氷獄の中の狂愛─弟の執愛に囚われた姉─

イセヤ レキ

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その様子を観察しながら、ルトガルは一度ずるりと引いて、手前のスポットにペニスの先端をグリグリ♡♡と押し潰すように擦り付ける。

「お姉様は、ここが好きだと思っていましたが……やはりちんぽで奥を突かれる方が気に入りましたか?」

ずりぃ……グッグッ♡♡グリグリッッ♡♡

「ぅふぅ"……っっ♡♡しょこ、ぐりぐり♡しないれぇ……っっ♡♡」
「……やはり、ここが大好きなのは、変わらないようですね……っ!!」

ルトガルは、レナエルの子宮の入口とそのお気に入りのポイントを、器用に交互にしつこく刺激し続けた。

「ひ♡らめ♡へん♡変なの……っっ♡♡」
「気持ち良いですね、僕のちんぽで中イキしそうですか?」
「中、イキ……?」
レナエルの問い掛けに、ルトガルは一度攻めの手を緩める。

「ええ、そうです。おまんこにちんぽを突っ込まれて、よしよし可愛がられて気持ち良い波がきたら、イクと言って下さいね」
「そんな……ひぅっ♡♡」
グリ♡♡と身体が勝手に反応してしまうポイントを押されて、レナエルは喘ぐ。

「お姉様がイクと言わなければ、私は締め付けられるタイミングがわからずに、またお姉様の中で子種を放ってしまうかもしれません」
「だ、だめ……っ!もうそれだけは……!!」
レナエルが火照った身体を恐怖に震わせた瞬間、ルトガルはピストンを再開した。

「いや!いや!ダメぇっっ♡♡!!」
「ああ、気持ち良いですね……お姉様のおまんこ、初めてなのに僕のちんぽを欲しがって凄い締め付けてきますよ」
獣のように後ろから貫かれ、最奥を何度も肉槍でどちゅ♡どちゅ♡と突かれる。
レナエルは首を振りながら、ルトガルに降参した。

「も♡イク、イクぅ……ッッ♡♡」
「お姉様、イク、だけではわかりません。僕のおちんぽにお姉様のぐちょぐちょおまんこが沢山気持ち良くされちゃって、イクと仰って頂かないと」
「そんな……っ♡♡」
あまりに卑猥な言葉を耳元で囁かれ、レナエルは頬を染めた。

ばちゅんッッ♡ばちゅんッッ♡グリグリグリぃ♡♡

「んぅっ♡♡お"♡♡」
「……ほら、早く言わないと手遅れになりますよ?僕に注がれて孕みたいのですか?」
「う"♡あ、言うからぁっ♡♡ルトの、お、おちんぽで、私のおまんこ♡♡」
「……お姉様の口から、そんな下品な言葉が紡がれるなんて……」
「ひッ♡ルト、大っきくて苦し……っ、ぁあッッ♡♡」
「お姉様がこうさせているのですよ?ほら、ぐしょぐしょのおまんこの続きは?」
「~~ぐ、ぐしょぐしょ、おまんこ♡♡も、ダメ、イッ……」

どちゅんどちゅんどちゅんどちゅんどちゅんッッ♡♡!
「~~ッッ♡♡」
「はい、残念、お姉様……っっ」
急に激しい波に攫われ、達してしまったレナエルの最奥に、ルトガルは再び容赦なく白濁した液体を放った。

「な、きちんと、言ったのにぃ……」
「タイムアップです。次は恥ずかしがらずに、しっかりと最後まで仰って下さい」
膣内で精液を受け止めてしまったレナエルはハラハラと泣き出したが、ルトガルにそう言われて肩を揺らす。

「……お姉様、今日からです」
「も、もう、こんなこと……しないで、お願いルトガル……お父様にも、お母様にも、顔向けが出来ないわ……」
両親のことを思い出せば、流石に弟は躊躇してくれるに違いないとレナエルは考えて、言葉にする。
けれども、そのあては外れた。

「お姉様、今日からです。十八の誕生日を迎えたらお姉様を犯して良いと、父上から許可を頂きましたから。今日から毎日、お姉様を好きに抱くことが出来るのです」
「……え?」
レナエルは、唖然とした。

「ぁ、ん……♡」
ヌプリ、と漸くルトガルがレナエルの膣からペニスを抜いた為に思わず声が漏れたが、ガクガク震える身体に鞭を打って、レナエルはベッドに座り、ルトガルに向き直る。
性器からトロトロとルトガルの精液が溢れ出て、シーツに染みていった。

「お父様が?」
二人の両親は、十六になったルトガルに全てを相続させ、別宅に移り住んでいる。
母は少し精神的に弱いところがあるらしく、その療養の為と聞いているが、戻ってくる様子は全くなかった。

父が許す筈がない、とレナエルが訝しむと、
「はい。──似ていると、思ったことはありませんか?」
「……?」
と、ルトガルはレナエルに問う。
ルトガルの言葉の意味がわからず、レナエルは首を傾げた。

「父上と、母上です」
そう言われて、レナエルに衝撃が走る。
確かに両親は、とても良く似ていた。
「……まさか」
「ええ。僕達の家系は、その殆どが代々……兄妹(姉弟)で愛し合うのですよ」
ルトガルは、蒼白になるレナエルを引き寄せ……そのまま、口付けた。
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