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第23話 学園の一日 前
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大体学園に通い始めてから1週間が経った。
授業は基本的に、礼儀作法や数学、歴史、そして、実技がある。この実技の訓練がまぁしんどい。なにしろ、先生がガイトス先生だからだ。あの人の常識はおかしい。僕の場合は剣術の指導だ。まず、ウォーミングアップは、生徒全員でグラウンドを10周だ。例え魔法を使う生徒でもだ。そう、セシリアでも走らされるんだ。学園のグラウンドは信じられないくらいに大きい。一周でも1kmはあると思う。だから、10kmって所かな。でも、僕としては嬉しいところもあるんだ。
セシリアの走っている姿が見れるんだ。合法的に。たゆんたゆんとしたものを目で追いながら走ると全然しんどくない。セシリアはセシリアで一生懸命走っているから僕の視線なんか気にしたりしない。終わったら毎回『すごいですねぇ。ユーリ君は。』と褒めてくれる。君のおかげなんだよ。とは絶対に言えない。でも、褒められて悪い気はしないし、普通に『ありがとう』って返している。一緒に走っていた男子には小突かれたけどね。さてはお前たちも狙ってるんだな!? 渡さんぞ!!
この話もほどほどに、それからきついのは剣術の訓練だ。疲れた状態の体を酷使して、素振りや模擬戦をする。ガイトス先生は的確に嫌な所を突いてくるから、いい練習にはなるんだけどその分しんどいんだよなぁ。でも、そのおかげか、ヒョロヒョロの僕にもそれなりに筋肉がついてきた。それこそミリアが驚くほどには。『やっといい体になってきましたね。ぷぷっ。』とはミリアの言葉だ。『尻尾を触るぞ!?』って言うと、尻尾を抱きながら『やめてください!』って恥じらいの表情を浮かべていた。先にいじってきたのは君だからね?
今はお昼休みの時間だ。基本的に絡んでいる人たちと食べている。エルドとセシリアは勿論のこと、エレン、トール、ミルトという新たな友達も増えた。合計六人のグループ。
「おい! ユーリ! お前の肉くれ!」
「えー! いやだよ!」
いつも僕の皿から何かを取ってこようとしてくるのがエレンだ。ロングでストレートの赤髪を後ろで括っている。よく手入れされていて、喋らなければ美人と言った感じだ。でもいつもわんぱくだから、こんな風に僕から肉を取ろうとするときもあるし、僕がセシリアの胸を見てた時も後ろから飛び蹴りをしてくるなかなかな性格だ。でもそんなエレンが僕は好ましく思えたりもする。王子っていう立場上必ず気を使ってくる人もいるからね。そういう人とは違って、一緒にいてて気を使われなくて済むし何より楽しい。わんぱくな姿に反して、エレンの戦闘スタイルはカッコイイ。
◆
名 前: エレン・フォン・マリア―ド
性 格:わんぱく、真面目
スキル:【火魔法】【剣術】
演説力:80
人 望:80
武 勇:82
政 治:80
◆
マリア―ドとは伯爵家のことで、エレンは長女だ。跡継ぎは長男に決まっているため、どこかに降嫁するか、家を離れるしかないってよく言ってる。戦闘スタイルだが、火魔法と剣術両方が扱えるため、剣に火魔法を付与して戦うスタイルだ。【剣術】スキルは、レオ兄とかには比べてだいぶ差は開く。しかし、それを火魔法を用いることで補い得るほどの技量を持っている。そこにエレンの真面目さを感じる。割とわんぱくな性格から、男女どちらにも好かれている。そういう意味でも人望は厚いと言えると思う。
「こらっ、エレン! だめでしょ? ユーリ君を困らせちゃ」
いつも可愛いセシリアだ。頬をぷくぷくしてる。
「えー! セシリアが言うならしょうがないなぁ」
エレンは面倒見もいいため、セシリアを妹のように扱っている節がある。似合ってるぞ。エレン! ただし、お前が子供にしか見えないがな!
「エレン。俺の肉をやろうか?」
「え? まじ? いいの? あざーす」
「っちょ! それは取りすぎだ。半分は持ってってるぞ!?」
「気のせい気のせい! あーむっ。うまっ!」
「あ! はぁ」
「ごめんって。また今度覚えてたら何かあげるよ!」
「それぜってぇもらえねぇやつじゃん!」
エレンとどうこうやり取りしているのがトールだ。茶髪で目鼻立ちは良い方だ。でも、人懐っこい笑みを浮かべる好青年でもある。どうやらエレンを意識してるみたいで、世話を焼こうとする。でも、エレンはそんなのお構いなしで笑顔で想像以上のことをしてくるのだ。トールも怒ってはいるものの、そんな会話も楽しいみたいで、笑いながら怒ってるような感じだ。二人ともギャーギャーうるさいけど、場が和むからこういう奴らは必要だ。トールは身長が高くて、槍を扱えるイケメンだ。悔しいぜ!
◆
名 前: トール
性 格:優しい
スキル:【槍豪】
演説力:70
人 望:80
武 勇:86
政 治:50
◆
【槍豪】のスキルを持っているおかげで、槍の腕はピカイチだ。親からの遺伝らしい。これは親もえぐい奴だな。武勇はエレン以上エルド未満だな。さすがに次期騎士団長候補のエルドには勝てないかぁ。でも、リーチもあるから実際の所どうなるかは分からないね。
最後は……ミルトだ。
授業は基本的に、礼儀作法や数学、歴史、そして、実技がある。この実技の訓練がまぁしんどい。なにしろ、先生がガイトス先生だからだ。あの人の常識はおかしい。僕の場合は剣術の指導だ。まず、ウォーミングアップは、生徒全員でグラウンドを10周だ。例え魔法を使う生徒でもだ。そう、セシリアでも走らされるんだ。学園のグラウンドは信じられないくらいに大きい。一周でも1kmはあると思う。だから、10kmって所かな。でも、僕としては嬉しいところもあるんだ。
セシリアの走っている姿が見れるんだ。合法的に。たゆんたゆんとしたものを目で追いながら走ると全然しんどくない。セシリアはセシリアで一生懸命走っているから僕の視線なんか気にしたりしない。終わったら毎回『すごいですねぇ。ユーリ君は。』と褒めてくれる。君のおかげなんだよ。とは絶対に言えない。でも、褒められて悪い気はしないし、普通に『ありがとう』って返している。一緒に走っていた男子には小突かれたけどね。さてはお前たちも狙ってるんだな!? 渡さんぞ!!
この話もほどほどに、それからきついのは剣術の訓練だ。疲れた状態の体を酷使して、素振りや模擬戦をする。ガイトス先生は的確に嫌な所を突いてくるから、いい練習にはなるんだけどその分しんどいんだよなぁ。でも、そのおかげか、ヒョロヒョロの僕にもそれなりに筋肉がついてきた。それこそミリアが驚くほどには。『やっといい体になってきましたね。ぷぷっ。』とはミリアの言葉だ。『尻尾を触るぞ!?』って言うと、尻尾を抱きながら『やめてください!』って恥じらいの表情を浮かべていた。先にいじってきたのは君だからね?
今はお昼休みの時間だ。基本的に絡んでいる人たちと食べている。エルドとセシリアは勿論のこと、エレン、トール、ミルトという新たな友達も増えた。合計六人のグループ。
「おい! ユーリ! お前の肉くれ!」
「えー! いやだよ!」
いつも僕の皿から何かを取ってこようとしてくるのがエレンだ。ロングでストレートの赤髪を後ろで括っている。よく手入れされていて、喋らなければ美人と言った感じだ。でもいつもわんぱくだから、こんな風に僕から肉を取ろうとするときもあるし、僕がセシリアの胸を見てた時も後ろから飛び蹴りをしてくるなかなかな性格だ。でもそんなエレンが僕は好ましく思えたりもする。王子っていう立場上必ず気を使ってくる人もいるからね。そういう人とは違って、一緒にいてて気を使われなくて済むし何より楽しい。わんぱくな姿に反して、エレンの戦闘スタイルはカッコイイ。
◆
名 前: エレン・フォン・マリア―ド
性 格:わんぱく、真面目
スキル:【火魔法】【剣術】
演説力:80
人 望:80
武 勇:82
政 治:80
◆
マリア―ドとは伯爵家のことで、エレンは長女だ。跡継ぎは長男に決まっているため、どこかに降嫁するか、家を離れるしかないってよく言ってる。戦闘スタイルだが、火魔法と剣術両方が扱えるため、剣に火魔法を付与して戦うスタイルだ。【剣術】スキルは、レオ兄とかには比べてだいぶ差は開く。しかし、それを火魔法を用いることで補い得るほどの技量を持っている。そこにエレンの真面目さを感じる。割とわんぱくな性格から、男女どちらにも好かれている。そういう意味でも人望は厚いと言えると思う。
「こらっ、エレン! だめでしょ? ユーリ君を困らせちゃ」
いつも可愛いセシリアだ。頬をぷくぷくしてる。
「えー! セシリアが言うならしょうがないなぁ」
エレンは面倒見もいいため、セシリアを妹のように扱っている節がある。似合ってるぞ。エレン! ただし、お前が子供にしか見えないがな!
「エレン。俺の肉をやろうか?」
「え? まじ? いいの? あざーす」
「っちょ! それは取りすぎだ。半分は持ってってるぞ!?」
「気のせい気のせい! あーむっ。うまっ!」
「あ! はぁ」
「ごめんって。また今度覚えてたら何かあげるよ!」
「それぜってぇもらえねぇやつじゃん!」
エレンとどうこうやり取りしているのがトールだ。茶髪で目鼻立ちは良い方だ。でも、人懐っこい笑みを浮かべる好青年でもある。どうやらエレンを意識してるみたいで、世話を焼こうとする。でも、エレンはそんなのお構いなしで笑顔で想像以上のことをしてくるのだ。トールも怒ってはいるものの、そんな会話も楽しいみたいで、笑いながら怒ってるような感じだ。二人ともギャーギャーうるさいけど、場が和むからこういう奴らは必要だ。トールは身長が高くて、槍を扱えるイケメンだ。悔しいぜ!
◆
名 前: トール
性 格:優しい
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◆
【槍豪】のスキルを持っているおかげで、槍の腕はピカイチだ。親からの遺伝らしい。これは親もえぐい奴だな。武勇はエレン以上エルド未満だな。さすがに次期騎士団長候補のエルドには勝てないかぁ。でも、リーチもあるから実際の所どうなるかは分からないね。
最後は……ミルトだ。
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