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異世界への国家転移
第2話:テイク・オフ
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_東部方面地方軍基地、滑走路 20:00
滑走路のいたるところに設置された誘導灯。赤や緑色で激しく光るライトの光に照らされる一機の迷彩柄の航空機の姿があった。
そのシルエットは、一言で言えば『輸送機』である。小柄な機体にT字尾翼、2基のターボファンエンジンという堅実な設計で作られた偵察機。その名前を、『RP-51』と言う。
「スクランブルかと思えば……いきなり偵察とはなぁ……」
RP-5の機長、セルヒオはため息まじりに呟く。
『本来なら俺たち偵察科は非番なはずなんだがなぁ……』と呟く。だが、司令部からの話ではなんとこれは大統領府からの直々の命令らしいのだ。いざ大統領府からの命令となると、司令部はいつも以上に張り切り、偵察科の中でもトップクラスの腕利きであるセルヒオなどを指名して偵察任務を遂行するように指示してきた。
本来なら非番であったはずのセルヒオは、何かの冗談かと思い何度も聞き返したほどだった。せっかくの非番をダメにしないでくれ、と思いながらも現在はこうして機体に乗り込んでいる。
「……仕方ないですよ。こんな状態じゃ誰だって……」
一切通信が繋がらないGPSを見つめながら副機長のダビは呟く。機器の故障では無いらしいのだが、先ほどからなぜかGPS衛星などを使用する機器の応答が一切ない。これを見た整備士も何が何だかさっぱり、と言いたげな様子だった。
「何はともあれ離陸だ離陸。管制塔、応答願う」
『こちら管制塔、どうぞ』
「これより本機は離陸体制に入る。繰り返す、離陸体制に入る。他の機を離陸させないでおくれよ」
『わかってますって』
ガチャッ
機長は管制塔との通信を終え無線を置くと、離陸体制へと移った。
_数時間後、ムベガンド王国南東30キロ、シルヴィア海上空
「うー……さぶ」
はるか上で見守るように浮遊する巨大な赤い星《つき》。その下にある南方海域の一つ、シルヴィア海の上を悠々と飛翔する一匹のドラゴンと、一人の男の姿があった。
季節が冬である今、それも夜中に哨戒飛行をさせる軍部は頭がおかしいのか、と思う人物の名はアローウィ。ムベガンド王立空軍第二飛行隊に所属する生粋の航空兵である。
彼の所属する第二飛行隊は、ここ最近国家間での緊張が高まったダーダネルス帝国の来訪に備えるべく24時間体制での過酷な哨戒任務を任されており、今日の当直は運悪くアローウィで、いつもよりやけに寒いこのシルヴィア海上空を飛行する羽目になってしまった。
「ったくよ……なんでこんな寒いんだ」
翼竜の毛皮でできたコートを深々と来ているにもかかわらず、その温度は全く変化がない。
確かにこの付近の空域・海域は寒いことで有名だが、何もここまで寒くはなかったはずだ。
「てかさ……第一、ここまで遠回りで艦隊が来るわけないだろ……」
アローウィはブツブツと独り言を呟く。ダーダネルス帝国は彼が現在飛翔中のシルヴィア海域とは真反対、南西に位置し、普通に考えれば来る可能性は低いだろう、とルーサは客観的に見ていた。
だが、彼の予想をはるかに超えたものが、眼前に現れることとなる。
「……んぅ……?なんだぁ、あれ?」
彼の眼前に現れたのは、赤と緑色の光だ。それも今夜空満点に広がる星々と違い、規則的に点滅している。
なんだなんだと目を凝らしてその点滅を見つめる。
「……神の乗る……浮舟……」
彼はふと、ひと昔前に読んだことがある聖書に乗っていた神の乗る浮舟を思い出す。その記述では『神の乗る浮舟の放つ光は点滅し、速度は音を軽く超える』と書かれてあったはずだ。
「物は試しだ!近づいてみるか!」
彼は好奇心につられ、任務も忘れて点滅する光へと飛ぶよう愛騎に指示する。
『す、すまんが何か嫌な予感がする。勘だが……行きたく無い』
対する愛騎は怯えた声で、ただただそう答える。いつもはあんなに好奇心が強いのに珍しい。だがドラゴンの感はよく当たる、と空軍ではもっぱらの噂だ。実際、ドラゴンの勘で命を救われた者は大勢いる。もし愛騎の言うことが正しいなら、近づくのは止しといたほうがいいだろう。
「そ、そうか……」
個人的にはあの光がなんなのか知りたいが、そのためだけに命をかける必要はない。哨戒任務を再開しよう__そう思った時だった。
ゴォォォォォォォォォォォッ……
彼の背後から、謎の轟音が鳴り響いているのがわかる。アローウィは危機を感じてとっさに愛騎に回避軌道を取らせる。
グォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!
「な、なんだぁっ!?」
回避機動を取った後すぐに発生した衝撃波により愛騎は姿勢を崩しそうになるが、なんとか姿勢を直す。
アローウィはとっさに周囲を確認すると、轟音を放つ物体が目に入った。
「なんだよ……!?なんだあれぇっ!?」
彼は自分の目を疑った。轟音を放ちながら上空を飛翔するそれ。翼は羽ばたいておらず、胴体は円形。翼についた卵をそのまま大きくしたようなものからは火が出ている。目測で見ても明らかに愛騎よりも大きい。下手をすれば、海竜類並のサイズはあるだろうか。それが、自分よりも早く飛んでいる。
「は、早く司令部に報告だッ!」
アローウィは若干パニックになりながらも、積み込んでいた拳サイズの魔導電信機を手に取り、回線を司令部につなげる。
「し、司令部ッ!司令部ッ!こちら第二飛行隊所属…アローウィッ!応答願う!」
『__こちら司令部。アローウィ、どうした?』
「げ、現在未確認飛行物体を追跡中!!そ、その形は……我々の既知のものとは……全く違う!」
アローウィが精一杯の声で司令部にそう伝えたが、相手からの返答は最悪な者だった。
『__俺たち司令部をバカにしないでくれよ……頼むから。ただでさえ、俺たちはダーダネルス帝国に対する対策で大忙しなんだ。わかるだろ?』
呑気に語り出す司令部に、アローウィは若干の苛立ちを覚え、これならどうだと言わんばかりの声で再度司令部に対して言う。
「これを!これを聞いても……そんなことが……言えるのかッ!」
魔導電信機を勢い良く轟音を発する物体の方向へと向け、音量を最大にして司令部に対して送り届ける。
『う、うるさぁぁぁぁぁぁい!わかった!わかったからやめてくれ!』
音量を元に戻し、魔導電信機を口元へと動かす。
「と、とにかく!今すぐにでも基地で待機中の部隊を!」
『りょ、了解した!すぐに増援を送る!』
「__ッ!感謝する!」
アローウィはすべきことはやったと判断すると、覚悟を決めて未だ観察するかのように飛翔している未確認飛行物体へと向かう。
「__ッ!は、速いッ!?」
だが、現実は非情だった。その未確認飛行物体の速度は、愛騎の速度をはるかに凌駕し、気づけば彼の視界から、未確認飛行物体の姿は無くなっていた。
_____
RP-51の元ネタ:X-55
滑走路のいたるところに設置された誘導灯。赤や緑色で激しく光るライトの光に照らされる一機の迷彩柄の航空機の姿があった。
そのシルエットは、一言で言えば『輸送機』である。小柄な機体にT字尾翼、2基のターボファンエンジンという堅実な設計で作られた偵察機。その名前を、『RP-51』と言う。
「スクランブルかと思えば……いきなり偵察とはなぁ……」
RP-5の機長、セルヒオはため息まじりに呟く。
『本来なら俺たち偵察科は非番なはずなんだがなぁ……』と呟く。だが、司令部からの話ではなんとこれは大統領府からの直々の命令らしいのだ。いざ大統領府からの命令となると、司令部はいつも以上に張り切り、偵察科の中でもトップクラスの腕利きであるセルヒオなどを指名して偵察任務を遂行するように指示してきた。
本来なら非番であったはずのセルヒオは、何かの冗談かと思い何度も聞き返したほどだった。せっかくの非番をダメにしないでくれ、と思いながらも現在はこうして機体に乗り込んでいる。
「……仕方ないですよ。こんな状態じゃ誰だって……」
一切通信が繋がらないGPSを見つめながら副機長のダビは呟く。機器の故障では無いらしいのだが、先ほどからなぜかGPS衛星などを使用する機器の応答が一切ない。これを見た整備士も何が何だかさっぱり、と言いたげな様子だった。
「何はともあれ離陸だ離陸。管制塔、応答願う」
『こちら管制塔、どうぞ』
「これより本機は離陸体制に入る。繰り返す、離陸体制に入る。他の機を離陸させないでおくれよ」
『わかってますって』
ガチャッ
機長は管制塔との通信を終え無線を置くと、離陸体制へと移った。
_数時間後、ムベガンド王国南東30キロ、シルヴィア海上空
「うー……さぶ」
はるか上で見守るように浮遊する巨大な赤い星《つき》。その下にある南方海域の一つ、シルヴィア海の上を悠々と飛翔する一匹のドラゴンと、一人の男の姿があった。
季節が冬である今、それも夜中に哨戒飛行をさせる軍部は頭がおかしいのか、と思う人物の名はアローウィ。ムベガンド王立空軍第二飛行隊に所属する生粋の航空兵である。
彼の所属する第二飛行隊は、ここ最近国家間での緊張が高まったダーダネルス帝国の来訪に備えるべく24時間体制での過酷な哨戒任務を任されており、今日の当直は運悪くアローウィで、いつもよりやけに寒いこのシルヴィア海上空を飛行する羽目になってしまった。
「ったくよ……なんでこんな寒いんだ」
翼竜の毛皮でできたコートを深々と来ているにもかかわらず、その温度は全く変化がない。
確かにこの付近の空域・海域は寒いことで有名だが、何もここまで寒くはなかったはずだ。
「てかさ……第一、ここまで遠回りで艦隊が来るわけないだろ……」
アローウィはブツブツと独り言を呟く。ダーダネルス帝国は彼が現在飛翔中のシルヴィア海域とは真反対、南西に位置し、普通に考えれば来る可能性は低いだろう、とルーサは客観的に見ていた。
だが、彼の予想をはるかに超えたものが、眼前に現れることとなる。
「……んぅ……?なんだぁ、あれ?」
彼の眼前に現れたのは、赤と緑色の光だ。それも今夜空満点に広がる星々と違い、規則的に点滅している。
なんだなんだと目を凝らしてその点滅を見つめる。
「……神の乗る……浮舟……」
彼はふと、ひと昔前に読んだことがある聖書に乗っていた神の乗る浮舟を思い出す。その記述では『神の乗る浮舟の放つ光は点滅し、速度は音を軽く超える』と書かれてあったはずだ。
「物は試しだ!近づいてみるか!」
彼は好奇心につられ、任務も忘れて点滅する光へと飛ぶよう愛騎に指示する。
『す、すまんが何か嫌な予感がする。勘だが……行きたく無い』
対する愛騎は怯えた声で、ただただそう答える。いつもはあんなに好奇心が強いのに珍しい。だがドラゴンの感はよく当たる、と空軍ではもっぱらの噂だ。実際、ドラゴンの勘で命を救われた者は大勢いる。もし愛騎の言うことが正しいなら、近づくのは止しといたほうがいいだろう。
「そ、そうか……」
個人的にはあの光がなんなのか知りたいが、そのためだけに命をかける必要はない。哨戒任務を再開しよう__そう思った時だった。
ゴォォォォォォォォォォォッ……
彼の背後から、謎の轟音が鳴り響いているのがわかる。アローウィは危機を感じてとっさに愛騎に回避軌道を取らせる。
グォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!
「な、なんだぁっ!?」
回避機動を取った後すぐに発生した衝撃波により愛騎は姿勢を崩しそうになるが、なんとか姿勢を直す。
アローウィはとっさに周囲を確認すると、轟音を放つ物体が目に入った。
「なんだよ……!?なんだあれぇっ!?」
彼は自分の目を疑った。轟音を放ちながら上空を飛翔するそれ。翼は羽ばたいておらず、胴体は円形。翼についた卵をそのまま大きくしたようなものからは火が出ている。目測で見ても明らかに愛騎よりも大きい。下手をすれば、海竜類並のサイズはあるだろうか。それが、自分よりも早く飛んでいる。
「は、早く司令部に報告だッ!」
アローウィは若干パニックになりながらも、積み込んでいた拳サイズの魔導電信機を手に取り、回線を司令部につなげる。
「し、司令部ッ!司令部ッ!こちら第二飛行隊所属…アローウィッ!応答願う!」
『__こちら司令部。アローウィ、どうした?』
「げ、現在未確認飛行物体を追跡中!!そ、その形は……我々の既知のものとは……全く違う!」
アローウィが精一杯の声で司令部にそう伝えたが、相手からの返答は最悪な者だった。
『__俺たち司令部をバカにしないでくれよ……頼むから。ただでさえ、俺たちはダーダネルス帝国に対する対策で大忙しなんだ。わかるだろ?』
呑気に語り出す司令部に、アローウィは若干の苛立ちを覚え、これならどうだと言わんばかりの声で再度司令部に対して言う。
「これを!これを聞いても……そんなことが……言えるのかッ!」
魔導電信機を勢い良く轟音を発する物体の方向へと向け、音量を最大にして司令部に対して送り届ける。
『う、うるさぁぁぁぁぁぁい!わかった!わかったからやめてくれ!』
音量を元に戻し、魔導電信機を口元へと動かす。
「と、とにかく!今すぐにでも基地で待機中の部隊を!」
『りょ、了解した!すぐに増援を送る!』
「__ッ!感謝する!」
アローウィはすべきことはやったと判断すると、覚悟を決めて未だ観察するかのように飛翔している未確認飛行物体へと向かう。
「__ッ!は、速いッ!?」
だが、現実は非情だった。その未確認飛行物体の速度は、愛騎の速度をはるかに凌駕し、気づけば彼の視界から、未確認飛行物体の姿は無くなっていた。
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RP-51の元ネタ:X-55
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