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Day9

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元々自分が考え事をしていて遅くなっただけだし気にしないでいいのに、と思ったが良心を無下にするわけにもいかないので急いで黒板を消す。
日誌を覗けば半分ほどが埋まっていた。残り書いておくよ、と口を開きかけて思い出す。彼の家がケーキ屋であると。
彼は将来どうするんだろうと急に興味がわいた。
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