魔族を拾った僕の日常

イセヤ レキ

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7 いつでもどこでも ***

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「お待たせ、ルキ」

僕が山に入るとすぐ、ルキがどこかしらから現れる。
ルキはよいしょと僕を抱き上げると、ひょいひょいと軽い足取りで山道を進んだ。

「僕も少し歩きたいな」

健康は足から、とばぁちゃんがよく言っていた。
ルキに抱いて貰ったまま移動するのはとても楽だけど、ルキと毎日楽しく生活するには自己管理も大切だ。

僕がそうお願いすると、言葉は通じないはずなのに、ルキは少しなだらかな場所に入ってからそっと僕を下ろす。
そして、僕の顔を持って自分のほうへ向けるとじっと見つめてきた。

「ルキ、どうしたの?」

じっと赤い瞳に見つめられると、その中に吸い込まれてしまいそうな錯覚になる。
ルキはそのまま顔を近づけて、キスをした。

「……うん、いつものね」

僕はその場でしゃがみ込むと、勃起したルキのペニスに顔を寄せる。
そっと布を取り払うと、布で押さえつけられていたルキのペニスが、僕の目の前でぎゅん♡ と天を仰ぐように飛び出してきた。

毎日僕を癒してくれるその逞しいペニスに、僕は舌を這わせる。
ペロペロと唾液をまぶしてとうもろこし大のそれを舐めしゃぶり、先端をちゅうう♡と吸って、発射されたルキの大量の精液をごくごくと懸命に飲み干す。

ルキの精液は、僕のとは違ってとても甘くて美味しいのだ。

「ルキ、僕やっぱり、我慢できなくなっちゃった」

僕はいつも通り、その場で腰に巻いていた隠し布を取り払う。
ルキに背中を向けて、大きく穴が開いたお尻の部分を、すり♡ とルキの太腿に擦り付ける。

「あ……♡」

ルキは僕を軽々と抱き上げると、ずぶぶ♡ と自分のペニスを僕の穴に埋めてくれた。

「あッ♡ あッ♡♡」

ルキが歩くたび、その振動でじゅぽじゅぽと穴を掻き混ぜられるのが、気持ちいい。
まるで、自分がルキのペニスのケースになったかのよう。

言葉は通じないのに、ルキの顔をみるといつもお尻が疼いて、埋めて欲しくて堪らなくなるのだ。

「ルキ、ルキ……♡ 気持ちいい……っ♡♡」

道程繋がったまま、帰宅して。
帰宅しても、繋がって。

「ルキ、今日はね、ルキにプレゼントがあるんだ」
僕はルキに短剣をプレゼントして、「これで身を守るんだよ」と笑顔で伝えた。

それは、僕らの日常だった。
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