第三皇子の嫁入り

白霧雪。

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第三章

《 七 》

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 薬臭い室内で、花仙が診察されているのをじっと黙って見つめていた。

「――……うん。もう治療はいらないね」

 すっかり痣のなくなった綺麗な腕に、癒神仙が「良」と頷く。三日かかると言ったとおり、三日目の昨日、桶いっぱいに呪血を吸い出して、今日は四日目の朝。

 癒神仙とふたり、二言三言会話をするだけの詰まらない時間にもう耐える必要もない花仙は、ぐっと背伸びをして蓮雨リェンユーに微笑みかけた。

「心配かけたな。もう平気だよ」
「花仙……! 良かったです、えぇ、ほんとうに良かった……!」

 力いっぱいに腕の中に蓮雨リェンユーを閉じ込めて、つむじに口づけを落とす。

「これで付き合ってないんだよなぁ」と心底不思議に首を傾げる癒神仙。パッと見れば、何度か情は交わしているのが明らかに見てわかる。塔を訪れた頃よりは、蓮雨リェンユーの体内の花仙の仙気は薄くなっているが、その分全身の至る所にくまなく花仙の仙気がべったりとついている。今もまさにつけている最中だった。そんなことしなくても、誰も取らないというのに、独占欲の強い奴だ。

 蓮雨リェンユー蓮雨リェンユーで、口ではつれない事を言っているが、花仙がそばに居ないとそわそわと落ち着かないし、視線も定まらずにまるで迷子の子供のようだった。表情はあまり豊かではないのだろうが、蒼く美しい双眸が全てを物語っている。目は口程に物を言う。

 関係がなんであれ、花仙がそれでいいのなら口は出さない。花仙との、否、初代との約束だった。口は出さないが、面白おかしくちょっかいをかけるくらいなら彼女も許してくれるだろう。

 どう揶揄ってやろう、愛の妙薬でも盛ってやろうかな。三日間生殺しだったわけだし、と要らぬお節介を考えていた癒神仙は部屋の外に見知った気配を感じて笑みを深めた。そういえばそろそろ定期診察の時期だったか。花仙をおちょくるのにはなんとも丁度良い!

「――待っていないで、どうぞ入って」

 師と弟子の感動の再会をお膳立てしてやろうじゃないか。

「――お邪魔しますよ。久しいですね、花謝ファシェ

 花謝ファシェ

 怪訝な顔をする蓮雨リェンユーは、頭の上から聞こえた花仙の茫然とした呟きに口を噤んだ。これは、邪魔をしてはいけないやつだと理解する。

「秀せんせい……! 嗚呼、本当に秀師だ。お久しぶりです。お元気にされていましたか?」

 そっと、ふたりの再会の邪魔をしないようにそばを離れる。

 秀師、と花仙は喜びを滲ませた声で呼ぶ。何度か、会話に出てきたことのある秀神仙、その人だろう。

 線が細く儚い印象を見るものに持たせる怜悧な瞳の秀麗な人だ。所作のひとつひとつが丁寧で、仙師というよりは貴族の病弱なお坊っちゃんと言われたほうが納得できそうだった。

「花仙はね、かつて秀仙に師事をしていたんだよ」

 いつの間にか隣に来ていた癒神仙がかいつまんで教えてくれる。師と仰いでいたのは初代花神仙だが、秀神仙の元で行われる期間限定の座学に花仙はかつて参加していた。もう数十年、もしかしたら百年ほど経つかもしれない。あの頃はまだ可愛げがあったなぁ、と感慨深く呟く癒神仙に気付かれないように頬の内側を噛んだ。

 あんなに声を弾ませている花仙を見たことがない。蓮雨リェンユーの前ではいつもすまし顔で、多くを語らない。花仙にとって蓮雨リェンユーは庇護下にある守るべき弱き存在だが、秀神仙はいつまでたっても尊敬すべき偉大なる師のひとりだった。どうあがいてもその関係は変わることなく、蓮雨リェンユーは花仙に守られるしかない。

「嫉妬してる?」
「していません。花仙と……彼の師の再会を喜んでいるんです」
「喜んでいる顔には見えないんだけどなぁ」
「目、見えないんでしょう」
「見えなくともわかる。君の気が揺れて、沈んでいるんだ。喜んでいるわけがない。ふふ、花謝ファシェの怪我も治ったことだし」
花謝ファシェ

 癒神仙の口からも聞こえた「花謝ファシェ」とはやはり、花仙の名か、字なのだろう。神仙にも、名前があるのか。

「……花謝ファシェ、というのは、花仙の名ですか?」

 凪いだ瞳が癒神仙を見る。やけに落ち着いていて、風一つ吹かない湖面のようだった。

 蓮雨リェンユーは多面性がある。愛する母の前では、母を慈しむ愛息子。母のいない皇宮では、冷たく怜悧な第三皇子。そして、花仙の前ではただの蒼蓮雨ツァンリェンユーでいられる。良くも悪くも、花仙は名の通り花のような男だ。自由気ままに風に吹かれて、風流を愛し――人が嫌いな神仙。そんな男が、唯一側にいることを許したのが蓮雨リェンユーだった。

 生贄が捧げられたと風の噂で耳にしていたが、まさか連れ立って塔を訪れてくるとは思わなかった。だが、よくよく思い出せば蒼蓮雨ツァンリェンユーは花に祝福された皇子だった。

「神仙は、どうやってなるのかわかる?」
「え、……天翔てんしょうして、ではないのですか?」

 天翔とは、功徳を積み、人が天界へと昇り神となることだ。

「いいや。私たちは人よりもずっと長生きをしているけれど、あくまでも人の括りなんだよ。天翔もしていないし下界に降りてきたわけでもない。まぁ、そろそろ昇ってこいと催促されてはいるんだけどねぇ。下界には未練がたくさんあるからさ」

 花神仙も、癒神仙も、人が勝手につけた呼び名だった。その名で呼び、敬い、崇めて名が広がってしまってはいるが、もともと人である彼らにも人としての名前がある。

花謝ファシェは、花神仙の字だよ。聞いてない?」
「聞いていません」
「あらあらあら、まぁまぁまぁ」

 思わず口元に手を当てて、癒神仙は視線を斜め上に逸らした。明らかに拗ねている。とんでもなく面白い状況なのに、当の本人(花仙)が気付いていないのが腹がよじれそうなくらい面白い。

「癒神仙にも、字があるのですか?」
「あるよ。でも、私はひとりにしか教えないと決めているんだ。ごめんね、教えられなくって」
「いえ、別に興味もありませんので」

 ツン、と再び花仙へと視線を向ける蓮雨リェンユーに頬が引き攣った。天下の神仙(のひとり)に面と向かって興味もありませんって。過激派が聞いたら木の棒で袋叩きにされる発言だ。

 花仙にはツンデレデレデレなのに、その他大勢にはツンしかない。――花仙はそれも含めて可愛いとか思っているんだろうなぁ。むしろ、自分以外と会話もしてほしくない、とか思っていそうだが、当の本人が憧れの師を前にして現を抜かしている。

 癒神仙は傷ついている人がいれば救い助け、癒しを与えるが、その根本に存在するのは「人は死んだ後が面倒」というわりと薄情な面だった。秀神仙や武神仙は仁愛なる尊いお方だが、花神仙や美神仙はどちらかと言えば癒神仙寄りの考え方をしている。人は死ぬと、未練や怨念を残していく。悪さをする怨霊悪霊は祓除しなければいけないし、未練は解消してあげなければいけない。周りを黙らせて見返すのに仙師となるのがてっとり早かったからで、別に崇高な思いを抱いているわけじゃない。

「花謝と呼んであげなよ。きっと喜ぶよ」
「いいえ。花仙が私に教えていないのに、どうして呼ぶことができましょう。教えてもいないのに、突然呼ばれたら誰だって気持ち悪いでしょう。それに、呼ばれたくないから教えないのかもしれませんし」

 笑みを浮かべず、静かな横顔は夜露に濡れた花のように冷たい。

 花仙に負けず劣らず拗らせている。頬が引きつるのを堪えきれなかった。

「頼れる人がいたんですね」
「ふたりだけさ。秀師と、花仙――一番目の花仙だけ」
「ふたりもいるなら、十分でしょう」

 蓮雨リェンユーには頼れる人なんていなかった。

 ああ、もう何を言っても卑屈に捉えてしまうのか。見えるところに傷はないけど、きっと内側は傷だらけでボロボロなんだろう。そして、それに自分自身で気づけていないからどんどん傷ついてしまう。

「……はぁ、あとで気を落ち着ける茶を入れてあげるよ」
「私は落ち着いていますが」
「美味しいから黙って呑みなさい。……ほら、そこのふたりもいつまで喋っているの。さっさと情報交換をすませてしまおう」

 止めなければきっといつまでも話していた。会話に混ざるでもなく、ただその様子を気配を小さくして邪魔をしないように黙って見ている蓮雨を気の毒に思ったわけじゃない。師弟の契は切ろうと思って簡単に切れるものではないのだ。

 不安定に揺れる蓮雨リェンユーの気にため息を吐く。きっと、外界で皇宮にいたときもこのようにしていたのだろう。

 ひとつ下の階層にある客間に移り、囲んだ卓子には三枚の呪符が置かれている。半分が焼けこげているのが花仙が浄化した呪符で、残りの二枚が癒神仙と秀神仙が浄化した呪符だ。浄化されたことで呪符自体の禍々しさは清められ、改めてきちんと呪符を見ることができた。

蓮雨リェンユー? 顔色が悪いぞ」
「もしや、浄化されたとはいえ呪符の気に当てられたのでは?」
「あ、いえ、気にしないでください。話の続きをしましょう。この呪符が……?」

 不自然、すぎただろうか。

 横から花仙の視線を感じるが、気づかないふりをして呪符を見つめる。書かれている呪文は同じだが――蓮雨リェンユーは、皇宮で同じ呪文を見たことがあった。

「こうして見ると同じだけど、違う部分があります」
「呪符の作成者と、使用者が違う」
「えぇ。その通りです。けれど、こうして並べてみるとさらにわかることがありますね」

 秀神仙の穏やかな陽だまりのような声は聴く者の心を落ち着かせて緩やかな眠気を誘った。寝物語に聞いたならゆっくりと眠れるだろうな、と思いながら並べられた呪符を見る。蓮雨リェンユーには、横から見ても上から見ても同じ呪符にしか見えなかった。作成者と使用者が違うと言うが、その見分けすらつけられない。

 だが、二人の神仙は「なるほど」と首肯して納得して頷く。

「作成者は同じだけれど、使用者がそれぞれ違うんだね」
「はい。呪符を作った者がばら撒いているのでしょう。だから州も違うのに同じ呪符が御神木に仕掛けられていたんです」
「複数人いたからできた事か」

 邪教、あるいは邪仙教とは正道である仙道から外れた邪道を修める者たちの集まりだ。邪教道士と言うだけで人々は恐れ、白い眼を向けられる。太股の上で拳を握りしめて、口元を引き結んだ。蓮雨リェンユーは皇宮で――母のへやでこの呪符と同じ呪文を見た事があった。その時は呪符ではなく、木札に墨で書かれていたが、間違いない。同じ呪文だ。

「この呪符の呪文は、なんと書かれているのですか?」
「”花不是人”」
「”花は人ではない”? それ、だけですか?」
「至って単純でわかりやすいな。短ければ短いほど、呪符は効果を発揮する。呪文を短くすることで、結界陣の効果を高めているんだろう」

 なぜ、その呪文が書かれた木札が母の室にあったのか。眉間に皺を刻んで考え込むが、いくら頭を回しても答えは出てこない。もし、母に害を成す者の仕業なら、とそう思うと今すぐにでも母の元へ駆けだしたくなるが皇宮には仙位の高い道士たちがたくさんいる。侍女の猫鈴マオリンだって、今でこそ侍女としての仕事を全うしているがもともとは修練を積む仙子だったのだから、今すぐに行かなくても大丈夫なはずだ。

「五州の花不是人の呪符は浄化したのであれば、花仙が祝福の陣を展開すれば花は咲く――んですよね?」

 確認の意図も含めて、尋ねる。心臓はドキドキと、バクバクと大きな音を立てている。咲いてほしいいとも、咲かないでほしいとも思う。母の元へ帰りたい。帰らなければいけない。――けれど、花仙と離れたくもない。握りしめた拳の内側で、柔らかな手のひらに爪が突き刺さる。

 秀神仙の黒い眼に蓮雨リェンユーが映し出された。表情は強張って、今にも泣きだしそうな顔だった。

「花が咲いたのなら、皇子殿下はどうなさるんですか?」
「――え?」
「国に花を咲かせるために花謝ファシェに捧げられたのならば、その運命さだめを受け入れるべきなのではないでしょうか」

 全身が凍りつき、指先から冷たくなっていく。サァ、ともともと白い肌がさらに青白くなる。

 何か口を開こうとした花仙を目で制して、秀神仙は再度言葉を紡ぐ。

「帰ったところで、皇宮に皇子殿下の居場所があるとでも?」

 はくり、と言葉にならなかった吐息が溢れた。瞳孔が収縮を繰り返して、考えないようにしたことをまざまざと突きつけられて呼吸すらままならない。

 わかっていた。考えないようにしていた。生贄の儀式は、死にに行くようなもの。五体満足で皇宮へ、母の元へ帰ったところで第三皇子の怨霊か僵屍きょうしが現れたと大騒ぎになるのがオチ。夢蝶モンディエを通して見た皇宮は、蓮雨リェンユーがいなくなってもいつも通りの風景が続いていた。唯一の変化があるとすれば、ほとんど寝る時くらいにしか使っていなかった第三皇子宮が取り壊されて、慰霊を鎮める祠が建設中だったくらい。皇宮の彼らにとって、蓮雨リェンユーはとっくに死んだ存在だった。

「そん、なの、わかっています」
「わかっているなら、なぜ帰るなどと仰るのです?」
「帰らないと、いけないからです」
「何処へ?」
「母の元へ」

 ただただ、母が心配なのだ。私のせいで周りからの扱いも適当で、小さな宮に押し込められた母。親しい友が、信頼のおける僕も居らず、たったひとりの母。

 あたくしの子、愛しい子、あたくしの分身で、唯一無二の半身、二人目のあたくし、離れては駄目よ、あたくしたちはずっと一緒にいるの。ずっと一緒にいなければいけないの。蒼い瞳はどろりと濁り、美しい息子を閉じ込めた。

 帰らなければいけない――もはや、蓮雨リェンユーの意思でもなんでもなかった。花仙は嫌悪に目を眇め、秀神仙は訝し気に蓮雨リェンユーを見つめる。刷り込みに近い呪詛が蓮雨リェンユーの思考を取り巻いていた。帰らなければいけないと言う強迫観念は、強制をされているものだった。

花謝ファシェ、あとで話があります」
「……はい」
「皇子殿下。皇子殿下、申し訳ありません、意地悪をしてしまいましたね。母が恋しいのは誰も同じですから、突然引き離されては辛いでしょう。きちんと、お別れをしにいきましょうね」
「別れを、告げなければいけないのですか」

 茫然と、口からこぼれていく。

「えぇ。それに、まだ花不是人は解決していません。皆さんお忘れのようですが、神木の祖と言えば、何を思い浮かべますか?」

 ゆるりと首を傾げた秀神仙に、全員の頭に皇宮の中心で枝を広げる大きな老樹を思い出させた。

「まさか、大花神樹ダ―ファシェンジュ……?」

 神々しく、純白の花を咲かせる見上げるほど大きな大樹は、かつて神仙たちが国を創った前から存在している。現在、国中の花が閉じてしまっている中で唯一大花神樹だけが花を咲かせていた。国全体を覆う結界陣は強力で、大花神樹が倒れてしまったら国は滅んでしまう、とすら言われている。

 黄州で出会った邪教道士には、呪符を浄化して回っているのがバレてしまった。浄化する者がいるのなら、新たに呪符を仕掛けに行くよりも手っ取り早く、邪教道士たちは最も効果的な御神木を狙うはず。国を支えていると言っても過言ではない大花神樹にまさか手を出す輩がいるとは思わず、完全に盲点だった。

「弟子たちに調べさせました。近頃、皇宮付近で怪しい動きをする邪教があると報告を受けています。邪道の源である陰気が最も強くなるのは全てが闇に覆われる新月の夜――二日後です」




 
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