新入社員の一夜

ハライツキ

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新入社員の四夜

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    金曜日、彼女との研修が始まった。まあ、研修と言っても、食事会だが。少し高めの店に予約をして、彼女が仕事中によくチョコを食べていたので、この前のお詫びも含めて専門店の高めのチョコを買った。飲み歩きを控えていたので、財布に余裕があったため、少し無茶が出来た。
    彼女と、合流し店に向かった。店の雰囲気に、彼女の機嫌は上々だ。持参していたチョコを渡すと、
    「食べ物で、つろうとしてもダメなんだからね。」
   と言っていたが、彼女は笑顔だった。ちなみに、このチョコのために財布から五千円が消えているので、達成感より安心感だった。
    食事が終わり、店の外に出た。二人とも酒は飲んでいなかったが、顔に火照りが出ていた。
    僕らは、黙りながら見つめあう。沈黙を破ったのは、彼女だった。
    「ねぇ、そろそろ・・」
    「では、行きましょうか。」
    僕達は、ホテルへ向かった。


    ホテルの部屋に入ると、僕らは見つめあい唇を重ねる。僕の体を抱きしめていた、彼女の腕の力がぎゅっと強くなる。唇が離れると、僕らはまた見つめあい、互いの衣服をゆっくりと脱がしていく。
    ブラのホックを外すと彼女の胸があらわになる、すでに先端部分は固くなっており、凝視をしていると、彼女は腕で胸を隠す。僕は、彼女の腕をそっと体から外す。彼女は抵抗はせずに、再度あらわになる。そして、乳首を口に含む。汗の塩気が舌を刺激する。
    「赤ちゃんみたい。」
    彼女はそう言って、笑いながら頭を撫でる。彼女の吐息がふわりと僕の髪を揺らす。
   乳首から口を外して、僕は指をパンティと肌の間に滑り込ませる。そしてゆっくりと下ろしていく。僕は、前回みたいに、ナプキンがついてないかと確認してしまった。彼女は、それに気づいたらしく。
 「大丈夫、ちゃんと終わってるから」
   と、僕に言った。この前の出来事は、僕にとって少しトラウマになっているのかもしれない。
 「ねぇ、洗いっこしようよ」
   彼女の提案に、僕は同意した。そういえば、彼女と一緒に浴室に入ることはなかった。前の二回は、冷静になる時間が欲しいから、シャワーを別にしていたが、今回はそういう必要はない。
   浴室は、よくあるタイプのシャワーと浴槽のみのものだった。彼女が、シャワーを出した。 
   「熱っ!!」
   シャワーの温度が熱かったのか、彼女はビクンと手をひいた。その時に彼女の胸が揺れた。良いものが見えたと、にやけてしまう。
   「何、笑ってんの!!」
   「あっつ!!」
   シャワーを顔に向けられた。お湯が顔に当たる。僕のその様子を見て、彼女は笑う。


    ボディソープを手にとり、彼女の胸を洗い始めた。濡れた浴槽の照明をよく反射し、妖しく光っていた。彼女も僕の体を洗い始めた。不意に乳首を触られ驚いた。
 「いつものお返しだよ。」
   気持ちよさよりも、くすぐったい気持ちの方が強いが、吐息がもれた。僕のモノは、泡まみれの姿に固さが増していた。彼女の股下にモノを滑りこませ、太ももの間にいれる。ボディソープのおかげか、肉の間をスムーズに動く。まだ、発射していないのに、彼女の太ももは泡で白く染まっていた。彼女の柔らかい太ももは、確実に僕に快楽を与え続ける。


   「ねぇ、これじゃあ、私が気持ちよくないじゃん!!」
   彼女の一言で、我に帰った。危うく昇天するところだった。彼女は、物欲しそうな目でこちらを見ている。
  「まったく・・じゃあベッドに行こう・・」
  「せっかくだから、ここで、しませんか?」 
    僕の提案に、彼女は少し迷って頷いた。僕は、ゴムを取りに浴室を出た。



   僕は、上体を起こした状態で、風呂場に座った。そして、そこに彼女が乗る。
   「お風呂でするの、はじめて・・」
   彼女の下の口が、僕のモノをゆっくりと飲み込む。彼女は甘い吐息を漏らす。奥まで入ったのを確認した僕は、彼女の体が冷えないようにシャワーを出した。うえから落ちるお湯の温もりが二人を包む。 
  「先輩、僕はこのまま先輩を支えてますから、好きに動いて良いですよ。」
   髪が濡れて、艶めかしさがました彼女は、ゆっくりと頷く。彼女は、僕の肩に手をのせると、上下に動かし始めた。 
    「あっ・・んんっ・・」
   彼女には、浴槽での行為に戸惑いがあったのだろう。最初は動きにぎこちなさがあったのだが、だんだんと快楽が彼女を支配していく。腰が動く度に激しさを増していく。水滴がはねて、僕の体にかかる。
    「いいのっ・・これっ・・すごくイイっ・・」
   彼女の声が浴槽に、響き渡る。シャワーにうたれながら、腰を振る彼女には、神秘性とエロスが混在していた。それに見とれながら、僕は射精をした。
    僕の精液は、ゴムに遮られた。彼女の体を纏う液体になれなかった悔しさからか、僕はシャワーのお湯に嫉妬した。


    行為を終えると、僕は浴室を出て、ホテルのテレビのAVを垂れ流していた。彼女は、髪が濡れたからと、そのまま頭を洗い始めた。
   「あ、こんなの見て、本当にエッチなんだから!!」
   彼女は、風呂から出るなり、僕をたしなめた。一戦を終えた僕のモノは、テレビの映像では、ピクリともしなかった。彼女は僕の尻をペシッと叩き、僕からのプレゼントを取り出して、箱の中の一つを口に運んだ。
  「ん、すごい美味しい‼」
   彼女は子供のように、喜んだ。さっきまでの妖艶さは微塵もない。
  「喜んでもらえて何よりです。」
  「これ、かなり高いでしょ?君も食べなよ。」
    彼女は、僕の口に舌を入れてきた。彼女の舌の温もりと、チョコの甘さが口に広がる。
    僕は、高いチョコを買ったのは、間違いではなかったと、甘さと達成感を噛み締めた。
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