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第19話 入学式①
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今日は待ちに待った入学式! なんていうものじゃなく、緊張でバクバクしている。なんだって登壇して新入生代表として挨拶をしないといけないのだから。転生して初めて王子なことを悔やんでるよ!!! 家族には恵まれたけど、こういうことが求められる家に生まれてきたんだと改めて自覚させられる。
今日僕はやっと王族としての覚悟を持つよ父上!
入学者には、エルドやセシリア、それとあのドルトスもいるらしい。ドルトスは能力がだいぶ低かったけど、どうやって入ったんだろう? もしかしたら裏口入学とかあるのかもしれない。できれば同じクラスにはなりたくないや。
「あ! ユーリさ~~~ん!!」
遠くから声をかけてきた人がいるな?
あ、セシリアだ。いい加減さん付けはやめてほしいんだけどな。それにしても今日も元気だな。隣には両親かな? 挨拶しておかないと。
「エルド、セシリアの所に行こう」
「分かりました。ユーリ様」
当然のようにエルドも来てます。護衛兼話し相手としてついてもらってるんだ。エルドの様づけはもう変えることは出来なさそうだけどね。
「セシリア! 無事に入学できたんだね。おめでとう!」
「はい! この通り合格しました! えへへっ」
セシリアが来ている黒を基調とした制服には、フリルがあしらわれていて、それでいて気品さを損ねない良い作りとなっている。王都で一番の服屋さんに頼まれた一級品だ。その制服に負けないくらいの可愛さを持っているセシリアが着ると、男はイチコロだな。
男は、前世の制服と遜色ないレベルにまで仕上げられていて、デザインも一流だ。男女の制服共に、魔法使いによって【クリーン】、【永続】、【防御】の魔法が付与されている。【クリーン】の魔法があることで、洗う必要がなく、【永続】の魔法があることで、魔法が常に発動されるようになっている。【防御】の魔法は、着用者の衣服が斬られるようなことや傷つけられるというときに防御壁が発動するようになっている。
この服だけで物凄いお金がかかっている。男爵家からしてもなかなかの出費だろう。親御さんの苦労が見て取れる。
「可愛いよ! セシリア」
「ふぇ!? そ、そんなことないです……」
恥ずかしがるような姿も可愛いなぁ。でも、僕のことは好きにならないだろうな。他にもカッコいい人はいっぱいいるだろうし、僕そこまで戦えないもんな。
「いや、可愛いよ! ね? エルド」
「俺ですか!? ま、まぁ、可愛いと思います……」
「エルドさんまでやめてくださいよ! て、照れるじゃないですかぁ」
「ハハハッ。ごめんごめん。ついからかいたくなってね」
「そんなことされたらユーリさんのこと嫌いになっちゃいますよ?」
プクリと頬を膨らまして、怒るセシリアもまたいい!! ダメだ。からかいすぎちゃうな。これぐらいにしとこう
「ごめんごめん。これからも仲よくしてね!」
「はい!」
「あ、あの! ユーリ様。入学試験の時は娘を助けて下さりありがとうございました!!」
そう言って、セシリアの両親は深く頭を下げてきた。いい人を両親に持ったな。お兄ちゃん泣きそうだぁ!!
「いえ、頭をあげてください。王族として当然のことをしたまでですから」
「それでは、どのようにして恩を返せばよいか……」
「何も返さなくていいですよ。それなら領民のために一生懸命執務に励んでください! その頑張りが最終的には我々王族に返される形となるので」
「あ、ありがとうございます! 精一杯頑張らせて頂きます!」
「そ、そんな頑張りすぎなくていいですよ? 根を詰めすぎると良くないので!」
「は、はい!」
セシリアのお父さんは凄く真面目なのだろう。こう言っておかないと頑張りすぎてしまうと思う。
◆
名 前:ジャン・フォン・ミリード
性 格:真面目
スキル:【槍豪】
演説力:80
人 望:85
武 勇:80
政 治:80
◆
え? やばい! この人滅茶苦茶ほしい! てか、この人が男爵位のままなんかあり得ない。また、父上の進言しておこう。絶対この人はこれから伸びる人だ。まさか全てが80台なんて!
「それでは、そろそろ挨拶の準備をしてきます!」
「あ、ユーリさんは挨拶をするんでしたね! 頑張ってください!」
「ああ! ありがとう! セシリア。いつかはさん付けやめてね! それじゃ」
「え? ゆ、ユーリさ~~ん」
いつになったらさんが取れるのか。まぁ、当分はなんか出来事がないと無理そうだよなぁ。
今日僕はやっと王族としての覚悟を持つよ父上!
入学者には、エルドやセシリア、それとあのドルトスもいるらしい。ドルトスは能力がだいぶ低かったけど、どうやって入ったんだろう? もしかしたら裏口入学とかあるのかもしれない。できれば同じクラスにはなりたくないや。
「あ! ユーリさ~~~ん!!」
遠くから声をかけてきた人がいるな?
あ、セシリアだ。いい加減さん付けはやめてほしいんだけどな。それにしても今日も元気だな。隣には両親かな? 挨拶しておかないと。
「エルド、セシリアの所に行こう」
「分かりました。ユーリ様」
当然のようにエルドも来てます。護衛兼話し相手としてついてもらってるんだ。エルドの様づけはもう変えることは出来なさそうだけどね。
「セシリア! 無事に入学できたんだね。おめでとう!」
「はい! この通り合格しました! えへへっ」
セシリアが来ている黒を基調とした制服には、フリルがあしらわれていて、それでいて気品さを損ねない良い作りとなっている。王都で一番の服屋さんに頼まれた一級品だ。その制服に負けないくらいの可愛さを持っているセシリアが着ると、男はイチコロだな。
男は、前世の制服と遜色ないレベルにまで仕上げられていて、デザインも一流だ。男女の制服共に、魔法使いによって【クリーン】、【永続】、【防御】の魔法が付与されている。【クリーン】の魔法があることで、洗う必要がなく、【永続】の魔法があることで、魔法が常に発動されるようになっている。【防御】の魔法は、着用者の衣服が斬られるようなことや傷つけられるというときに防御壁が発動するようになっている。
この服だけで物凄いお金がかかっている。男爵家からしてもなかなかの出費だろう。親御さんの苦労が見て取れる。
「可愛いよ! セシリア」
「ふぇ!? そ、そんなことないです……」
恥ずかしがるような姿も可愛いなぁ。でも、僕のことは好きにならないだろうな。他にもカッコいい人はいっぱいいるだろうし、僕そこまで戦えないもんな。
「いや、可愛いよ! ね? エルド」
「俺ですか!? ま、まぁ、可愛いと思います……」
「エルドさんまでやめてくださいよ! て、照れるじゃないですかぁ」
「ハハハッ。ごめんごめん。ついからかいたくなってね」
「そんなことされたらユーリさんのこと嫌いになっちゃいますよ?」
プクリと頬を膨らまして、怒るセシリアもまたいい!! ダメだ。からかいすぎちゃうな。これぐらいにしとこう
「ごめんごめん。これからも仲よくしてね!」
「はい!」
「あ、あの! ユーリ様。入学試験の時は娘を助けて下さりありがとうございました!!」
そう言って、セシリアの両親は深く頭を下げてきた。いい人を両親に持ったな。お兄ちゃん泣きそうだぁ!!
「いえ、頭をあげてください。王族として当然のことをしたまでですから」
「それでは、どのようにして恩を返せばよいか……」
「何も返さなくていいですよ。それなら領民のために一生懸命執務に励んでください! その頑張りが最終的には我々王族に返される形となるので」
「あ、ありがとうございます! 精一杯頑張らせて頂きます!」
「そ、そんな頑張りすぎなくていいですよ? 根を詰めすぎると良くないので!」
「は、はい!」
セシリアのお父さんは凄く真面目なのだろう。こう言っておかないと頑張りすぎてしまうと思う。
◆
名 前:ジャン・フォン・ミリード
性 格:真面目
スキル:【槍豪】
演説力:80
人 望:85
武 勇:80
政 治:80
◆
え? やばい! この人滅茶苦茶ほしい! てか、この人が男爵位のままなんかあり得ない。また、父上の進言しておこう。絶対この人はこれから伸びる人だ。まさか全てが80台なんて!
「それでは、そろそろ挨拶の準備をしてきます!」
「あ、ユーリさんは挨拶をするんでしたね! 頑張ってください!」
「ああ! ありがとう! セシリア。いつかはさん付けやめてね! それじゃ」
「え? ゆ、ユーリさ~~ん」
いつになったらさんが取れるのか。まぁ、当分はなんか出来事がないと無理そうだよなぁ。
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