47 / 63
始めようか、戦争を ー敵地侵攻編ー
第49話:巨大化した『アレ』(2) v0.0
しおりを挟む
_皇城、第三階層
「ど、どうします!?あれ!?」
隊員の一人が焦った口調で言う。
「あ、あれ気持ち悪すぎねぇか!?」
隊員達が見た物。あえてオブラートに包めば台所に巣喰い茶色の見た目をしたとても素早い雑食の大量に繁殖する生き物。ダイレクトに言えば、ゴキブリ。独自の進化を遂げたのか、そのサイズは既知のものと比べても数十倍・・・40センチくらいだ。しかも細部もそのまま巨大化し、もはやゴキブリを眼前で見ている気分になってしまう。それが数十匹、天井にくっついてカサカサと言う音を立てながら這い回っている。まさに地獄絵図だ。集合体恐怖症ならその気持ち悪さもあってイチコロだろう。
「あれ・・・大丈夫なんですかね?」
隊員が見てはならないものを見たような目で隊長に聞く。
「さっきの叫び声でも気づいていないみたいだからな・・・下手に手を出すとまずい」
隊長は動揺を隠せない声で静かに言う。
「お前ら!フラッシュライトを消して物音を立てずに進むぞ!」
「え!?イヤイヤ待ってください!他にも道あるでしょう!?」
まるで嫌がるような声で隊員が言う。
「だがもう時間がない!」
隊長はそう言うと、腕につけた腕時計を指差す。
「ですが!」
「ですがもこうもない!こうしている間にも、陽動部隊を殲滅した敵の援軍がやってくるかもしれないんだぞ!?」
その声で、隊員はやっと気づく。
「・・・わかりました。とっととあそこを通過して、目標を確保しましょう」
「わかってくれたか・・・。バスケス隊員!TB&PP-5を構えておけ!中腰で奴らの真下を通過するぞ!」
『了解・・・』
隊員達はあの不快害虫《G》に対する警戒を怠ることなく、中腰になる。
「た、隊長・・・あなたが先頭行ってくださいよ・・・」
「わかってるって」
第一陸戦隊は隊長を先頭に、不快害虫の真下通過《G》を開始した。
「う・・・うぇ・・・」
隊員達は頭上の不快害虫《G》達が発するひしめき音をこらえながら、ゆっくりと下を通っていく。
カサ・・・カサカサッ・・・
「よし・・・もう直ぐだ・・・もう直ぐ・・・」
不快害虫《G》嫌いの隊員がそう言った直後だった。
キュッ__ドサッ!
『ッ!』
よりにもよって不快害虫《G》のひしめく真下で、隊員が盛大に音を立てて転ぶ。その音を察知した不快害虫《G》達は一斉に捕食活動を開始。次々と天井から舞い降り、隊員達を喰さんとこちらへと向かってくる。
「全員応射ァッ!あの扉まで向かえェッ!」
バババババババババババッ!
隊長が出口があるであろう扉を指差し、隊員達は応射と並行してそこへと向かう。隊員達が銃のトリガーを引き、銃弾が発射されるたびに発生するフラッシュによって幻想的な空間と化していく。
「こ、こいつら予想以上に速いぞ!」
さすが巨大化した不快害虫《G》。速度も尋常ではないほど速く、銃弾をヒョヒョイと避ける。おそらく一般人なら一瞬で追いつかれるだろう。
「おい!バスケス!ドラゴンブレス弾を使えッ!」
「ほいほーい」
隊長が言った『ドラゴンブレス弾』とは、内蔵したアルミやジルコニウム(人口ダイヤ)などの発火性粉末を着火して発砲する銃弾である。発射時に花火のように火が尾を引くことから主に娯楽用として用いられれる。今回はあくまでも威嚇用として持っきただけで、建物を燃焼させてしまう危険性もあるため実際に戦闘に使うつもりはなかったがこの際仕方ないだろう。
「お前ら!バスケスの射線に入るなよ!」
『りょ、了解ッ!』
「ってお前何してんだ!?」
隊員が射撃の合間に叫ぶ。ドラゴンブレス弾入りのドラムマガジンを装填したバスケス隊員はなんと、予備のTB&PP-5を左手に、先ほど使用したTB&PP-5を右手に持っている。
「お、おい!早まるな!まだお前が死んじゃ」
ババンッババンッババンッババンッババンッ!
バスケス隊員は他の隊員の忠告を無視してまさかの合計2丁による同時射撃を敢行する。反動軽減装置を用い、驚愕の反動軽減率90%を達成したTB&PP-5でなければ不可能な技だ。
TB&PP-5の銃口から放たれたドラゴンブレス弾は綺麗な尾を引き不快生物《G》に着弾、油分を置く含んでいるのだろうか。あっという間に引火して数匹が燃え尽きる。
「よし!その調子で撃ち続けろ!」
先に扉についた隊長は援護射撃を続ける。それに合わせて隊員達は応射を止ませることなく、たどり着いた者から扉の中へと次々に飛び込んでいく。
「よし!これで最後だな!」
ドゴンッ!___ドンッドンッ!
不快害虫《G》との距離が数メートルほどしか空いていない最後の隊員が扉に入る。それを見た隊長は後続の隊員がいないことを確認すると、勢い良く木製のドアを閉める。減速が間に合わなかった不快害虫《G》たちは芋づる式に次々と扉や蔦のようなものが生えた石壁に大きな音を立てて衝突。石壁から少し石の粒が落ちる。
「これじゃ長くは持ちそうにないな・・・仕方がない!前進だ!前進しろ!急げ!」
苔の生えた石壁の様子を見た隊長はハンドサインを交えて言う。
『了解!」
隊員達はただただ不快害虫《G》から逃げるため、先の見えない真っ暗な一本道へとフラッシュライトを照らし進んで行った。
「ど、どうします!?あれ!?」
隊員の一人が焦った口調で言う。
「あ、あれ気持ち悪すぎねぇか!?」
隊員達が見た物。あえてオブラートに包めば台所に巣喰い茶色の見た目をしたとても素早い雑食の大量に繁殖する生き物。ダイレクトに言えば、ゴキブリ。独自の進化を遂げたのか、そのサイズは既知のものと比べても数十倍・・・40センチくらいだ。しかも細部もそのまま巨大化し、もはやゴキブリを眼前で見ている気分になってしまう。それが数十匹、天井にくっついてカサカサと言う音を立てながら這い回っている。まさに地獄絵図だ。集合体恐怖症ならその気持ち悪さもあってイチコロだろう。
「あれ・・・大丈夫なんですかね?」
隊員が見てはならないものを見たような目で隊長に聞く。
「さっきの叫び声でも気づいていないみたいだからな・・・下手に手を出すとまずい」
隊長は動揺を隠せない声で静かに言う。
「お前ら!フラッシュライトを消して物音を立てずに進むぞ!」
「え!?イヤイヤ待ってください!他にも道あるでしょう!?」
まるで嫌がるような声で隊員が言う。
「だがもう時間がない!」
隊長はそう言うと、腕につけた腕時計を指差す。
「ですが!」
「ですがもこうもない!こうしている間にも、陽動部隊を殲滅した敵の援軍がやってくるかもしれないんだぞ!?」
その声で、隊員はやっと気づく。
「・・・わかりました。とっととあそこを通過して、目標を確保しましょう」
「わかってくれたか・・・。バスケス隊員!TB&PP-5を構えておけ!中腰で奴らの真下を通過するぞ!」
『了解・・・』
隊員達はあの不快害虫《G》に対する警戒を怠ることなく、中腰になる。
「た、隊長・・・あなたが先頭行ってくださいよ・・・」
「わかってるって」
第一陸戦隊は隊長を先頭に、不快害虫の真下通過《G》を開始した。
「う・・・うぇ・・・」
隊員達は頭上の不快害虫《G》達が発するひしめき音をこらえながら、ゆっくりと下を通っていく。
カサ・・・カサカサッ・・・
「よし・・・もう直ぐだ・・・もう直ぐ・・・」
不快害虫《G》嫌いの隊員がそう言った直後だった。
キュッ__ドサッ!
『ッ!』
よりにもよって不快害虫《G》のひしめく真下で、隊員が盛大に音を立てて転ぶ。その音を察知した不快害虫《G》達は一斉に捕食活動を開始。次々と天井から舞い降り、隊員達を喰さんとこちらへと向かってくる。
「全員応射ァッ!あの扉まで向かえェッ!」
バババババババババババッ!
隊長が出口があるであろう扉を指差し、隊員達は応射と並行してそこへと向かう。隊員達が銃のトリガーを引き、銃弾が発射されるたびに発生するフラッシュによって幻想的な空間と化していく。
「こ、こいつら予想以上に速いぞ!」
さすが巨大化した不快害虫《G》。速度も尋常ではないほど速く、銃弾をヒョヒョイと避ける。おそらく一般人なら一瞬で追いつかれるだろう。
「おい!バスケス!ドラゴンブレス弾を使えッ!」
「ほいほーい」
隊長が言った『ドラゴンブレス弾』とは、内蔵したアルミやジルコニウム(人口ダイヤ)などの発火性粉末を着火して発砲する銃弾である。発射時に花火のように火が尾を引くことから主に娯楽用として用いられれる。今回はあくまでも威嚇用として持っきただけで、建物を燃焼させてしまう危険性もあるため実際に戦闘に使うつもりはなかったがこの際仕方ないだろう。
「お前ら!バスケスの射線に入るなよ!」
『りょ、了解ッ!』
「ってお前何してんだ!?」
隊員が射撃の合間に叫ぶ。ドラゴンブレス弾入りのドラムマガジンを装填したバスケス隊員はなんと、予備のTB&PP-5を左手に、先ほど使用したTB&PP-5を右手に持っている。
「お、おい!早まるな!まだお前が死んじゃ」
ババンッババンッババンッババンッババンッ!
バスケス隊員は他の隊員の忠告を無視してまさかの合計2丁による同時射撃を敢行する。反動軽減装置を用い、驚愕の反動軽減率90%を達成したTB&PP-5でなければ不可能な技だ。
TB&PP-5の銃口から放たれたドラゴンブレス弾は綺麗な尾を引き不快生物《G》に着弾、油分を置く含んでいるのだろうか。あっという間に引火して数匹が燃え尽きる。
「よし!その調子で撃ち続けろ!」
先に扉についた隊長は援護射撃を続ける。それに合わせて隊員達は応射を止ませることなく、たどり着いた者から扉の中へと次々に飛び込んでいく。
「よし!これで最後だな!」
ドゴンッ!___ドンッドンッ!
不快害虫《G》との距離が数メートルほどしか空いていない最後の隊員が扉に入る。それを見た隊長は後続の隊員がいないことを確認すると、勢い良く木製のドアを閉める。減速が間に合わなかった不快害虫《G》たちは芋づる式に次々と扉や蔦のようなものが生えた石壁に大きな音を立てて衝突。石壁から少し石の粒が落ちる。
「これじゃ長くは持ちそうにないな・・・仕方がない!前進だ!前進しろ!急げ!」
苔の生えた石壁の様子を見た隊長はハンドサインを交えて言う。
『了解!」
隊員達はただただ不快害虫《G》から逃げるため、先の見えない真っ暗な一本道へとフラッシュライトを照らし進んで行った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺の伯爵家大掃除
satomi
ファンタジー
伯爵夫人が亡くなり、後妻が連れ子を連れて伯爵家に来た。俺、コーは連れ子も可愛い弟として受け入れていた。しかし、伯爵が亡くなると後妻が大きい顔をするようになった。さらに俺も虐げられるようになったし、可愛がっていた連れ子すら大きな顔をするようになった。
弟は本当に俺と血がつながっているのだろうか?など、学園で同学年にいらっしゃる殿下に相談してみると…
というお話です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さくら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
ファンタジー
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる