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第一章
*設備
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なんとか中身まで出てしまわない様に耐えた陽向だが、ネオが止めるのが遅かったせいで、お腹はパンパンだ。すぐに解放したくてたまらない。
「ネオ、ちょっと部屋から出てて」
「ん? もういいのか?」
陽向はネオの前で漏らさない様に必死にこらえながら、お願いだから早く部屋を出てほしいと願った。
「またもし必要になったら呼ぶから! とりあえず一回出て! 頼むから!」
ネオを外に出そうとネオの背中を押すが、腹に力が入ってしまい漏らしそうになる。
ネオは状況を察し、水を消そうかと提案しようとしたが、陽向の必死の形相に、押し問答している場合ではないと悟り、後ろ髪引かれながらも浴室を後にした。
やっとネオを追い出せた陽向は、普段トイレにしている壺に中身をぶちまけ、茫然自失となっていた。そう。この質素な山小屋には水洗トイレが無かったのである。
過酷だ。過酷すぎる。
こんなことを毎日?これでは神経をすり減らしすぎるだろう。こんなことに慣れる日は来るのだろうか。
もう一度ゆすいだ方がいいとは思いつつも、それをまたネオに頼む勇気はなかった。陽向は素っ裸のままでこの壺をどこに隠そうかと思案した。やはり入口とは反対側にある井戸がある裏庭に続く扉を開けて、いったん外に避難させようかと考えていると、ネオが戻ってきてしまった。
とっさに壺を後ろに隠す陽向。
それをみて、コトの詳細を把握したネオ。
「後で俺が片付けるから、気にしなくていい。その……もう一度必要だろうか?」
「いやっもういいかなって思ってるんだけど。
やっぱりもう一度やった方がいい……のかな?」
初心者が二人。初々しいというならばそうなのだろうが、ロマンチックな初夜を迎えようとしているはずなのに、なんとも締まらない。
「済まない。俺がこんなところに住んでいるばっかりに、陽向につらい思いをさせてしまった」
「いやっそれは。この世界では仕方ないよっ!」
水洗トイレとシャワーがあれば万事解決なのだが、この世界に無いものはしかたないと陽向は思っていた。
「いや。違うんだ。明日引っ越そう」
「ひぇ? 引っ越し?」
王城には戻らないと言ったばかりではないだろうか。
「こちらの方が町に近くて商人の物資搬入にも便利だから、ずっとこちらを使っていたのだが、ここはただの守衛小屋で、保護区の奥の方にはちゃんとした邸宅もあるんだ。そこの方が設備がいい。今まで不便な想いをさせてすまなかったな」
「そうだったんだ……」
確かに陽向は王子様がこんなところに住んでいることを不思議に思っていた。
もし僕が王様なら、危険だと思って隔離している人物には、そこから出たいと思わないほど快適な暮らしをさせるはずだ。今まで王宮で何不自由なく過ごしてきた王子様がこんな山小屋に押し込まれたら、不満に思って革命を起こしてもおかしくはない。
『なんだ。じゃあ、そっちに引っ越してからまた明日やりなおそう』
立て続けに起きた羞恥プレイで、陽向のHPはもうゼロに近づいていた。ネオの方もこの騒動で萎えただろうと思って視線をよこしたネオの秘所が、雄雄しくテントを張っていて陽向は驚いた。
『嘘だろ?この状況で、興奮している……だと?』
「ネオ、ちょっと部屋から出てて」
「ん? もういいのか?」
陽向はネオの前で漏らさない様に必死にこらえながら、お願いだから早く部屋を出てほしいと願った。
「またもし必要になったら呼ぶから! とりあえず一回出て! 頼むから!」
ネオを外に出そうとネオの背中を押すが、腹に力が入ってしまい漏らしそうになる。
ネオは状況を察し、水を消そうかと提案しようとしたが、陽向の必死の形相に、押し問答している場合ではないと悟り、後ろ髪引かれながらも浴室を後にした。
やっとネオを追い出せた陽向は、普段トイレにしている壺に中身をぶちまけ、茫然自失となっていた。そう。この質素な山小屋には水洗トイレが無かったのである。
過酷だ。過酷すぎる。
こんなことを毎日?これでは神経をすり減らしすぎるだろう。こんなことに慣れる日は来るのだろうか。
もう一度ゆすいだ方がいいとは思いつつも、それをまたネオに頼む勇気はなかった。陽向は素っ裸のままでこの壺をどこに隠そうかと思案した。やはり入口とは反対側にある井戸がある裏庭に続く扉を開けて、いったん外に避難させようかと考えていると、ネオが戻ってきてしまった。
とっさに壺を後ろに隠す陽向。
それをみて、コトの詳細を把握したネオ。
「後で俺が片付けるから、気にしなくていい。その……もう一度必要だろうか?」
「いやっもういいかなって思ってるんだけど。
やっぱりもう一度やった方がいい……のかな?」
初心者が二人。初々しいというならばそうなのだろうが、ロマンチックな初夜を迎えようとしているはずなのに、なんとも締まらない。
「済まない。俺がこんなところに住んでいるばっかりに、陽向につらい思いをさせてしまった」
「いやっそれは。この世界では仕方ないよっ!」
水洗トイレとシャワーがあれば万事解決なのだが、この世界に無いものはしかたないと陽向は思っていた。
「いや。違うんだ。明日引っ越そう」
「ひぇ? 引っ越し?」
王城には戻らないと言ったばかりではないだろうか。
「こちらの方が町に近くて商人の物資搬入にも便利だから、ずっとこちらを使っていたのだが、ここはただの守衛小屋で、保護区の奥の方にはちゃんとした邸宅もあるんだ。そこの方が設備がいい。今まで不便な想いをさせてすまなかったな」
「そうだったんだ……」
確かに陽向は王子様がこんなところに住んでいることを不思議に思っていた。
もし僕が王様なら、危険だと思って隔離している人物には、そこから出たいと思わないほど快適な暮らしをさせるはずだ。今まで王宮で何不自由なく過ごしてきた王子様がこんな山小屋に押し込まれたら、不満に思って革命を起こしてもおかしくはない。
『なんだ。じゃあ、そっちに引っ越してからまた明日やりなおそう』
立て続けに起きた羞恥プレイで、陽向のHPはもうゼロに近づいていた。ネオの方もこの騒動で萎えただろうと思って視線をよこしたネオの秘所が、雄雄しくテントを張っていて陽向は驚いた。
『嘘だろ?この状況で、興奮している……だと?』
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