4 / 4
4 時を超えて *** 【終】
しおりを挟む
「あぁんッ♡ あう゛ッ♡ ひぃッ♡」
「可愛い、アラン。本当にお尻は初めてなのか? 俺のペニスを、こんなに美味しそうにしゃぶっているのに」
「うる、せえ! あッ♡ っはぁん♡♡!!」
「アランのナカ、ぎゅうぎゅう締まって、俺の子種欲しがってるし」
「そこ、当てるなって……っっ」
「ここか? コリコリするの、気持ちいいだろ」
なんだよ、こいつ。
上手すぎる。
しかもちんぽ、俺よりデカいし。
俺のタチとしての自尊心が、ガラガラと音を立てて崩れていくような気がした。
「なんでお前、こんなに、うまいんだよ……ッッ!」
ネコなんてしたことのない俺が、あっという間に前後不覚になるまで責め立てられ、先ほど触れてもいないペニスから、精液まで放ってしまっている。
屈辱だ!!
「それは良かった。今世では初めてだからな、少し不安だったんだが」
これで童貞とか、不安だったとか、絶対に嘘だろ。
媚薬の力を借りているとはいえ、抱かれたことなんて一度もないのに、むしろ嫌悪感すらあるのに、レイガー殿下がピストンするたび、そこはただ、ぐずぐずに溶かされた性器そのものに成り下がっていた。
「キツキツだったアランのアナル、すっかり柔らかくなったな」
どちゅ♡ どちゅ♡ どちゅん♡!!
「さっさとイけって、この遅漏やろう……ッッ!」
一度だけだ、一度だけ。
そう思って快感に流されまいとこっちは必死で耐えているのに、レイガー殿下はイきそうになるたび俺のナカからちんこを引っこ抜くのだ。
アナル舐めをされ、俺はドン引きする。
「おまっ、普段からそんなことするのかっ!?」
「いや? 今世はもちろん、前世でもしたことはないな。汚いし」
そう言いながら、レイガー殿下は俺の穴の皺にぬめぬめとした舌を丁寧に這わせる。
そのたびに尻の入り口がヒクヒクと動いてしまい、直接的ではない穏やかな快感に俺は悶えた。
「じゃあ、やめろよ……ッ♡」
「お前の尻だというだけで、舐めたいんだよ。この世界は洗浄が簡単でいいしな」
「あああッ♡」
尻穴を舐めながら、剣ダコのある掌で尻を揉まれる。
そんなに揉まれても、Ωみたいに柔らかくはないだろう。
毎日鍛えてるし。
「揉みがいのない、尻、だろうが……っ!」
「まさか。弾力があって引き締まる、ちんぽ請いの上手な最高の尻だよ」
くぽくぽ♡ とアナルに舌を突っ込まれて、俺は腰を振る。
「なに? 舌じゃ物足りないのか?」
「うう……ッ」
言われた通りで、俺の目に涙がじわ、と滲む。
悔しい。
「こっちならいいか?」
ずちずちずちずちッ♡♡
レイガー殿下の指がアナルに差し入れられた。
俺は自分がタチであるとか、αであるという尊厳を一瞬忘れ、前立腺に当たるように必死で腰ヘコする。
もっと強く、擦って欲しい。
「……も、もっと」
「もっと?」
「頼む、お前の……コレ、欲しい」
「アラン、今入れたら俺がイきそうだから、もう少しだけ指マンで我慢しろ」
「う……」
「それとも、一度だけじゃなくなってもいいか?」
指でコスコス♡ と前立腺を弄られ、俺の我慢は限界に近づいていく。
「なあ、アランをまた抱いてもいいか?」
「わ、わかった! わかりましたから、お願いします、レイガー殿下!」
俺はシーツを握り締めていた両手を自分のお尻に当てて、穴をくぱぁ♡ と広げた。
「はは、正気になった時、今の言葉を取り消すなよ……!」
どちゅん♡!
ぢゅぼぢゅぼぢゅぼぢゅぼ♡♡!!
ばちゅん! ばちゅん♡ ばちゅん♡ ばちゅん!
「ああ゛ッッ♡♡」
「アラン、気持ちいいか?」
俺がネコちゃん相手に何度も聞いたセリフを言われ、こくこくと頷いた。
本当のことを言わないと、どこを突かれて悦ぶコなのか、タチはわからないから。
「イイッ♡ そこ、気持ち、イイです……ッッ♡♡」
「アランのお尻、すっかりすけべな雌穴に仕上がったな。これからも俺のちんぽだけを咥えろよ、誰にも許すな」
「そんな、物好き♡ レイガー殿下、だけ、です♡♡」
「アラン……好きだ、好きだ……ッッ!」
レイガー殿下のピストンが加速していく。
何度も奥を突かれながら舌を絡ませ、激しいキスを交わす。
チカチカとスパークする脳で、胎内に熱い飛沫が放たれた感覚を受け止めた。
――そして訪れた、賢者タイム。
レイガー殿下から全身にキスマークを付けられながら、俺は襲ってくる眠気に対抗する。
ヤッてる最中、盛り上がりすぎて、なんだかとんでもない約束をしたような……?
そうだ、一度きりの約束が、またヤるという約束に変わったんだっけ。
あれ、もしかして俺、このままレイガー殿下のお手付きなαって烙印を押されるのでは?
レイガー殿下に囲われれば、俺はこれから一生、Ωちゃんといちゃいちゃできなくなってしまうのでは?
そのことに気づいた俺は、慌てて張り付いているレイガー殿下を引き剥がした。
「あの! αの俺が孕む可能性は極めて低いので、やっぱりΩを当たりませんか? 王族の希少な種を、無駄打ちしないほうがいいんじゃないかと」
「大丈夫だ、無駄にならないようにするから」
「はい?」
レイガー殿下は、一目で鍛錬を積んでいるとわかるその武骨な指で、俺の腹をするりと撫でた。
ぞわ、と鳥肌が立つ。
「これからここに、孕みにくいαでも孕むくらいの、精液をぶち撒ける予定だから」
「……マジですか」
こいつは昔から、冗談も嘘も言わないのだ。
つまり、本気だ。
「それと、こっちも……」
つつつ、と俺の尻を散々気持ち良くさせた指がそのまま這い上がり、勃ち上がった胸の頂きをピン、と軽く弾く。
「乳首イキできるようになるまで、たくさん弄ってやる」
「ははは……」
チクニーをさせられながら下から突き上げられる姿が容易に想像できてしまい、俺の顔は引き攣った。
ネコ初心者のままで、いさせてくれないのか。
無理か。
無理そうだな。
「それにこれから、アランのことをたくさん知っていきたい」
「普通、そっちが先だろ」
どんな食べ物が好きなのか、嫌いなのか。
服は、趣味は、休みの過ごし方は。
俺とレイガー殿下は、お互いに知らないことが多すぎる。
「まあ、どうせ俺に選択肢はありませんし、レイガー殿下が飽きるまで付き合いますよ」
俺が肩をすくめて白旗を振れば、レイガー殿下は下がり気味の目尻を更にさげて、嬉しそうに微笑んだ。
「言ったな。一生付き合ってもらうからな」
レイガー殿下の宣言通り、今世では一生、俺はΩたちと触れ合うことなく、ただ一人のαの相手をさせられることとなった。
そのうち俺は、立派な正妃♂としてレイガー殿下の、たったひとりの伴侶となり。
孕みにくいことこの上ないαなのに、三人の子宝に恵まれた。
予定は百八十度狂ったし、レイガー殿下が俺の好みのコ、とは口が裂けても言えないが。
「愛しているよ、アラン」
「まあ、俺も……愛してる」
それなり以上の幸せを、今世では掴んだと思っている。
「可愛い、アラン。本当にお尻は初めてなのか? 俺のペニスを、こんなに美味しそうにしゃぶっているのに」
「うる、せえ! あッ♡ っはぁん♡♡!!」
「アランのナカ、ぎゅうぎゅう締まって、俺の子種欲しがってるし」
「そこ、当てるなって……っっ」
「ここか? コリコリするの、気持ちいいだろ」
なんだよ、こいつ。
上手すぎる。
しかもちんぽ、俺よりデカいし。
俺のタチとしての自尊心が、ガラガラと音を立てて崩れていくような気がした。
「なんでお前、こんなに、うまいんだよ……ッッ!」
ネコなんてしたことのない俺が、あっという間に前後不覚になるまで責め立てられ、先ほど触れてもいないペニスから、精液まで放ってしまっている。
屈辱だ!!
「それは良かった。今世では初めてだからな、少し不安だったんだが」
これで童貞とか、不安だったとか、絶対に嘘だろ。
媚薬の力を借りているとはいえ、抱かれたことなんて一度もないのに、むしろ嫌悪感すらあるのに、レイガー殿下がピストンするたび、そこはただ、ぐずぐずに溶かされた性器そのものに成り下がっていた。
「キツキツだったアランのアナル、すっかり柔らかくなったな」
どちゅ♡ どちゅ♡ どちゅん♡!!
「さっさとイけって、この遅漏やろう……ッッ!」
一度だけだ、一度だけ。
そう思って快感に流されまいとこっちは必死で耐えているのに、レイガー殿下はイきそうになるたび俺のナカからちんこを引っこ抜くのだ。
アナル舐めをされ、俺はドン引きする。
「おまっ、普段からそんなことするのかっ!?」
「いや? 今世はもちろん、前世でもしたことはないな。汚いし」
そう言いながら、レイガー殿下は俺の穴の皺にぬめぬめとした舌を丁寧に這わせる。
そのたびに尻の入り口がヒクヒクと動いてしまい、直接的ではない穏やかな快感に俺は悶えた。
「じゃあ、やめろよ……ッ♡」
「お前の尻だというだけで、舐めたいんだよ。この世界は洗浄が簡単でいいしな」
「あああッ♡」
尻穴を舐めながら、剣ダコのある掌で尻を揉まれる。
そんなに揉まれても、Ωみたいに柔らかくはないだろう。
毎日鍛えてるし。
「揉みがいのない、尻、だろうが……っ!」
「まさか。弾力があって引き締まる、ちんぽ請いの上手な最高の尻だよ」
くぽくぽ♡ とアナルに舌を突っ込まれて、俺は腰を振る。
「なに? 舌じゃ物足りないのか?」
「うう……ッ」
言われた通りで、俺の目に涙がじわ、と滲む。
悔しい。
「こっちならいいか?」
ずちずちずちずちッ♡♡
レイガー殿下の指がアナルに差し入れられた。
俺は自分がタチであるとか、αであるという尊厳を一瞬忘れ、前立腺に当たるように必死で腰ヘコする。
もっと強く、擦って欲しい。
「……も、もっと」
「もっと?」
「頼む、お前の……コレ、欲しい」
「アラン、今入れたら俺がイきそうだから、もう少しだけ指マンで我慢しろ」
「う……」
「それとも、一度だけじゃなくなってもいいか?」
指でコスコス♡ と前立腺を弄られ、俺の我慢は限界に近づいていく。
「なあ、アランをまた抱いてもいいか?」
「わ、わかった! わかりましたから、お願いします、レイガー殿下!」
俺はシーツを握り締めていた両手を自分のお尻に当てて、穴をくぱぁ♡ と広げた。
「はは、正気になった時、今の言葉を取り消すなよ……!」
どちゅん♡!
ぢゅぼぢゅぼぢゅぼぢゅぼ♡♡!!
ばちゅん! ばちゅん♡ ばちゅん♡ ばちゅん!
「ああ゛ッッ♡♡」
「アラン、気持ちいいか?」
俺がネコちゃん相手に何度も聞いたセリフを言われ、こくこくと頷いた。
本当のことを言わないと、どこを突かれて悦ぶコなのか、タチはわからないから。
「イイッ♡ そこ、気持ち、イイです……ッッ♡♡」
「アランのお尻、すっかりすけべな雌穴に仕上がったな。これからも俺のちんぽだけを咥えろよ、誰にも許すな」
「そんな、物好き♡ レイガー殿下、だけ、です♡♡」
「アラン……好きだ、好きだ……ッッ!」
レイガー殿下のピストンが加速していく。
何度も奥を突かれながら舌を絡ませ、激しいキスを交わす。
チカチカとスパークする脳で、胎内に熱い飛沫が放たれた感覚を受け止めた。
――そして訪れた、賢者タイム。
レイガー殿下から全身にキスマークを付けられながら、俺は襲ってくる眠気に対抗する。
ヤッてる最中、盛り上がりすぎて、なんだかとんでもない約束をしたような……?
そうだ、一度きりの約束が、またヤるという約束に変わったんだっけ。
あれ、もしかして俺、このままレイガー殿下のお手付きなαって烙印を押されるのでは?
レイガー殿下に囲われれば、俺はこれから一生、Ωちゃんといちゃいちゃできなくなってしまうのでは?
そのことに気づいた俺は、慌てて張り付いているレイガー殿下を引き剥がした。
「あの! αの俺が孕む可能性は極めて低いので、やっぱりΩを当たりませんか? 王族の希少な種を、無駄打ちしないほうがいいんじゃないかと」
「大丈夫だ、無駄にならないようにするから」
「はい?」
レイガー殿下は、一目で鍛錬を積んでいるとわかるその武骨な指で、俺の腹をするりと撫でた。
ぞわ、と鳥肌が立つ。
「これからここに、孕みにくいαでも孕むくらいの、精液をぶち撒ける予定だから」
「……マジですか」
こいつは昔から、冗談も嘘も言わないのだ。
つまり、本気だ。
「それと、こっちも……」
つつつ、と俺の尻を散々気持ち良くさせた指がそのまま這い上がり、勃ち上がった胸の頂きをピン、と軽く弾く。
「乳首イキできるようになるまで、たくさん弄ってやる」
「ははは……」
チクニーをさせられながら下から突き上げられる姿が容易に想像できてしまい、俺の顔は引き攣った。
ネコ初心者のままで、いさせてくれないのか。
無理か。
無理そうだな。
「それにこれから、アランのことをたくさん知っていきたい」
「普通、そっちが先だろ」
どんな食べ物が好きなのか、嫌いなのか。
服は、趣味は、休みの過ごし方は。
俺とレイガー殿下は、お互いに知らないことが多すぎる。
「まあ、どうせ俺に選択肢はありませんし、レイガー殿下が飽きるまで付き合いますよ」
俺が肩をすくめて白旗を振れば、レイガー殿下は下がり気味の目尻を更にさげて、嬉しそうに微笑んだ。
「言ったな。一生付き合ってもらうからな」
レイガー殿下の宣言通り、今世では一生、俺はΩたちと触れ合うことなく、ただ一人のαの相手をさせられることとなった。
そのうち俺は、立派な正妃♂としてレイガー殿下の、たったひとりの伴侶となり。
孕みにくいことこの上ないαなのに、三人の子宝に恵まれた。
予定は百八十度狂ったし、レイガー殿下が俺の好みのコ、とは口が裂けても言えないが。
「愛しているよ、アラン」
「まあ、俺も……愛してる」
それなり以上の幸せを、今世では掴んだと思っている。
137
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
昔「結婚しよう」と言ってくれた幼馴染は今日、僕以外の人と結婚する
子犬一 はぁて
BL
幼馴染の君は、7歳のとき
「大人になったら結婚してね」と僕に言って笑った。
そして──今日、君は僕じゃない別の人と結婚する。
背の低い、寝る時は親指しゃぶりが癖だった君は、いつの間にか皆に好かれて、彼女もできた。
結婚式で花束を渡す時に胸が痛いんだ。
「こいつ、幼馴染なんだ。センスいいだろ?」
誇らしげに笑う君と、その隣で微笑む綺麗な奥さん。
叶わない恋だってわかってる。
それでも、氷砂糖みたいに君との甘い思い出を、僕だけの宝箱にしまって生きていく。
君の幸せを願うことだけが、僕にできる最後の恋だから。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
悪役令息の兄って需要ありますか?
焦げたせんべい
BL
今をときめく悪役による逆転劇、ザマァやらエトセトラ。
その悪役に歳の離れた兄がいても、気が強くなければ豆電球すら光らない。
これは物語の終盤にチラッと出てくる、折衷案を出す兄の話である。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
「オレの番は、いちばん近くて、いちばん遠いアルファだった」
星井 悠里
BL
大好きだった幼なじみのアルファは、皆の憧れだった。
ベータのオレは、王都に誘ってくれたその手を取れなかった。
番にはなれない未来が、ただ怖かった。隣に立ち続ける自信がなかった。
あれから二年。幼馴染の婚約の噂を聞いて胸が痛むことはあるけれど、
平凡だけどちゃんと働いて、それなりに楽しく生きていた。
そんなオレの体に、ふとした異変が起きはじめた。
――何でいまさら。オメガだった、なんて。
オメガだったら、これからますます頑張ろうとしていた仕事も出来なくなる。
2年前のあの時だったら。あの手を取れたかもしれないのに。
どうして、いまさら。
すれ違った運命に、急展開で振り回される、Ωのお話。
ハピエン確定です。(全10話)
2025年 07月12日 ~2025年 07月21日 なろうさんで完結してます。
悪役令息(Ω)に転生したので、破滅を避けてスローライフを目指します。だけどなぜか最強騎士団長(α)の運命の番に認定され、溺愛ルートに突入!
水凪しおん
BL
貧乏男爵家の三男リヒトには秘密があった。
それは、自分が乙女ゲームの「悪役令息」であり、現代日本から転生してきたという記憶だ。
家は没落寸前、自身の立場は断罪エンドへまっしぐら。
そんな破滅フラグを回避するため、前世の知識を活かして領地改革に奮闘するリヒトだったが、彼が生まれ持った「Ω」という性は、否応なく運命の渦へと彼を巻き込んでいく。
ある夜会で出会ったのは、氷のように冷徹で、王国最強と謳われる騎士団長のカイ。
誰もが恐れるαの彼に、なぜかリヒトは興味を持たれてしまう。
「関わってはいけない」――そう思えば思うほど、抗いがたいフェロモンと、カイの不器用な優しさがリヒトの心を揺さぶる。
これは、運命に翻弄される悪役令息が、最強騎士団長の激重な愛に包まれ、やがて国をも動かす存在へと成り上がっていく、甘くて刺激的な溺愛ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる