Mな俺は飼われたい

イセヤ レキ

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9 目覚め **

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朝、目覚めたら飾音が俺の股間に顔を埋めていた。
寝間着のスウェットパンツは一体いつ脱がされたのだろうか。
熟睡していたためか、全く気付かなかった。

ぐぽッ♡ぐぷッ♡
飾音の口内に満たされた唾液が息子に絡んで、腰が砕けそうになるくらい気持ち良い。

「ん、ぁ、ぁあ……ッ♡」
「あ、起きた。おはよう、彬良」
「何、して……んんっっ♡」

おそらく、どんな男でも一度は夢見るのではないだろうか。
自分が目覚めた時、エロ可愛い彼女にフェラされ攻められているという夢を。

俺には、そんな願望がある。
普通の男の十倍はあるかもしれない。
ただし、俺が想像していたのはエロ可愛い彼女であって、決して親友ではなかった。

「朝勃ちしてたから、手伝ってあげようと思って」
「手伝うどころか、邪魔してん……ひぁ♡♡」

そして想像とは違って、俺はイかないように根元を押さえられたままフェラされている。
気持ち良さだけが蓄積され、解放できずに、辛い。

「はは、ドMの彬良を簡単にイかせたら、可哀想だろ?」
「~~っっ」

昨日一日でわかったが、飾音は相手を焦らすのが好きで、俺は焦らされるのが好きだ。
相手に攻められ、支配されるのが好きだ。
ドSと聞いていた割には甘すぎるが、性癖がこんなに一致するとは思わなかった。

飾音の上目遣いに普段は感じない色気を感じて、ドキリと胸が鳴る。
イケメンはちんこ咥えていてもイケメンなのだと、初めて知った。


一度口を外した飾音は、てらてらと唾液で濡れた俺の息子にふぅと息を吹きかける。
たったそれだけの刺激に、俺の息子は更にぐっと勢いを増して天を仰いだ。
その様子を目を細めて眺めながら、飾音は呟く。

「あー、幸せ。こんな朝が来るとは思ってなかった」
「それは俺のセリフだ、馬鹿」

昨日の同じ時間までは、いや半日前も、こんな日が来るなんて想像もしていなかった。
飾音の顔をぐぐ、と掌で押すと、その掌をべろりと舐められる。

「うわっ」
「ね、彬良。兜合わせしよ」
「かぶと……?」
「こうすんの」

同性愛者なだけあって、男同士の性事情に詳しいらしい。
飾音は俺の上にのしかかり、どこからか取り出したローションを掌にのせる。
そして元気になっているお互いの息子を重ねるように密着させると、ぬるぬるとした大きな掌で一緒に掴んだ。

「んっ……♡」
「はぁ……っ」

女の子のまんこに勝るものはないと思っていたが、息子を擦り合わせているだけなのにやたら気持ちよくて、正直ビビった。
これは、ハマったらまずいのでは……!と思うほどだ。

妊娠の心配もなく相手に負担をかけることもないし、とっても手軽にめちゃくちゃ気持ち良くなれる。
飾音の掌のほうが力加減が絶妙すぎて、今まで経験した中でも断トツで群を抜いている。

そしてなにより、視覚からの刺激が強い。
大人の男ふたりが朝っぱらからギンギンに勃たせた息子をお互い射精するためにくっつけて、気持ちイイところを本能のままに擦り合わせて。

こんな卑猥な行為に興奮しないほうが無理だ。

「ぁ♡あ♡飾、音ぇ……♡」
「ん、気持ちぃね、彬良」
「イきそ♡もう、イくぅ……っっ」

俺は欲望のままに達しようとしたが、その瞬間飾音にぐっと棹を掴まれ、不発に終わってしまった。
涙目で飾音を見上げると、飾音はにっこりと微笑む。

「まだ駄目」
「無理……!イきたいっ!イかせて……♡♡」
「これから我慢させるって昨日も言っただろ」

俺が射精感をやり過ごしたことを掌から感じたのか、飾音は再びぐちゅ♡ぐちゅ♡と容赦なく扱き出す。

「ヒィッッ♡♡」

強い刺激に、腰を突き出してガクガクと痙攣しそうになったが、飾音は何度も絶頂の手前で止め、そして扱き出す、を繰り返した。

「もう無理♡飾音♡イきたい……!」

俺の頬を、涙が勝手にポロポロと流れていく。
悲しいんじゃなくて、強すぎる刺激に悦んで流れる涙なんて初めてだった。

「仕方ないなぁ。じゃあ、イかせてくださいご主人様って言ったらいいよ」
意地悪い笑顔を浮かべた飾音に、俺は恥を忘れて口を開く。

「……っ、イかせて、ください、ご主人様ぁ……っっ♡♡」

俺がそう叫ぶように言えば、飾音は一度目を見開く。
そして顔を近づけてキスをすると、激しく舌を絡ませてきた。

亀頭を重点的に刺激され、腰から脳天まで快感が突き抜ける。

ぐちょ♡ぐちゅ♡ぐちゅん♡!!

「……いいよ。イけ……ッッ」
「あ♡あ♡イ、くぅ……っっ♡♡」

俺たちは同時に射精し、俺の上半身やベッドのシーツの一部は二人分の精液まみれとなった。

精液を落とすために浴びたシャワー中ももう一回キスをしながらかぶとなんちゃらをし、昨日はできなかったからと言われて乳首を散々弄られ、そして昨日の復習としてまたお尻に指を突っ込まれ。

今まで聞かせたことのない嬌声も、見せたことのない痴態も、飾音は嬉しそうに笑って受け止めてくれた。
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