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第1話 追放された「雑用」
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カイは土埃の舞う訓練場の真ん中で、ぽつんと立ち尽くしていた。
肩にかけた鞄の中は軽い。今までの旅で得た金貨も、仲間への信頼も、もう残っていなかった。
「はっきり言うけどさ、お前は足手まといなんだよ、カイ。」
鋭い声で言い放ったのは、パーティのリーダー、剣士のライルだった。
銀の剣をくるりと回し、得意げに笑うその顔には、かつての友情の影すらない。
「俺たちはBランクに昇格した。これ以上、戦いに慎重すぎる奴はいらねぇんだよ。」
「……でも、俺なりに役には立ってきたつもりだ。」
しぼり出した言葉が、乾いた空気に消えた。
カイのスキルは「雑用」。探索の際の明かりを灯したり、荷物整理を瞬時に行ったり、怪我をした仲間を応急手当てしたり──。
確かに地味だ。それでも、誰かの役に立てると信じて頑張ってきた。
「ははっ、雑用スキルで魔物を倒せるとでも思ってんのか?」
短杖を手にした魔法使いのミーナが鼻で笑う。「姉さん、もう放っとこうよ。」と僧侶のリアナが苦笑した。
誰もカイをまっすぐ見ようとしない。
「……分かった。出ていくよ。」
カイは荷物をまとめ、最後に仲間たちに頭を下げた。
「今まで、ありがとう。」
「二度と顔見せんなよ、落ちこぼれが!」
ライルの罵声を背に、カイは振り返らずにギルドを後にした。
*
日は傾き、街外れの森に足を踏み入れたころには、もう空が紫色に染まりつつあった。
荷物の軽さが、胸の重さを強調する。空気が冷たく、息を吐くたび白く曇った。
(俺、本当に何もできないのか……?)
スキルウィンドウを開けば、いつもの淡い光文字が浮かぶ。
【固有スキル:雑用(レベル3)】
【効果:あらゆる補助的行為に補正を与える】
補助的行為って、どこまでが範囲なんだろう。
食事の用意、治療の応急、物の運搬……確かに補助だ。でも「補助に補正」がかかるって、曖昧すぎる。
ため息をつきながらも、カイは野営の準備を始めた。
焚き木を集め、火打ち石を打つ。だが火はなかなかつかない。
焦り始めたそのとき、不思議なことが起きた。
ぱち、と火花が大きく散る。焚き木が一瞬で炎を上げた。
慣れない強い火力に驚いて後ずさるカイ。
「今の、補正……なのか?」
焚き火の炎は不思議な安定感を放っている。煙がほとんど出ない。
まるで焚き火が「理想的な状態」に自動で調整されたかのようだった。
試しに、傍の枯れ枝を拾い、ナイフで削ってみる。手が軽い。切れ味も滑らか。
雑用の一環としての作業——その補助精度が極端に上がっている。
「ひょっとして、これ……普通のスキルじゃないのか?」
それでも信じきれない。だって、自分は“無能”と呼ばれてきたのだ。
魔物と戦う力も、派手な魔法もない。
思考を中断させたのは、森の奥から聞こえた唸り声だった。
ガサリ、と草むらが揺れ、金色の瞳が闇の中から現れる。
巨大な灰色の狼。体長は三メートルを超えている。
その毛並みには魔力の残滓が漂っていた。下級魔獣ではなく、危険指定種だ。
「……アルファウルフ……!」
逃げなくちゃ。そう思った瞬間には、体が固まっていた。
足が震え、息が詰まる。
「お前……まだ生きてる人間か?」
声が、聞こえた。
狼が、喋った。
カイは混乱した。古代語ではない。確かに、今のは共通語だ。
喉を鳴らして答える。
「な、何を……?」
「我はこの森の番だ。久しく人の気配などなかった。お前の炎……妙なる気配だな。」
その金の瞳が、まっすぐにカイを見据える。
獣ながら、軽い敵意と、わずかな興味が混じっている。
「まさか、こいつも……俺のスキルの影響で?」
狼は唸りを止め、鼻を鳴らした。「貴様、怯えるな。興味があるだけだ。」
その声の低さに反応し、カイは我に返った。腰の短剣を握る。
だが、武器を構えた瞬間――視界に光の文字が浮かんだ。
【対象:アルファウルフ】
【雑用補助開始】
【調整結果:敵対解除/友好行為推奨】
「はぁっ!?な、なんだこれっ!」
目の前の狼が、唸りをやめ、尻尾を軽く振った。
まるで、敵ではなく“仲間”を認識したかのように。
そして狼が口を開く。
「……奇妙だな、人間。何故かお前といると、心が穏やかになる。」
カイの脳裏を雷のようなひらめきが走る。
“雑用”とは、どんな環境でも最適化し、補助するスキルなのではないか。
それは、火おこしや荷物運びだけでなく、存在そのもののバランスすら補正する。
もしそうなら——。
「……俺は、もしかして……最強なのか?」
自嘲気味につぶやき、すぐにその考えを振り払う。
そんな都合のいい話があるはずがない。
けれど、狼は静かに頭を垂れた。
「我が名はフェンリルト。お前の主従となろう。」
「は、はぁ!? ちょ、ちょっと待っ……!」
「力を貸す。ただし共に戦うなら、心を許せ。」
唐突な展開に呆気を取られながらも、カイは手を差し出した。
その手を、巨大な狼が鼻先で触れ、契約の光が辺りを包む。
淡い金色の紋章がカイの手に宿った。
【新スキル派生:契約補助】の文字が浮かぶ。
彼の心臓が高鳴った。何かが始まった。
これがただの“雑用”なわけがない。
*
夜明け前、森の影を抜け出すと、遠くに新しい街の灯が見えた。
冷たい風が頬を撫でる。隣には、静かに歩くフェンリルトの姿がある。
「行こう。これから、どうするかは分からないけど。」
「ふむ、人間。お前の旅は、まだ始まったばかりだ。」
カイは一度だけ森を振り返った。
そこにはもう、追放された孤独な青年の姿はなかった。
あるのは、運命の歯車を回し始めた“無自覚な最強”だけ。
(続く)
肩にかけた鞄の中は軽い。今までの旅で得た金貨も、仲間への信頼も、もう残っていなかった。
「はっきり言うけどさ、お前は足手まといなんだよ、カイ。」
鋭い声で言い放ったのは、パーティのリーダー、剣士のライルだった。
銀の剣をくるりと回し、得意げに笑うその顔には、かつての友情の影すらない。
「俺たちはBランクに昇格した。これ以上、戦いに慎重すぎる奴はいらねぇんだよ。」
「……でも、俺なりに役には立ってきたつもりだ。」
しぼり出した言葉が、乾いた空気に消えた。
カイのスキルは「雑用」。探索の際の明かりを灯したり、荷物整理を瞬時に行ったり、怪我をした仲間を応急手当てしたり──。
確かに地味だ。それでも、誰かの役に立てると信じて頑張ってきた。
「ははっ、雑用スキルで魔物を倒せるとでも思ってんのか?」
短杖を手にした魔法使いのミーナが鼻で笑う。「姉さん、もう放っとこうよ。」と僧侶のリアナが苦笑した。
誰もカイをまっすぐ見ようとしない。
「……分かった。出ていくよ。」
カイは荷物をまとめ、最後に仲間たちに頭を下げた。
「今まで、ありがとう。」
「二度と顔見せんなよ、落ちこぼれが!」
ライルの罵声を背に、カイは振り返らずにギルドを後にした。
*
日は傾き、街外れの森に足を踏み入れたころには、もう空が紫色に染まりつつあった。
荷物の軽さが、胸の重さを強調する。空気が冷たく、息を吐くたび白く曇った。
(俺、本当に何もできないのか……?)
スキルウィンドウを開けば、いつもの淡い光文字が浮かぶ。
【固有スキル:雑用(レベル3)】
【効果:あらゆる補助的行為に補正を与える】
補助的行為って、どこまでが範囲なんだろう。
食事の用意、治療の応急、物の運搬……確かに補助だ。でも「補助に補正」がかかるって、曖昧すぎる。
ため息をつきながらも、カイは野営の準備を始めた。
焚き木を集め、火打ち石を打つ。だが火はなかなかつかない。
焦り始めたそのとき、不思議なことが起きた。
ぱち、と火花が大きく散る。焚き木が一瞬で炎を上げた。
慣れない強い火力に驚いて後ずさるカイ。
「今の、補正……なのか?」
焚き火の炎は不思議な安定感を放っている。煙がほとんど出ない。
まるで焚き火が「理想的な状態」に自動で調整されたかのようだった。
試しに、傍の枯れ枝を拾い、ナイフで削ってみる。手が軽い。切れ味も滑らか。
雑用の一環としての作業——その補助精度が極端に上がっている。
「ひょっとして、これ……普通のスキルじゃないのか?」
それでも信じきれない。だって、自分は“無能”と呼ばれてきたのだ。
魔物と戦う力も、派手な魔法もない。
思考を中断させたのは、森の奥から聞こえた唸り声だった。
ガサリ、と草むらが揺れ、金色の瞳が闇の中から現れる。
巨大な灰色の狼。体長は三メートルを超えている。
その毛並みには魔力の残滓が漂っていた。下級魔獣ではなく、危険指定種だ。
「……アルファウルフ……!」
逃げなくちゃ。そう思った瞬間には、体が固まっていた。
足が震え、息が詰まる。
「お前……まだ生きてる人間か?」
声が、聞こえた。
狼が、喋った。
カイは混乱した。古代語ではない。確かに、今のは共通語だ。
喉を鳴らして答える。
「な、何を……?」
「我はこの森の番だ。久しく人の気配などなかった。お前の炎……妙なる気配だな。」
その金の瞳が、まっすぐにカイを見据える。
獣ながら、軽い敵意と、わずかな興味が混じっている。
「まさか、こいつも……俺のスキルの影響で?」
狼は唸りを止め、鼻を鳴らした。「貴様、怯えるな。興味があるだけだ。」
その声の低さに反応し、カイは我に返った。腰の短剣を握る。
だが、武器を構えた瞬間――視界に光の文字が浮かんだ。
【対象:アルファウルフ】
【雑用補助開始】
【調整結果:敵対解除/友好行為推奨】
「はぁっ!?な、なんだこれっ!」
目の前の狼が、唸りをやめ、尻尾を軽く振った。
まるで、敵ではなく“仲間”を認識したかのように。
そして狼が口を開く。
「……奇妙だな、人間。何故かお前といると、心が穏やかになる。」
カイの脳裏を雷のようなひらめきが走る。
“雑用”とは、どんな環境でも最適化し、補助するスキルなのではないか。
それは、火おこしや荷物運びだけでなく、存在そのもののバランスすら補正する。
もしそうなら——。
「……俺は、もしかして……最強なのか?」
自嘲気味につぶやき、すぐにその考えを振り払う。
そんな都合のいい話があるはずがない。
けれど、狼は静かに頭を垂れた。
「我が名はフェンリルト。お前の主従となろう。」
「は、はぁ!? ちょ、ちょっと待っ……!」
「力を貸す。ただし共に戦うなら、心を許せ。」
唐突な展開に呆気を取られながらも、カイは手を差し出した。
その手を、巨大な狼が鼻先で触れ、契約の光が辺りを包む。
淡い金色の紋章がカイの手に宿った。
【新スキル派生:契約補助】の文字が浮かぶ。
彼の心臓が高鳴った。何かが始まった。
これがただの“雑用”なわけがない。
*
夜明け前、森の影を抜け出すと、遠くに新しい街の灯が見えた。
冷たい風が頬を撫でる。隣には、静かに歩くフェンリルトの姿がある。
「行こう。これから、どうするかは分からないけど。」
「ふむ、人間。お前の旅は、まだ始まったばかりだ。」
カイは一度だけ森を振り返った。
そこにはもう、追放された孤独な青年の姿はなかった。
あるのは、運命の歯車を回し始めた“無自覚な最強”だけ。
(続く)
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