新章たるウメチカ!

大創 淳

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第三十九章 続っとホシノロマン。

第二四七回 靡く髪。そしてライダースーツの下には?


 ――黄色と黒のコラボ。昔は善一ぜんいちさんに、その他の人たちにも『タイガー』と呼ばれ恐れられていただけに、『タイガース・カラー』を実現させている。


 つまりは黄色のTシャツと、
 そして黒いショートパンツ……超薄着。超って……

 ギュッ!

「痛てて……」と、太郎たろう君。

 僕は無言で抓る、太郎君の手の甲を。で、言うの、太郎君が「な、何だよ、千佳ちか

「僕だって薄着だよ、ほら」

 もっと見てほしい、制服ではなく体操着だから。

 ……ということは、最初から。電車に乗る前から。お家を出た時から。ムッと君を……太郎君を見る。目は口ほどに語るのだから。……するとね、クスッと笑うの、

 笑いながら、タイガース・カラーの瑞希みずき先生が、

「もっと女心、お勉強しようね、太郎君」

 と一言、穏やかに言うの。そして、その場を去る。大人の余裕? 微笑みのままで。


 ……また二人きり。

 駐車所で止まっているのも何だから、歩く歩く……ボチボチと。僕と太郎君、横並びで手も繋いでいるのだけれど、目を逸らしている。ちょっとね、恥ずかしくなったから。

 僕はボブ。

 瑞希先生はショートボブ。髪は靡くの。

 僕は体操着。汗の匂い、ちょっとしちゃっているから……

 顔が火照る最中、思い出した『ジャッジメント』という単語。言っていたことを。この学園にも存在していたの、実は……。それは瑞希先生が先生になる前。それよりも歴史は古くて、もっと過去から。瑞希先生のお母さんが、まだ先生だった頃、その大事件が。




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