10月2日、8時15分の遭遇(前編)

ライヒェル

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最初の一週間

その曲を止めないで

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「……何、やってんだ……」
声のするほうを振り返ると、ドアのところに呆然とした様子のヴィクターが立っていて、その後ろにバゲットが落ちていた。どうやら、私が投げつけたバゲットをクリスティアンがかわして、さらにそれをヴィクターがかわし、最終的に開いていたドアにぶちあたって床に落ちたということらしい。
「……っ、もうっ」
私はまだ掴まれていた手をもぎとって、クリスティアンを睨みつけ、数歩後ろに下がる。彼は、バツの悪そうな顔をして首をすくめ、テーブルに座ると腕を組み、大きく溜め息をついた。
そして、少し機嫌が悪い様子でヴィクターを睨む。
「ヴィクター、何しに来たんだ!人が真剣勝負している最中に」
「真剣勝負?これが、か?」
ヴィクターは呆れたように目を見開き、それから床に落ちているバゲットを見下ろした。
「クリスティアン、勝負したければ、まずは、自分の身辺整理だろ?」
「時間に余裕があれば、そうしたさ。リオは、タイムリミット付のシンデレラだからな」
あくまで堂々としているクリスティアンに心底呆れつつ、心のどこかで少し感心してしまう。
単に、酔っぱらって、気まぐれで口説いて来ていたとしても、自分の気持ちに素直に行動がついてくるなんて、羨ましい。
というより、思いつきを行動に移せるほど単純でいられるなんて、それだけ純粋ということじゃないだろうか。
やれやれと思いながら、プレートを持ってキッチンを出ようすると、後ろから、クリスティアンの声が追って来る。
「リオ?連絡先だけは後でくれるよな?」
「……ダメ」
「だったら、さっき聞いた会社の代表番号に直接電話すればいいってことか?」
「!」
驚いて振り返ると、クリスティアンがにやっと笑って、携帯を耳にあてる真似をする。
「あとで、メールアドレスくらい教えてくれたら、そういうことはしない」
してやられた、という感じだ。
首を横にも縦にも振れず、憮然としてこの男を眺める。
会社名を言うんじゃなかったと激しく後悔したが、後の祭りだ。
「……わかった」
諦めてそう答えたら、オッケー、と言って彼はテーブルから立ち上がり、ご機嫌で私とヴィクターの背中を叩いた。
「さ、せっかくの金曜日だ、飲みあかそう!」
廊下へ出ると丁度、リビングのほうから、どこか懐かしい音楽が大音量で流れ始めた。
あれは、2000年になる直前あたりにものすごくヒットした曲だったはずだ。私がまだ、高校生になってまもないころだった気がする。
そして、それがどの曲かすぐに思い出す。
あれは、Ricky Martin の Livin' la vida loca だ。
あの頃、友達とものすごくハマって、何度も歌詞を歌って覚えようとしていたくらい、大好きだった曲だ。
歌詞を聞き取ろうとして、私は首を傾げた。
「あれ?確か、英語だったんじゃなかったけ?」
私の記憶では、英語の歌詞だったはずだ。
そしてこの曲は間違いなく、リッキーマーティンのLivin' la vida loca。
なのに、歌詞が全く聞き取れない。
立ち止まって歌詞に集中しようとしたら、隣のヴィクターが楽しそうに笑って、その理由を教えてくれた。
「スペイン語バージョンのやつだからさ」
「 Livin' la vida loca の Spanish Version があったの?」
「sí」
彼は私の背中を押してリビングに入ったかと思うと、ビールを片手に歌いだした。
La reina de la noche 
La diosa del vudú...

皆が手拍子を打ち出し、座っていた彼らも立ち上がって踊りだす。ジョーが、ステレオの音量をさらにあげ、部屋の天井の照明を落とした。
私は目を見開いて目の前のヴィクターを見つめた。
彼の声が力強く響き、リッキーマーティンの声と完全に被る。楽しげに微笑みながら歌い、激しく体を揺らしている姿はもう、さっきまでの呑気でお人好しっぽいヴィクターとはまるで別人だ。ベビーフェイスだと思っていたヴィクター。少しだけ目を細めて歌うその顔つきが、彼を急にセクシーな大人の男に見せる。スペインの血が入っているとは言っていたが、この姿を見る限りでは本当にもう、完全に情熱的なラテンの男だ。私の目は、まるで今、初めて見る人のように彼を夢中で追っていた。窓の外から差し込む月明かりで浮かび上がる、踊る彼の姿。カフスを締めていない黒いシャツの袖が、動くたびに空を舞う。

La tela de la araña, 
La uña del dragón.... 

私もプレートをテーブルに置くと、アナマリーに差し出された手を繋ぎ、つま先立ちでリズムに合わせてフロアを回り始めた。ビールのボトルをマイク代わりに持ったヴィクターが、リズミカルなスペイン語で曲に合わせて歌い、その場は重低音で振動するダンスホールへと変貌し、暗がりの中で一気に盛り上がり始める。彼の低く振動する歌声が私の頭の中に激しく響く。

Ella que será 
She's livin' la vida loca ...


皆が大音量の音楽に合わせてリビングルームを回るように踊って行くその中央で、ヴィクターが歌う。
私達は交互に手を繋いでは離し、中央の彼の周りを踊りながら回転していく。やがてビール瓶を窓辺に置いたヴィクターも歌いながら輪に入り、踊り始める。音楽と重なって響くヴィクターの声はリズミカルで強く響く。気持ち良さそうに目を時折閉じて歌い続けるヴィクター。リズムに合わせて軽やかに動く彼の後ろ姿を目で追いながら、私も皆のステップに合わせ曲に身をゆだねる。

Se fue a New York City 
A la torre de un hotel ...

体を回転させた時、同時にこちらへターンしたヴィクターと目が合う。その目は、信じられないくらい強く輝き、私を釘付けにした。真っ白な白目にくっきりと見える濃い青い瞳が月明かりで燃えるように強く光っている。連続する重低音の力強いリズムに押されるように、彼に近づく。月明かりに照らされたその目に引き寄せられ手を伸ばすと、楽しげな笑みを浮かべているヴィクターが、歌い続けながら私の手を取り強く引いた。私はなんの躊躇もなく彼の肩に手を伸ばし、リードされるままに体をリズムに合わせる。彼の動きが手に取るようにわかって、考えなくても体が動く。耳元で響く力強い歌声に目を閉じて、胸が燃えるように熱くなっていくのを感じ、叫びたいくらいの感情に襲われる。繋がれた手の平から熱いエネルギーが全身に流れ込む。今、この瞬間は、全てを忘れて心の昂りに身を任せる時だ。

Ella que será 
She's livin' la vida loca ...

永遠に聞き続けたいほど心地よく耳に響く彼の歌声に、気が狂いそうになった。顔にからみつく髪も気にならないほど、体は勝手に動く。つま先で踏むステップも自分の体重さえ感じない。背中に感じる彼の胸と、私の腰を抱いている彼の力強い両手も、すべてが音楽のリズムと一体化していく。
私の魂が叫ぶ。
この曲を止めないで!
ずっとその声を聞かせて!
永遠にこのリズムを繰り返して!

She's livin' la vida loca...

ついに音楽が終ると、皆が歓声を挙げ、ヴィクターを囲み拍手をする。
私も名残惜しくてたまらない気持ちで、一生懸命拍手を送った。
「すごい、ヴィクター!歌ったの初めて聴いた。あまりのかっこよさに、これは誰かと二度見したくらい」
アナマリーが興奮気味に言うと、ヴィクターが照れたように肩をすくめた。皆が汗ばんだように頬を紅潮させて肩で息をしている。クリスティアンが乱れた髪をかきあげながら、楽しげな笑顔を浮かべた。
「俺も知らなかったな。さすが、スペインの血を見せつけてくれた。アンコールしたい」
「やめろよ、つい羽目をはずしただけさ」
ヴィクターは苦笑しながら窓辺に置いてあったビールを取って、一気に飲み干す。
あれだけ激しく歌っていたのだから、喉が乾いたに違いない。
「でも、私がもっとびっくりしたのは、リオ!」
「え、私?」
マーラがまだ驚いているというように目を見開いて私を見ている。
「だって、日本から来ているのに、どうしてあんなに踊れるの?私は、リオこそ一体何者なのかって驚いた」
「あ、そ……それは」
私は自分も完全に羽目を外してノリまくっていたことを思い出し、赤面した。
アナマリーが興味津々というように私の顔を覗き込む。
「私もそう思った!すっごく踊り慣れてるって感じで、圧倒されちゃって、気がついたら、リオに見惚れて自分は踊るの忘れちゃってた」
「ほんとに、日本人?もしかして、日系ブラジル人じゃないの?」
本気で疑っているようにマーラが聞いたので、慌てて首を振った。
「えーと、私ね、東京で、サルサ……サルサのレッスンとか、行ってて……」
「へぇ!」
驚いたように目を丸くしてヴィクターが私を見ると、ちょっと照れたように目を細めて笑った。
「実は俺も、すごく驚いてた。でも、リオは名前も、リオ、だし?なんて勝手に解釈してた」
「えっ?あ、そうか、ブラジルの、リオのカーニバル?」
思わずぷっと吹き出すと、皆も釣られて笑い出した。
「リオとヴィクターだけ、俺達とはスピードも動きも違ったよなぁ」
クリスティアンが羨ましげにそう言うと、ジョーがちょっぴり冗談まじりにアナマリーの肘をつつく。
「もしかすると、あいつらは体のどこかにラテン・スイッチがついていて、ONにしたらあんな動きが出来るんじゃないか?」
「えー、そんなのあったら、私も欲しい!どこについているの、それ!」
アナマリーが声をあげて、私の髪を手でくるりと巻き上げスイッチを探すフリをしたので、皆が大笑いした。
あまり大きな声では言いたくないが、最初はシェイプアップ目的で始めたサルサにはまって、サルサだけでなくベリーダンスなど、個人で通ったりしている。サルサバーなんかも一時期友達と通っていたくらい、実はダンス好きなのだ。
さっきのダンスで髪もかなり乱れたようだったので、両手で髪をまとめ高めの位置で縛っていると、腕組みをしたクリスティアンが不思議な笑みを浮かべてじっと私を見ているのに気がついた。
「もう一曲だ!もうひとつ行くぞ」
ジョーが大声をあげると、軽いリズムと軽やかなビートの利いたギターの旋律がスピーカーから流れて来た。
「Enrique Iglesias の Bailamos !」 
アナマリーが声をあげると、ソファーに寄りかかっているヴィクターに飛びつき、歌を催促する。
「ヴィクター、もう一回、歌ってよ!」
「いや、もうやめた」

Esta noche bailamos...

「もう一回!殆ど英語だし、皆で一緒に!リオ、来て」
アナマリーがそう言うと床をくるりと回って私のところへ来て、歌いながら私の手を取る。
私が彼女に声を合わせながらフロアの中央に出ると、他の皆も手を叩きながら歌い始めた。
緩いリズムに合わせて体を揺らしながら流れるギターの旋律に身を任せる。私とアナマリーが中央でゆっくりと踊りながら回り始める。この気持ち良さはまるで束縛から解放された鳥のようだ。

Tonight we dance
I lay my life in your hands...

やがて、ジョー、マーラ、そしてクリスティアンも手でリズムを取り続けながら立ち上がった。
背後を振り返ると、1人、ソファに寄りかかってビールを持っていたヴィクターが目を細め、微笑む。
そして彼の口が開き、流れ出て来た甘い響きを帯びた力強い歌声が辺りを魅了する。

Don't let the world in outside...

ヴィクターが気持ち良さそうに微笑みながら立ち上がり、両手を広げ天井を仰いだ。

Nothing can stop us tonight!

力強い歌声が、彼が肩を動かすたびにゆっくり揺れて、その優しい響きと時折掠れる声に
鳥肌が立つ。

Bailamos....

私は全身に染みて来るようなその歌声に目を閉じた。
魂を煽るようなリズムとギターの旋律が夜の暗闇を埋めて行く。


あれから何曲も踊り続けて、気がつけば夜中の1時を過ぎていた。
「あぁ、楽しかった!クラブに行くより踊ったかも」
「さすがに、もうお開きか」
皆が口々にそう呟いて、ソファやカウチに倒れ込んだ。
さすがに、これ以上のダンスミュージックは近所迷惑だろう。
「私達も今日、昼過ぎから仕事だもんね。あー、行きたくなくなってきたなぁ」
アナマリーがうんざりしたようにそう呟いて、クッションに顔を埋めると、ヴィクターも苦笑しながら残りのビールを飲み干し、トン、と空のボトルをテーブルに置いた。
そのテーブルを埋め尽くす、ビールの瓶の数、数えきれず。
「すっごく、飲んだね……結局、私も何本飲んだのか覚えてない……」
もう把握しきれないほど飲んだのは間違いない。
踊れば踊るほど、喉が乾くのだから、ついつい合間にそこにあるビールに手が伸びていた。飲み過ぎただけでなく、散々踊ったせいか、頭もフラフラしている気がする。
「明日、二日酔いになってなきゃいいけど。多分、記録更新したくらい、飲んだと思う」
笑いながら立ち上がろうとして、ふらりとよろめいてまたソファにどすん、と座り込んでしまった。
「リオ、精魂使い果たしたって顔してる」
クリスティアンが私を指差して大笑いし、私も可笑しくなって吹き出す。
「片付け、やってから帰ろう」
ジョーの声で皆が立ち上がる。私もゆっくりと身を起こし、散らばる紙きれや、雪のように床に落ちているポップコーンを集め始める。
男性陣が、大量のビールの空瓶をまとめてケースに入れていき、女性陣は細々したゴミなどをまとめて、協力のかいがあって20分ほどで殆どが片付く。わいわい言いながら皆、玄関のほうへ行く時、マーラが足取りの怪しい私の肩を支えてくれた。
「せっかく友達になれたのに、リオ、来週末に帰っちゃうんだね。寂しいなぁ」
そんなことを言われて嬉しくて、照れていると、ドアの近くに居たアナマリーとジョーが思い出したようにこちらを振り返った。
「すっかり忘れてた!リオ、また会えるつもりでいたけど……」
「来週末って、土曜日?日曜日?」
私は笑いながら答えた。
「土曜日の昼頃」
「えー、そしたら、また金曜日に集まるとか、出来ない?」
「うーん、さすがに、前夜に飲みまくって空港に遅れた困るからなぁ……」
私もまた最後に集まれたら嬉しいけれど、フライトの前夜にこんな全力でパーティを満喫したらまずい気がする。
「あ、私、車の鍵忘れた!取って来る」
マーラが慌てた様子でリビングへ戻って行くと、クリスティアンがにやっと笑って、私にウインクをする。
「また集まれるように何か考えればいいさ。俺も、まだ聞きたいことあるし、な、リオ?」
「あのねぇ……」
呆れてもう苦笑いしか出ない。
ジョーが私達全員を振り返り、しーっと声を潜めるように合図する。
「ドア、開けるぞ」
ガチャリと音がしてドアが開く。
もう夜中の2時前だ。
階段も静かに行かないとまずいだろう。
皆黙ってホールへ出ると、交互に軽く抱き合って別れを告げ、私とヴィクターは彼等がゆっくりと足音静かに階段を下りて行くのを見送る。
「じゃ、私はこっちね。楽ちんで嬉しい」
私は上を指差して、皆を見送っているヴィクターを振り返った。
「リオ、ありがとな」
「うん?なにが?」
「あのバゲット」
「お礼なんて!私こそ、あんなに沢山飲んじゃって、ご馳走さま!」
そして私は階段を上り始めた。ちゃんと手すりを持ってゆっくりと上りながら、ポケットに手を入れて鍵を取り出す。
「おやすみ」
ヴィクターの声に振り返ると、丁度ドアのほうへ体を向けながら笑顔で片手をあげるヴィクターが見え、私も片手を挙げた。
「おやすみ……あっ!」
誤って、鍵を持っていた手を挙げてしまい、手を開いた拍子にチャリン、と音を立て、鍵が空中に飛んだ。
「鍵っ!」
慌てて手を伸ばして掴もうとし、自分が階段に居た事を忘れて身を乗り出す。
あっと思った時、自分が段を踏み外して落ちることに気がついた。
「!」
今度は、自分が、落ちるっ!!!
後悔してもすでに遅いっ!
思わず目をつぶり、身を固くする。
次の瞬間、どんっ、という鈍い衝撃に続いて、チャリン、と鍵がフロアに落ちる静かな音が響いた。
その音にびくっとして、私は反射的に、息を止め身を固くした。
「……」
はぁーっという深い溜め息が頭の上から聞こえ、私はやっと気がつく。
落ちて……いない。
恐る恐る目を開いて気がつく。さっきドアの向こうへ消えかけていたはずのヴィクターが、両腕で私を受け止めていた。
「ご……ご、ごめん、っ!」
思わず両手を合わせて謝罪すると、もう一度、大きく溜め息をついたヴィクターが、ゆっくりと私をフロアに下ろしてくれた。
「……まさか、鍵に続いて人間が落ちてくるとは、さすがに驚いたよ」
独り言のようにそう言うと、ヴィクターが可笑しそうに目を細めて、笑いをこらえるように黙る。
鍵なんかを空中で掴もうとせず、そのまま落ちた後に拾えばいいことなのに、やっぱり私は酔いが回ってちゃんと脳が働かなかったようだ。
「飲み過ぎだよね。ありがとう。また、助けてもらっちゃった」
恥ずかしさをごまかすべく、なるべく明るくそうお礼を言うと、ヴィクターが小さく笑い、身を屈めて鍵を拾った。
「リオ、玄関まで送って行くから」
「え、もう平気だよ」
「階段くらいで遠慮って絶対変だろ」
からかうようにそう言って私の背中を押すヴィクター。
手すりを掴んでゆっくりと階段を上がりながら、酔いと疲れで本当にバランスが悪いと自覚する。明日、いや、もう既に今日が、蓮美ちゃんのBBQの日だけど、大丈夫なんだろうか。
ちょっぴり体力に不安になりつつ、自分の部屋の前まで来ると、ヴィクターが持っていた鍵で扉を開けてくれた。
「ありがとね」
差し出された鍵を受け取り、もう一度お礼を言うと、ヴィクターが目を細めてクスッと笑った。
「今度こそ、おやすみ」
中に入って、ドアを締めながら小さい声でそう言うと、階段を下り始めたヴィクターが片手をあげて微笑んだ。一瞬だけ、先ほど別人のように見えた彼が脳裏に浮かぶ。
階段の下に消えて行くその姿を見送り、私はゆっくりと扉を閉めた。
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