1 / 6
第1話 足手まといと呼ばれた探索者
しおりを挟む
王都から少し離れた辺境の街ガルディア。冒険者ギルドに、ひとりの青年が重い足取りで戻ってきた。
名前はアレン。黒髪で、どこにでもいそうな平凡な顔立ち。だがその瞳は、よく観察すると不思議な光を宿していた。ギルドでは「地味探索者」と呼ばれている。派手な魔法も使えず、剣の腕もずば抜けてはいない。ただ、探索や罠解除、地形把握には妙に長けていた。
「まったく、お前のせいで今日も危なく死ぬところだったんだぞ!」
パーティのリーダー、ルークが怒声を浴びせる。派手な鎧に身を包み、顔もいい。典型的な前衛戦士だ。周りのメンバーはうつむき、誰もアレンをかばおうとはしない。魔法使いのリリアさえ、視線を逸らしていた。
「……俺、何かミスしたか?」
「ミス?お前がいること自体がミスなんだよ!」
ルークはそう言って笑いながら、机を叩いた。ギルドの中の視線が集まる。アレンは苦笑して立ち上がった。
「今日の罠を解除したの、俺なんだけどな。」
「うるせぇ!何もしてないくせに!俺たちがいなきゃ死んでたのはお前の方だ!」
反論するだけ無駄だと悟り、アレンは深く息を吐いた。彼らは戦闘面では優秀だし、悪い奴らではなかった。だが最近は、冒険がうまくいかないと全部自分のせいにする。そんな日々が続いていた。
ルークがため息をつく。
「もういい。アレン、お前をパーティから外す。」
「……は?」
「今すぐだ。ギルドにも届け出てある。これから個人でやってくれ。」
あまりに突然の話に、場の空気が止まった。リリアだけが、わずかに眉をひそめる。
「ルーク、それは少し……」
「おいリリア、俺たちの足を引っ張る奴を連れてどうするんだ?もっと上を目指すんだろ?」
彼女は小さく唇を噛み、それ以上何も言わなかった。
アレンは静かに装備をまとめた。短剣一本、使い古した革鎧、ポーチに少しの金貨。
「あぁ、そうか。今まで世話になった。」
その言葉を最後に、彼はギルドを出た。背中越しに、笑い声が聞こえた気がした。
静かな風が街を抜ける。陽が落ちかけた石畳を、アレンは一人歩いた。
*
アレンのスキル【探索眼】。それは地形や罠、隠された通路などを見抜く、いわば補助系スキルだった。戦闘向きではないため、評価は低い。だが本人も知らない。このスキルには、もう一つの『隠された効果』があった。
それは「物の本質を見抜く」能力。
まだ誰も気づいていないだけで、それは古代の賢者が使っていた叡眼と同系統の力だった。
アレンはぼんやりと夜空を見上げる。星がやけにきれいだった。
「さて……これからどうするかな。」
冒険者カードを見やる。パーティ欄には「空白」の二文字。少し胸が痛むが、妙に清々しい気分でもあった。
その時、耳が動いた。風の中に、微かに「助けて」と言う声。アレンは反射的に立ち止まる。誰も周囲にはいないが、【探索眼】を発動すると、森の奥に小さな光点が見えた。薄く青白く輝く印。明らかに人の反応だ。
「また厄介ごとか……でも放っておけないな。」
アレンは迷わず森へと向かった。
*
鬱蒼とした森の中、枝をかき分けながら進む。やがて、倒木の下に小柄な少女が倒れていた。年は十六、いや十七くらいだろうか。淡い銀髪に白いローブ姿。だがその服の裾は泥で汚れ、呼吸も浅い。
「おい、大丈夫か?」
肩を揺すっても反応がない。倒木をどかすと、足が挟まっていた。アレンは短剣でロープのような根を断ち切り、少女を抱え上げる。意外にも軽かった。
「どこかの貴族の娘か……?」
髪の色が特徴的だ。見たことのない紋章も胸元に縫い付けられている。手当を優先し、アレンは近くの川辺で水を汲み、手持ちの薬草をすり潰して塗った。止血はうまくいったものの、意識は戻らない。
そこで【探索眼】をもう一度使う。視界に淡い光の糸が咲き、少女の体の上に黒いモヤが見える。
「呪い……か?いや、封印?」
思わず眉をひそめる。冒険者パーティでは何百回もこのスキルを使ってきたが、こんなものを見たのは初めてだ。まるで彼女自身の内に何かが閉じ込められているようだった。
「……仕方ない。」
アレンは彼女を自分のキャンプまで運んだ。焚き火を起こし、毛布に包む。やがて夜が更け、森が静かになったころ、少女が微かに身じろぎをした。
「……ここは……?」
「気がついたか。倒れてたんだ。足はもう大丈夫だ。」
少女はぼんやりとアレンを見つめる。星の光を宿したような瞳。整った顔立ちに、どこか気品があった。
「あなたが……助けてくれたのですね。」
小さな声だったが、感謝の色は濃い。アレンはうなずいた。
「ここは森の外れ。魔物も出る、あまり長居しない方がいい。」
「……ありがとうございます。私は……」
少女は言葉を止め、少し考え込んだ様子を見せた。
「エリナ、と申します。」
「そうか。俺はアレン。冒険者だ。もう歩けるか?」
エリナは頷き、立ち上がった。わずかによろけたが、自力で立てるようだ。だがその瞬間、彼女の首にかかるペンダントが微かに光り、アレンの【探索眼】が勝手に反応した。
視界に一瞬だけ浮かんだ言葉——
【王家の印:封印対象指定・第一王女】
「……は?」
思考が止まる。彼女はただの少女ではなかった。王家の人間、それも王女――?
エリナは困ったように微笑んだ。「いずれ話します。でも、今は……お願いです、このことは誰にも。」
アレンは頭をかきながら苦笑した。「まぁ、言う相手もいないけどな。」
その後、焚き火の火が小さく揺れる中、二人の影が並んだ。互いに理由も知らぬまま、運命の歯車は静かに動き始めていた。
アレンはまだ知らない。この出会いが、彼のささやかな人生を〈伝説〉へと変えていくことになるとは。
(第1話 終)
名前はアレン。黒髪で、どこにでもいそうな平凡な顔立ち。だがその瞳は、よく観察すると不思議な光を宿していた。ギルドでは「地味探索者」と呼ばれている。派手な魔法も使えず、剣の腕もずば抜けてはいない。ただ、探索や罠解除、地形把握には妙に長けていた。
「まったく、お前のせいで今日も危なく死ぬところだったんだぞ!」
パーティのリーダー、ルークが怒声を浴びせる。派手な鎧に身を包み、顔もいい。典型的な前衛戦士だ。周りのメンバーはうつむき、誰もアレンをかばおうとはしない。魔法使いのリリアさえ、視線を逸らしていた。
「……俺、何かミスしたか?」
「ミス?お前がいること自体がミスなんだよ!」
ルークはそう言って笑いながら、机を叩いた。ギルドの中の視線が集まる。アレンは苦笑して立ち上がった。
「今日の罠を解除したの、俺なんだけどな。」
「うるせぇ!何もしてないくせに!俺たちがいなきゃ死んでたのはお前の方だ!」
反論するだけ無駄だと悟り、アレンは深く息を吐いた。彼らは戦闘面では優秀だし、悪い奴らではなかった。だが最近は、冒険がうまくいかないと全部自分のせいにする。そんな日々が続いていた。
ルークがため息をつく。
「もういい。アレン、お前をパーティから外す。」
「……は?」
「今すぐだ。ギルドにも届け出てある。これから個人でやってくれ。」
あまりに突然の話に、場の空気が止まった。リリアだけが、わずかに眉をひそめる。
「ルーク、それは少し……」
「おいリリア、俺たちの足を引っ張る奴を連れてどうするんだ?もっと上を目指すんだろ?」
彼女は小さく唇を噛み、それ以上何も言わなかった。
アレンは静かに装備をまとめた。短剣一本、使い古した革鎧、ポーチに少しの金貨。
「あぁ、そうか。今まで世話になった。」
その言葉を最後に、彼はギルドを出た。背中越しに、笑い声が聞こえた気がした。
静かな風が街を抜ける。陽が落ちかけた石畳を、アレンは一人歩いた。
*
アレンのスキル【探索眼】。それは地形や罠、隠された通路などを見抜く、いわば補助系スキルだった。戦闘向きではないため、評価は低い。だが本人も知らない。このスキルには、もう一つの『隠された効果』があった。
それは「物の本質を見抜く」能力。
まだ誰も気づいていないだけで、それは古代の賢者が使っていた叡眼と同系統の力だった。
アレンはぼんやりと夜空を見上げる。星がやけにきれいだった。
「さて……これからどうするかな。」
冒険者カードを見やる。パーティ欄には「空白」の二文字。少し胸が痛むが、妙に清々しい気分でもあった。
その時、耳が動いた。風の中に、微かに「助けて」と言う声。アレンは反射的に立ち止まる。誰も周囲にはいないが、【探索眼】を発動すると、森の奥に小さな光点が見えた。薄く青白く輝く印。明らかに人の反応だ。
「また厄介ごとか……でも放っておけないな。」
アレンは迷わず森へと向かった。
*
鬱蒼とした森の中、枝をかき分けながら進む。やがて、倒木の下に小柄な少女が倒れていた。年は十六、いや十七くらいだろうか。淡い銀髪に白いローブ姿。だがその服の裾は泥で汚れ、呼吸も浅い。
「おい、大丈夫か?」
肩を揺すっても反応がない。倒木をどかすと、足が挟まっていた。アレンは短剣でロープのような根を断ち切り、少女を抱え上げる。意外にも軽かった。
「どこかの貴族の娘か……?」
髪の色が特徴的だ。見たことのない紋章も胸元に縫い付けられている。手当を優先し、アレンは近くの川辺で水を汲み、手持ちの薬草をすり潰して塗った。止血はうまくいったものの、意識は戻らない。
そこで【探索眼】をもう一度使う。視界に淡い光の糸が咲き、少女の体の上に黒いモヤが見える。
「呪い……か?いや、封印?」
思わず眉をひそめる。冒険者パーティでは何百回もこのスキルを使ってきたが、こんなものを見たのは初めてだ。まるで彼女自身の内に何かが閉じ込められているようだった。
「……仕方ない。」
アレンは彼女を自分のキャンプまで運んだ。焚き火を起こし、毛布に包む。やがて夜が更け、森が静かになったころ、少女が微かに身じろぎをした。
「……ここは……?」
「気がついたか。倒れてたんだ。足はもう大丈夫だ。」
少女はぼんやりとアレンを見つめる。星の光を宿したような瞳。整った顔立ちに、どこか気品があった。
「あなたが……助けてくれたのですね。」
小さな声だったが、感謝の色は濃い。アレンはうなずいた。
「ここは森の外れ。魔物も出る、あまり長居しない方がいい。」
「……ありがとうございます。私は……」
少女は言葉を止め、少し考え込んだ様子を見せた。
「エリナ、と申します。」
「そうか。俺はアレン。冒険者だ。もう歩けるか?」
エリナは頷き、立ち上がった。わずかによろけたが、自力で立てるようだ。だがその瞬間、彼女の首にかかるペンダントが微かに光り、アレンの【探索眼】が勝手に反応した。
視界に一瞬だけ浮かんだ言葉——
【王家の印:封印対象指定・第一王女】
「……は?」
思考が止まる。彼女はただの少女ではなかった。王家の人間、それも王女――?
エリナは困ったように微笑んだ。「いずれ話します。でも、今は……お願いです、このことは誰にも。」
アレンは頭をかきながら苦笑した。「まぁ、言う相手もいないけどな。」
その後、焚き火の火が小さく揺れる中、二人の影が並んだ。互いに理由も知らぬまま、運命の歯車は静かに動き始めていた。
アレンはまだ知らない。この出会いが、彼のささやかな人生を〈伝説〉へと変えていくことになるとは。
(第1話 終)
0
あなたにおすすめの小説
転生貴族の領地経営〜現代知識で領地を豊かにして成り上がる
初
ファンタジー
ネーデル王国の北のリーディア辺境伯家には天才的な少年レイトがいた。しかしその少年の正体は現代日本から転生してきた転生者だった。
レイトが洗礼を受けた際、圧倒的な量の魔力やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のレイトを辺境伯領の北の異種族の住むハーデミア領を治める領主とした。しかしハーデミア領は貧困に喘いだ貧乏領地だった。
これはそんなレイトが異世界の領地を経営し、領地を豊かにして成り上がる物語である。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
異世界最底辺職だった俺、実は全スキルに適性Sだった件~追放されたので田舎でスローライフしてたら、気づいたら英雄扱いされてた~
えりぽん
ファンタジー
最底辺職「雑用士」として勇者パーティーを支えていたレオンは、ある日突然「無能」と罵られ追放される。
だがその瞬間、封印されていた全スキルの適性が覚醒。
田舎でのんびり生きるつもりが、いつの間にか魔物を絶滅させ、王女を救い、国を動かす存在に――?
本人まったく自覚なし。にもかかわらず、世界が勝手に彼を「伝説」と呼びはじめる。
ざまぁ有り、ハーレム有り、そして無自覚最強。
誰にも止められない勘違い英雄譚が、いま動き出す。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
72時間ワンオペ死した元球児、女神の『ボッタクリ』通販と『絶対破壊不能』のノートPCで異世界最強のコンビニ・スローライフを始める
月神世一
ファンタジー
「剣? 魔法? いいえ、俺の武器は『鈍器になるノートPC』と『時速160kmの剛速球』です」
あらすじ
ブラックコンビニで72時間連続勤務の末、過労死した元甲子園優勝投手・赤木大地。
目覚めた彼を待っていたのは、コタツでソシャゲ三昧のダメ女神・ルチアナだった。
「手違いで死なせちゃった☆ 詫び石代わりにこれあげる」
渡されたのは、地球のAmazonもGoogleも使える『絶対破壊不能』のノートPC。
ただし、購入レートは定価の10倍という超ボッタクリ仕様!?
「ふざけんな! 俺は静かに暮らしたいんだよ!」
ブラック労働はもうこりごり。大地は異世界の緩衝地帯「ポポロ村」で、地球の物資とコンビニ知識、そして「うなる右腕(ジャイロボール)」を武器に、悠々自適なスローライフを目指す!
……はずが、可愛い月兎族の村長を助けたり、腹ペコのエルフ王女を餌付けしたり、気づけば村の英雄に!?
元球児が投げる「紅蓮の魔球」が唸り、女神の「ボッタクリ通販」が世界を変える!
異世界コンビニ・コメディ、開店ガラガラ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる