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第22話 自己紹介
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「もう質問はないみたいだな。それじゃあ自己紹介を始めるぞ」
「「え、えー!」」
「誰だ? えー! って言ったのは。一応学園の初めてのホームルームでの規則となってるんだ。始めるぞ。じゃあ、そうだな~。ユーリから頼む。」
「え? 僕からですか?」
なんで僕からなんだ。前世でも自己紹介だけはトラウマだった。誰だって緊張してしまうだろう。挨拶の時は不特定多数に対して話していたからいけるけど、顔を合わせて話すのは恥ずかしいっ!
「そうだ。なんかトップって感じだろう!」
「何なんですか。そのポジションめちゃくちゃ嫌なんですけど! まぁやりますよ。やらなきゃいけないんでしょ?」
もうガイトス先生からやれのオーラが凄い。これは誰が何と言おうと動かないな。
「じゃあ、ユーリから」
「はい。ユーリ・アレクシオールと言います。内政系のスキルを持っています。この国の王族ですが、宣言した通り、学園では身分は関係ありません。なので、気軽にユーリと呼んでください」
「そうだな。ユーリが言ったように身分は意味を成さない。だから、ユーリのことも呼び捨てで呼んでやれ! いいよな? ユーリ」
「はい! 大丈夫です」
「じゃあ、次――」
この調子で自己紹介が進んでいった。全員の自己紹介が終わったが、ドルトスとその取り巻きはAクラスにはいないようだ。代わりにこのクラスに平民やドルトスと関わりのない下級貴族が多くいた印象だった。どうやらクラス分けの際にアンドレス公爵家の力が入ったみたいだ。でも、平民は向こうのクラスにもいるみたいだから、心配だな。
Aクラスの印象は、さすがといった所だった。【人物鑑定】をしたが、大体の人は何か一つが70台を超えていて、80,90台もちらほらいた。ぜひとも仲良くなりたい。能力を抜きにしてもね。
ちなみにガイトス先生の能力値はなかなかに凄かった。
◆
名 前: ガイトス・フォン・クルード
性 格:豪胆
スキル:【剣豪】【剛力】
演説力:75
人 望:80
武 勇:90
政 治:50
◆
武勇が90だ。これなら、冒険者として活躍して貴族位をもらえるのも納得かな。僕がもし街を運営するってなった時は呼びたいな。騎士団の隊長とかを任せたり、指南役を任せることができそうだ。
その日は適当に皆と話して解散となった。皆、僕とガイトス先生との会話を見て、僕とは仲良くなれそうだと思ったみたいだ。思ったよりも気さくに話すことができた。ガイトス先生はそういう意味も込めてわざわざいじってくれたのかな。見た目に反していい人なのかもしれない。僕の中でガイトス先生の好感度が爆上がり状態だ。
それにしても、クラスに馴染めて良かった。孤立する可能性も十分あったからね。打算ありきで考えている人もいるかもしれないけど、ほんとに能力とか人柄があったら採用するしね。
◆
夕食の時に、レオ兄にガイトス先生のことについて聞いてみることにした。
「レオ兄! ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
「ん? どうした?」
「ガイトス先生がレオ兄を受け持ってたって聞いたので、ガイトス先生のことを聞いてみたくて」
「あぁ、ガイトス先生のことかぁ。ユーリは率直にどう思った?」
「いい人だと思いました。見た目はすごく怖そうだったんですけど、話してみると僕のことをしっかりと気遣ってくれているのも分かりましたし」
「ハハハッ。あの人がそれを聞けば喜ぶだろうな。でも、あー見えて子供もいるんだぜ?」
え? 意外! あんな強面の人を好きになる人だ。さぞや強い人なんだろう。
「え? そうなんですか? 意外です!」
「そうだろ? 前に一回娘さんのことを聞いてな。その時は顔が緩みまくってたな」
「想像したくないです」
「でもな、ユーリ。あの人は俺なんかよりもよっぽどすげぇ。もしかしたら、父上とか騎士団長と並ぶレベルぐらいの力の持ち主だ。それだけじゃなくて、しっかりと肝も据わっている。あの人を見習え。何か学び取ることがあるはずだ」
「レオ兄から見ても凄い人だったんですね」
「そうだぞ。あの人は尊敬する。まぁ、あの人なら何が起きても大丈夫だから気楽に構えておけ」
「分かりました。ありがとうございます!」
「いいってことよ! じゃあ素振り行ってくるわ」
「がんばってください!」
そうなのか。あの人は何か違うとは思ってたけど、めちゃくちゃ強い人じゃないか! でも悪い人じゃないみたいだし、これからの学校生活も楽しみだ。いつかガイトス先生には領地も持った時についてきてもらおう。絶対に。
「「え、えー!」」
「誰だ? えー! って言ったのは。一応学園の初めてのホームルームでの規則となってるんだ。始めるぞ。じゃあ、そうだな~。ユーリから頼む。」
「え? 僕からですか?」
なんで僕からなんだ。前世でも自己紹介だけはトラウマだった。誰だって緊張してしまうだろう。挨拶の時は不特定多数に対して話していたからいけるけど、顔を合わせて話すのは恥ずかしいっ!
「そうだ。なんかトップって感じだろう!」
「何なんですか。そのポジションめちゃくちゃ嫌なんですけど! まぁやりますよ。やらなきゃいけないんでしょ?」
もうガイトス先生からやれのオーラが凄い。これは誰が何と言おうと動かないな。
「じゃあ、ユーリから」
「はい。ユーリ・アレクシオールと言います。内政系のスキルを持っています。この国の王族ですが、宣言した通り、学園では身分は関係ありません。なので、気軽にユーリと呼んでください」
「そうだな。ユーリが言ったように身分は意味を成さない。だから、ユーリのことも呼び捨てで呼んでやれ! いいよな? ユーリ」
「はい! 大丈夫です」
「じゃあ、次――」
この調子で自己紹介が進んでいった。全員の自己紹介が終わったが、ドルトスとその取り巻きはAクラスにはいないようだ。代わりにこのクラスに平民やドルトスと関わりのない下級貴族が多くいた印象だった。どうやらクラス分けの際にアンドレス公爵家の力が入ったみたいだ。でも、平民は向こうのクラスにもいるみたいだから、心配だな。
Aクラスの印象は、さすがといった所だった。【人物鑑定】をしたが、大体の人は何か一つが70台を超えていて、80,90台もちらほらいた。ぜひとも仲良くなりたい。能力を抜きにしてもね。
ちなみにガイトス先生の能力値はなかなかに凄かった。
◆
名 前: ガイトス・フォン・クルード
性 格:豪胆
スキル:【剣豪】【剛力】
演説力:75
人 望:80
武 勇:90
政 治:50
◆
武勇が90だ。これなら、冒険者として活躍して貴族位をもらえるのも納得かな。僕がもし街を運営するってなった時は呼びたいな。騎士団の隊長とかを任せたり、指南役を任せることができそうだ。
その日は適当に皆と話して解散となった。皆、僕とガイトス先生との会話を見て、僕とは仲良くなれそうだと思ったみたいだ。思ったよりも気さくに話すことができた。ガイトス先生はそういう意味も込めてわざわざいじってくれたのかな。見た目に反していい人なのかもしれない。僕の中でガイトス先生の好感度が爆上がり状態だ。
それにしても、クラスに馴染めて良かった。孤立する可能性も十分あったからね。打算ありきで考えている人もいるかもしれないけど、ほんとに能力とか人柄があったら採用するしね。
◆
夕食の時に、レオ兄にガイトス先生のことについて聞いてみることにした。
「レオ兄! ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
「ん? どうした?」
「ガイトス先生がレオ兄を受け持ってたって聞いたので、ガイトス先生のことを聞いてみたくて」
「あぁ、ガイトス先生のことかぁ。ユーリは率直にどう思った?」
「いい人だと思いました。見た目はすごく怖そうだったんですけど、話してみると僕のことをしっかりと気遣ってくれているのも分かりましたし」
「ハハハッ。あの人がそれを聞けば喜ぶだろうな。でも、あー見えて子供もいるんだぜ?」
え? 意外! あんな強面の人を好きになる人だ。さぞや強い人なんだろう。
「え? そうなんですか? 意外です!」
「そうだろ? 前に一回娘さんのことを聞いてな。その時は顔が緩みまくってたな」
「想像したくないです」
「でもな、ユーリ。あの人は俺なんかよりもよっぽどすげぇ。もしかしたら、父上とか騎士団長と並ぶレベルぐらいの力の持ち主だ。それだけじゃなくて、しっかりと肝も据わっている。あの人を見習え。何か学び取ることがあるはずだ」
「レオ兄から見ても凄い人だったんですね」
「そうだぞ。あの人は尊敬する。まぁ、あの人なら何が起きても大丈夫だから気楽に構えておけ」
「分かりました。ありがとうございます!」
「いいってことよ! じゃあ素振り行ってくるわ」
「がんばってください!」
そうなのか。あの人は何か違うとは思ってたけど、めちゃくちゃ強い人じゃないか! でも悪い人じゃないみたいだし、これからの学校生活も楽しみだ。いつかガイトス先生には領地も持った時についてきてもらおう。絶対に。
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