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学園ロワイヤル編 2日目
1-2-7 女子寮の主戦力?パワーレベリング?
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焼きたてのトンテキを19枚持って女子寮に向かった。高畑先生を呼んでもらい、オークが食べられて美味しいという情報を流す。案の定料理部と違って、眉間に皺を寄せ、不快感を目一杯出している。
うん、これが普通だよな……俺おかしくないよな。おかしいのはやっぱ料理部の面々だよね。
「先生の気持ちは言わなくても解る。でもこの世界の常識ではオークは安価でとても美味しい優良な食材なんだそうだ。俺も恐る恐る食べたんだけど、もうそんな些細なこと気にならないほど旨かった!」
「些細な事って……心情的に凄くデリケートな事よ? 人によってはトラウマになって、今後お肉を食べられなくなる子とかいてもおかしくないレベルじゃない?」
「そうだけど、実際ここから町を目指すにしても、草原を越え森を抜けて狩りをしながら行かなきゃ、非常食だけだと心もとないよね? 豚と同じような食材があれば随分助かると思うんだけど。今回19枚ステーキにして焼いてきたから試しに食べてみてほしい。食べる食べないはその人の自由にすればいい。肉も食べなきゃ力が出ないから、町まで食べない子が持つかまでは知らないけどね」
とりあえず熱いうちに食べさせて感想を聞く事にした。
「凄く美味しいわ! うちも今後オークは食べることになりそうよ」
「全員食べたのですか?」
「4人食べたくないと拒否した子がいるけど、強要する気はないので放置してあるわ」
「その方が良いですね。どうしても腹が減れば食べるかもしれないし。逆にそれでも食べずに飢えを我慢するのもその子の選択です」
「厳しい事言うのね」
「この世界はそういう所なので、適応できない者は死ぬだけです。うちのグループから許可が出たので、塩と胡椒、包丁と砥石、まな板とフライパン、ガスボンベとコンロを渡しておきます」
「ありがとうと言いたいとこだけど、これを渡してくるという事は。合併の話は無しという事かな?」
「そうですね、基本なしという結論です。やはり女子寮の先輩たちにも自活してほしいそうです。俺的にもレベルが上がって落ち着いた後に年長面してあれこれ口出しされるのは嫌ですからね」
「そんなつもりは全くないわよ。世話になるのだし無条件で従うつもりよ」
「それは危機感がある今だからですよ。落ち着いた後はどうか分からないでしょ?」
「午前中に頑張ってレベルアップしたけど。レベル8までしか上がらなかったわ。普通のオークには楽勝で勝てるようになったけど、まだ足りないのよね?」
「足りないですね……レベル10ないとジョブが取れないですから。ジョブというのを取っているのと取ってないのとでは圧倒的に戦力が違うのですよ。特に魔術師や回復職の大事なMPに関しては消費量や最大量が大幅に改善されるので、未収得だと厳しいです」
「あの、白石君! レベルが10になるまででいいから助けてくれないかな?」
「あなたは?」
どこかで会ったと思うのだが……誰だっけ?
「パーティーリーダーをしている、高等部3年の岡村絵里よ」
そうでした……今朝救出した時にこの人メインパーティーにいました。
「そっちの構成と皆のレベルを教えてもらえるかな?」
「剣士2・槍1・斥候兼遊撃1・魔術師2・回復1よ。一応あなたの意見を参考に斥候職を入れて探索魔法で随分楽になったけど、なかなかレベルが上がらないのよ。全員レベル8よ。あなたたちのレベルを良かったら教えてほしいのだけど? それと子供がいるようだけど? 中等部の子? そんな子を入れて大丈夫なの?」
「悪いけどこちらの情報はちょっと言えない。俺の敵になりそうな奴が男子寮にいるので公表するわけにいかないんだ。舐めて襲ってこられても嫌だしね」
「あ~、例のアイツね。その事でもちょっと相談なんだけど、井口さんの所に男子寮に来いって、しつこくメールやコールがあって困っているのよね……」
「ブラックリストに入れれば拒否できるでしょ? それになんで井口さんは佐竹の所に行かないんだ? 付き合ってたんだろう?」
「あなたマジでそれ言ってるの? 彼女から何も聞いてないのね? 彼女はあなたの為に―――」
「あーストップ! 俺には後付けの理由なんかどうでもいい事だ。俺は現実主義者なので事実しか見ないし、信じない。彼女のプライバシーもあるから、これ以上は言わないけど。でも、井口さんが自分でなんとかするんだね」
「あなた、随分冷たいのね……」
「兄様は冷たくなどありません! 真実を知らない人が兄様をどうこういう資格はありません!」
「真実って……あなたは私たち以上に他に何か知っているの?」
「知っていても第三者がどうこういう資格はないですね。当人が決める事です」
『……マスター、オークコロニーが動き出しました。う~ん、これなら大丈夫そうですね……60頭ほどの雑魚だけです。上位種は居ません。偵察部隊? 様子見でしょうか?』
『オークだけで60頭? それともゴブリン混成で60?』
『……混成で90頭程です』
『解った、報告ありがとう』
「兄様? どうされました? 気に病む必要などないですよ!」
「桜、ゴブリン混成90頭ほどのオークが山を降りてきている。各拠点に連絡を入れ、戦闘態勢をとるように指示してくれ。ゆっくりだから、おそらく下まで来るのは30分後ぐらいだ」
「解った、すぐに連絡するね」
「兄様が静かだと思ってたらそっちの警戒でしたか……変に気に病んでなくて良かったです」
「少しの時間考え事をするので、1人にしてくれ」
了承を得る前にさっと皆から離れた。
さてどうするかな、この際これを利用して女子寮のレベル上げやっとくかな。
その前に……。
【魔法創造】
1、【フェイク】
2、・ステータス表示を好きなように偽装できる
・鑑定魔法を受けた場合での表示も偽装できる
・5つのパターンを設定保存でき、発動時に選択する事が可能
3、イメージ
4【魔法創造】発動
さて、今回はレベルの表示とHP・MPのステータスバーの数値の表示を目隠ししとくか。
バー自体は出しとかないと回復が困るからな……よし、これでいいだろ。
「A班集合! 女子寮組はちょっと遠慮してほしい」
「龍馬よ女子寮の者を遠ざけて何をする気じゃ?」
「今更上位種の混じってないオークとか俺たちの敵じゃないから、女子寮とレイドを組んで一気にレベル上げしてやろうと思ってね」
「やはりのう、ククク。優しいのぅ」
「ですね。はぁ、どうせこうなると思っていました。兄様の事ですし……」
意味ありげに幼女組がニヤケ顔だ。なんかムカつく。
「龍馬君て必ずブツブツ文句言うのに結局助けに入るんだね……菜奈ちゃんの言ってることがなんとなく分かるわ」
「菜奈が何て言ってるんだ?」
「『なんだかんだ文句を言っても兄様はヒーロー気質なので、自分から面倒事に首を突っ込んで行ってしまう』そうよ。今回も何時間も話し合って様子見って決まったはずなのに、結局助けちゃうのね」
「いや、ヒーロー気質とかないからな! 桜が反対するなら、何もしないよ! 見捨てるし、助けない!」
「何おっきい声で誤解されそうなこと言ってるのよ! 女子寮の皆さん違うのです! 私なにも反対とかしてませんからね! 龍馬君ちゃんと誤解といてよ! 私の事スンゴイ目で女子寮の先輩が睨んでるじゃない!」
「桜、いいからこっち来い!」
「良くないわよ!」
ちょっと涙目の桜を黙らせて軽く注意事項を説明する。
「今回ステータスに偽装を施して、女子寮にはレベルや数値は見えないようにしてある。物理防御の【プロテス】は張っておくけど、【マジックシールド】は使わないので回避は十分に気を付けて行う事。それと未来ちゃんに負担が行くかもだけど上位種は居ないので、HPバーが60%を切ったら回復頼むね」
「解りました!」
桜だけは『偽装って、あなたもう何でもアリね』とか言っているが、面倒なので無視だ。
「兄様、私はどうしたらいいですか?」
「菜奈は【無詠唱】でいいが、【多重詠唱】は禁止だ。魔法自体はオークにバンバン撃っていい。ゴブリンには無しだぞ。この部隊は様子見で、後で本隊が来るかもしれないからな」
「フィリアも【無詠唱】は無しで、できれば例の水剣剣舞で無双してほしい。桜と薫ちゃんも無双モードで瞬殺してくれたらいい」
「「「了解」」」
「あ! そうだ、できればオークは首を切断して、できるだけ綺麗に殺してほしいと茜から要望があった。生きてるうちに首を落とすと綺麗に血抜きが出来るんだって。全部倒したら逆さに吊っててくれるとなお有難いって言ってた」
「茜らしいけど、吊ってる1時間は無駄にできないわね。首切りだけ注意するわね」
自分たちのPTに偽装を施し、レイドPTを組んで女子寮のレベル上げをする事にした。
「岡村先輩、パワーレベリングしてあげますので、何もしないで後ろで戦闘を見ていてください。もうすぐこっちに来ますが、放っておくと格技室に真っ先に行くでしょうからこっちに釣ってきます。中庭の広い場所に待機しておいてください」
「白石君ありがとう、助かります」
「本名はタカナシです。以後そう呼んでください」
ゴブリン混成オーク90頭を20分ほどで狩り終えた。だが体感的には1時間ほど使っている。
40分はレベルアップ時に白黒世界でスキル構成の指導や、【亜空間倉庫】の必要性を教えてあげたのだ。
戦闘後にも、連携のとり方や周辺情報、敵の勢力などを教えてあげた。
「小鳥遊君、なんかおかしいのだけど? 気のせいかな?」
「何がですか?」
「私たち午前中に40体ほど狩ったけど、レベルは2つしか上がらなかったわ。今回レイドPTなので1人当たりに分配される経験値ってもっと少なくなってるはずよね? なのになんで私たちレベルが5つも上がっているの?」
そうなのだ、今回俺が1レベルUp、料理部A班が2レベルUp、薫ちゃんとフィリアが3レベルUp、そして女子寮組は揃って5レベルUpしているのだ。
だが言える訳がない、俺がいると経験値5倍とかバレタ日にはパラサイトされるのは目に見えている。
これだけは最重要機密にしないといけない。
「よく分かりませんね? うちはいつもこんな感じでしたよ? だよな桜?」
「そうね、いつもこんな感じよね」
「う~ん、何か隠してそうだけど教えてくれないのでしょ?」
「知らない事は教えられませんよ。それから俺たちはこの後薬草採取に向かいますけど、岡村先輩たちはどうします?」
「勿論同行させてもらうわ。調合の仕方も夜に教えてくれるのよね?」
「ええ、こっちも初めてなので調合が成功するとは限りませんけどね。それで良ければ3人寄こしてください」
「3人だけなの?」
「道具も必要ですから、大人数でこられても賄いきれません。3人に教えますので成功した場合はちゃんとメモして帰って、そっちでその3人が教えればいいでしょう?」
「えーと道具って、何がいるのかな?」
「理科室にあったフラスコとか試験管ですね」
「調理室も理科室の備品も学校の共有財産だよね? そっちだけで独占するのはずるくないかな?」
「そういうズレたアホな事を言う奴が必ずいると思ってたので、本当は黙ってるつもりだったんだよな」
「龍馬君!」「兄様!」
2人に同時に腕を引っ張られ止められてしまった。
「アホな事とは随分ね。協力してくれてる事には本当に感謝してるけど、共有財産に関してはやはり納得できないわ」
「クククッ、龍馬の言うとおり滑稽じゃの。今さっきまでその価値すら解っておらなんだくせに、龍馬に価値を教えてもらった後になってズルいから寄こせとはのう。共有財産とか言っておるが、こちらの世界では手元を放した時点で権利は無くなる故、ここにある物全てこちらの世界の法でいうなら早い者勝ちじゃ。拾得した者の物じゃから、今は龍馬が権利を持っておる。物の価値も解っておらぬのじゃ、龍馬にアホと言われて当然じゃの」
ぐうの音も出ないようだ。流石元女神様、フィリアかっこいい!
「俺たちが確保したのは中等部の物だから、高等部の調理室と理科室に行ってみたらまだあるんじゃないか? そっちも俺が後で回収する予定だったけど、欲しいなら別に譲ってあげるぞ? 調味料なども残ってるんじゃないかな? 他の拠点組が行動してなかったらの話だけどな」
「龍馬君ホント! あの、私たちガスボンベとかの使い方わかんないんだけど、薬草採取の前にちょっとだけでいいので手伝ってくれないかな?」
「小鳥遊君からレベルアップして龍馬君呼びになってるし……」
「くっ! こうやってまた兄様の偉大さが世間に知れ渡って、菜奈の敵が増えていく」
桜と菜奈がブツブツ言ってるが、係わると面倒そうなので放置だな。
「こうやって、ちょっと係わるとあれやこれや当然のように注文してくるから嫌だったんだよ」
「ごめんね。でもガスボンベとか適当に扱うと危険でしょ。お礼はそのうち何か考えるので助けて」
うっ、急に穏和になったかと思ったらお姉様オーラが! 上目遣いで可愛くおねだりされたら断りにくいではないか! 中等部の子と違って高等部の3年生はもう発育しきってまさに今が旬なのです! それはみずみずしくて美味しそうな果実に見えるのです!
「もう! 龍馬君、早くいくわよ!」
「ちょっと桜! 俺は手伝うとも何も言ってない」
「なんだかんだ言いつつ行くんでしょ? だったら時間の無駄! さっさと器具を回収して薬草を取りに行きましょう」
「分かったよ、さっさと済ませよう」
「先輩たちに言っておきますけど、本来うちが総取りする予定の物です。うちにない物や有用な物があった場合こっちで頂きますからね。その辺は先に言っておきます」
「解ったわ、城崎さんもしっかりポイントは押さえてくるのね」
「当然です! 調味料やガスボンベなんかは、町に着くまでの生命線です。回復剤もそうですね。それを作るための機材も消耗品ですので、本来いくつあっても困る物じゃありません。それを分け与えるのですから、こちらに有利な配分じゃないと納得できません。不利な条件なら作製法を秘密にして独占してもいいくらいです」
「初めて桜がかっこよく見えた!」
「龍馬君、それ酷くない?」
「成績は常に上位で、スポーツも万能でケチのつけようがないぐらいの女だって噂だったけど、実際戦闘は直立不動でダメダメだったし、料理に関してもちょっと怖いぐらい逝っちゃってるし、正直、あれ? って思ってたんだよな」
「うっ~、別にいいけどね!」
理科室と調理室はまぁ、無事だった。まぁと言うのは、生徒の回収がなかったという事なのだが、食材はオークに荒らされていた。砂糖は全滅していたが、それ以外は使えそうだ。塩も胡椒も手に入ったので問題ないだろう。
20人くらいが町につくまでの間持てばいいのだ。
砂糖は食堂を占拠したときに大量に確保できている。少しぐらい分けても問題ない。
「良かった! 龍馬君ありがとうね! 桜ちゃんもありがとう!」
「私まで城崎さんから桜ちゃんにレベルアップしてる……」
「でも調味料やガスボンベなど、兄様以外気付いてないのが笑えますね! 流石です兄様!」
「正直に言うと、女子寮の方でそんな話まったくでなかったわ。1人くらい気付いてもおかしくないのに、なんでだろ?」
「今は今日を生き残る事で精いっぱいなのじゃろう。災害食に飽きがきて、やっと調理室に気づくレベルではないのかのう」
「そうか、そうだよね……おかげで少し余裕ができそうよ、本当にありがとう」
女子寮の主力メンバー全員から頭を下げられ、ちょっと照れくさかったが悪い気はしなかった。
さぁ、今日の本命の薬草採取だ……皆を引き連れ森に分け入るのであった。
うん、これが普通だよな……俺おかしくないよな。おかしいのはやっぱ料理部の面々だよね。
「先生の気持ちは言わなくても解る。でもこの世界の常識ではオークは安価でとても美味しい優良な食材なんだそうだ。俺も恐る恐る食べたんだけど、もうそんな些細なこと気にならないほど旨かった!」
「些細な事って……心情的に凄くデリケートな事よ? 人によってはトラウマになって、今後お肉を食べられなくなる子とかいてもおかしくないレベルじゃない?」
「そうだけど、実際ここから町を目指すにしても、草原を越え森を抜けて狩りをしながら行かなきゃ、非常食だけだと心もとないよね? 豚と同じような食材があれば随分助かると思うんだけど。今回19枚ステーキにして焼いてきたから試しに食べてみてほしい。食べる食べないはその人の自由にすればいい。肉も食べなきゃ力が出ないから、町まで食べない子が持つかまでは知らないけどね」
とりあえず熱いうちに食べさせて感想を聞く事にした。
「凄く美味しいわ! うちも今後オークは食べることになりそうよ」
「全員食べたのですか?」
「4人食べたくないと拒否した子がいるけど、強要する気はないので放置してあるわ」
「その方が良いですね。どうしても腹が減れば食べるかもしれないし。逆にそれでも食べずに飢えを我慢するのもその子の選択です」
「厳しい事言うのね」
「この世界はそういう所なので、適応できない者は死ぬだけです。うちのグループから許可が出たので、塩と胡椒、包丁と砥石、まな板とフライパン、ガスボンベとコンロを渡しておきます」
「ありがとうと言いたいとこだけど、これを渡してくるという事は。合併の話は無しという事かな?」
「そうですね、基本なしという結論です。やはり女子寮の先輩たちにも自活してほしいそうです。俺的にもレベルが上がって落ち着いた後に年長面してあれこれ口出しされるのは嫌ですからね」
「そんなつもりは全くないわよ。世話になるのだし無条件で従うつもりよ」
「それは危機感がある今だからですよ。落ち着いた後はどうか分からないでしょ?」
「午前中に頑張ってレベルアップしたけど。レベル8までしか上がらなかったわ。普通のオークには楽勝で勝てるようになったけど、まだ足りないのよね?」
「足りないですね……レベル10ないとジョブが取れないですから。ジョブというのを取っているのと取ってないのとでは圧倒的に戦力が違うのですよ。特に魔術師や回復職の大事なMPに関しては消費量や最大量が大幅に改善されるので、未収得だと厳しいです」
「あの、白石君! レベルが10になるまででいいから助けてくれないかな?」
「あなたは?」
どこかで会ったと思うのだが……誰だっけ?
「パーティーリーダーをしている、高等部3年の岡村絵里よ」
そうでした……今朝救出した時にこの人メインパーティーにいました。
「そっちの構成と皆のレベルを教えてもらえるかな?」
「剣士2・槍1・斥候兼遊撃1・魔術師2・回復1よ。一応あなたの意見を参考に斥候職を入れて探索魔法で随分楽になったけど、なかなかレベルが上がらないのよ。全員レベル8よ。あなたたちのレベルを良かったら教えてほしいのだけど? それと子供がいるようだけど? 中等部の子? そんな子を入れて大丈夫なの?」
「悪いけどこちらの情報はちょっと言えない。俺の敵になりそうな奴が男子寮にいるので公表するわけにいかないんだ。舐めて襲ってこられても嫌だしね」
「あ~、例のアイツね。その事でもちょっと相談なんだけど、井口さんの所に男子寮に来いって、しつこくメールやコールがあって困っているのよね……」
「ブラックリストに入れれば拒否できるでしょ? それになんで井口さんは佐竹の所に行かないんだ? 付き合ってたんだろう?」
「あなたマジでそれ言ってるの? 彼女から何も聞いてないのね? 彼女はあなたの為に―――」
「あーストップ! 俺には後付けの理由なんかどうでもいい事だ。俺は現実主義者なので事実しか見ないし、信じない。彼女のプライバシーもあるから、これ以上は言わないけど。でも、井口さんが自分でなんとかするんだね」
「あなた、随分冷たいのね……」
「兄様は冷たくなどありません! 真実を知らない人が兄様をどうこういう資格はありません!」
「真実って……あなたは私たち以上に他に何か知っているの?」
「知っていても第三者がどうこういう資格はないですね。当人が決める事です」
『……マスター、オークコロニーが動き出しました。う~ん、これなら大丈夫そうですね……60頭ほどの雑魚だけです。上位種は居ません。偵察部隊? 様子見でしょうか?』
『オークだけで60頭? それともゴブリン混成で60?』
『……混成で90頭程です』
『解った、報告ありがとう』
「兄様? どうされました? 気に病む必要などないですよ!」
「桜、ゴブリン混成90頭ほどのオークが山を降りてきている。各拠点に連絡を入れ、戦闘態勢をとるように指示してくれ。ゆっくりだから、おそらく下まで来るのは30分後ぐらいだ」
「解った、すぐに連絡するね」
「兄様が静かだと思ってたらそっちの警戒でしたか……変に気に病んでなくて良かったです」
「少しの時間考え事をするので、1人にしてくれ」
了承を得る前にさっと皆から離れた。
さてどうするかな、この際これを利用して女子寮のレベル上げやっとくかな。
その前に……。
【魔法創造】
1、【フェイク】
2、・ステータス表示を好きなように偽装できる
・鑑定魔法を受けた場合での表示も偽装できる
・5つのパターンを設定保存でき、発動時に選択する事が可能
3、イメージ
4【魔法創造】発動
さて、今回はレベルの表示とHP・MPのステータスバーの数値の表示を目隠ししとくか。
バー自体は出しとかないと回復が困るからな……よし、これでいいだろ。
「A班集合! 女子寮組はちょっと遠慮してほしい」
「龍馬よ女子寮の者を遠ざけて何をする気じゃ?」
「今更上位種の混じってないオークとか俺たちの敵じゃないから、女子寮とレイドを組んで一気にレベル上げしてやろうと思ってね」
「やはりのう、ククク。優しいのぅ」
「ですね。はぁ、どうせこうなると思っていました。兄様の事ですし……」
意味ありげに幼女組がニヤケ顔だ。なんかムカつく。
「龍馬君て必ずブツブツ文句言うのに結局助けに入るんだね……菜奈ちゃんの言ってることがなんとなく分かるわ」
「菜奈が何て言ってるんだ?」
「『なんだかんだ文句を言っても兄様はヒーロー気質なので、自分から面倒事に首を突っ込んで行ってしまう』そうよ。今回も何時間も話し合って様子見って決まったはずなのに、結局助けちゃうのね」
「いや、ヒーロー気質とかないからな! 桜が反対するなら、何もしないよ! 見捨てるし、助けない!」
「何おっきい声で誤解されそうなこと言ってるのよ! 女子寮の皆さん違うのです! 私なにも反対とかしてませんからね! 龍馬君ちゃんと誤解といてよ! 私の事スンゴイ目で女子寮の先輩が睨んでるじゃない!」
「桜、いいからこっち来い!」
「良くないわよ!」
ちょっと涙目の桜を黙らせて軽く注意事項を説明する。
「今回ステータスに偽装を施して、女子寮にはレベルや数値は見えないようにしてある。物理防御の【プロテス】は張っておくけど、【マジックシールド】は使わないので回避は十分に気を付けて行う事。それと未来ちゃんに負担が行くかもだけど上位種は居ないので、HPバーが60%を切ったら回復頼むね」
「解りました!」
桜だけは『偽装って、あなたもう何でもアリね』とか言っているが、面倒なので無視だ。
「兄様、私はどうしたらいいですか?」
「菜奈は【無詠唱】でいいが、【多重詠唱】は禁止だ。魔法自体はオークにバンバン撃っていい。ゴブリンには無しだぞ。この部隊は様子見で、後で本隊が来るかもしれないからな」
「フィリアも【無詠唱】は無しで、できれば例の水剣剣舞で無双してほしい。桜と薫ちゃんも無双モードで瞬殺してくれたらいい」
「「「了解」」」
「あ! そうだ、できればオークは首を切断して、できるだけ綺麗に殺してほしいと茜から要望があった。生きてるうちに首を落とすと綺麗に血抜きが出来るんだって。全部倒したら逆さに吊っててくれるとなお有難いって言ってた」
「茜らしいけど、吊ってる1時間は無駄にできないわね。首切りだけ注意するわね」
自分たちのPTに偽装を施し、レイドPTを組んで女子寮のレベル上げをする事にした。
「岡村先輩、パワーレベリングしてあげますので、何もしないで後ろで戦闘を見ていてください。もうすぐこっちに来ますが、放っておくと格技室に真っ先に行くでしょうからこっちに釣ってきます。中庭の広い場所に待機しておいてください」
「白石君ありがとう、助かります」
「本名はタカナシです。以後そう呼んでください」
ゴブリン混成オーク90頭を20分ほどで狩り終えた。だが体感的には1時間ほど使っている。
40分はレベルアップ時に白黒世界でスキル構成の指導や、【亜空間倉庫】の必要性を教えてあげたのだ。
戦闘後にも、連携のとり方や周辺情報、敵の勢力などを教えてあげた。
「小鳥遊君、なんかおかしいのだけど? 気のせいかな?」
「何がですか?」
「私たち午前中に40体ほど狩ったけど、レベルは2つしか上がらなかったわ。今回レイドPTなので1人当たりに分配される経験値ってもっと少なくなってるはずよね? なのになんで私たちレベルが5つも上がっているの?」
そうなのだ、今回俺が1レベルUp、料理部A班が2レベルUp、薫ちゃんとフィリアが3レベルUp、そして女子寮組は揃って5レベルUpしているのだ。
だが言える訳がない、俺がいると経験値5倍とかバレタ日にはパラサイトされるのは目に見えている。
これだけは最重要機密にしないといけない。
「よく分かりませんね? うちはいつもこんな感じでしたよ? だよな桜?」
「そうね、いつもこんな感じよね」
「う~ん、何か隠してそうだけど教えてくれないのでしょ?」
「知らない事は教えられませんよ。それから俺たちはこの後薬草採取に向かいますけど、岡村先輩たちはどうします?」
「勿論同行させてもらうわ。調合の仕方も夜に教えてくれるのよね?」
「ええ、こっちも初めてなので調合が成功するとは限りませんけどね。それで良ければ3人寄こしてください」
「3人だけなの?」
「道具も必要ですから、大人数でこられても賄いきれません。3人に教えますので成功した場合はちゃんとメモして帰って、そっちでその3人が教えればいいでしょう?」
「えーと道具って、何がいるのかな?」
「理科室にあったフラスコとか試験管ですね」
「調理室も理科室の備品も学校の共有財産だよね? そっちだけで独占するのはずるくないかな?」
「そういうズレたアホな事を言う奴が必ずいると思ってたので、本当は黙ってるつもりだったんだよな」
「龍馬君!」「兄様!」
2人に同時に腕を引っ張られ止められてしまった。
「アホな事とは随分ね。協力してくれてる事には本当に感謝してるけど、共有財産に関してはやはり納得できないわ」
「クククッ、龍馬の言うとおり滑稽じゃの。今さっきまでその価値すら解っておらなんだくせに、龍馬に価値を教えてもらった後になってズルいから寄こせとはのう。共有財産とか言っておるが、こちらの世界では手元を放した時点で権利は無くなる故、ここにある物全てこちらの世界の法でいうなら早い者勝ちじゃ。拾得した者の物じゃから、今は龍馬が権利を持っておる。物の価値も解っておらぬのじゃ、龍馬にアホと言われて当然じゃの」
ぐうの音も出ないようだ。流石元女神様、フィリアかっこいい!
「俺たちが確保したのは中等部の物だから、高等部の調理室と理科室に行ってみたらまだあるんじゃないか? そっちも俺が後で回収する予定だったけど、欲しいなら別に譲ってあげるぞ? 調味料なども残ってるんじゃないかな? 他の拠点組が行動してなかったらの話だけどな」
「龍馬君ホント! あの、私たちガスボンベとかの使い方わかんないんだけど、薬草採取の前にちょっとだけでいいので手伝ってくれないかな?」
「小鳥遊君からレベルアップして龍馬君呼びになってるし……」
「くっ! こうやってまた兄様の偉大さが世間に知れ渡って、菜奈の敵が増えていく」
桜と菜奈がブツブツ言ってるが、係わると面倒そうなので放置だな。
「こうやって、ちょっと係わるとあれやこれや当然のように注文してくるから嫌だったんだよ」
「ごめんね。でもガスボンベとか適当に扱うと危険でしょ。お礼はそのうち何か考えるので助けて」
うっ、急に穏和になったかと思ったらお姉様オーラが! 上目遣いで可愛くおねだりされたら断りにくいではないか! 中等部の子と違って高等部の3年生はもう発育しきってまさに今が旬なのです! それはみずみずしくて美味しそうな果実に見えるのです!
「もう! 龍馬君、早くいくわよ!」
「ちょっと桜! 俺は手伝うとも何も言ってない」
「なんだかんだ言いつつ行くんでしょ? だったら時間の無駄! さっさと器具を回収して薬草を取りに行きましょう」
「分かったよ、さっさと済ませよう」
「先輩たちに言っておきますけど、本来うちが総取りする予定の物です。うちにない物や有用な物があった場合こっちで頂きますからね。その辺は先に言っておきます」
「解ったわ、城崎さんもしっかりポイントは押さえてくるのね」
「当然です! 調味料やガスボンベなんかは、町に着くまでの生命線です。回復剤もそうですね。それを作るための機材も消耗品ですので、本来いくつあっても困る物じゃありません。それを分け与えるのですから、こちらに有利な配分じゃないと納得できません。不利な条件なら作製法を秘密にして独占してもいいくらいです」
「初めて桜がかっこよく見えた!」
「龍馬君、それ酷くない?」
「成績は常に上位で、スポーツも万能でケチのつけようがないぐらいの女だって噂だったけど、実際戦闘は直立不動でダメダメだったし、料理に関してもちょっと怖いぐらい逝っちゃってるし、正直、あれ? って思ってたんだよな」
「うっ~、別にいいけどね!」
理科室と調理室はまぁ、無事だった。まぁと言うのは、生徒の回収がなかったという事なのだが、食材はオークに荒らされていた。砂糖は全滅していたが、それ以外は使えそうだ。塩も胡椒も手に入ったので問題ないだろう。
20人くらいが町につくまでの間持てばいいのだ。
砂糖は食堂を占拠したときに大量に確保できている。少しぐらい分けても問題ない。
「良かった! 龍馬君ありがとうね! 桜ちゃんもありがとう!」
「私まで城崎さんから桜ちゃんにレベルアップしてる……」
「でも調味料やガスボンベなど、兄様以外気付いてないのが笑えますね! 流石です兄様!」
「正直に言うと、女子寮の方でそんな話まったくでなかったわ。1人くらい気付いてもおかしくないのに、なんでだろ?」
「今は今日を生き残る事で精いっぱいなのじゃろう。災害食に飽きがきて、やっと調理室に気づくレベルではないのかのう」
「そうか、そうだよね……おかげで少し余裕ができそうよ、本当にありがとう」
女子寮の主力メンバー全員から頭を下げられ、ちょっと照れくさかったが悪い気はしなかった。
さぁ、今日の本命の薬草採取だ……皆を引き連れ森に分け入るのであった。
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【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
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人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
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などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
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タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
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出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日ごろに発売となります。
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
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