女神様から同情された結果こうなった

回復師

文字の大きさ
62 / 184
学園ロワイヤル編 4~6日目

1-6-3 ハティにメロメロ?龍馬の誕生会?

しおりを挟む
 現在茶道室で森探索の報告を行っているのだが、ハティがかなり興奮気味だ。
 皆の周りをうろうろして、一人一人匂いを覚えるかのようにクンクンしながら徘徊をしている。

 そのハティなのだが、フィリアの匂いを嗅いだ瞬間、これまでと違う反応をした。腹を見せて寝転んで、尻尾をフリフリしながらフィリアに愛想を振りまいている。

 絶対服従のポーズだ。

「ほぅ、こやつ分かっておるではないか! 可愛い奴じゃのぅ!」

 フィリアももうメロメロで腹をワシャワシャ撫でてあげている。

「こいつ、フィリアが元女神だとか分かったんだろうか?」
「そんな訳なかろう。じゃが、何かしら感じ取ったのじゃろうの」


「皆も喜ぶだろうと思って内緒にして連れてきたけど、犬が苦手な人とかいる?」

 愛華ちゃんがちょっと苦手だったらしいが、ハティは大丈夫だそうだ。以前犬に噛まれた事があり、吠えたり唸りをあげるような犬は苦手になってしまったそうだ。今回は愛華ちゃんに権利をあげよう。

「愛華ちゃん、このジュースをあげてごらん」

 哺乳瓶を見たハティは俺の前でお座りをして、尻尾を振って待っている。愛華ちゃんに哺乳瓶を手渡し、ハティを膝の上に抱っこさせてあげる。哺乳瓶を咥えさせてあげると、チューチュー吸い始めて大人しいものだ。

「可愛いです! この子だと怖くないです!」
「でしょ。まだ歯も生えてないし、全く怖がることは無いからね」

「「愛華だけいいな~!」」

「あはは、皆にも今度やらせてあげるけど、注意事項を守ってね。まだこの子は生後3日で歯も生えていないから、固形の物は絶対食べさせないでね。それと1日3食あげているけど、量はあまり要らないから勝手にあげない事。従魔契約してると本来餌は要らないそうだけど、味覚はちゃんと残っているから嗜好品として食べさせてるだけなので、やり過ぎは厳禁ね。尻尾を触ったり、耳を引っ張ったり、嫌がるような事もしちゃダメだよ。この子はレア種で人の言葉も理解するぐらい賢くなるそうだから、話し掛けてあげてくれると学習して言葉を覚えるので、犬と同じと思わないでどんどん話し掛けてあげてね」

「会話ができるようになるのですか?」
「直ぐにはできないけど、その子の種は2段階進化するそうだよ。上手く進化させれば念話で会話する事ができるようになるみたいだ」

「ホワイトウルフは聖獣フェンリルになれる可能性を秘めた種じゃな。そうそうなれるものじゃない故、まずはホワイトファングウルフという王種に進化できるとよいのぅ」

「ふふふ、フィリア。俺の【コネクト】と【カスタマイズ】を使えばフェンリルに至れるんだよ」
「なっ! そうであった! とんでもないのぅ……フェンリルは単体で国を滅ぼせるほどのものじゃ。危険故ちゃんと育てるのじゃぞ。破壊神的ヤバい不良狼に育てたら許さぬぞ」



「龍馬君、森の中の生存者は、小西さんだけだったの?」
「うん。4人食い散らかされた遺体を見かけたけど、MAP内で発見できたのは彼女だけだった。森の方はかなり魔素が高くて、1つレベルが上がってないともうそろそろダメな時期に入っている。キングのコロニーを中心に半径10kmのエリアを探索してきたけど、生き残りは穂香ちゃんだけだった」

「じゃあ、もう学園外の者は全滅したと思ってもいいのかな?」
「いや、それは早計かな。桜がオークに追われて学園を逃げ出すとしたら、どっちに逃げる?」

「あ! そうか……私なら上の森じゃなく下に逃げるわね」
「うん、穂香ちゃんのように追われて迷子になってどんどん奥に入って彷徨って行ったのならともかく、普通は助けを求めて街のある方の下を目指すよね」

「じゃあ、今度は下の方を探索してくるの?」
「いや、キングのコロニー周辺で100頭規模の集落を10個ほど見つけてきたから、うちのメンバーのレベル上げを開始することにした。街に向けての本格始動だ」

「そうよね、いつまでもここには居られないわね」
「夕食後、その事でまた皆で話し合ってほしい事がある」

「分かったわ。あ、女子寮C棟のお風呂にお湯を張ってあるから、穂香ちゃんと順番に入ってらっしゃいよ」

「ホントか! それは嬉しいな! 大きな風呂で足を伸ばして入れるのは有り難い。ハティも連れていくかな……雅も一緒に入るか?」

「ん! 入る!」
「何言ってるのよ! ダメに決まっているでしょ! 雅もすぐそうやってホイホイついて行かない!」

 桜に止められるが、雅なら別にいいんじゃないかな?

「別に雅ならいいと思うけどな? 偶に温泉とかで親に連れられた雅ぐらいの子を見かけるぞ?」
「う~ん。私はギリアウトだと思うけど……皆はどう思う?」

「「「微妙……?」」」

「微妙なら、本人がイイって言ってるんだし別に良いんじゃないか?」

「龍馬君的に、変な趣味はないんだよね?」
「ないよ! 失礼な……でも責任はちゃんと取るつもりだけどな」

「責任って?」
「その辺も夕食後に話すよ。穂香ちゃん先に入ってきなよ。俺は後でも火魔法で温める事もできるからね、湯船が温かいうちに行っといで」

「はい。私は一緒でも良いのですが、なんかそういう雰囲気じゃなさそうなので行ってきます」

「なんか、意味深ね……ちょっと龍馬君、彼女に何もしてないでしょうね?」
「兄様、どうなんですか! 何かしたのですか!?」

「したとかしないとか、なんでそんな事報告しなきゃいけないんだよ」
「うっ、そうだけど。龍馬君が暴走したら、風紀が乱れると言うか……」

「風紀関連の事も夕食後に話がある。結構大事な話になるので、食後ゆっくり話したい」
「解ったわ」


 穂香ちゃんが出た後、俺はハティを連れてお風呂に向かった。
 冗談のつもりだったのに、雅がマジで付いてきた。

「おい雅? お前マジで入ってくるのか? 恥ずかしくないのかよ?」
「ん、超恥ずかしいけど、一緒に入りたい気持ちの方が強い」

「雅がイイなら良いんだけどね。よし、折角だから俺がシャンプーしてあげるよ」
「ん、ホント? 凄く嬉しいかも!」

 見た目8歳児の雅だが、一応ちっこいおっぱいがちゃんと付いていた。
 本当に膨らみ始めって感じのもので、まだ胸と言うほどではないのだが、この分だともうすぐ生理も始まるのかもしれない。美人になるのは間違いないのだが、胸の大きさは育ってみないと分からないからね。桜や未来のように大きくなるんだぞ~! 

 ハティは最初お湯を怖がっていたが、シャンプーでワシャワシャしてゆっくりかけ湯をしてからリンスまでしてあげた頃には、気持ち良さげな顔をしていた。

 人間用の物なので嗅覚が鋭い犬からすれば匂いがかなりきついと思うので、湯船に浸けてよく洗い流す。
 どうやらハティはお湯に浸かるのが気に入ったようだ。俺に抱かれて湯船の中でウトウトし始めた。

「ん、ハティ可愛いね」
「そうだな、雅も可愛いけどね」

 お風呂から出て、ハティの毛を火魔法と風魔法の応用で、ドライヤーのように温風を手の先でだして乾かしていく。乾かし終えたハティはふわふわのモコモコで、可愛さ3割増しだ!

「ん、ハティ……ヤバい! モフラーがほっとかない!」
「もふもふだな……ずっと撫でていたい。これマジやばいな」

 雅の髪も乾かしてあげ、別館に戻ったのだが、そのまま一階の試食室に連れて行かれた。

 扉を開けた瞬間、俺は驚いた。


「「「龍馬先輩! 誕生日おめでとう!」」」
「兄様! 16歳おめでとうございます!」
「龍馬、成人おめでとうなのじゃ」
「龍馬君、おめでとう」
「ん! おめでとう!」

 今日は11月23日で俺の16歳の誕生日だ。まさかここまで大々的に祝ってくれると思ってなかった。

「みんなありがとう!」

 フィリアのインベントリを利用したようで、俺の到着と同時にどんどん料理が出される。
 その数12品、どれもこれも旨そうなものばかりだ。

 皆がせっかく作ってくれたのだ。作り過ぎだとか野暮な事は言わない。

「龍馬君、温かいうちに食べてみて。料理部の本気の品よ」

「なっ! これマジ旨い!」

 どれもこれも美味しかった。一流レストランに入ったかと思えるほどの出来栄えだ。
 味は勿論、見栄えも考えられていて、素晴らしいとしか言えない。

「穂香ちゃんの歓迎会も兼ねているから、穂香ちゃんも遠慮しないでね。お腹に優しいものも用意してあるからね」

「城崎先輩、ありがとうございます! 皆さんも受け入れて下さって感謝しています。よろしくお願いしますね」

「桜ありがとう、皆もこれだけ作るの大変だったろう? 本当に美味しいよ、ありがとう」

 桜たちは誕生ケーキまで用意してくれていた。この苺ケーキも凄く美味しいものだ。

 2時間ほど宴は行われて、残り物は俺の【インベントリ】に放り込んだ。前回同様いざという時の俺の非常食だ。牡丹鍋は今回の野営でとても重宝したのだ。残り物でも【インベントリ】があれば美味しくいただける。



 片付けまで終えると、茶道室で会議を行う。


「で、龍馬君、話って何かな?」
「うん。とりあえず今日はみんなありがとう。とても美味しかった」

「「「どういたしまして」」」

「こちらの世界だと16歳ってのは成人になるので特別な日なんだって。お酒も結婚も16歳で解禁になるそうだよ。それを踏まえて、俺の決意表明と今後の活動指針みたいな事を話そうと思う」

「私は4月、茜は10月に16歳になっているからもう私たちも成人って事ね」

「そか、もう誕生日は終えているんだね。皆といつまで一緒に居られるか分からないけど、それほど多い人数じゃないのだから皆の誕生日も同じように祝いたいね」

「そうね、皆の誕生日を聞いて、今後もお祝いぐらいしたいわね」


「フィリアの年齢はどういう扱いなんだ? 肉体年齢は成長を止められて14歳なんだろ? 今後もそのままなのか? それとも成長するのか?」

「どうなのじゃろうな? 正直妾にもさっぱりじゃ……」

『ナビー、フィリアの成長ってどうなるのか分かるか?』
『……はい、おそらくとでしか言えませんが。14歳からゆっくり人として成長を開始するでしょう。もうすぐ生理も再開されるようです。3日後ぐらいですね』

「フィリア、システムに問い合わせたところ、14歳からの成長スタートだそうだ。3日後ぐらいに生理も再開されるそうだよ?」

「なんと! 妾も成長できるのか! 嬉しいのぅ……生理は面倒じゃがな。じゃが子が産めるという事かの?」

「そうなるのかな? それも踏まえて今から皆に話がある」


 ああ、ドキドキする……でも頑張る!

 俺は一大決心でフィリアにプロポーズするのだった。
しおりを挟む
感想 523

あなたにおすすめの小説

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~

いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。 他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。 「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。 しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。 1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化! 自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働! 「転移者が世界を良くする?」 「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」 追放された少年の第2の人生が、始まる――! ※本作品は他サイト様でも掲載中です。

アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~

うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」  これしかないと思った!   自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。  奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。  得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。  直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。  このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。  そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。  アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。  助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。

みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。 勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。  辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。  だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!

老衰で死んだ僕は異世界に転生して仲間を探す旅に出ます。最初の武器は木の棒ですか!? 絶対にあきらめない心で剣と魔法を使いこなします!

菊池 快晴
ファンタジー
10代という若さで老衰により病気で死んでしまった主人公アイレは 「まだ、死にたくない」という願いの通り異世界転生に成功する。  同じ病気で亡くなった親友のヴェルネルとレムリもこの世界いるはずだと アイレは二人を探す旅に出るが、すぐに魔物に襲われてしまう  最初の武器は木の棒!?  そして謎の人物によって明かされるヴェネルとレムリの転生の真実。  何度も心が折れそうになりながらも、アイレは剣と魔法を使いこなしながら 困難に立ち向かっていく。  チート、ハーレムなしの王道ファンタジー物語!  異世界転生は2話目です! キャラクタ―の魅力を味わってもらえると嬉しいです。  話の終わりのヒキを重要視しているので、そこを注目して下さい! ****** 完結まで必ず続けます ***** ****** 毎日更新もします *****  他サイトへ重複投稿しています!

間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜

舞桜
ファンタジー
「初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎」  突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、 手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、 だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎  神々から貰った加護とスキルで“転生チート無双“  瞳は希少なオッドアイで顔は超絶美人、でも性格は・・・  転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?  だが、死亡する原因には不可解な点が…  数々の事件が巻き起こる中、神様に貰った加護と前世での知識で乗り越えて、 神々と家族からの溺愛され前世での心の傷を癒していくハートフルなストーリー?  様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、 目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“  そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪ *神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのか?のんびりできるといいね!(希望的観測っw) *投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい *この作品は“小説家になろう“にも掲載しています

学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します

名無し
ファンタジー
 毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。

タブレット片手に異世界転移!〜元社畜、ダウンロード→インストールでチート強化しつつ温泉巡り始めます〜

夢・風魔
ファンタジー
一か月の平均残業時間130時間。残業代ゼロ。そんなブラック企業で働いていた葉月悠斗は、巨漢上司が眩暈を起こし倒れた所に居たため圧死した。 不真面目な天使のせいでデスルーラを繰り返すハメになった彼は、輪廻の女神によって1001回目にようやくまともな異世界転移を果たす。 その際、便利アイテムとしてタブレットを貰った。検索機能、収納機能を持ったタブレットで『ダウンロード』『インストール』で徐々に強化されていく悠斗。 彼を「勇者殿」と呼び慕うどうみても美少女な男装エルフと共に、彼は社畜時代に夢見た「温泉巡り」を異世界ですることにした。 異世界の温泉事情もあり、温泉地でいろいろな事件に巻き込まれつつも、彼は社畜時代には無かったポジティブ思考で事件を解決していく!? *小説家になろうでも公開しております。

処理中です...