魔拳のデイドリーマー

osho

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第19章 妖怪大戦争と全てを蝕む闇

第408話 宣戦布告

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ちょっと身内で不幸騒ぎがあり、立て込んでまして……あと、メンタル面の影響もあって、ここんとこ投稿遅れ気味でした、すいません。

今回からようやくというかやっとというか、章題にもなってる要素が入ってくる気がします。


++++++++++


 場所は『キョウ』の都、タマモの屋敷。時刻は午後9時を回ったところ。

 タマモの側近にして、『ヤマト皇国』における陰陽師達の最高統帥府『陰陽寮』の長老でもある彼女……ヒナタは、自室で一人、窓辺で風に当たっていた。
 風呂上がりなのであろう。ゆったりとした浴衣のような寝間着に身を包み、体から湯気を立ち上らせている。傍らには、寝酒と思しき徳利が1つ置かれ、それをお猪口でちびちびと飲んでいた。

 ほぅ、と幸せそうなため息を一つつき、あとはもう寝るだけ、という状態を思わせる姿ではあるが……次の瞬間、そのリラックスしていた表情が、姿勢が、一気に強張った。
 浮かんでいた笑みは引っ込み、すぅ、と目が細められて、剣呑な空気を纏う。

「…………何か、来ましたね」

 ヒナタは妖怪『覚』である。その能力は、以前にミナト達に対しても話している通り……他者の思考を読むことができるというもの。

 しかしそれは、何も面と向かっている相手に限った話ではない。
 壁一枚隔てた向こうから、隠れて様子をうかがったり、あるいはもっと離れたところから、心の声を聞くこともできる。ただし、離れれば離れるほど、声は聞こえづらくなってしまうのだが。

 しかし、詳細な内容にこだわるのでなければ……例えば、敵意があるかないか、などの大雑把な『感情の感知』というレベルに抑えれば、かなり広い範囲をカバーすることも可能だ。マジックアイテムなどでブーストをかければ、さらに範囲を広くできる。

 その能力を生かして、ヒナタは普段、この屋敷にいる時に、『キョウ』の都全域の、侵入防止のための監視を行っている。

 この『キョウ』の都や、そこに設置されている朝廷などの主要機関、そして何より、自分達の主であるタマモに対して、一定以上の悪意・害意を持っている相手を感知し、その侵入を察知することができる、いわば敵性存在に対するレーダーだ。

 そしてこの時、ヒナタが感じ取ったのは……

「……タマモ様に対して害意あり、ですね~……それも複数。一体どういう連中なのかはわかりませんが、警戒いただくよう進言しなくては……っ!?」

 直後、さらにその表情が強張る。
 警戒の中にもまだ余裕があったそれが、焦りが表面に浮き出てきたものへと変わっていた。

「なぜ!? いきなりこんな位置に……タマモ様っ!」



 ――ズシャッ!!

「――!?」

 自室にいたタマモは、少しの驚きを表情に浮かべ、それと同じだけ警戒する姿勢に移る。
 ほぼ反射的にそこまでやったところで、タマモは、すぐそこの引き戸扉一枚隔てた先にある、何者かの気配をうかがっている。

 その気配は突然現れた。

 超高速で遠くから近づいてきたでもなく、希薄だった気配がいきなり色濃くなったのでもなく、突然、その気配の持ち主は……庭に現れたのだ。

 もちろん、タマモにも感知できないほどに上手く気配を消して接近してきていた、というのであれば考えられなくはないが、この屋敷には侵入者防止のための仕掛けが十重二十重に張り巡らされている。
 単なる門番から、うぐいす廊下のような構造的・物理的なトラップ、陰陽師による術的な仕掛けまで数多くあるそれを、1つも引っかからずにここまでこれたとは考えづらい。

(転移の術? それとも、種族固有の能力か何か? まさか……いずれにせよ……)

 すっくと立ちあがると、タマモはその扉まで歩いて行き、普通に、いつも通りの日常の一コマのように開け放つ。

 そこには、見慣れた日本庭園風の庭がある。鯉の泳いでいる池や、見事に形の整えられた植木、趣深い形の庭石の数々が据えられ、地面は雑草が刈り取られて凹凸なく整えられている。

 しかしながら、その整えられた庭の一角を、無作法に無遠慮に踏み荒らしている者がいた。

 まるで高いところから落下してきたかのように、その者の周囲は小さなクレーターのようになっていて、庭石や植木がいくつか倒れてしまっている。衝撃によるものだろうか。

 その中心に立っているのは……道着袴に武者鎧を身に着け、陣羽織を着て腰に刀を差した……いかにも戦装束といったいでたちの男だった。兜はかぶっておらず、顔は隠されていないが。

 そして、その頭には……角が1本、生えていた。
 円錐形の角ではない。わずかな反りと、刃物のような鋭さがある……まるで刀のような形状の角だった。それが、頭の天辺よりも少し前のあたりから生えている。

 その『鬼』と思しき男は、ゆっくりとタマモのいる方を振り向き、目を合わせる。

「……珍しいこともあるものね。曲者というのは普通、気づかれぬよう忍んでくるものだと思っていたのだけど」

「忍ぶはともかく、騒がせないことについてはそのつもりだったのだがな……長距離の『跳躍』はまだ精度に難があるようだ。夜更けに騒がせたことと、庭を荒らしてしまったことは謝罪する」

 その顔に、タマモは見覚えがあった。
 いや、正確に言えば……よく似た人物を知っていた。

 知っているその人物は、今目の前に立っている男よりもずっと年下だったはずだが――加えて言うなら、人物と言いつつ『人』ではないのだが――面影がある。
 恐らくは同一人物……記憶の中の『彼』が成長した姿であるのだろうと、容易に想像できた。

 そして同時に、もしタマモの予想が当たっていれば、彼は……この数週間、彼女が方々に手を尽くして探していた人物でもあった。

 謎の鎧武者は、ざっ、ざっ、と極めて普通に、堂々と歩いて戸口に近づいてくると……タマモに対して、会釈程度にだが、頭を下げた。

「夜分に失礼つかまつる。『キョウ』の都が妖の御大将……『九尾の狐』タマモ殿」

「いきなり押しかけて来たにしては、礼節はある程度わかっているのかしら? ……酒吞童子一派が1人、『茨木童子』――キリツナ」

「俺のような者の顔と名を覚えていただいていたとは、恐縮の極み。だがその名を呼ばれるのも、今宵が最後となろう」

「……!」

 『確認』の意味を込めて、あえて彼本来の名前で呼んだタマモだったが、その言い回しに、己が危惧していた事態が現実になるのだと、その時確信を持った。

「此度、このキリツナ……親父殿の後を継ぎ、四代目『酒吞童子』を襲名することと相成ったがゆえ、ご挨拶に参った次第。ついては、こちらをお返し申す」

 そう言って、四代目酒吞童子……キリツナは、懐から、一振りの小太刀を出すと、それを敬うような所作がわかるように両手で大切そうに持ち、タマモの元へ歩み寄る。
 そして、片膝をついてそれを、目をわずかに伏せるようにしつつ、タマモに差し出した。

 その刀が何かわかっているタマモは、少しの間を置いて……その刀を受け取った。

 この刀は、キョウでも有数の名工に討たせた名刀であり……さらにそこに、タマモ自らが銘と術を刻み込んで作り上げた『妖刀』だ。
 とはいっても、何か強力な特殊能力などがあるというわけでもないのだが。

 ただ、特別な刀ではある。

 この刀は、かつて『三代目酒吞童子』との間に和解が成立した際、タマモ達の陣営から、平和と友好の証として贈ったものだ。そして、それをこうして返してくるということは……

「……これがあなたの、いえ、あなた達の意思ということか」

「そうだ。もとより我ら『鬼』は戦いの中に生き、そこに己が道を切り開く者。かりそめの平和を享受する時は終わった」

「その平和を、今まさに『かりそめ』にしようとしているのはあなたよ。わかっているの?」

「我ら『鬼』にとり、己が力で勝ち取ってこそ真に意味ある平和。何より、その平和にかまけて牙を研ぐことを忘れた結果が、あの耳長の無頼共による蹂躙と、その後の屈辱の日々だった……我らはもう二度と、一時の平穏のために、己が力を鈍らせて無様を晒す気はない」

「…………」

「これよりこの酒吞童子は、東の都より兵を挙げる。初代が夢に見、二代目が志半ばで手放さざるを得なかった大願……今度こそは、この『ヤマト』の国に、鬼の天下たる世を築くために。今宵はその旨お伝えしに参った次第……その首いずれ戦場にてもらい受けるゆえ、お覚悟召されよ」

 そう、きっぱりと告げ……この上なくわかりやすく、宣戦を布告した。
 『鬼の大将』を継ぐ者が、キョウの都を統べる王者に対して、自分が天下を獲ると。

「……あなたの意思はわかった。けれどそう言われて、はいそうですかと黙って返すと思うのかしら?」

 と、タマモが言うと同時に、庭を取り囲むように衛兵たちが遠巻きに現れ……さらに、ヒナタ、ミフユ、サキ、イヅナ、マツリの側近5人までもが、キリツナを逃がすまいと囲む。
 手には武器を持ち、今すぐにでも戦いを始められるだろう。先程までの話を聞いていたからか、皆、一様に警戒心……を通り越して、敵意をむき出しにしているようにすら見える。

 その光景を見渡し、はぁ、とため息を一つつくキリツナ。

「今宵はただ挨拶に来ただけ。刃を交えるつもりはなかったのだが……」

「それでも、想定していなかったわけではないのでしょう~? この『キョウ』の都中に、ちらほらとですが、あなた方の手勢が入り込んでいるのは知っていますよ~?」

 いつも通りの口調だが、どこか剣呑な雰囲気を漂わせているように思えるヒナタは、腰に差した太刀に手を添え、いつでも抜刀できるように身構えている。
 それは、他の側近たちも同様だ。目の前の男が少しでも戦う素振りを見せた時点で、彼らは武器を取って制圧に乗り出す。それが無理だと判断すれば、抹殺に動くだろう。

「この屋敷とその周辺のみならず~、これは脱出経路としてですかね~、要所要所にうまく散らして~……あらあら、なぜか私達の大切なお客人の家にまで~。ひょっとして人質か何かとしてですか~? だとしたら、表面だけ取り繕って見損ないますね~」

 それを聞いて……なぜかキリツナは、『ん?』とでも言いたげに目を細め、眉間にしわを寄せた。

「……? 都の各所はともかく、客人の家とは……? ……なるほど、それは我が方のお節介焼きの仕業のようだ……意図はわからんが、言を違えたのは事実だな、これは申し訳ない。監督不行き届きだ」

「謝罪など不要でござるよ。こちらこそ申し訳ないが……貴殿をここから返すわけにはいかぬゆえ」

「……あなたは危険。ここで袋叩きにさせてもらう」

「堂々と一人乗り込んできた度胸や潔さに報いることができなくて、申し訳ありませんが」

「大人しくしてくれれば、私達も手荒な真似まではせずに済みますの……無理かもしれませんけど」

 ヒナタに続き、イヅナとサキ、マツリとミフユもそのように言い放つ。
 それを受けてなお、キリツナは微塵も動揺したそぶりは見せない。

 そんなキリツナに、タマモは、
 
「……四面楚歌となることが明らかである敵陣に、こうして1人乗り込んできたその度胸と、礼節をつくしてこの守り刀を返しに来たその誠意は買いましょう。それに応えるのであれば……私も、あなたからのこの宣戦布告を受け……決着は後の戦の場とし、ここは返すべきだったのかもしれない。だが、あなたは先程こう言った、『初代』が夢見た世界を目指すと」

「……ああ、そう言った」

「『初代酒呑童子』は、武人特有の潔さを持つ面こそあれど、その本質は無頼……無法者そのものだった。襲い、戦い、奪い、焼き、食らい、犯し……力こそ法と言わんばかりのその生き様は、当時の英雄・ヨリミツがその首を取るまで続き、秩序とは無縁のそれだった」

「………………」

「今のこのヤマトの国は、朝廷の元に統一され、各地に有力な豪族を残しつつも、大きな戦乱もなく治められている。ここに至るまでに流れた血は、また傷つき倒れた者達の数は、少ないなどとは口が裂けても言えないほど。あなた達はそれを、再び戦乱の時代に戻そうとしている。それも今度は、この地に住む妖怪達を巻き込んだ、夥しい血が流れる世へと。そして恐らくは、そこに至るまで……私に挑む戦いもまた、戦場においてのみ行われるものではないのでしょう」

「そうだな。俺の目指す世は、鬼が鬼らしく、力によって全てをねじ伏せ、なぎ倒し、そしてその後に平和が形作られる世だ。『弱肉強食』……強者が弱者から奪うのは世の道理。最も古く根源的な戦いの動機であり、それはあらゆる戦いの根っこにある絶対の摂理だ。勝つことで、強くあることで我を通し、欲するものを手に入れるというな」

「武人を気どり、誠を掲げるような真似をしながら、民に被害を出し、血を流させることをよしとするか。ただそこに暮らし、日々を精一杯生きているだけの……罪なき、無辜の民たちに」

「腹が減った時に、眼前に現れたウサギの都合を考える狼がいるか? 例えそのウサギに生まれたばかりの子供がいようが、老い先短いご老人の庭先での話し相手になっていようが、食いたい時に獲物を取って食うだろう。罪があるかどうかではない、奪われるか防げるかだ。そのためには、牙を突き立てるもよし、策を弄するもよし。手段は問題にならない、勝つことこそが生存の権利だ。今日こうして挨拶に来たのは、単なる自己満足だ。こういう手段を選択できることもまた、勝つ者としての権利に他ならない。法とは、無法の中に、争いを経て形作られる1つの『結果』だ」

「……ならばこそ、貴様をここから返すわけにはいかない。リスク……危険を承知で貴様はここに1人で来た。そして、戦いの場に手段は選ぶ必要はないと自分で言った。……ならば、ここで我らが、戦いが始まる前に決着をつけんとしても、文句はあるまいな」

「無論だとも。……もっとも、それができればの話だがな」

 そう言って、キリツナは……腰に差した刀に手を添えた。

 その瞬間、5人の側近は弾かれたように前に飛び出し、各々の得意技をもって、武器を取らんとした無頼漢を制圧せんと攻撃する。
 殺しても構わない、致し方ないと最初から割り切っているのだろう……その勢いには、迷いと呼べるものは全く感じられなかった。

 そんな、さっき溢れる5つの刃の向かう先にいるキリツナは……その攻撃が放たれる刹那、

「……先の、言を違えた非礼……その詫びの代わりだ。死人は出さずにお暇させてもらう」

 腰の刀……その、わずかにのぞいている刀身が、赤く輝きを放っているそれを、抜き放った。


 ☆☆☆


 ほぼ同時刻。
 場所は、ミナト達が滞在している屋敷。

 午後9時という時間は、ミナト達にとって、必ずしも『そろそろ寝る時間』とは言えない。そのため、まだ置きて何かしらの仕事をしたり、趣味に興じたりしている者がいることから、部屋のいくつかには明かりが灯っている。

 研究に興じたり、今日の『陰陽術』の講義を復習するミナトなどはその筆頭たる例だが……それでも、あまり遅くまで起きないようには気をつけている。

 健康や、翌朝の眠気などの問題もあるが……ミナト達は現在、ここに『客人』として滞在している。そして、こういう場所に努めている侍女や奉公人といった存在は、主人が寝るまで寝ることを許されない。何かあった時に、すぐに呼ばれて出ていくためにだ。

 無論、務めている全員がそうというわけではなく、シフトと呼べるものを組んで、日ごとの交代制でそうしているのだが……中には、ミナトに心酔したり慕う余り、自主的に起きている者もいる。

 その筆頭がサクヤであり、元々睡眠時間が短くてもさほど苦ではない彼女は、いつどのようにミナトに呼ばれてもいいように、ミナトが起きている間は決して寝ない。それが例え徹夜でも。
 屋敷中に張り巡らせた蜘蛛の糸でもって、屋敷内の音を聞き、リアルタイムで状況を把握する。一声『サクヤー?』と呼ばれるだけで、いつでもミナトの元へ馳せ参じる用意はできていた。

 ……ゆえにこそ、その『異変』に気づいたのは、彼女が最初だった。

「…………? 誰だ? この屋敷にいる、誰の足音とも違う……侵入者?」

 敷地内に張り巡らせた糸を伝って聞こえて来た『足音』。
 そこから素早く状況を把握したサクヤは、ミナトに報告すべく、戸を開けて外に出ようとして……まさにそこに居た侵入者を目撃した。

 とっさに身構えた彼女に対し、侵入者は身じろぎ一つせず、視線だけを向けてただ立っている。

 フード付きの黒い外套をすっぽりとかぶって全身を覆っており、身長くらいならともかく、体格やその下の服装、素顔は見て取れない。
 さらに言うなら……今目の前にいるというのに、なぜかその気配は酷く希薄だった。

 夜の闇もあって、『複眼』を有し、常人とは比べ物にならない視力と、闇をものともしない視界を持つサクヤでも気を抜けば見失ってしまいそうなほどだ。
 繰り返すが、今こうして『目の前にいる』というのにだ。

 サクヤは困惑しながらも、つい最近貰った、左手中指にはめている『指輪』から、収納していた武器を取り出して構え……そこでようやく、この指輪でミナトに念話を飛ばすこともできたということを思いだした。

 しかし、その機能を使うより先に……侵入者が口を開いた。

「その肌、その目、その腕……『土蜘蛛』一族の末裔だな」

「……何者だ? ミナト殿を害する目的で来たのなら……いや、侵入した時点で無事に返すつもりなどない。大人しく……」

「異国人に用があってきたわけではない。用があるのは貴様だ、『土蜘蛛』」

「何……!?」

 その言葉に困惑するサクヤに向けて、男はこう言った。

「我は四代目『酒呑童子』・キリツナ様に仕えし者……『土蜘蛛』の末裔・サクヤよ、貴様を迎えに来た。古の盟約に従い、我らが軍に加われ」



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