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極星の旗印4
エピソード4
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「ヴァルノスは名実共に滅んだか……」
彼は顛末が記された書簡を巻き上げる。そして、長い執務の為に誂えた椅子へ深く背をもたれ、流麗な木目のデスクへそれを置いた。
その男の歳の頃は三十半ばか。深く思慮を含んだ眼と艶やかな肌と髪、猛禽類を思わせる野生味を帯びた顔の作りである。藍色のスーツには金糸で刺繍が施され豪奢で、その下から相応しいと言わんばかりに隆々と盛り上げる肉体の陰影も見せていた。
「しかし、貴殿らは……容赦ない。彼の国の皇族全てを屠ったか」
男はデスクの向こうへ立つ一人の者へ声を投げる。鈍色のマントを纏った少女、だろう。細く小さな体躯、柔らかくうねった金色の髪、榛色の大きな瞳、皺も弛みもない頬、細い顎からそう思うしかない。
「元首閣下。いえ、同志ヴァレンティン。彼らの滅びもまた、大いなるものの導きなのです」
肚の底を震わす声だ。威圧的にすら感じる。音階は女性のものだが、少女としては相応しくない。人払いが命じられた元首の広い執務室でも、その窓際を飾る花の一片がハラリと散った。
「同志ダリア、と呼べばいいか。エンシェント殿の名代として、これを直々に伝えに参ったということは、私に、いや、エレスティアに動けと?」
「さすが、慧敏なる鷹と呼ばれるだけのことはあります。話が早い」
ヴァレンティンは肚へ火の粉のような苛立ちをチリチリと覚えた。慧敏なる鷹。その二つ名は尊称に偽装された蔑称であることは彼自身知っている。鷹とは盗人の隠語だ。今の地位を掠め盗ったずる賢い奴。権力争いに明け暮れるこの国の陰湿な貴族どもが付けそうな異名だ。
「して、何をお求めか?」
二つ名のことは知らなかったとして話を進める。
「東方、有翼重騎士団に越境して頂きたくと、エンシェント様は申されております」
「……それは、何を意味するか分かっておられるか?」
「アルキアへ宣戦布告せよと、我らが母はおっしゃっておられるのです」
「なっ!」
この女、ここまではっきり言うか。ヴァレンティンは自分の目方の半分にも満たないであろう小さな女を睨み付けてしまった。
有翼重騎士団。有翼の魔物へ騎乗し長槍を振るう、エレスティア最強の騎士団である。いや、このミドガルズ大陸において最強だろう。それだけ、この国では突出した存在だ。
西にヴァルノス東にアルキアと言う二つの強力な帝国に挟まれたエレスティアは、本来なら攻め滅ぼされていてもおかしくない。しかし、魔族の侵入という脅威に常に晒されているヴァルノスは他国へ侵攻する為の兵力は割けない。
では、アルキアが侵攻を思い止まる理由は何かと問われれば、国境線の三分の二を締める広大な廻冥の森が天然の防壁となり、もう三分の一を有翼重騎士団が守護しているからと答えなければないだろう。
奇跡とも謳われる話がある。八十年前、エレスティアが王国から共和国へ変わる革命の頃のものだ。エレスティア内の動乱へ乗じてアルキアは兵を挙げた。彼の国から見れば、歴史上最大の好機だっただろう。その数は十万。迎え討つエレスティアの兵は僅か八千。統べる者がいないに等しい国でこれだけの兵を集められただけでも奇跡だったかもしれない。しかし、本当の奇跡を起こしてみせたのは有翼重騎士団であった。敵方は大軍が故に足が遅いと見るや、五百の数で戦場の制空権を瞬時に獲り、空からの急襲で敵軍の将を何人も討ち取った。指揮官を失った軍はただの烏合の衆。混乱へ陥ったところを更に有翼の騎兵に叩かれ、戦意を失ったアルキアは撤退を余儀なくされた。兵を出した貴族諸侯は十万を八千で退けたとして譲らないが、エレスティアの民の間では十万を五百で退けた「有翼重騎士団の奇跡」として語られている。
現在の有翼重騎士団はその頃から更に戦術面でも洗練され個人の能力も上がり続けており、「最新の有翼重騎士団こそが常に最強」と誇るほどだ。
「何故だ? 我エレスティアは他国へ侵略せずを貫いている。それは血を流す危険を犯さずとも、富を拡大出来る力がこの国にあるからだ」
「豊かな水、作物、鉱物。それを作り届ける農民や商人。それを活かす学者、職人。そして、それらを探究し発見した冒険者の力、ですか」
「分かっておろう。この国では人が一番の宝なのだ。それは国民にも根差した理念だ。その宝が多く失われる戦争を嫌悪する者も多い。貴族、平民に限らず、この私もな」
「果たしてそうでしょうか?」
「なに?」
ヴァレンティンは再びダリアを睨み付けた。今度は彼女からも強い視線が返って来る。この者の齢はいくつなのだ? 高く見ても十五、六。しかし、一国の長を圧倒しかねないこの眼力。生来のものに加え、老い尽きるまで死戦を求め続けなければこの光は宿らない。
「いえ、失礼いたしました。素晴らしき理念です。それは大義となりましょう」
「大義だと?」
「アルキアを攻め滅ぼす大義です。彼の地では奴隷制度が残り、人が家畜のように売り買いされております。奴隷に堕ちた人々は希望を失い、死ぬまでもの言う道具として酷使され続けます。故に人心は乱れ、帝政に対する不満は頂点に達しております。彼の国の彼方此方で農奴による反乱も頻発していると」
彼女ら結社の情報網は国家のものを上回る。あらゆる国の有力者の汚点欠点を掴んでいるようだ。バレンティン自身も過去それに救われた経験がある。アルキアの農奴による反乱の頻発も嘘ではないのだろう。
「そこで、同志はエレスティアの理念を正義の御旗として掲げ、アルキアの民を解放せよと申したいのだな?」
「感服いたします、同志バレンティン。しかし、それはアルキアとエレスティアの為だけにあるべきではありません。ここミドガルズ大陸全土がその正義の御旗の元にあるべきなのです。バレンティン・フォン・ホラントという旗の振り手によって」
「アルキアだけでなく、この大陸全土に覇を……」
「国家の長へ就くお力添えをさせて頂いたのは、同志にその器が相応しいから。巨大な病人となり果てたアルキアなど足がかりに過ぎません。これは大いなるものの意志なのです」
「……一つ聞く。結社の命に従わねば、何を失う?」
「命などと。これは飽くまで提言。しかし、大いなるものの意志に反する行いをすれば失うのは大抵、一番の宝かと」
ダリアは薄く笑った。それは、エレスティア国家元首たるヴァレンティンの背を凍らせるのに充分だった。奴らはやる。魔族を封じ込めていた大国を滅ぼしてみせたのだから。しかし、アルキアへ戦争を仕掛ければ、大陸全土へ戦火を広げれば、どの路一番の宝である人を多く失う。いや、この国には有翼重騎士団がいる。他にも練度の高い騎士団がいくつもいる。更に過去この国を救ったとされる大賢者、遊歴の大災厄の力を借りることが出来れば、或いは、勝利を……ならば。
「……相分かった。同志の求めに応えよう」
「寛大なる御心、感謝いたします。何も憂うことなきよう、同志ヴァレンティン。これからも我らエンペリオン、同志の為に尽くしましょう」
ダリアは鈍色のマントを僅かに開けた。その隙間から黒と銀を基調とした甲冑と、白へ金の壮麗な彫金が施された剣が覗く。彼女は、剣の鍔を動かし僅かに刃を見せると鞘へ打ち付けた。金打。甲高い金属音と共にデスクの上の書簡が凍り付く。次の瞬間、それは砂のように粉々となった。
何をした? ヴァレンティンは覚られぬよう驚愕を内へ止めた。魔技か魔法か。どちらにしても発動が速過ぎる。あれをこの身へ向けることなど造作ないだろう。約束を違えればこうなる。それを目の前に突き付けられたのだ。
「……七剣星。貴殿らはエンペリオンの中でも抜きん出た存在と聞く。その力添えがあれば、百万の兵を得たも同義」
「百万など……」
ダリアは言いつつ被りを振った。何を意味するのだ。それに収まらないとでも言いたいのか?
「では、同志。大いなるものの意志と共に在らんことを」
ダリアが鈍色のマントを翻しヴァレンティンへ背を向ける。再び甲高い金属音が鳴り響いたかと思うと、小さき女剣士の姿は霞のように立ち消えた。
「魔族など、生温い。私はこの地位と引き換えに、大いなる呪いを呼び寄せてしまった。この身も魂も許されることはないだろう」
ヴァレンティンは天を見上げ手を組み祈った。
「大いなるものよ。せめて、エレスティアの民に恩寵を」
彼は顛末が記された書簡を巻き上げる。そして、長い執務の為に誂えた椅子へ深く背をもたれ、流麗な木目のデスクへそれを置いた。
その男の歳の頃は三十半ばか。深く思慮を含んだ眼と艶やかな肌と髪、猛禽類を思わせる野生味を帯びた顔の作りである。藍色のスーツには金糸で刺繍が施され豪奢で、その下から相応しいと言わんばかりに隆々と盛り上げる肉体の陰影も見せていた。
「しかし、貴殿らは……容赦ない。彼の国の皇族全てを屠ったか」
男はデスクの向こうへ立つ一人の者へ声を投げる。鈍色のマントを纏った少女、だろう。細く小さな体躯、柔らかくうねった金色の髪、榛色の大きな瞳、皺も弛みもない頬、細い顎からそう思うしかない。
「元首閣下。いえ、同志ヴァレンティン。彼らの滅びもまた、大いなるものの導きなのです」
肚の底を震わす声だ。威圧的にすら感じる。音階は女性のものだが、少女としては相応しくない。人払いが命じられた元首の広い執務室でも、その窓際を飾る花の一片がハラリと散った。
「同志ダリア、と呼べばいいか。エンシェント殿の名代として、これを直々に伝えに参ったということは、私に、いや、エレスティアに動けと?」
「さすが、慧敏なる鷹と呼ばれるだけのことはあります。話が早い」
ヴァレンティンは肚へ火の粉のような苛立ちをチリチリと覚えた。慧敏なる鷹。その二つ名は尊称に偽装された蔑称であることは彼自身知っている。鷹とは盗人の隠語だ。今の地位を掠め盗ったずる賢い奴。権力争いに明け暮れるこの国の陰湿な貴族どもが付けそうな異名だ。
「して、何をお求めか?」
二つ名のことは知らなかったとして話を進める。
「東方、有翼重騎士団に越境して頂きたくと、エンシェント様は申されております」
「……それは、何を意味するか分かっておられるか?」
「アルキアへ宣戦布告せよと、我らが母はおっしゃっておられるのです」
「なっ!」
この女、ここまではっきり言うか。ヴァレンティンは自分の目方の半分にも満たないであろう小さな女を睨み付けてしまった。
有翼重騎士団。有翼の魔物へ騎乗し長槍を振るう、エレスティア最強の騎士団である。いや、このミドガルズ大陸において最強だろう。それだけ、この国では突出した存在だ。
西にヴァルノス東にアルキアと言う二つの強力な帝国に挟まれたエレスティアは、本来なら攻め滅ぼされていてもおかしくない。しかし、魔族の侵入という脅威に常に晒されているヴァルノスは他国へ侵攻する為の兵力は割けない。
では、アルキアが侵攻を思い止まる理由は何かと問われれば、国境線の三分の二を締める広大な廻冥の森が天然の防壁となり、もう三分の一を有翼重騎士団が守護しているからと答えなければないだろう。
奇跡とも謳われる話がある。八十年前、エレスティアが王国から共和国へ変わる革命の頃のものだ。エレスティア内の動乱へ乗じてアルキアは兵を挙げた。彼の国から見れば、歴史上最大の好機だっただろう。その数は十万。迎え討つエレスティアの兵は僅か八千。統べる者がいないに等しい国でこれだけの兵を集められただけでも奇跡だったかもしれない。しかし、本当の奇跡を起こしてみせたのは有翼重騎士団であった。敵方は大軍が故に足が遅いと見るや、五百の数で戦場の制空権を瞬時に獲り、空からの急襲で敵軍の将を何人も討ち取った。指揮官を失った軍はただの烏合の衆。混乱へ陥ったところを更に有翼の騎兵に叩かれ、戦意を失ったアルキアは撤退を余儀なくされた。兵を出した貴族諸侯は十万を八千で退けたとして譲らないが、エレスティアの民の間では十万を五百で退けた「有翼重騎士団の奇跡」として語られている。
現在の有翼重騎士団はその頃から更に戦術面でも洗練され個人の能力も上がり続けており、「最新の有翼重騎士団こそが常に最強」と誇るほどだ。
「何故だ? 我エレスティアは他国へ侵略せずを貫いている。それは血を流す危険を犯さずとも、富を拡大出来る力がこの国にあるからだ」
「豊かな水、作物、鉱物。それを作り届ける農民や商人。それを活かす学者、職人。そして、それらを探究し発見した冒険者の力、ですか」
「分かっておろう。この国では人が一番の宝なのだ。それは国民にも根差した理念だ。その宝が多く失われる戦争を嫌悪する者も多い。貴族、平民に限らず、この私もな」
「果たしてそうでしょうか?」
「なに?」
ヴァレンティンは再びダリアを睨み付けた。今度は彼女からも強い視線が返って来る。この者の齢はいくつなのだ? 高く見ても十五、六。しかし、一国の長を圧倒しかねないこの眼力。生来のものに加え、老い尽きるまで死戦を求め続けなければこの光は宿らない。
「いえ、失礼いたしました。素晴らしき理念です。それは大義となりましょう」
「大義だと?」
「アルキアを攻め滅ぼす大義です。彼の地では奴隷制度が残り、人が家畜のように売り買いされております。奴隷に堕ちた人々は希望を失い、死ぬまでもの言う道具として酷使され続けます。故に人心は乱れ、帝政に対する不満は頂点に達しております。彼の国の彼方此方で農奴による反乱も頻発していると」
彼女ら結社の情報網は国家のものを上回る。あらゆる国の有力者の汚点欠点を掴んでいるようだ。バレンティン自身も過去それに救われた経験がある。アルキアの農奴による反乱の頻発も嘘ではないのだろう。
「そこで、同志はエレスティアの理念を正義の御旗として掲げ、アルキアの民を解放せよと申したいのだな?」
「感服いたします、同志バレンティン。しかし、それはアルキアとエレスティアの為だけにあるべきではありません。ここミドガルズ大陸全土がその正義の御旗の元にあるべきなのです。バレンティン・フォン・ホラントという旗の振り手によって」
「アルキアだけでなく、この大陸全土に覇を……」
「国家の長へ就くお力添えをさせて頂いたのは、同志にその器が相応しいから。巨大な病人となり果てたアルキアなど足がかりに過ぎません。これは大いなるものの意志なのです」
「……一つ聞く。結社の命に従わねば、何を失う?」
「命などと。これは飽くまで提言。しかし、大いなるものの意志に反する行いをすれば失うのは大抵、一番の宝かと」
ダリアは薄く笑った。それは、エレスティア国家元首たるヴァレンティンの背を凍らせるのに充分だった。奴らはやる。魔族を封じ込めていた大国を滅ぼしてみせたのだから。しかし、アルキアへ戦争を仕掛ければ、大陸全土へ戦火を広げれば、どの路一番の宝である人を多く失う。いや、この国には有翼重騎士団がいる。他にも練度の高い騎士団がいくつもいる。更に過去この国を救ったとされる大賢者、遊歴の大災厄の力を借りることが出来れば、或いは、勝利を……ならば。
「……相分かった。同志の求めに応えよう」
「寛大なる御心、感謝いたします。何も憂うことなきよう、同志ヴァレンティン。これからも我らエンペリオン、同志の為に尽くしましょう」
ダリアは鈍色のマントを僅かに開けた。その隙間から黒と銀を基調とした甲冑と、白へ金の壮麗な彫金が施された剣が覗く。彼女は、剣の鍔を動かし僅かに刃を見せると鞘へ打ち付けた。金打。甲高い金属音と共にデスクの上の書簡が凍り付く。次の瞬間、それは砂のように粉々となった。
何をした? ヴァレンティンは覚られぬよう驚愕を内へ止めた。魔技か魔法か。どちらにしても発動が速過ぎる。あれをこの身へ向けることなど造作ないだろう。約束を違えればこうなる。それを目の前に突き付けられたのだ。
「……七剣星。貴殿らはエンペリオンの中でも抜きん出た存在と聞く。その力添えがあれば、百万の兵を得たも同義」
「百万など……」
ダリアは言いつつ被りを振った。何を意味するのだ。それに収まらないとでも言いたいのか?
「では、同志。大いなるものの意志と共に在らんことを」
ダリアが鈍色のマントを翻しヴァレンティンへ背を向ける。再び甲高い金属音が鳴り響いたかと思うと、小さき女剣士の姿は霞のように立ち消えた。
「魔族など、生温い。私はこの地位と引き換えに、大いなる呪いを呼び寄せてしまった。この身も魂も許されることはないだろう」
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