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5章.妹君と辺境伯は時を刻む
186.第四王女は反省した②
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その背が見えなくなった頃、リーゼロッテはドレスの端を引っ張られる感覚を覚えた。
「クリスタ様?」
見るとクリスタがちょん、とドレスを摘んでいる。
小柄なリーゼロッテよりもさらに背の低い彼女がすると、まるで年の離れた姉妹のようだ。
「どうして……どうして私なんか庇ったのです……? 私は貴女様にずっと嫌がらせをしていたのですよ……?」
俯き加減にリーゼロッテを見つめた彼女は声を震わせる。
しかし声色に真剣なものを感じ取ったリーゼロッテは、「ひとまず、座りましょう」と彼女を椅子に戻るよう促した。
席についたものの、クリスタは俯いたままだ。
時折、金髪の前髪の奥から青い瞳がじっと伺うようにリーゼロッテを見つめている。
どこから話したらいいものか、と悩んだ挙句、リーゼロッテは口を開いた。
「その……私には双子の姉がおります……今は騎士団に拘束されておりますが……」
「……存じています」
「その姉に、ずっと……お恥ずかしい話、虐げられてきました。姉の罪は私の罪、私の功は姉の功、と言う具合で……辺境伯家にお世話になったのも姉の罪を被ったために……」
「…………」
クリスタは僅かに顔を上げた。
その瞳に微かな驚きと憐れみが混ざる。
それに気づくことなく、リーゼロッテは話を進めた。
「私は姉がずっと恐ろしかったのです。いつどこで、自分にやってもいない罪を背負わせてくるか、分からなかったから」
彼女はそう言うと、困ったように微笑んだ。
姉への恐怖心をこうして語れるようになっただけ、少しは強くなっているのだろうか。
「でも、クリスタ様は違います。怖くない、と言ったら語弊がありますが、クリスタ様は真っ直ぐに私に向かってきてくださいました。だから私も精一杯それに応えることができたと思います」
彼女の真っ直ぐな瞳に、クリスタは戸惑いを隠せない。
クリスタにはリーゼロッテに立ち向かったつもりは全くなかった。
ただ嫌がらせなど生まれてこの方、殆どしたことがない彼女には、ディートリンデのように使用人を使い、周りを味方につけるやり方は思い浮かばなかった。
自らも悪意だと思っていたものを真っ直ぐだと評され、彼女は微妙なしかめ面を作る。
「クリスタ様は正直で素直な方です。だから……テオ様……テオドール様にお伝えした言葉は正直な、私の気持ちです」
口を閉じたリーゼロッテを、いつの間にか顔を上げていたクリスタはまじまじと見つめた。
この国では珍しい黒髪以外は、よくいる貴族令嬢だ。
しかしその容姿に秘められた一見愚鈍とも思える清らかさは、他の令嬢には類を見ない。
やがてクリスタは、諦めたように息を大きく吐いた。
「……負け、ですわ……どうしてお兄様が聖女付きになりたがったのか、分かりましたわ」
クリスタの言葉に、リーゼロッテはどきり、とした。
テオから聖女付きになった理由は聞いている。
その理由を分かったと言うクリスタがまだ、テオ側の人間なのか、それともフリッツ側の人間なのかが判別がつかず、リーゼロッテは口を固く結んだ。
「……私、ご存知かと思いますが養女ですの。元々は王家と遠縁の公爵家の出ですわ」
「はい、存じております」
「養女になったのはちょうど四歳になったばかりで、その頃の私は泣いてばかりでしたわ」
テオやフリッツをはじめ、五人もの子どもに恵まれた国王が新たに養女を取ったのは記憶に新しい。
当時は不遜にも国王の隠し子ではないかと話題になったが、その理由がテオの話を聞いた今なら分かる気がする。
国王はフリッツを廃そうとしたのではなかろうか。
マリーへの執着を廃する理由とするならば、のちに推挙する者が男のテオでは説得力がない。
そのため、公爵家の中から王家の貴色に近い特徴を持つ女性であるクリスタが選ばれたのではないか。
となると彼女がフリッツ側の人間だとは考えにくい。
思案するリーゼロッテを他所に、クリスタは続ける。
「そこを救ってくださったのがお兄様……テオドールお兄様でしたの。お兄様が気にかけてくださらなかったら、本当に私……今も泣いていたかもしれません」
「そうなのですね……」
「それ以来、お兄様のことは何でも知りたいと思うようになりましたの。お兄様は女性だけでなく男性にもお優しいのです。皆に分け隔てなく平等に接し、それをひけらかさない」
頬を少し染め、テオへの想いを語るクリスタに、リーゼロッテも思わず顔が緩む。
「クリスタ様はテオ様のことを愛していらっしゃるのですね」
「ええ、お兄様のためならこの命、投げ打ってでもいいですわ。噂では女好きと言われておりますが、真っ赤な嘘です。お兄様は女性の寝所に潜り込むなどあり得ない……そう思っていたのですが……」
クリスタの声が途切れる。
少し目尻の上がった彼女の視線は、リーゼロッテへと向けられていた。
「……誰にでも平等にお優しいお兄様が、突然聖女付きになりたいとおっしゃられましたの。新しい聖女様は十七歳、伯爵家の御令嬢でいらっしゃるならば、本来付き人など必要ありません」
「……わ、私……です……ね」
たじろいだリーゼロッテに、クリスタは少し頬を膨らませる。
「聖女様がご到着されてから、お兄様は噂など嘘のように聖女付きの仕事をこなされております。毎日聖殿に足繁く通われて……愛称まで呼ばせてまるで恋人同士……」
「え?」
「今まで誰に対しても優しく平等なお兄様が、たった一人、リーゼロッテ様を選んだのです。妬ましい……どうせ私と結ばれることがないなら誰も選ばないで欲しかった……」
「クリスタ様……あ、あの……」
「……ですが、貴女を選んだのも納得ですわ。今までの非礼、お詫びします。申し訳ございませんでした……よく考えたら、聖女と王族の禁じられた恋……素敵ですわ」
「ご、誤解です……! テオ様と私はそんな関係ではなく……その……」
妄想をどんどん膨らませていくクリスタに、リーゼロッテは堪らず声を上げた。
しかしそんな彼女をクリスタは微笑ましく見つめている。
「隠さなくてもいいのです。禁断の恋ほど燃え上がるのは私もよく存じておりますから」
「ち、違うのです! 私……お、お慕いしている方が他にいます……!」
声を振り絞ったリーゼロッテは、言い終わった後しまった、と口を押さえた。
クリスタが心酔するテオの魅力を否定したことになるのでは、それ以前に聖女に聖殿の外に想い人がいると知られるのは不味いのでは、と様々な考えが巡る。
しかしそれを聞き逃さなかったクリスタはそれまでの饒舌が嘘のように固まった。
「……………お兄様、ではなく……?」
呆然と呟いたクリスタに、リーゼロッテは一瞬の逡巡の後、頷いた。
「は……はい……なのでテオ様と私は恋び」
「そうなのですね!」
食い気味に上げられた声に、リーゼロッテは驚いた。
見ればクリスタの突き抜けた空のように青い瞳が、好奇の色でキラキラと輝いている。
その表情は年相応の九歳の少女のものだ。
リーゼロッテは目を丸くしながらも、可愛らしい一面をお持ちなのね、と内心苦笑した。
自らの立場を思い出したのか、クリスタは顔を引き締めるとこほん、と一つ咳払いをした。
「……失礼いたしました。私としたことが……お詫びにリーゼロッテ様のそのお相手のことをお聞かせいただけないでしょうか?」
「え!? で、ですが……」
「……やはりお兄様と……」
言い淀むリーゼロッテに、それまで煌めいていた瞳が急に萎れたように暗くなる。
いつも冷たい印象のある表情がころころと変わり、さすがのリーゼロッテも振り回されつつあった。
「ち、違います……! その……ユリウス・シュヴァルツシルト……様です」
「まぁ………あの辺境伯様……! 素敵ですわ!」
顔を真っ赤にした彼女の告白に、クリスタは手を一つ叩いて嬉しそうに微笑む。
その表情はまるで恋に恋する乙女のようだ。
「は、はい……ユリウス様の元で奉公人をしていたときにテオ様と面識がございまして、それで……」
「……となると聖女付きは……なるほど、そうでございましたか。納得いたしましたわ。改めて非礼をお詫びいたしますわ」
瞳の奥に若干の緊張感が芽生えたのはテオの狙いが何なのか、ある程度想像がついたからだろうか。
得心がいったかのように頷いたクリスタは再び頭を下げた。
「い、いえ、滅相もございません……その……私がユリウス様を……というのは御内密に……」
「ええ。そのつもりですわ。素敵な秘めたる恋ですものね……!」
「え、ええ……まぁ……」
戸惑いながらも同意したリーゼロッテはクリスタの勢いに完全に飲まれていた。
よくよく考えればリーゼロッテもこのくらいの時分には、小説や戯曲などで貴族の身分では早々経験できないだろう恋愛に憧れたものだ。
それでも、クリスタの熱量は当時のものと比べるとはるかに大きいが。
「さ、話の続きを致しましょう。まずはそうですわね、ユリウス様との馴れ初めから詳しくお聞きしたいですわ」
「えっ……あの……クリスタ様……?」
「私この後お稽古事がございますの。早めにお願いいたしますわ」
「え、ええ……?」
一人で話を進めていくクリスタに翻弄されながらも、二人の仲が打ち解けていく喜びをリーゼロッテは感じていた。
「クリスタ様?」
見るとクリスタがちょん、とドレスを摘んでいる。
小柄なリーゼロッテよりもさらに背の低い彼女がすると、まるで年の離れた姉妹のようだ。
「どうして……どうして私なんか庇ったのです……? 私は貴女様にずっと嫌がらせをしていたのですよ……?」
俯き加減にリーゼロッテを見つめた彼女は声を震わせる。
しかし声色に真剣なものを感じ取ったリーゼロッテは、「ひとまず、座りましょう」と彼女を椅子に戻るよう促した。
席についたものの、クリスタは俯いたままだ。
時折、金髪の前髪の奥から青い瞳がじっと伺うようにリーゼロッテを見つめている。
どこから話したらいいものか、と悩んだ挙句、リーゼロッテは口を開いた。
「その……私には双子の姉がおります……今は騎士団に拘束されておりますが……」
「……存じています」
「その姉に、ずっと……お恥ずかしい話、虐げられてきました。姉の罪は私の罪、私の功は姉の功、と言う具合で……辺境伯家にお世話になったのも姉の罪を被ったために……」
「…………」
クリスタは僅かに顔を上げた。
その瞳に微かな驚きと憐れみが混ざる。
それに気づくことなく、リーゼロッテは話を進めた。
「私は姉がずっと恐ろしかったのです。いつどこで、自分にやってもいない罪を背負わせてくるか、分からなかったから」
彼女はそう言うと、困ったように微笑んだ。
姉への恐怖心をこうして語れるようになっただけ、少しは強くなっているのだろうか。
「でも、クリスタ様は違います。怖くない、と言ったら語弊がありますが、クリスタ様は真っ直ぐに私に向かってきてくださいました。だから私も精一杯それに応えることができたと思います」
彼女の真っ直ぐな瞳に、クリスタは戸惑いを隠せない。
クリスタにはリーゼロッテに立ち向かったつもりは全くなかった。
ただ嫌がらせなど生まれてこの方、殆どしたことがない彼女には、ディートリンデのように使用人を使い、周りを味方につけるやり方は思い浮かばなかった。
自らも悪意だと思っていたものを真っ直ぐだと評され、彼女は微妙なしかめ面を作る。
「クリスタ様は正直で素直な方です。だから……テオ様……テオドール様にお伝えした言葉は正直な、私の気持ちです」
口を閉じたリーゼロッテを、いつの間にか顔を上げていたクリスタはまじまじと見つめた。
この国では珍しい黒髪以外は、よくいる貴族令嬢だ。
しかしその容姿に秘められた一見愚鈍とも思える清らかさは、他の令嬢には類を見ない。
やがてクリスタは、諦めたように息を大きく吐いた。
「……負け、ですわ……どうしてお兄様が聖女付きになりたがったのか、分かりましたわ」
クリスタの言葉に、リーゼロッテはどきり、とした。
テオから聖女付きになった理由は聞いている。
その理由を分かったと言うクリスタがまだ、テオ側の人間なのか、それともフリッツ側の人間なのかが判別がつかず、リーゼロッテは口を固く結んだ。
「……私、ご存知かと思いますが養女ですの。元々は王家と遠縁の公爵家の出ですわ」
「はい、存じております」
「養女になったのはちょうど四歳になったばかりで、その頃の私は泣いてばかりでしたわ」
テオやフリッツをはじめ、五人もの子どもに恵まれた国王が新たに養女を取ったのは記憶に新しい。
当時は不遜にも国王の隠し子ではないかと話題になったが、その理由がテオの話を聞いた今なら分かる気がする。
国王はフリッツを廃そうとしたのではなかろうか。
マリーへの執着を廃する理由とするならば、のちに推挙する者が男のテオでは説得力がない。
そのため、公爵家の中から王家の貴色に近い特徴を持つ女性であるクリスタが選ばれたのではないか。
となると彼女がフリッツ側の人間だとは考えにくい。
思案するリーゼロッテを他所に、クリスタは続ける。
「そこを救ってくださったのがお兄様……テオドールお兄様でしたの。お兄様が気にかけてくださらなかったら、本当に私……今も泣いていたかもしれません」
「そうなのですね……」
「それ以来、お兄様のことは何でも知りたいと思うようになりましたの。お兄様は女性だけでなく男性にもお優しいのです。皆に分け隔てなく平等に接し、それをひけらかさない」
頬を少し染め、テオへの想いを語るクリスタに、リーゼロッテも思わず顔が緩む。
「クリスタ様はテオ様のことを愛していらっしゃるのですね」
「ええ、お兄様のためならこの命、投げ打ってでもいいですわ。噂では女好きと言われておりますが、真っ赤な嘘です。お兄様は女性の寝所に潜り込むなどあり得ない……そう思っていたのですが……」
クリスタの声が途切れる。
少し目尻の上がった彼女の視線は、リーゼロッテへと向けられていた。
「……誰にでも平等にお優しいお兄様が、突然聖女付きになりたいとおっしゃられましたの。新しい聖女様は十七歳、伯爵家の御令嬢でいらっしゃるならば、本来付き人など必要ありません」
「……わ、私……です……ね」
たじろいだリーゼロッテに、クリスタは少し頬を膨らませる。
「聖女様がご到着されてから、お兄様は噂など嘘のように聖女付きの仕事をこなされております。毎日聖殿に足繁く通われて……愛称まで呼ばせてまるで恋人同士……」
「え?」
「今まで誰に対しても優しく平等なお兄様が、たった一人、リーゼロッテ様を選んだのです。妬ましい……どうせ私と結ばれることがないなら誰も選ばないで欲しかった……」
「クリスタ様……あ、あの……」
「……ですが、貴女を選んだのも納得ですわ。今までの非礼、お詫びします。申し訳ございませんでした……よく考えたら、聖女と王族の禁じられた恋……素敵ですわ」
「ご、誤解です……! テオ様と私はそんな関係ではなく……その……」
妄想をどんどん膨らませていくクリスタに、リーゼロッテは堪らず声を上げた。
しかしそんな彼女をクリスタは微笑ましく見つめている。
「隠さなくてもいいのです。禁断の恋ほど燃え上がるのは私もよく存じておりますから」
「ち、違うのです! 私……お、お慕いしている方が他にいます……!」
声を振り絞ったリーゼロッテは、言い終わった後しまった、と口を押さえた。
クリスタが心酔するテオの魅力を否定したことになるのでは、それ以前に聖女に聖殿の外に想い人がいると知られるのは不味いのでは、と様々な考えが巡る。
しかしそれを聞き逃さなかったクリスタはそれまでの饒舌が嘘のように固まった。
「……………お兄様、ではなく……?」
呆然と呟いたクリスタに、リーゼロッテは一瞬の逡巡の後、頷いた。
「は……はい……なのでテオ様と私は恋び」
「そうなのですね!」
食い気味に上げられた声に、リーゼロッテは驚いた。
見ればクリスタの突き抜けた空のように青い瞳が、好奇の色でキラキラと輝いている。
その表情は年相応の九歳の少女のものだ。
リーゼロッテは目を丸くしながらも、可愛らしい一面をお持ちなのね、と内心苦笑した。
自らの立場を思い出したのか、クリスタは顔を引き締めるとこほん、と一つ咳払いをした。
「……失礼いたしました。私としたことが……お詫びにリーゼロッテ様のそのお相手のことをお聞かせいただけないでしょうか?」
「え!? で、ですが……」
「……やはりお兄様と……」
言い淀むリーゼロッテに、それまで煌めいていた瞳が急に萎れたように暗くなる。
いつも冷たい印象のある表情がころころと変わり、さすがのリーゼロッテも振り回されつつあった。
「ち、違います……! その……ユリウス・シュヴァルツシルト……様です」
「まぁ………あの辺境伯様……! 素敵ですわ!」
顔を真っ赤にした彼女の告白に、クリスタは手を一つ叩いて嬉しそうに微笑む。
その表情はまるで恋に恋する乙女のようだ。
「は、はい……ユリウス様の元で奉公人をしていたときにテオ様と面識がございまして、それで……」
「……となると聖女付きは……なるほど、そうでございましたか。納得いたしましたわ。改めて非礼をお詫びいたしますわ」
瞳の奥に若干の緊張感が芽生えたのはテオの狙いが何なのか、ある程度想像がついたからだろうか。
得心がいったかのように頷いたクリスタは再び頭を下げた。
「い、いえ、滅相もございません……その……私がユリウス様を……というのは御内密に……」
「ええ。そのつもりですわ。素敵な秘めたる恋ですものね……!」
「え、ええ……まぁ……」
戸惑いながらも同意したリーゼロッテはクリスタの勢いに完全に飲まれていた。
よくよく考えればリーゼロッテもこのくらいの時分には、小説や戯曲などで貴族の身分では早々経験できないだろう恋愛に憧れたものだ。
それでも、クリスタの熱量は当時のものと比べるとはるかに大きいが。
「さ、話の続きを致しましょう。まずはそうですわね、ユリウス様との馴れ初めから詳しくお聞きしたいですわ」
「えっ……あの……クリスタ様……?」
「私この後お稽古事がございますの。早めにお願いいたしますわ」
「え、ええ……?」
一人で話を進めていくクリスタに翻弄されながらも、二人の仲が打ち解けていく喜びをリーゼロッテは感じていた。
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