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寝て いる とき、ぼくは どこに いる?
そもそも 眠ったところに いくところなんか あるのかな?
あるよ、きっと。
きっと、ある。
目を 閉じて じっと 思う。
そうしたら、閉じた まぶたの 裏側に
ぼんやり 浮かび あがってくる。
まだ 見えないの?
しっかり まぶたを 閉じている?
と だれかが きいた。
もう 少し
じっと 閉じた まぶたの 向こうがわ、
目を こらして 見て ごらん。
そうすれば きっと 見えてくる。
そこには 楽しいこと、わくわくすること、たくさんあった。
だけど、楽しかった、わくわくした ことは 覚えて いるのに、
どんな 楽しかったこと、わくわく したこと だったか 覚えていない。
楽しかったこと、わくわくしたことって なんだったん だろう?
なんだったん だろう?
なんだったん だろう?
きっと、あまりに 楽しかったことが 多かったから、
お楽しみ袋に 穴があいて、とちゅうで おっこちたに ちがいない。
あまりに わくわくした ものだから、
わくわく袋から こぼれ落ちたに ちがいない。
そうだ、そうに ちがいない。
ちがいない。
そもそも 眠ったところに いくところなんか あるのかな?
あるよ、きっと。
きっと、ある。
目を 閉じて じっと 思う。
そうしたら、閉じた まぶたの 裏側に
ぼんやり 浮かび あがってくる。
まだ 見えないの?
しっかり まぶたを 閉じている?
と だれかが きいた。
もう 少し
じっと 閉じた まぶたの 向こうがわ、
目を こらして 見て ごらん。
そうすれば きっと 見えてくる。
そこには 楽しいこと、わくわくすること、たくさんあった。
だけど、楽しかった、わくわくした ことは 覚えて いるのに、
どんな 楽しかったこと、わくわく したこと だったか 覚えていない。
楽しかったこと、わくわくしたことって なんだったん だろう?
なんだったん だろう?
なんだったん だろう?
きっと、あまりに 楽しかったことが 多かったから、
お楽しみ袋に 穴があいて、とちゅうで おっこちたに ちがいない。
あまりに わくわくした ものだから、
わくわく袋から こぼれ落ちたに ちがいない。
そうだ、そうに ちがいない。
ちがいない。
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