新章たるウメチカ!

大創 淳

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第三十二章 雨上がりの虹のように、凛と咲く二人の花。

第百八十九回 ところで、どうなるの?

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 ――これから先! 僕らの……僕らの夏休み?


 まずは、この間の四連休から夏休みに入るという説。……なのだけれど、今日もまた登校日。午前四時に起きたのだから眠い眠い。電車の中で幾度か落ちかけた。


「……まったく、二人とも大丈夫なの? いつまでも夜更かししてるから」

 と、可奈かなは言うのだけれど、さっきも述べた通りに、

 夜更かしなんかではないの。早起きしちゃったからなの。そこから目が冴えて、梨花りかとメールのやり取り。始めは自主企画の相談相談だったのだけれど、話題は季節のように移り変わって夏休みのこと。――本当に、いつからなの?

 なら、八月一臂より。

 その線が濃厚だと思いきや、いやいや実は……という具合なのだ。新型ウイルスの影響により凡そ三か月、休校となった。そのため夏休みは短い。その噂を耳にした時、中学生でも社会人のようにお盆休みだけ……と思っていたの。でもしかし、学校側もまだ決断できず考え中。つまりはまだ、わからないの。

 そしてマスク。……必需品。電車通学では必ずしなければならないようなの。でも、息苦しい。危険な暑さが煽るの。だからこそのソーシャルディスタンスだ。


 ――そこで思うこと。

 新型ウイルスの第二波の到来を感じる。感染者が増えている。ニュースでは、その話題ばかりで……緊急事態宣言の発令かと思いきや、個々の判断に任せるだそうだ。

 もし間違っていたら、ごめんなさい。

 でもでも、僕は新聞の記事……またまたテレビのニュースで確かに見たもの。四連休は何とか乗り切ったけれど、緊急事態宣言よりも厳しい状況のように思えるもの。……だからね、行けなくなっちゃうの。お祖母ちゃんのお家へ……。




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