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美女と話をしていたら
転生したら王だった
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「あの~」
「おはようございます、陛下。お一人ですか」
「おはよう。そうなんだ」
この美女もお妃の一人なのだろうか。昨日、部屋に押し寄せて来た美女軍団の中には居なかった様だが。「クロエと言うの?」
クロエは怪訝な顔して俺を見つめた。
「二、三回寝た下賤な女の顔は覚えて無いですよね」
皮肉かな。ごめん、でも君と寝たのは俺じゃ無いんだよ。と、言っても通じないよな。
「ごめん。ちょっと頭を怪我したせいで記憶が曖昧なんだ」
俺は頭の包帯を指指して、怪我のせいにしてみた。
「ああ、そうでしたわね。他の人達がそう言ってましたわ。記憶障害だと」
ようやくクロエは相好を崩して笑ってくれた。
「クロエは護衛は居ないの?」
見渡して見てもそれらしい人物は居ない様だ。
「私は妊娠してませんから」
「? 妊娠しないと護衛はつかないんだ」
愛人は沢山居るが、妊娠させる能力が無いのかな?そんな事思っていたら、クロエは重い口調でポツリと言った。
「私も妊娠はしましたよ・・・」
「えっ?」
「でも、流産しましたの」
辛いことを聞いてしまった。
「・・・ごめん」
「いいえ、構いませんわ。流産したのは私だけではありませんから」
話を聞いていくと、数人は妊娠したらしいが、妊娠したある者は、階段から突き落とされ、ある者は襲われ、ある者は流産させる薬を飲まされたりと、今残っている妊婦は一人だけになってしまったらしい。
「未だに犯人は捕まっておりません。ですので、唯一の妊婦であるエリサ様には護衛が付かれたのです」
「犯人の目星はついてるのかな」
クロエはじっと俺を見ると、顔を近づけて来て、小声で囁いた。
「コーデリア様では無いかと噂されてます」
「ええっーーー!」
思わず大声が出てしまった。クロエが慌てて俺の口をふさぐ。
「あくまでも噂です」
オレとうまくいってないコーデリア皇后が後継の芽を絶やし、いずれはオレをも亡き者にしようと噂されているらしい。
「じゃ、この怪我も?」
「あくまでも噂ですので。それより陛下は一人で出歩いて平気なのですか」
「えっ、平気と言うか・・・」
黙って抜け出して来たのだけど・・・。
「あっ、やっぱり」
クロエが見つめた方向を見ると、甲冑をカチャカチャ鳴らして、ものすごい勢いでアンドルーが走って来るのが見えた。
「陛下ぁぁーー!」
「おはようございます、陛下。お一人ですか」
「おはよう。そうなんだ」
この美女もお妃の一人なのだろうか。昨日、部屋に押し寄せて来た美女軍団の中には居なかった様だが。「クロエと言うの?」
クロエは怪訝な顔して俺を見つめた。
「二、三回寝た下賤な女の顔は覚えて無いですよね」
皮肉かな。ごめん、でも君と寝たのは俺じゃ無いんだよ。と、言っても通じないよな。
「ごめん。ちょっと頭を怪我したせいで記憶が曖昧なんだ」
俺は頭の包帯を指指して、怪我のせいにしてみた。
「ああ、そうでしたわね。他の人達がそう言ってましたわ。記憶障害だと」
ようやくクロエは相好を崩して笑ってくれた。
「クロエは護衛は居ないの?」
見渡して見てもそれらしい人物は居ない様だ。
「私は妊娠してませんから」
「? 妊娠しないと護衛はつかないんだ」
愛人は沢山居るが、妊娠させる能力が無いのかな?そんな事思っていたら、クロエは重い口調でポツリと言った。
「私も妊娠はしましたよ・・・」
「えっ?」
「でも、流産しましたの」
辛いことを聞いてしまった。
「・・・ごめん」
「いいえ、構いませんわ。流産したのは私だけではありませんから」
話を聞いていくと、数人は妊娠したらしいが、妊娠したある者は、階段から突き落とされ、ある者は襲われ、ある者は流産させる薬を飲まされたりと、今残っている妊婦は一人だけになってしまったらしい。
「未だに犯人は捕まっておりません。ですので、唯一の妊婦であるエリサ様には護衛が付かれたのです」
「犯人の目星はついてるのかな」
クロエはじっと俺を見ると、顔を近づけて来て、小声で囁いた。
「コーデリア様では無いかと噂されてます」
「ええっーーー!」
思わず大声が出てしまった。クロエが慌てて俺の口をふさぐ。
「あくまでも噂です」
オレとうまくいってないコーデリア皇后が後継の芽を絶やし、いずれはオレをも亡き者にしようと噂されているらしい。
「じゃ、この怪我も?」
「あくまでも噂ですので。それより陛下は一人で出歩いて平気なのですか」
「えっ、平気と言うか・・・」
黙って抜け出して来たのだけど・・・。
「あっ、やっぱり」
クロエが見つめた方向を見ると、甲冑をカチャカチャ鳴らして、ものすごい勢いでアンドルーが走って来るのが見えた。
「陛下ぁぁーー!」
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