじゃあ今日の授業はここまでだから。来週は実戦演習で授業ないからな~」
考え事をしている間に授業が終わった様だ。
それよりも、先生の話の中に聞き慣れない言葉があった気がする。
「なぁ、アレク?実戦演習って何だ?」
「実戦演習ってのはクラスの近い奴ら8人でチームを組んでギルドのクエストに挑戦する行事だよ!」
「というと、俺は強制的にSクラスの7人と一緒か」
「それと俺だな!」
「マジ?アレクってSクラスだったの?」
「いや、俺はAクラスだけど、戦闘能力はSクラスに近いらしいからな。こういう時は大体Sに行く。その代わり学力はA以下だ!」
「なるほど、じゃあ勉強出来たらSクラスなのか?」
「おう、その通りだ!」
「じゃあ頑張れよ」
「頑張りたいけど椅子に座るとどういう訳か眠くなるんだよなぁ・・」
それは頑張ろうとしてないだけだよ。
俺がアレクに眠くならなくなる方法を教えようとしているとジン先生が教室に入ってきた。
「はーい、お喋りはそこまでだ。これから来週の実戦演習の班分けすっから今すぐ席に座れ」
ジン先生の号令と共に立っていた生徒は一気に席に着く。
毎度思うが、このクラスのこういった纏まりは凄いと思う。
これが恐怖に支配されていなければの話だが。
「えーと、取り敢えずアレだ・・Sの連中とアレクはもう班で話し合ってろ。誰が班長でリストのどのクエスト受けるか決まったら俺に言いに来いよ」
「な!俺の言った通りだろ?」
「本当だったのか・・」
「疑ってたのかよ!!」
「兄さん・・アレクさんは・・実力は確かだよ・・実力は」
「ユウナが言うなら本当なんだな」
「ねぇ?何で『実力は』の部分強調したの?」
それは自分がよく知ってると思うのだけど・・
さっき自分で言ってたし。
「アレク様、それはアレク様が阿呆だからですよ」
「リリア、ストレートに言い過ぎじゃないかな?」
「いえ、ルナ様。アレク様はストレートに言わないと分かりません。阿呆なので」
「そうなの?アレク君?」
「俺に確認を取るなよ・・」
リリアが容赦無いのは知ってたけど、ルナの天然な部分も見ようによっては容赦無く見えるな。
「もぉ~!アレクの話は良いよ!それよりもナナとノノはヤマト君とお話がしたいの!」
「うんうん・・アレクはいい・・」
そう言って近づいて来たのは対照的な双子の姉妹、
ナナとノノだった。
二人は顔や体格はそっくりなのだが、性格が全くと言うほど似ておらず。
ナナは無邪気で自由奔放、ノノは落ち着いていて、大人びている。
また、属性も光と闇という対照的な属性を扱う。
「ねぇねぇ!ヤマト君!今回の実戦演習早く終わったら遊びに行こうよ!」
「遊び・・いこ?」
ナナは俺の袖を引っ張りながら、ノノは小首を傾げながら、俺と遊びに行く予定を立てようとしてるのだが、その隣でユウナが物凄いオーラを纏っていた。
「・・・・・私だって・・まだ遊びに連れてって貰ってない」
「じっ、実戦演習って早く終わったら自由なの?」
「一応、自由ですけど。私達が受けるのはSクラスのクエストですからそんなに早く終わるでしょうか?」
「大丈夫じゃない?何たって今年はSクラスが7人もいて、尚且つ、うちにはブレスを素手で消せる男がいるんだから」
「いやいや、魔法はあんまし使えないぞ?エリサ」
「男なら拳で語れ!ってね」
「それは溶岩龍だけで満足だよ」
エリサ・バーンナックル
名字の通り、フレアさんの妹で俺達と同じSクラス
フレアさん同様、炎属性の使い手でかなりの実力者。かなり頭が良く、姉とは違い徐々に相手を弱らせて倒すのが彼女の戦闘スタイルらしい。
「でも良いわね。遊びに行くのは賛成よ!何せ、今回のクエストを見る限り殆どが遠方よ、ただクエストをクリアして帰ってくるのは勿体無いわ」
「でしょ!でしょ!エリサもこう言ってるから良いでしょ?ヤマト君!」
「おねがい・・ヤマトくん」
「俺は別に良いんだけど・・っていうかなんで俺に聞くんだ?」
「え?だってヤマト君がリーダーでしょ?」
「うんうん・・」
「俺がリーダー?!どうして??」
「妥当じゃないかしら?ね?ルナ」
「はい!私もそう思いますよ!リリアもユウナちゃんもそう思うでしょ?」
「ええ、この中ならヤマト様が一番かと」
「・・兄さんで異論なし」
「俺もヤマトでいいと思うぜ!」
「それじゃあ、私、先生に伝えて来ますね!」
「ち、ちょっと待とうぜ!皆んな冷静に考えよう。俺はまだこの行事のシステムとか理解してないんだけど?!そんな奴にリーダー任せるのは怖くない?」
俺は必死に皆んなに訴えかける。
俺にリーダーは無理だと言うことを。
「大丈夫、大丈夫!ルナがサポートしてくれるし、私もいるんだから心配ないわ!」
「なら、ルナかエリサがやれば」
「私達はサブリーダーよ、リーダーのサポートに徹するわ。それにもうルナが伝えに行ったわ」
こうして俺はリーダーになる事が確定した。
果たして俺に怪物と称されるSクラスの面々を纏める事は出来るのだろうか?
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ーー帰り道
「それにしても、何で俺をリーダーに推したの?」
「・・・兄さんはあの中で一番周りを見てる」
「私も似たような理由ですね!」
「同じく」
「「「後は、私に他のSクラスを纏めるのは無理」」」
「やっぱり自分がやりたくなかっただけかよ!!」
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