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王都街道編 1~3日目
2-3-2 大漁?ハティの狩り?
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怒ってビンタをかました桜を見つけて、平謝りして罠の回収に同行してもらっている。
狩猟好きな桜のご機嫌取りだ。
獲物が入っていたら機嫌が良くなるかなと思って誘ったのだが、案の定付いてきた。
まずは、網カゴの回収から行ってみる。
「なっ! 重い……なんか入ってそうだよ」
「ホント? 早く上げてみて!」
魚のアラを餌にして、カゴを川底に沈めロープで岸に杭を打って固定してある。回収はその紐を手繰り寄せればカゴが上がってくるのだ。
「うわ! 一杯入ってる! あ! モクズガニが大量だ! ウナギも3匹ほどいるよ!」
「龍馬君凄い! 川エビのつもりが大量だね! 今晩はうな丼にしようか!」
うな丼食いたい! 桜たちが作るんだ、絶対旨いに決まっている。
ウナギ筒も上げてみたのだが、こっちも大漁だ。1本のウナギ筒に3匹ほどが入っているのだ。
30個のカゴ網と50個のウナギ筒を回収してみたのだが、凄い事になっている。
これほどの大漁だ、桜の機嫌は無茶苦茶良くなっている。
さっきの件も今がチャンスと再度謝って許しもすぐ得られた。
「みどりちゃんと亜姫ちゃんがなんか申し訳なさそうにしてたから、声をかけておいてあげてね」
「分かったわよ……べつにあの娘たちに腹を立てたんじゃないのよ。みどりの痴態を覗いて勃起させてたから私は怒ったの。手を挙げてしまったことに対しては謝らないからね!」
見たらダメといってるのを、振り返って見た挙句興奮してしまった俺に腹が立ったようだ。あれが、婚約者の誰かならあそこまで怒ってはいなかったと思う。
予想以上の大漁に、手空きの者に分別を手伝ってもらう事にする。
「分別作業を手伝ってもらいます。予想以上の大漁でしたので、今晩は全員にうな丼を提供します。ウナギが苦手な人は、川エビで掻き揚げ丼にしてくれるそうですので、晩御飯が楽しみですね」
凄い盛り上がりだった。うな丼の提供案は後からやってきた茜の提案だったのだが、食材管理は任せてあるので問題ないだろう。あと数日はこの川を下流に下るのだ。自分たちの保存用の在庫は明日以降の漁で確保すればいい。
ウナギが137匹、モクズガニが95匹、手長エビや川エビは数えられないほどの大量だ。ナマズやドジョウのような小魚や普通の魚も獲れたのだが、小さいモノはそのまま放流した。
朝食は携帯食で簡単に済ませて出発する。昨日は気にしていなかったが、ふらついている女子が数名いるのに気付いた。どうやら獣道でも遅れを出していたのは、排卵周期で体調が優れない女子だったようだ。
これは俺のミスというより、高畑先生の報告ミスだな。最初の休憩で高畑先生には注意を入れておく。
「高畑先生、こういう報告はちゃんと密に行ってください」
「ごめんなさい。凄く女子的なプライバシーな事でもあるので、男子の君には言わなかったのだけど、やはりまずかったかな?」
「ええ、もっと早く解っていればそれなりに対処できた事案です。彼女たちもそれほど苦しまずに済んだのに」
ふらついているメンバーの中に高畑先生も含まれていたのだ。どうやら昨晩のうちに排卵周期に入ったようだ。
高等部国語教師、高畑陽子37歳、今だ独身で処女だった。汗をダラダラ掻いて、相当に辛そうだ。
「先生ひょっとして処女ですか?」
「言わなきゃダメかな?」
「参考にしたいのと、検体になってもらいたいのと両方含んでいますので、ぜひ協力してほしいですね」
桜たちからまた嫌な視線を感じたが、脂汗を掻いて苦しんでいる先生の容態を見て、抑止剤の使用に口出ししないようだ。
テントを取り出して注入タイプの方を手渡す。今すぐテントの中で注入してこいという意図だ。
観念したかのように受け取って、テントに1人入って行った。
『ああっ~!』と言う艶っぽい声が聞こえたかと思ったら、ナビーが声を掛けてきた。
『……マスター、あの先生、絶頂と同時に気絶しちゃいました……』
『え!? マジで?』
『……マジです……しかもテント内はちょっとした惨事になっています。あれは見られたくないでしょうね……』
『俺が行く方が良いのか、女子生徒が行く方が良いのか教えてくれ』
『……マスターが行って、何も見てない事にするのが良いかと思います。見てないというより何もなかった事にするのですね』
仕方がないので、そっと中に入ってみたのだが、パンツを下げて、俺の作った注入器を差し込んだまま泡を吹いて仰向けで気絶している先生がいた。テントの中は失禁したようで、アンモニア臭が立ち込めていた。
『……失禁ではなく、絶頂と同時に大量の潮吹きをしたのです』
『そんな情報要らないよ! 別に失禁でいいじゃん!』
『……マスターは、可愛くない女性には冷たいのですね』
『それは仕方がないだろう。それほど歳は食ってないといっても37歳のおばさんだぞ。そのおばさんの陰部に刺さってる注入器を引き抜いて、おしっこまみれのテントに【クリーン】を掛けてパンツを穿かせてやるとか、勘弁してほしい。ちょっとしたトラウマになりそうだ……』
パンティーに液ダレするだろうと思い、ナプキンまで当ててやって、何事もなかったように事後処理をし、服を整えてあげた。
『結局先生はどうなったんだ?』
『……マスターの薬の効果が強すぎたようですね。もう少し薄めてもいいかと思います』
注入タイプの方は、回復剤で半分の濃度に調整してみた。
「高畑先生、起きてください」
「んみゃ? あれ? 小鳥遊君? あれ?」
「ごめんなさい。薬の効果が高すぎて気絶しちゃったようです。性欲の方はどうですか? 効果出てます?」
「効果は凄いですね。性欲は全く感じなくなってます。これ、持続時間はどれくらいなのでしょう?」
「人によって効果時間は違うようですが、大体24時間ほどしか効果はないそうです。なので、明日また支給しますね。次回のは今回のより濃度を半分に薄めてありますので、気絶はしないと思います」
「え~と、できれば薄めていない今回と同じものが欲しいのですけど……」
顔を真っ赤にさせて恥ずかしそうに言ってくるが、先生の意図が分からない。
『……マスターは鈍いですね。薄くなってしまうとあの気絶するほど気持ちいい絶頂も半分になると思っているのですよ。だから、薄めていないモノが欲しいと言っているのです』
新たに絶頂薬扱いしている変態痴女が誕生してしまったようだ。
「効果が強すぎるのでダメです。検証も兼ねてますので次回は薄めたもので様子を見てください」
「あれは良いモノです! 実際効果がちゃんとあったので、できれば今回と同じものが欲しいです!」
ええ~、そこまで食い下がるほどのものですか?
「先生……黙っていようと思いましたが、この際言わせてもらいます。俺がこのテントの中に入った時、先生は注入器を陰部に差したまま大量の潮吹きをして、口から泡吹いてだらしない顔で気絶していたのですよ。どうしようか迷いましたが、俺は外部に漏らさないように処理して、なかった事にしました。次また同じような事が起きてももう知りませんよ。噂好きの女子に目撃されたら、そのみっともない姿を動画で保存されて晒されちゃいますよ?」
「イヤアアアア!! ウソよね? 嘘と言って!」
「…………」
「あ、ナプキンが当たってる……これ、君が当ててくれたの? う~~~恥ずかし過ぎる」
涙目で悶えてるが、あんまり可愛くない……37歳の普通のおばさんでは全く可愛くない!
美弥ちゃん先生なら、萌死しそうなほど可愛いだろうけど……。
先生が落ち着いたので、他の高等部女子にも一応聞いてみる。
先生以外に4名いたのだが、1名飲むタイプの方を選んで飲んだが、他の3人は我慢するそうだ。
普通はそうだよな……原料が男の精液と聞いたら、こちらの世界の女性では常識的なモノだろうけど、日本の女学生からすればありえないだろうと思う。
まぁ、飲んだ女子生徒は10分ほどで効果が出てきて、性欲も治まったようだが、飲む飲まないを選ぶのは彼女たちの意思だ。好きにすると良い。でもどんなに苦しくても、頑張ってついて来てもらう。
さて、今日の移動は50kmもある。理由は活動している日中の蟻塚を避けて、適した野営地にする場所のエリアの10km以内に、3個の蟻塚がある場所を探したらその距離になってしまったのだ。
蟻狩りをしないのなら、これほどの移動はしなくていい。
だがレベルアップ希望者が多いので、話し合いの結果蟻塚の夜間襲撃を行動プランに組み入れたのだ。
今日の昼はハティが張り切っていた。スタンプボアを見つけて、ソロで挑んだのだ。
その際も勝手に襲わないで、俺にちゃんと確認を取ってくるあたりが堪らなく可愛い。
ハティの狩りは堅実だ。
猪の細い足を攻撃し、1本ずつ戦力を削いでいくのが上手い。まだ牙が生えてないので魔法攻撃が中心になっている。猪の毛は堅く、ボディへの攻撃が通らない事を森での俺の狩りをちゃんと見て学習して知っている。足と首筋に中級魔法の【ウィンダラカッター】をしつこく放って徐々に傷口を広げていくのだ。
猪の動きも素早いのに、更に速い動きで撹乱し、決して猪の射程に入る事もなく、最終的に15分ほどで出血死させて仕留めた。足と首以外にに当てていないので、猪肉も綺麗な状態だ。
「「「ハティちゃん強い!」」」
2本スタンプボアの足を奪った後は、皆でハティの狩りを取り囲んで観戦していたので、今大喝采を浴びている。尻尾をピンと上に立てて、ドヤ顔オーラをだしながら俺の元に戻ってきた。
「ハティ、良い狩りだった! 無理せず堅実に1本ずつ足を狙って戦力を削いで、全く無傷で自分の数十倍のデカさのスタンプボアを仕留めたね! 肉も傷めないように狩って偉いぞ! ご褒美にこいつの肝を少しあげよう!」
人が食べても美味しいレバ刺しだ、元は肉食のハティからすれば超御馳走だろう。尻尾をブンブン振って俺の周りを嬉しそうに走り回ってる。
口の周りを血で染めながら、嬉しそうにレバーを食べている姿はやっぱ狼なんだと思ってしまう。
このような狩りをしながらも、順調に本日の目的地に到着する。昨日同様、日暮前に川漁の罠を仕掛けておく。
そして日が暮れたのち、夕飯前に今日は蟻塚を3カ所襲撃した。
女子の希望者全員のレベルアップが終わった。
全員が【身体強化】Lv10にもなっている。明日からの移動ももっとスムーズになるだろう。
さて今晩の夕飯はうな丼だ! 異世界のウナギがどんな味か楽しみだ!
狩猟好きな桜のご機嫌取りだ。
獲物が入っていたら機嫌が良くなるかなと思って誘ったのだが、案の定付いてきた。
まずは、網カゴの回収から行ってみる。
「なっ! 重い……なんか入ってそうだよ」
「ホント? 早く上げてみて!」
魚のアラを餌にして、カゴを川底に沈めロープで岸に杭を打って固定してある。回収はその紐を手繰り寄せればカゴが上がってくるのだ。
「うわ! 一杯入ってる! あ! モクズガニが大量だ! ウナギも3匹ほどいるよ!」
「龍馬君凄い! 川エビのつもりが大量だね! 今晩はうな丼にしようか!」
うな丼食いたい! 桜たちが作るんだ、絶対旨いに決まっている。
ウナギ筒も上げてみたのだが、こっちも大漁だ。1本のウナギ筒に3匹ほどが入っているのだ。
30個のカゴ網と50個のウナギ筒を回収してみたのだが、凄い事になっている。
これほどの大漁だ、桜の機嫌は無茶苦茶良くなっている。
さっきの件も今がチャンスと再度謝って許しもすぐ得られた。
「みどりちゃんと亜姫ちゃんがなんか申し訳なさそうにしてたから、声をかけておいてあげてね」
「分かったわよ……べつにあの娘たちに腹を立てたんじゃないのよ。みどりの痴態を覗いて勃起させてたから私は怒ったの。手を挙げてしまったことに対しては謝らないからね!」
見たらダメといってるのを、振り返って見た挙句興奮してしまった俺に腹が立ったようだ。あれが、婚約者の誰かならあそこまで怒ってはいなかったと思う。
予想以上の大漁に、手空きの者に分別を手伝ってもらう事にする。
「分別作業を手伝ってもらいます。予想以上の大漁でしたので、今晩は全員にうな丼を提供します。ウナギが苦手な人は、川エビで掻き揚げ丼にしてくれるそうですので、晩御飯が楽しみですね」
凄い盛り上がりだった。うな丼の提供案は後からやってきた茜の提案だったのだが、食材管理は任せてあるので問題ないだろう。あと数日はこの川を下流に下るのだ。自分たちの保存用の在庫は明日以降の漁で確保すればいい。
ウナギが137匹、モクズガニが95匹、手長エビや川エビは数えられないほどの大量だ。ナマズやドジョウのような小魚や普通の魚も獲れたのだが、小さいモノはそのまま放流した。
朝食は携帯食で簡単に済ませて出発する。昨日は気にしていなかったが、ふらついている女子が数名いるのに気付いた。どうやら獣道でも遅れを出していたのは、排卵周期で体調が優れない女子だったようだ。
これは俺のミスというより、高畑先生の報告ミスだな。最初の休憩で高畑先生には注意を入れておく。
「高畑先生、こういう報告はちゃんと密に行ってください」
「ごめんなさい。凄く女子的なプライバシーな事でもあるので、男子の君には言わなかったのだけど、やはりまずかったかな?」
「ええ、もっと早く解っていればそれなりに対処できた事案です。彼女たちもそれほど苦しまずに済んだのに」
ふらついているメンバーの中に高畑先生も含まれていたのだ。どうやら昨晩のうちに排卵周期に入ったようだ。
高等部国語教師、高畑陽子37歳、今だ独身で処女だった。汗をダラダラ掻いて、相当に辛そうだ。
「先生ひょっとして処女ですか?」
「言わなきゃダメかな?」
「参考にしたいのと、検体になってもらいたいのと両方含んでいますので、ぜひ協力してほしいですね」
桜たちからまた嫌な視線を感じたが、脂汗を掻いて苦しんでいる先生の容態を見て、抑止剤の使用に口出ししないようだ。
テントを取り出して注入タイプの方を手渡す。今すぐテントの中で注入してこいという意図だ。
観念したかのように受け取って、テントに1人入って行った。
『ああっ~!』と言う艶っぽい声が聞こえたかと思ったら、ナビーが声を掛けてきた。
『……マスター、あの先生、絶頂と同時に気絶しちゃいました……』
『え!? マジで?』
『……マジです……しかもテント内はちょっとした惨事になっています。あれは見られたくないでしょうね……』
『俺が行く方が良いのか、女子生徒が行く方が良いのか教えてくれ』
『……マスターが行って、何も見てない事にするのが良いかと思います。見てないというより何もなかった事にするのですね』
仕方がないので、そっと中に入ってみたのだが、パンツを下げて、俺の作った注入器を差し込んだまま泡を吹いて仰向けで気絶している先生がいた。テントの中は失禁したようで、アンモニア臭が立ち込めていた。
『……失禁ではなく、絶頂と同時に大量の潮吹きをしたのです』
『そんな情報要らないよ! 別に失禁でいいじゃん!』
『……マスターは、可愛くない女性には冷たいのですね』
『それは仕方がないだろう。それほど歳は食ってないといっても37歳のおばさんだぞ。そのおばさんの陰部に刺さってる注入器を引き抜いて、おしっこまみれのテントに【クリーン】を掛けてパンツを穿かせてやるとか、勘弁してほしい。ちょっとしたトラウマになりそうだ……』
パンティーに液ダレするだろうと思い、ナプキンまで当ててやって、何事もなかったように事後処理をし、服を整えてあげた。
『結局先生はどうなったんだ?』
『……マスターの薬の効果が強すぎたようですね。もう少し薄めてもいいかと思います』
注入タイプの方は、回復剤で半分の濃度に調整してみた。
「高畑先生、起きてください」
「んみゃ? あれ? 小鳥遊君? あれ?」
「ごめんなさい。薬の効果が高すぎて気絶しちゃったようです。性欲の方はどうですか? 効果出てます?」
「効果は凄いですね。性欲は全く感じなくなってます。これ、持続時間はどれくらいなのでしょう?」
「人によって効果時間は違うようですが、大体24時間ほどしか効果はないそうです。なので、明日また支給しますね。次回のは今回のより濃度を半分に薄めてありますので、気絶はしないと思います」
「え~と、できれば薄めていない今回と同じものが欲しいのですけど……」
顔を真っ赤にさせて恥ずかしそうに言ってくるが、先生の意図が分からない。
『……マスターは鈍いですね。薄くなってしまうとあの気絶するほど気持ちいい絶頂も半分になると思っているのですよ。だから、薄めていないモノが欲しいと言っているのです』
新たに絶頂薬扱いしている変態痴女が誕生してしまったようだ。
「効果が強すぎるのでダメです。検証も兼ねてますので次回は薄めたもので様子を見てください」
「あれは良いモノです! 実際効果がちゃんとあったので、できれば今回と同じものが欲しいです!」
ええ~、そこまで食い下がるほどのものですか?
「先生……黙っていようと思いましたが、この際言わせてもらいます。俺がこのテントの中に入った時、先生は注入器を陰部に差したまま大量の潮吹きをして、口から泡吹いてだらしない顔で気絶していたのですよ。どうしようか迷いましたが、俺は外部に漏らさないように処理して、なかった事にしました。次また同じような事が起きてももう知りませんよ。噂好きの女子に目撃されたら、そのみっともない姿を動画で保存されて晒されちゃいますよ?」
「イヤアアアア!! ウソよね? 嘘と言って!」
「…………」
「あ、ナプキンが当たってる……これ、君が当ててくれたの? う~~~恥ずかし過ぎる」
涙目で悶えてるが、あんまり可愛くない……37歳の普通のおばさんでは全く可愛くない!
美弥ちゃん先生なら、萌死しそうなほど可愛いだろうけど……。
先生が落ち着いたので、他の高等部女子にも一応聞いてみる。
先生以外に4名いたのだが、1名飲むタイプの方を選んで飲んだが、他の3人は我慢するそうだ。
普通はそうだよな……原料が男の精液と聞いたら、こちらの世界の女性では常識的なモノだろうけど、日本の女学生からすればありえないだろうと思う。
まぁ、飲んだ女子生徒は10分ほどで効果が出てきて、性欲も治まったようだが、飲む飲まないを選ぶのは彼女たちの意思だ。好きにすると良い。でもどんなに苦しくても、頑張ってついて来てもらう。
さて、今日の移動は50kmもある。理由は活動している日中の蟻塚を避けて、適した野営地にする場所のエリアの10km以内に、3個の蟻塚がある場所を探したらその距離になってしまったのだ。
蟻狩りをしないのなら、これほどの移動はしなくていい。
だがレベルアップ希望者が多いので、話し合いの結果蟻塚の夜間襲撃を行動プランに組み入れたのだ。
今日の昼はハティが張り切っていた。スタンプボアを見つけて、ソロで挑んだのだ。
その際も勝手に襲わないで、俺にちゃんと確認を取ってくるあたりが堪らなく可愛い。
ハティの狩りは堅実だ。
猪の細い足を攻撃し、1本ずつ戦力を削いでいくのが上手い。まだ牙が生えてないので魔法攻撃が中心になっている。猪の毛は堅く、ボディへの攻撃が通らない事を森での俺の狩りをちゃんと見て学習して知っている。足と首筋に中級魔法の【ウィンダラカッター】をしつこく放って徐々に傷口を広げていくのだ。
猪の動きも素早いのに、更に速い動きで撹乱し、決して猪の射程に入る事もなく、最終的に15分ほどで出血死させて仕留めた。足と首以外にに当てていないので、猪肉も綺麗な状態だ。
「「「ハティちゃん強い!」」」
2本スタンプボアの足を奪った後は、皆でハティの狩りを取り囲んで観戦していたので、今大喝采を浴びている。尻尾をピンと上に立てて、ドヤ顔オーラをだしながら俺の元に戻ってきた。
「ハティ、良い狩りだった! 無理せず堅実に1本ずつ足を狙って戦力を削いで、全く無傷で自分の数十倍のデカさのスタンプボアを仕留めたね! 肉も傷めないように狩って偉いぞ! ご褒美にこいつの肝を少しあげよう!」
人が食べても美味しいレバ刺しだ、元は肉食のハティからすれば超御馳走だろう。尻尾をブンブン振って俺の周りを嬉しそうに走り回ってる。
口の周りを血で染めながら、嬉しそうにレバーを食べている姿はやっぱ狼なんだと思ってしまう。
このような狩りをしながらも、順調に本日の目的地に到着する。昨日同様、日暮前に川漁の罠を仕掛けておく。
そして日が暮れたのち、夕飯前に今日は蟻塚を3カ所襲撃した。
女子の希望者全員のレベルアップが終わった。
全員が【身体強化】Lv10にもなっている。明日からの移動ももっとスムーズになるだろう。
さて今晩の夕飯はうな丼だ! 異世界のウナギがどんな味か楽しみだ!
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本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
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