女神様から同情された結果こうなった

回復師

文字の大きさ
2 / 184
学園ロワイヤル編 1日目

1-1-2 妾幼女は女神様?駄女神?

しおりを挟む
 あれから1時間……俺はあの幼女の胸で子供のように泣きじゃくっている。
 どうしてこうなっているのか……うまく誘導されたとしかいいようがない。

 経緯は大体こんな感じだ。

「其方、名はなんと申すのじゃ? フム、白石龍馬、本名は小鳥遊龍馬か……良い名じゃな」

「答える前に頭の中を覗かないでよ。また見せるよ!」
「女神になんてモノ見せるのじゃ! 分かったからそう怒るでない。歳はいくつじゃ?」

「もうすぐ16になる。あなたはやっぱり女神なのか?」
「そうじゃぞ。この世界の主神で水を司る女神のフィリアじゃ」


 そうなのだ。それとなく質問を繰り返し、俺の考えた事を読んで、俺の事を丸裸にしてしまったのだ。
 虐待の事、妹の事、家族の事……これまで誰にも相談できず、相談しても相手にされなかった事を彼女は静かに質問を繰り返し聞いてくれる。

 気付けば俺の方から全部喋っていた……これまで溜め込んでいた鬱憤を全部吐き出すように。
 そして全てを聞き終えた彼女は『辛かったな』と言って、俺の側にトコトコ来たかと思ったら、そっと優しく抱きしめてくれたのだ。

 で、今現在……彼女の腕に抱かれて、子供のように思わず泣きじゃくってしまっているという訳だ。

 俺は泣いたことで少し落ち着いてきた。
 最初に考えたのが『この子、見た目の割にはちゃんとちっぱいがあるんだな……』だったのがまずかった。

 頭を拳骨で叩かれた。

「其方、妾の優しさをないがしろにしてなんてエッチなのじゃ!」
「ごめんったら、思春期の男の子なんだから大目に見てよ! それにいくら可愛くても10歳児に欲情とかはしてないでしょ」

「クッ! 10歳児じゃと! まぁ、よかろう……だいぶ落ち着いたようじゃな?」
「うん。じゃあ、説明してくれる? 俺の事は全部話しちゃったしね」

 フィリアと名乗った女神様は聞くとちゃんと説明してくれた。

「結局俺たちはどうなるの?」
「弱肉強食の世界じゃ。頑張って生き残れるように努力するしかないの」

「フィリア様の話だと、間違いなく殆どの者が死んじゃうよね?」
「そうじゃな。申し訳ないと思っておるが、せいぜい1割生き残れたら良い方だと思っておる」


 今現在、俺の時間は加速中だとの事……かといって肉体的に時間経過で年を取るようなものでもないらしい。
 俺がこの亜空間にいる間、外の世界では止まったようにゆっくりとした時間が流れているそうだ。

 流石は異世界、正直よく解らん。

「レベルアップしてこの部屋に来れた者には神の祝福が貰えるんだね」
「そうじゃ。ここに来るというのが唯一の条件じゃ。来さえすれば誰にでも加護や祝福を与える」

「誰にでもか……」
「そうじゃな……今、其方の考えているとおりじゃ。それもこれも妾のミスのせいじゃ」

 どうやらここに来た者には、神様から加護や祝福が貰えるらしい。
 ここに来る条件はレベルアップ。具体的にいうとオークなら1体、ゴブリンなら3体倒し、殺した際に得られる経験値となるものが必要だそうだ。

 レベルアップの初回時だけ、この神のシステム部屋に来て、異世界仕様の体に造り変えてもらえるようだ。
 地球とここでは少し肉体構造が違うらしく、異世界仕様に変態しない事には10日ほどで死んでしまうようなのだ。

 そしてこのシステムは本来勇者に与える為のものだそうだ……俺たちは女神のミスで、勇者召喚に巻き込まれてしまったらしい。

 誰にでも加護や祝福が付く……これは恐ろしい事だ。
 もしあいつに強力なスキルが付いたとしたら……考えるだけでも恐ろしい。

「本来勇者に授けようとしていたのは、望んだオリジナルを神に創って頂く予定じゃったのだが、さてどうしたものかのう」

「神ってのはフィリア様の事じゃないのか?」
「妾が言っておる神とはこの世界をお創りになられた創造神ガイアス様の事じゃ。他にも沢山の世界をお創りになられておいでで、この世界にはユグドラシルという監視システムを授けてくださっている。妾はそのシステムを管理しておる。今回の勇者召喚の儀も、システムからの神託じゃったのじゃが、とんでもないミスをやってしまったからのう。妾は今回で3回目のミスじゃ。今回の大失態は許してはくれぬじゃろうから、これが妾の最後の仕事になるじゃろうな」

「女神にも罰があるのか……フィリア様はどうなるんだ?」
「どうなるじゃろうの? 妾にもわからぬ。前回は人族に与えてはならない武器を与えてしまって世界のバランスを崩してしまい罰を受けた。この世界への降格人事じゃったがの。その前は14歳の頃じゃったのだが、ちょっとしたいたずらをして成長を止められてしもうた」

「えっ? じゃあ、見た目と実年齢は違うんだ?」
「ふむ、見た目は14歳のままじゃからのう」

 いやいや、見た目は10歳だって!

「声に出して言わなくても妾には分かるのじゃぞ! なんて無礼な奴なのじゃ!」

「うっ、だから人の思考を読まないでって言ってるじゃん! なるほど……こっちを見て思考を読むんだね?」
「むっ、バレてしもうた! なかなか其方、目ざといの」

 思考をこれ以上読まれないようにフィリア様を膝の上に抱っこして、こっちを見れないように正面を向かせた。
 これで考えは読まれないだろう。

 フィリア様、凄く良い匂いがする……。

「妾を抱っこしてエッチな事を思うでないぞ!」

「10歳の子供に欲情なんてしないから!」
「10歳ではない! 14歳じゃ! それに実年齢は1847歳じゃ!」

「ロリババァかよ!」
「なんて無礼な奴なのじゃ! 龍馬よ、今のは言ってはならん事じゃ! 妾はちょっと傷ついたぞ!」

「ごめん悪かったよ。それで、このあと俺はどうなるんです? 祝福くれて、さっきの場に放逐とか?」
「そうじゃな、おそらく妾は女神の資格を失って消滅させられるじゃろう。本来勇者にのみ与えるはずのオリジナルを其方にも特別に授けよう。妾は其方が気に入った。妾の最後の望みぐらい創主様も見逃してくれるじゃろう。どんなものが欲しい? 武器か防具か? スキルか? 創主様のシステムの許す範囲なら望みの物を授けるぞ」

「え! 良いの?」
「妾は龍馬の事が気に入ったからのう……どうせ消えゆく妾じゃ。幸の薄い可哀想な其方に、神力を振り絞って授けてやるぞ。其方に死んでほしくはないからのう」

「めっちゃ同情かよ! でも、フィリア様が消滅とか嫌だな……」
「消滅刑とは限らないが、妾のミスで千人規模の死が起こってしまうのじゃ。其方の世界にも迷惑がかかるしの、当然重罪じゃ」

「できるだけ罪が軽くなるよう祈ってるよ」
「うむ、ありがとう。其方は優しいのう。さぁ、どんなモノが欲しい?」

「うーん、まずその最初に貰えるスキル2つはどんなのがあるか見たい。それから考えるよ」

「口頭より其方らはこっちの方が良いじゃろうと、システムが【クリスタルプレート】なるものを用意しておる。それを観覧すると解るじゃろうて。項目ごとに分けられておるし目視の方がよかろう?」

 俺の手元の空中に、A4サイズのタブレットPCが現れた。
 クリスタルの石版だが、タッチパネルで、どうみてもコレ、俺たちの世界の仕様だよな。
 ゲームのステータス画面のようなものが表示されていて、いろいろこの【クリスタルプレート】でできるようになっているようだ。まぁ、訳分からない物よりは慣れ親しんだ感じで良いな。

「そうだね。俺たちの世界の人間なら凄く分かりやすいかも。パソコンは授業で必修だから全員使えるし、タブレット仕様ならスマホ感覚で扱えるのも良いね。へぇ~、一杯あるんだな。この中から2つか……」

「今後魔獣を倒せて、ここに訪れる者たちは、勇者以外はそのシステムが相手をして説明するじゃろう」
「フィリア様は来る人みんなに謝罪して回るんじゃないのか?」

「そのつもりじゃったが、ユグドラシルに止められてしもうた。謝ったからといって今更どうにもならないし、人によっては暴力を振るわれるだけだそうじゃ。皆が其方のように冷静に聞いてくれないじゃろうと判断したようじゃな。妾はどんなに殴られても良いのじゃが、創主様のシステムの命令には逆らえんのじゃ……創主様の言と同じじゃからな」

「俺もフィリア様が殴られるのは嫌だからその方が良いよ。どんなのがあるか暫く見ていて良いかな?」
「スキルの獲得は生涯に係わる事柄じゃ、ゆっくり選ぶとよい。既存スキルを無償で選べるのは2つだけじゃが、レベルアップ時のポイントが3ポイント付いておる。それを使って新たに3つ獲得しても良いし、獲得したスキルの熟練度のレベルを上げても良い」

 格闘術・魔術・召喚術・精霊術・錬金術……一杯あるな。
 格闘術をクリックしたら、更に剣術・拳術・槍術・弓術……と細分化されていた。

 フィリア様の説明だと、最初に貰えるのはサービスでスキルを2つ。魔獣を倒した時に得られるAP(アビリティポイント)を消費してスキル獲得もできるとの事。

 格闘術の中からレベル1の剣術を獲得するのに1ポイント消費するみたいだ。獲得したレベル1の剣術の熟練度をレベル2にするのに2ポイントいるのか……レベル3にするには3ポイントもいるみたいだ。

 う~ん、悩むな。いろいろ覚えるなら今回最大で5つ習得できることになる。
 初回特典で2つ貰える分と、レベルアップ時に入ったAP3ポイント消費して熟練レベル1のスキルなら3つ得られるという訳だ。

 だが、いろんなMMOをやってオタク気味な俺は知っている。いろいろ分散して獲得しても器用貧乏になって弱いのだ。特に初期の頃は一極で技を極めた奴が強い。

 AP3ポイント使うとして、剣術レベル1・火魔法レベル1・回復レベル1を取った者より、剣術Lv1を取ってAP1P消費し、剣術Lv1→Lv2に上げるのにAP2P使って、剣術レベル2にした奴の方が同じ3ポイント消費したとしても剣技Lv2を取った者の方が強いのだ。

 魔法は呪文の発動に時間がいる……回復魔法もそうだ。
 スキル詠唱中の間に、剣で滅多切りにされれば終わりだからね。


 暫くと言ったが、すでに20時間ほど経っている。フィリア様はその間せかす事も嫌な顔もせず黙って待っていてくれた。時々俺がする質問にも丁寧に答えてくれ、こちらの世界の事やスキルの事もだいたい把握した。

 よし決めた。3パターンの考えがあるが、1番最初のはダメもとでの案だ。

「フィリア様決めました。3パターンあるのですが勇者と俺だけが貰えるオリジナル魔法次第で変わってきます」

「随分考え込んでおったようじゃが、欲しい物が決まったのかの?」
「はい、ダメもとですが説明は難しいので俺の思考を読んでもらえますか?」

「フム……はぁ!? そんなものダメに決まっておるではないか! 其方むちゃくちゃじゃの!」
「やはりダメですか……まぁ流石に俺もダメもとで言ってみただけですので」

「流石にそれはズルいじゃろう。システムが許すはずがなかろう。エッ!? いいの? ウソじゃろ?」

「フィリア様、どうしました?」
「其方の願い、ユグドラシルが許可しよった! 妾の神力を使って授けるなら許可するそうじゃ」

「マジですか! これかなりのチートになりますよ? 自分で望んでおいて今更ですが、良いのですか?」
「ふむ、ユグドラシルが許可したのなら創主様が許可したのと同じなのじゃ。妾の神力が空になったら勇者にまわす分が無くなるのう。え? 足らない場合はユグドラシルが補填してくれるじゃと?」

 なんかシステムとやり取りしているようだが、もしこのオリジナル魔法が貰えるならかなりチートっぽい事が可能だ。

「龍馬よ、話はついた。其方に妾から希望のオリジナル魔法を神力を賭して授けよう。妾の力もこれでほとんど使い果たすじゃろうが、どうせ先のない身。其方は有効に使って生き延びるのじゃぞ。それと残りのスキル2つと、AP3ポイントはどう使う?」

「なんかフィリア様の命を削ってこのスキルを貰うみたいで嫌だな……」
「其方はこれから厳しい世界を生き延びねばならぬのじゃ。妹を守りたいのじゃろ? これから甘い事は許されない世界に生きるのじゃ。遠慮など無用じゃ! じゃが、死ぬでないぞ」

「はい、ありがとうフィリア様。残りのスキルですが1つは格闘術の中の【剣術】を、もう1つは【身体強化】をお願いします。AP3ポイントはオリジナルを貰ってから決めます」

「【身体強化】は強力な支援系パッシブじゃが、其方が倒したオークが持っておったのは槍じゃったろう? 初期は【槍術】の方が良くはないか? 種族レベルを5レベルほど上げて、剣を手に入れてから【剣術】を覚えた方が良くはないか?」

「そうかもしれないですが、無駄なポイントは使いたくないです。魔法を取った方が確実なのですが、あいつが生き残った場合、殺し合いに間違いなくなります。初動で負けると殺されてしまいますので、【身体強化】とオリジナルだけで次のレベルを目指そうと思っています」

「分かった。では先に妾からそのオリジナルを授けるとするかのう」



 無事俺専用オリジナル魔法を受け取って、フィリア様に見送られて現実世界に戻ってきた。


 あの部屋に行くときに見た光のエフェクトは、どうやら初回時だけの演出のようなものみたいだな。
 実際は、オークの死体は消えずにその場に残っていた。


「死ぬでないぞ!」

 彼女の最後の言葉をかみしめるように、目の前で木からぶら下がって死んでいるオークを見つめるのだった。
しおりを挟む
感想 523

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました

まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。 その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。 理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。 ……笑えない。 人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。 だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!? 気づけば―― 記憶喪失の魔王の娘 迫害された獣人一家 古代魔法を使うエルフの美少女 天然ドジな女神 理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕! ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに…… 魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。 「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」 これは、追放された“地味なおっさん”が、 異種族たちとスローライフしながら、 世界を救ってしまう(予定)のお話である。

タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。

渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。 しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。 「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」 ※※※ 虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。 ※重複投稿作品※ 表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!! 2巻2月9日電子版解禁です!! 紙は9日に配送開始、12日ごろに発売となります。 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

処理中です...